戦姫絶唱シンフォギア 黒衣の剣士と装者達 |
「今度は私が相手です」
最後の相手は翼か・・・剣だしどうやって戦おうかな?
『剣で戦えばいいではないですか』
いや、それはそうなんだけどね。
まあどれだけの実力かも知りたいしな・・・剣でいくか。
『了解しました』
「構えないんですか?」
「まあまあ・・・ソル、セットアップ」
『スタンバイレディ、セットアップ!』
俺の服装がいつものバリアジャケットに変化する。
そして、背中の鞘に収まっているソルを抜き放つ。
「さて、それじゃあ始めようか」
翼は既にシンフォギアを装着してるしね。
あれが、「((天羽々斬|あめのはばきり))」ね。
カッコいいな。
『それじゃ・・・模擬戦、開始!』
「〜〜〜〜〜〜♪」
こちらも違う歌を歌う。やはり現役歌手なだけあって歌は上手い。
あ、響やクリスが歌が下手って言ってるわけじゃないからな?
翼は歌いながら手に出した剣で俺に斬りかかってくる。
俺はそれを右手に持った剣で受け止める。
俺はすぐに引く。
今度はこっちの番!
俺は剣を魔力で覆う。
「“斬岩剣”!!」
俺は思いっきり振りかぶるが、そこは翼。たやすく避ける。
そのまま振り下ろすと、翼の後ろにあった岩がまつで元からそうであったように真っ二つになる。
「っ」
歌いながらもその光景を見て驚いている翼。
俺はそれを見逃さない。
瞬動で翼の懐まで入り込み、腹にきつい一撃を柄で叩き込む。
「かはっ・・・」
翼は痛がりながらも後退して歌いつづける。
そして翼の剣が輝くと、翼は飛び上がる。
そして、翼の剣から輝きが斬撃の軌跡となって俺に向かってくる。
【蒼ノ一閃】
へぇ・・・でも、そこまで隙のある攻撃は相手が動けない状況で使うべきだぜ!
「六つ星神器、((電光石火|ライカ))!!」
俺は足に装着した((電光石火|ライカ))でその斬撃を避ける。
「さすがだな・・・」
降りてきた翼に俺はそう言う。
「あなたに聞きたい事があります」
翼はそう言ってきた。
「何だ?」
気になり俺は聞く。
「あなたが魔法を使えるというのは本当ですか?」
翼はいきなりそんな事を聞いてきた。
今回はちょっと短くなりましたね。
すいません。後で後編を出します。
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模擬戦 翼編前編 | ||
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