真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第七十六話 激突!スターズVS戦闘機人 |
西方面に現れたガジェット達を破壊していくスターズ
しかし、スバルはどこか上の空だった
そんな状態ではまともに戦えるはずもなく、隙だらけだった
ここら辺のガジェットは、ルーテシアの召喚虫による強化はされていない為、倒すのに苦労しないのだが、先ほどからスバルはティアナに助けてもらっているばかりだ
ティアナ「スバル!! あんた、いい加減にしなさいよ!!!」
スバルに対して怒鳴る ティアナ
当然だろう
このままだとスバルが危険なのだから
スバル「ごめん、ティア…………」
謝るスバルだが、やはり上の空状態だ
逸れたギンガが心配で仕方ないのだろう
ティアナ(今は空で なのはさんがガジェットU型を落して居る。スバルを援護出来るのは私だけ……………けど、限度があるわよ? スバル)
スバルが必ず視界に入る所に立ち、彼女を援護しながらガジェットを撃ち落として行く ティアナ
しかし、スバルがこの状態では上手い連携も取れない
まさに危機的状態である
そして、遂に戦闘機人達が現れる
ティアナ「っ!!」
ティアナ達に向けてエネルギー砲が既に放たれていた
ディエチのIS ヘヴィバレルだ
ティアナ「この距離じゃ躱せない!!!」
流石に不味いと焦る ティアナ
しかし、どうすることも出来ない
ここまでか………………
ティアナは目を瞑る
しかし、その必要はなかった
なのは「ディバインバスター!!!」
エネルギー砲を砲撃魔法で弾き飛ばす なのは
なのは「ティアナ、最後まで諦めちゃダメ」
ティアナ「なのはさん……………すみません。それと助かりました」
そして、なのははスバルの方を見る
なのは「スバル! ギンガの事が気になるのはわかる。けど、ここは戦場! 考え事してて勝てると思う?」
スバル「………………」
スバルは俯き、何も答えない
なのは「スバル、あなたがちゃんとしないと、ティアナが危険な目に遭うよ?」
スバル「っ!!」
なのはに視線を合わせる スバル
なのは「スバルが知りたかった勇気は、仲間を………友達を危険な目に遭わせることなの?」
スバルは、なのはにそう言われ、嘗ての会話を思い出す
あれは六課に入ってから少し経った日のことだ
昼食をなのはと共に食べながら、話していた
なのははスバルに問うた
何故、魔導師になったの?と
そして、スバルは顔を赤らめながら答えた
勇気の意味を知りたくて…………
スバルは、自分の夢がその答えの先にあると信じているのだ
スバル「………………………」
スバルは目を閉じて、心を落ち着かせる
勇気の意味
それは既にわかっていた
尊敬する なのはの背中を見続けてきた
スバル(私も何時か……………あの時のように)
スバルは目を開き、なのはと視線を合わせる
スバル「違います…………私にとっての勇気は、ティアを………仲間と共に戦い抜き、守る事です!!!!」
自分の見つけた勇気の意味を、なのはに叫ぶ スバル
この答えが決して正しいとは限らない
しかし、これがスバルの見つけ出した答えなのだ
なのはは笑みを浮かべる
なのは「じゃあ、今スバルがすべきこと…………何かわかるよね?」
スバル「はい!!!!!」
パチパチパチパチ
突如、拍手の音が響く
その正体は、
クアットロ「とっても見ごたえがありましたよ〜 あなた達の下らない茶番わね〜」
クアットロだ…………
なのは「茶番なんかじゃない。今のは彼女の決意と覚悟。あなたなんかに否定はさせない」
クアットロを睨み付ける なのは
クアットロ「クククククク、ならば私が面白い茶番を見せてあげますわ〜」
なのは「何?」
クアットロ「開幕よ〜 名付けて……………六課の最後、何てね」
クアットロが下種の笑みを浮かべる
なのは「この襲撃はあなたの!!」
クアットロ「ええ、そうよ………私が考えたシナリオよ。今日で六課は滅ぶのよ〜 ククククハハハハハハ!!!!!!!!!」
なのは「させない………あなた達を捕まえる!!!」
なのはがそう叫んだ瞬間、彼女に向かってエネルギー方が放たれる
またもディエチだ
なのは「クッ」
流石に砲撃を撃つには時間が足りない
その為、プロテクションで守る
クアットロ「さて、先ずはあなた達を潰しましょうか〜 その後にメインディッシュ………六課を木端微塵にして上げるわ!!!!!」
なのは「させない!!! 行くよ!!!! ティアナ!! スバル!!!」
ティアナ&スバル「「はい!!!!!」」
