魔法少女リリカルなのは終焉者と魔法少女達『のどかな時間』
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GWから数日が経ち重症だった怪我も完治した俺はいつもの高台に訪れて射撃の練習をしていた。

 

 

尚哉「それじゃあラスト一回…やっていこうか」

 

 

俺は左手に持つ空き缶を空高く真上に投げて右手で持っているディエンドで狙い撃ちその魔力弾は空き缶に当たり更に上へと上がっていく。

 

 

 

ディエンド[35…36]

 

 

俺が当てた回数を数えるディエンド、だが当て続けることで空き缶のある高さはここから見たら豆粒以下の小ささまでなっている、故にかなりの命中精度が求められるのだ。

 

 

尚哉「くっ!」

 

 

ディエンド[98…99…100!そこまで]

 

 

ディエンドに終了の合図をかけられると俺は撃ち方をやめると空き缶が重力に従って物凄い速さで落ちてくる。

 

 

尚哉「っ!こいつでラスト!」

 

 

俺はディエンドを構えてタイミングを合わせて魔力弾を放ち空き缶に当ててごみ箱に入れる。

 

 

尚哉「…ふぅ…ディエンド今回の評価は?

 

 

ディエンド[まあ、85点ですかね]

 

 

尚哉「まだまだ修行が足りないか…そんじゃあはやてが家で朝食作って待ってるはずだから行こうか」

 

 

ディエンド[はい、マスター]

 

 

俺は練習を止めて家に帰る帰路を通る。

 

 

GWが終わっても俺の怪我は治らず学校は発熱ということで休んでいた、そして昨日…俺とディエンドは次元震があったのは確認済みだった。

 

 

ということは=今日は時空管理局が…というかKYクロノが乱入してくる日なのである。

 

 

そんなことを思っていると無事に家まで到着し中へと入りいつも通りにこう言った。

 

 

尚哉「ただいま〜」

 

 

はやて「おかえり〜尚哉くん」

 

 

禀「おはよ、尚哉例のトレーニングか?まあほどほどにしておけよ」

 

 

楓「おかえりなさい、尚哉くん」

 

 

そこにいたのは家主であるはやてとGWから友達になり案外家が遠くなかったので朝食を共にすることにした土見禀と芙蓉楓の姿がそこにあった。

 

 

はやて「尚哉くん、お風呂沸かしといたから入ってきい」

 

 

尚哉「そうかそれじゃあお言葉に甘えて」

 

 

そういって俺は制服をもって風呂場に向かった。

 

 

あんな出来事が…そして俺の全てを知ったのに関わらず今以上に接してくれるみんなに感謝しないとな…

 

 

 

朝食をとった後、俺と稟達は学校向かうため登校の道を歩いていた。

 

 

尚哉「なあ、稟、学校の方は?どうだったんだ?やっぱ回りの奴等は納得いっていないのか?」

 

 

俺が思っていたことそれは稟に対するいじめだ、楓の仲が戻ったと言っても周りの生徒達ははいそうですかというはずがない。

 

 

稟「それについてなんだけどさ、尚哉のいった通りだ、初めは認めないやつもいたけどさ勇翔が一喝してからなにもされなくなったんだ」

 

 

尚哉「そうか…勇翔の奴…」

 

 

尚哉(あっちだけでも精一杯なはずなのだがな)

 

 

そう思っていると学校にたどり着き、教室の前になのはと勇翔の姿を見つける。

 

 

尚哉「勇翔!なのは!おはよ」

 

 

なのは「あ…尚哉くん、それに稟くんと楓ちゃんも」

 

 

なのはは平然を装うが内心は落ち着いてはいないことに気がついた。

 

 

 

稟「そういえばどうしたんだ?なかに入らないのか?」

 

 

勇翔「実はな…中にはあいつがいるから入ったら…わかるだろ?」

 

 

ああ…なるほど

 

 

尚哉「全くこの頃来ないから飽きられたと思ったが…少々痛い目に見てもらおうかな…勇翔…稟少し手伝え」

 

 

俺はそう言って俺と勇翔ドアの両端に立ち稟が正面にたち俺達は何も喋らずに意思を伝えて俺はドアを開けると…

 

 

???「なのはちゃん!楓ちゃん!ようこそ俺様の胸のもとへ!」

 

 

いきなり謎の男の子が出てきて稟に抱きつくが稟はそんな男の腹にパンチを繰り出し後ろによろけると俺と勇翔の回し蹴りが炸裂し男は後ろに吹き飛び地面に叩きつけられ気絶し俺達は男を素通りで席に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談だが吹き飛ばした男の名は緑葉樹、一応友達なのだが性格が女たらしである。

 

 

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学校が終わり俺と禀達は直ぐに家に戻った、あることを教えるためにだ。

 

 

はやて「そうそう、そんな感じや」

 

 

 

楓「はい」

 

 

只今はやてが楓に料理を教えているのだ。

 

 

禀「なあ、尚哉」

 

 

尚哉「なんだ?」

 

 

禀「尚哉って料理とか作れるのか?」

 

 

尚哉「ああ作れるぞ」

 

 

禀「マジてか!」

 

 

尚哉「男が作るのがそんなに変か!」

 

 

そんなたわいもない話をしているときだった、その時ジュエルシードの反応を感知する。

 

 

禀「どうしたんだ?」

 

 

 

いち早く俺の異変に気づいたのは近くにいた禀であった。

 

 

それに連鎖するように楓とはやてもこちらを向く。

 

 

尚哉「いや、何、どうやら久しぶりに戦いに出ることになりそうだ」

 

 

そういって俺はディエンドを持って家をと思ったがはやてが出口前で立ちはだかる。

 

 

はやて「尚哉くん、ちょう、ディエンド起動して」

 

 

尚哉「今此所でか?…わかったよ」

 

 

俺ははやてに言われるままにディエンドを起動する。

 

 

はやて「ディエンド借りるで」

 

 

そしてはやては俺の手から離れると小声で何か言い争っているのかそれから一分そこらでなんと!予備のカートリッジのマガジン4つを取りだしそれをはやてが持ってディエンドは、はやてに返される。

 

 

 

尚哉「あの、はやて何故換えのマガジンを持ってるんだ?」

 

 

はやて「勿論。尚哉くんが無茶しいひんためやでカートリッジはディエンドに入っとる7発だけです」

 

 

尚哉「…わかったわかった、はやてが一度言い出すと言うこと聞かないしな」

 

 

俺はそう思ってディエンドを待機状態に戻して現場へと向かった。

 

 

 

説明
はやて達に自分の真実を話、受け入れてもらえた尚哉、そして怪我が完治するまで動かずにいた。
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