黒猫「『アイカツ』……?」
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桐乃「はぁ〜ん、おとめちゃん可愛いよぅ。フヒヒッ」

黒猫「あなた、今度は何のアニメにハマっているわけ?」

桐乃「『アイカツ!』よ。みんな可愛いけど、その中でもおとめちゃんが妹みたいでチョー可愛いの!」

黒猫「ああ、いい大人もだらしなく遊んでいるゲームのアニメね」

桐乃「見てて思ったんだけどさ、このユリカ様って子、あんたに似てない?」

ユリカ様(テレビ)『そんなにユリカ様に血を吸われたいの?』

黒猫「……私はこんなに痛いキャラではないわ」

桐乃「ユリカ様はアイドルの設定として吸血鬼キャラやってんの。ガチ厨二病のあんたよりマシだと思うケド!」

 

〜一週間後〜

 

桐乃「おとめた〜ん♪ぽわぽわプリリン♪」

黒猫「っふ……相も変わらずまたアイドルアニメ?」

桐乃「うっさい。あんたは可愛くないけど、同じゴスロリキャラでもユリカ様の方が何倍も可愛い」

 

黒猫「言ってくれるわね。そんなに私に血を吸われた……ハッ!?」

(桐乃ジト目)

黒猫「な、何かしら?」

桐乃「あんたも見た?」

黒猫「なな何の事?」

桐乃「……ユリカ様の好きなブランド、ゴシックロリのプレミアムコーデ、チョー可愛いよね」

黒猫「『ロリゴシック』よ、間違えるなんてあなたもまだまだハッ!?」

桐乃「やっぱり見てんじゃん。しかも同じゴスロリキャラのユリカ様気に入ってんじゃん」

黒猫「っふ……ふふふ、誤解しないで頂戴。たまたま波長が合っただけよ。決してアイカツに夢中になっているわけではないわ」

黒猫「珠姫が見ているから自然と私も見てしまって、たまたま彼女と波長が合った。それだけよ」

京介「ただいまー……っと、黒猫来ていたのか」

黒猫「先輩……」

京介「またアニメ見てるのか、お前達……お、これこの前黒猫がやってたゲームのアニメか」

黒猫「!!?」

桐乃「あんた、チョーハマってんじゃん! 立派なアイカツおじさんになって!」

黒猫「黙りなさい! ええ、そうよ。この千葉の堕天聖が愚かにもまばゆいばかりに輝かしいアイドルが活躍するアニメに夢中になっているわ。だから何?」

桐乃「うわ、逆ギレ」

京介「いいじゃないか、何のアニメにハマっても。それに、この前プレイしていた時に使っていたキャラの格好、黒猫なら似合いそうだぞ」

黒猫「……そ、そうかしら?」

京介「同じゴスロリだし、ピッタリだろ」

黒猫「せ、先輩がそう言うなら……」

桐乃「おいおい」

 

〜コミケ当日〜

 

沙織「……と言う事で、我々でアイカツのコスプレをやってみたでござる! どうですか、京介氏!」

京介「全員よく似合ってるんじゃないか。誰がどのキャラかわからんが」

沙織「最初はソレイユの三人にしようと思いましたが、やはり黒猫氏にはユリカ様が似合うと思いまして、トライスターにしました」

沙織「で、きりりん氏は美月ちゃん、拙者はかえでちゃんのコスプレでござる!」

京介「なるほど、さっぱりわからん。見ていないからな」

桐乃「今バンダイチャンネルで無料放送してるから見ろ。これは命令だから」

京介「命令かよ……」

(満足そうな黒猫)

京介「よく似合ってるぞ、黒猫」

黒猫「っふ――」

 

黒猫「黙りなさい。そんなにこの黒猫様に血を吸われたいの?」

説明
思いつくままに書き殴った、俺妹とアイカツの二次創作です。小説の体ではなくSS風な形式になっています、ご了承ください
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない アイカツ! 黒猫 

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