クアットロ「ククククククククク、楽しませてあげる」
ティアナ「アンタの幻影は効かない!!!」
ティアナはクアットロの幻影を看破している
クアットロ「そうね〜 だから邪魔なのよね〜」
クアットロがそう言うと、地面から水色の髪の女性が出て来る
ティアナ「なっ!!!!」
セイン「よいしょっと!」
動揺したティアナを殴り飛ばす セイン
クアットロ「その生意気なガキを任せるわ〜」
セイン「はいよ、まぁ戦いは苦手分野だが」
ティアナ「チッ 退け!!!」
セインに向かって魔力弾を撃つ
セイン「危な!!」
地面に潜って、それを躱す
ティアナ「何!?」
驚く ティアナ
彼女は地面に仕掛けがあるのではと思い、彼女が潜った所まで向かう
そして、そこら辺を強く踏み込んだりする
しかし、ティアナが潜れることはなかった
ティアナ(という事は、地面に潜れる能力)
ティアナの予想は概ね当たっている
セインのIS ((無機物潜行|ディープダイバー))
名の通り、無機物の中に潜れるのだ
ティアナ「厄介極まりないわね!!」
ティアナは回りを見渡して行く
ティアナ(何所だ? 何所から出て来る?)
セイン(後ろからだよ〜)
ティアナの死角から現れ、ティアナを殴ろうろする セイン
しかし、それをスバルが許さない
スバル「やぁ!!!!」
逆にスバルに殴られ、吹き飛んでしまう セイン
セイン「痛った!!!! なんちゅう痛いパンチだ!!」
涙目でスバルを睨む セイン
ティアナ「ファントムブレイザー!!!!!」
すかさず射撃魔法で追い打ちを仕掛ける ティアナ
セイン「ヤバッ!!!」
しかし、地面に潜られる
クアットロ「中々やるわね、ガキ」
ティアナ「そういうアンタは大したことないわね、オバサン」
挑発し合う2人
クアットロ「フン、口のきき方を知らない下品なガキね。まぁいいわ、それよりもそこのガキ」
スバルを指しているようだ
クアットロ「こんな所に居てもいいの?」
スバル「え?」
クアットロ「あなたのお姉さん………………もう死んでるかもよ?」
スバルの顔が青ざめる
なのは「ギンガに何をしたの!!!!」
ディエチと砲撃の撃ちあいをしながら、クアットロに問う なのは
クアットロ「ククククク、今頃チンクちゃんとノーヴェちゃんにバラバラにされているかもね〜 そう思わない? ねぇ同士」
クアットロはスバルに同士という
これはどういう意味なのか?
スバル「同士なんかじゃない!!!!」
スバルはクアットロの言葉を否定する
なのは「スバル!!! ここはいいから、ギンガの救援に行きなさい!!!」
スバル「なのはさん…………はい!!」
スバルはその場を去って行く
なのは「教えてもらうよ? さっきの発言の意味を」
なのははクアットロの前に立つ
クアットロ「アラ? 私が何か言ったかしら? 御免なさいね〜 最近物忘れが酷くて〜」
惚ける クアットロ
なのは「大丈夫……………思い出させてあげるから」
〜スバル視点〜
スバルはギンガの元へと走って行く
何所に居るかはわからないはずだ
しかし、何故かギンガに近づいているのがわかる
道も迷う事が無い
虫の知らせと言う奴なのかもしれない
そして、辿りつく
そして、スバルの目に映ったものは……………………
ノーヴェ「一足遅かったな」
左腕を切断され、体中傷だらけのギンガだった
スバル「ギン姉ェェェェ!!!!!!!」
スバルの叫びが木霊するも、ギンガは目を覚まさない
果たして、彼女は生きているのか? それとも……………
いや〜 本当はもっと早くに投稿する予定だったんですけどね
何故か今日に限ってネットに繋がらないという状態になりましてね………
初めての経験だったので焦りましたよ
そんなことはさておき、次回は何故ギンガが負けてしまったのか? その理由です
そして、瀕死状態のギンガを見たスバルは……………
次回で恐らく今年最後の投稿となると思います!
では、また次回!!
説明 | ||
クアットロの策略、阻めるか? スターズ | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
666 | 661 | 0 |
タグ | ||
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 流れは原作 魔法少女リリカルなのはStrikerS | ||
ohatiyoさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |