九番目の熾天使・外伝 -蒼の物語-
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第三話 「時の悪夢の予感」

 

 

 

未来ガジェット研究所・・・

 

Blaz「何でお前等が居るんだよ・・・・・」

 

Blazがそう言う正面には机を囲んで、料理を突いている白衣の男女三人が居た。その一人は二十台近くの男。彼が、紅莉栖の言う岡部だろう。だが、問題は残る二人だったのだ。一人は白衣をつけてマッド思考が服を着たといっても過言ではない人物、竜神丸。

そして、髪の毛がネコ耳になっており、尻尾を生やし、科学者とは縁遠い服装をした女、ココノエが居たのだ。

 

竜神丸「失礼ですね。僕等だって何の気なしに偶然会えたわけでも無いですし、ココに居る事もありません。」

 

Blaz「いや、俺が言いたいのはどうしてお前等二人がココにいるかだ。第一、お前らココに何の縁があるんだ?」

 

ココノエ「ん?私は少し用があったのでな。そしたらこの男に出会って、意気投合と言うわけだ。」

 

Blaz「何処をどうしたらそうなるんだよ・・・で?竜神丸は?」

 

竜神丸「ああ。僕もその様に感じですが・・・ちょっと野暮用で、ある所を(ピー)しに。」

 

Blaz・鈴羽((SERNだ!!絶対SERNだああああああああああ!!))

 

 

 

すると、竜神丸たちと共に食べていた岡部と言う男が立ち上がって紅莉栖に質問をしたのだ。どうやら二人はかなりの関係で淡々と話しを進めていたのだ。

 

岡部「で、助手よ。其処の三人は・・・」

 

紅莉栖「ああ・・・実はカクカクシカジカで・・・」

 

岡部「ふむ・・・まさか、オレの知らない所でそんなことが・・・」

 

まゆり「アレ?でも、その事って確かニュースでやってたよ?」

 

岡部「うむ。その時は少し野暮用でラボを出ていたのでな。多分その時だろう。」

 

紅莉栖「野暮用って何してたの?」

 

岡部「・・・まぁ・・それは・・・その・・・・・」

 

しかし、紅莉栖の問いかけに対して岡部は突然歯切れの悪い回答をしだしたのだ。それを見ていたBlaz達は何かあると考えていた。だが、余り触れて欲しくなかったのか、岡部は話しをそらしたのだ。

 

岡部「と・・所で助手よ。改めて聞くが・・・本当にその三人に助けられたのか?」

 

紅莉栖「・・ええ。そういえば紹介がまだだったわね。えっと、まず其処の男の人が・・・」

 

Blaz「Blazだ。つっても其処の竜神丸と同様、ニックネームの様なもんだ。よろしくな。」

 

ニュー「ニューはニューだよー♪」

 

ココノエ(第12.5次元素体・・・経過は順調か・・・)

 

 

岡部「・・で、其処の子は・・・・・」

 

鈴羽「えっと・・・・鈴・・です。西木鈴・・・・」

 

岡部「・・・・そうか・・・」

 

紅莉栖「? どうかしたの?」

 

岡部「いや・・・・・」(まさか・・・な。)

 

岡部はそう言って鈴羽の顔を見て少し疑いの考えを持っていた。鈴羽はココではバレたくないと思い、少し顔を隠していた。その空気が気まずいと思ったのか、竜神丸が話しを変えたのだ。

 

 

竜神丸「まぁ、そう深刻な顔をしないで。皆さんで・・・・・この煮物を食べましょうよ。」

 

Blaz「オイコラ、どうして一瞬途切れた?!」

 

フェイリス「明らかに煮物って色じゃないニャン・・・・・」

 

ちなみに、その煮物の色は少し黒い色で小豆でも大量に入っているのかと思いたくなるような色だったのだ。ちなみに、それを岡部とココノエは平然と食べていたのだ。

 

ココノエ「ああ、この色は小豆だ。」

 

紅莉栖「やっぱりか?!」

 

 

 

 

 

そして、そんな会話をしていた面々はその煮物を突いて食べ始めたのだ。味は意外と美味しく、箸が進むような味だったのだ。すると、紅莉栖が何かに気付いてまた岡部に質問したのだ。

 

ニュー「おいしいねー」もぐもぐ・・

 

鈴羽「そうだねー」むぐむぐ・・

 

紅莉栖「あ・・・そういえば・・橋田は?」

 

岡部「ダルか?アイツは何かのパーツが足りないとか何とか言って出たっきりだ。だが、先ほど連絡があったからそろそろ戻ってくるはずだ。」

 

すると、それに呆れた様子で紅莉栖は言い返し、岡部はそれに対して普通に回答するたのだ。これもどうやら日常的な風景らしい。

 

紅莉栖「パーツって・・・また何か作っているの?」

 

岡部「いや・・・確かさっきまで「モアッド・スネーク」をイジッていたから、それの改良ではないか?」

 

Blaz「何だ、そのどっかの潜入ゲームの主人公みたいな名前のヤツ。」

 

岡部「うむ。我がラボで開発された未来ガジェット。その四号が「モアッド・スネーク」だ。見た目はタダのクレイモア地雷だが、中身は大量の水を多数の電熱コイルを使って沸騰させる超瞬間加湿器だ。」

 

紅莉栖「ただし、周りが水浸しになるって言う欠陥付きだけどね。」

 

岡部がそのガジェットを説明すると、紅莉栖が補足をつけたし、それを岡部と議論をする。何とも平和な風景にBlazは苦笑していたが鈴羽は少し羨ましそうに見ていたのだった。それを見てBlazは無言で頭に手を乗せて鈴羽を見て笑っていたのだった。

 

 

鈴羽「・・・・・・。」

 

Blaz「・・・・・・・・。」

 

 

 

 

ココノエ「ちなみに、私も面白半分でこれを改良してみた。」

 

すると、ココノエが話しに乗り、掃除機を見せたのだ。それはタダの掃除機では無く、岡部曰く、それも発明品だったのだ。

 

岡部「ああ「またつまらぬ物を繋げてしまったby五右衛門」だな。」

 

ココノエ「そして、今は「またまたつまらぬ物を繋げてしまったby石川」だ。コイツは凄いぞ。ドライヤーとしだけではなく・・・」

 

 

カチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴウッ!!

 

 

 

ココノエ「火炎放射器にもなる。」

 

Blaz「アチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャ!?!?!?!??!」←直撃

 

ニュー「Blazがダルマになったー」

 

紅莉栖「ってかどうやったらそうなる!?」

 

ココノエ「ん?それは秘密だ。」

 

フェイリス「おーい。急いで消さないと死人と火事になるニャー」

 

 

その後、Blazは水を掛けられて命からがら救われたのは言うまでも無い。

 

 

 

 

Blaz「うぉいお前等!いい加減人を実験対象に「(竜)続いては僕のを」人の話聞けぇええええええええええええええええええええ!!」

 

そんなBlazを無視して、竜神丸はまた別の物を取り出してきた。それはブラウン管の画面がギッシリと詰められたボール状の何かだったのだ。

 

岡部「それは「功殻機動迷彩ボール」か。」

 

竜神丸「まぁ確かに迷彩としての機能はあるとはいえますが・・・実際は使用用途が無いに等しい。其処で・・・」

 

 

バシャッ!

 

 

 

竜神丸「ミラーボールにしてみました。」

 

紅莉栖「逆にすげーな!?」

 

竜神丸がスイッチを押すと、ボールはディスコのように輝きだし、それを見て紅莉栖は突っ込みを入れたのだ。それにはさすがのほかの面々も呆れていた。だが、彼がイジッたのはそれだけでは無かったのだ。

 

竜神丸「まぁ、これは序の口です。もう一つ。これを改良しました。」

 

岡部「その名も!「もしかしてオラオラですかーッ!?」だっ!!」

 

Blaz「タンクローリーぶつけられてぇみてぇだな。」

 

岡部「まぁそう言うな。これは俗に言う「嘘発見器」で、精度がやや問題視されていたのだ。だが、彼の協力でこうしして本物の嘘発見器どなったのだよ!!」

 

ニュー「おじさん元気だねー」

 

 

 

 

一行がそんな会話をしていると、また誰かがラボに入ってきたのだ。入ってきたのは大きな巨体とぽっこり腹。そして眼鏡と帽子という明らかなオタクの例題の様な男が入ってきたのだ。

 

「だだいまー・・ってアレ。何か人数増えてない?」

 

岡部「おお、帰ってきたか、ダル。」

 

ニュー「おっきいねー」

 

ダル「んお!?オカリン、其処の可愛げな幼女と眼鏡少女は誰ですか!?」

 

岡部「・・・えっと・・その白髪の子がニューでもう一人は・・・」

 

Blaz「鈴だ。」

 

ダル「・・・・何かメッチャ犯罪者顔な男が居る件について。」

 

Blaz「悪かったな!犯罪者顔で!!」

 

ダル「つかかなりの大所帯ですな。」

 

Blaz「お前も無視かよ・・・んで、コイツが・・・」

 

岡部「うむ。我がラボメンの一人スーパーハカーのダルだ。」

 

ダル「いい加減覚えてくれよ。」

 

 

 

紅莉栖「で、橋田は一体何のパーツを探していたの?」

 

ダル「えっと、「モアッド・スネーク」の水漏れの対策。その為に補強パーツとか買ってたんだお。」

 

ダルはそう言い、買ってきたパーツの袋を紅莉栖に見せたのだ。中には様々なパーツが入っており、それを使ってその発明品を改良するらしい。

ちなみに、このガジェットの発明はダル本人でそれを改良するので特に時間は掛からないらしい。

 

岡部「改良法が見つかったのか?」

 

ダル「いんや。けど、取り合えずの対策ってヤツ。だってそうでもしないと売れねーし。」

 

Blaz「・・・売るのか、これ。」

 

岡部「うむ。我がラボはこう見えて財政難が続いているからな。」

 

まゆり「しかも、ここの家賃とかはぜーんぶオカリンが払っているのです。」

 

Blaz「・・・ダル、アンタは手伝わねーのか?」

 

ダル「最近株始めました。」

 

紅莉栖「それ、失敗したら後大変よ。」

 

ダル「大丈夫、問題ない。」

 

フェイリス「やり過ぎて破綻とかしないようにニャー」

 

 

すると・・・

 

 

ニュー「ねーアレ何ー?」

 

ニューが唐突に奥の部屋にある電子レンジに指を刺したのだ。それを見たラボメンは「うーん」と考えたが唯一人、岡部だけは少しの間を空けて答えたのだ。

 

岡部「あれは・・・・・触れてはいけない物だ。俺でも・・・他の者でも・・・・」

 

ニュー「触っちゃいけいなの?」

 

岡部「ああ。だから、君も触っちゃ駄目だよ?」

 

ニュー「はーい。」

 

ニューがそう言ってあっさりと了承したのだが、他の面々は不審と心配などが頭の中で渦巻いていたのだ。そして、岡部は唯一人それを見て懐かしむような顔で見ていたのだ。まるで、その一つが自分の全てを変えた存在の様に。

 

 

ココノエ「・・・・・・。」

 

竜神丸「・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日・・・

 

気がつけば、Blaz達はそのままラボで寝ていたらしい。その証拠に周りには鈴羽やラボメン、そして帰ってなかったのかココノエが居たのだ。だが、流石に竜神丸は一旦自分の研究所に戻ったらしく、Blazの端末にメールが入っていたのだ。

 

Blaz「・・・・・・ねみぃ・・・・」

 

時刻は既に七時。取り合えず、Blazは何か無いかと周りをあさり、冷蔵庫を見たのだが・・・

 

Blaz「・・・コレが俗に言うドクターペッパーってヤツか・・・」

 

中には大量のドクターペッハーのボトルが入っており、それ以外は何も無かったのだ。

仕方無いと思ったBlazは独り昨日見つけたコンビニに向かったのだった。

 

 

Blazがコンビニから戻り、ラボに向かおうとすると、下のシャッターの場所であった所が開店し、ブラウン管テレビの店が開いていたのだ。それを見たBlazは懐かしそうにブラウン管のテレビを窓越しに見ていたのだ。

 

Blaz「へぇブラウン管か・・・懐かしいモン売ってんなぁ」

 

 

「ほぅ。アンタブラウン管TVに興味があるのかい?」

 

Blazが声のした方を見ると、其処にはスキンヘッドに筋肉ボディ。更には「ブラウン管萌え」と書かれたエプロンをつけた男が立っていたのだ。

 

Blaz「えっと・・・・アンタは?」

 

「俺か?俺はこの店の店長だ。」

 

Blaz「ああー・・・そうッスか・・・・・」

 

「名前は天王寺裕吾(ゆうご)。ココの奴からは「ミスターブラウン」とか言われてるけどな。」

 

Blaz「・・・そりゃそんなエプロンと店をやってるからでしょ?」

 

ブラウン「・・・やっぱそうか?」

 

Blaz「そうっしょ。」

 

 

ブラウン「・・そういや、ココじゃ見ない顔だな。お前、名前は?」

 

Blaz「名前・・・ってもニックネームぐらいしかねーからな。俺の事はBlazって呼んでくれ、店長さん。」

 

ブラウン「・・・何かお前も岡部と同じ穴のムジナじゃねーかと思って・・・」

 

Blaz「違う。断じて違う。」

 

岡部「この強面の男と一緒にしていただかないでおこうか、ミスターブラウン。」

 

そして、気がつけば岡部が二人の近くに立っており、それを見て二人は数秒思考停止したのだ。

 

ブラウン「・・・どうやって居たの?」

 

岡部「これぞ・・・この俺、鳳凰院凶真が持つ108の必殺技の一つ!ステルスだ!」

 

Blaz「いや単に存在感薄かっただけだろ。」

 

岡部「んな事言うなぁ!!」

 

 

 

 

ビル屋上・・・

 

屋上では鈴羽が一人地面に寝そべって空を見上げていた。其処にはただ蒼い空が広がっており、手を伸ばせば届きそうなほど蒼かったのだ。

 

鈴羽「・・・・蒼・・・・か・・・・・・」

 

鈴羽はこうした事を前に二度したことがあったのだ。

一度目は自分がレジスタンスとして戦っていたときの事だ。

偶然にも暇と言ってはいけないが時間に余裕があったのでその時に自分の元居た世界の空を見ていたのだ。だが、その空は灰色で汚れが蔓延した世界だったのだ。

二度目は、彼女がクロガネ隊に入ってからだ。

Blazとニューの三人でカグツチと言う階層都市で休憩中に見たときの空。

あれは確かに蒼かった。だが何かがある感じがし、ある意味恐ろしいと思った空だった。

 

そして今。彼女が見上げる空は蒼く、何も無い空だ。恐怖も何も無い空。

そんな空を見上げたら心が嬉しくなったのだ。

 

鈴羽「・・・・・・フフッ・・・・・・」

 

 

ガチャ・・・

 

 

すると屋上の扉が開き、其処からココノエが入ってきた。どうやらまだ少し寝ぼけているらしい。それに、どうやらココまで寝たのは久しぶりだったのだろう。やけにスッキリした顔だったのだ。

 

ココノエ「くあああ・・・・・・・」

 

鈴羽「あ・・・おはようココノエ博士。」

 

ココノエ「ん・・・・おはよう・・・・・」

 

ココノエは少し眠たそうな顔で鈴羽の近くに寝転がり、息を吐いたのだ。

そして、鈴羽に対してニューの事について聞いてきたのだ。

 

ココノエ「第12.5素体・・・・アイツの様子はどうだ?」

 

鈴羽「・・・博士が危険視するほどじゃないよ。ニューちゃんはニューちゃん。第十三素体とは違うよ。」

 

ココノエ「・・・・そうか。」

 

鈴羽「・・・・随分諦めがいいね。」

 

ココノエ「科学者は認めなければ次に進まない。そう言うものだ。」

 

意外にもニューのことをアッサリと認めたココノエ。鈴羽は何か裏があるのかと思っていたのだが、彼女の顔からは何を考えているか解らず、鈴羽は諦める事にしたのだ。

 

 

その時。

 

 

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

 

 

鈴羽「っ・・・・・・・・?」

 

ココノエ「・・・・どうした?」

 

鈴羽「・・・・・気のせい・・・かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blaz「・・・で。俺たちがココ(ラボ)で朝飯を食べるのはいいが・・・・・・」

 

岡部「まぁそれは許可した覚えは無いが別に構わんが・・・・・

 

 

 

 

 

 

アンタ誰?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜神丸・げんぶ「「通りすがりの行き倒れです。」」

 

 

 

何と、Blaz達が朝食を食べていると何故かげんぶまで其処に居たのだ。

しかも、どうやらショッカーを追って遥々ココまで来たはいいが、どうやら資金が無くなったらしく其処を竜神丸に回収されてここに来たという、何とも情け無い理由でココに居たのだ。

 

Blaz「つかアンタそんな性格じゃなかっただろ?」

 

げんぶ「腹が減っては戦は出来ぬ!」

 

岡部「人の話しを聞け!」

 

 

 

ココノエ「全く・・・次々と増えるな・・・」

 

まゆり「博士ーあの人誰ー?」

 

ココノエ「ん?アイツか。アイツは・・・・・強面の所帯持ちだ。」

 

紅莉栖「え。あの人奥さん居るのですか?」

 

ココノエ「ああ。ああ見えてな。」

 

 

げんぶ「・・・待て、俺所帯持ちの事言ったか?」

 

Blaz「いや。」

 

鈴羽「知らない。」

 

ニュー「うにゅ?」←今起きたばかり

 

と、Blazトリオは容疑を否定し、げんぶはでは誰かと考えて居たのだが・・・

それは直ぐに解ったのだった。

 

 

竜神丸「・・・・・・・・・・・・・・・プッ。」

 

げんぶ「おまえかぁ!?」

 

岡部「頼むから少しは静かにしてくれ。でないと下のミスターブラウンが怒って鉄拳制裁するぞ。」

 

岡部がそう言いげんぶを制止させ、これで一騒動起こらずに済むかと思ったのだが・・・

 

ガチャ・・・

 

紅莉栖「あ、萌郁さん。」

 

岡部「む?シャイニングフィンガーか。」

 

突如、下のブラウン管テレビの店でバイトをしている女性の桐生萌郁が入ってきたのだ。

それを見て最初は一同何ごとと思ったのだが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『岡部さん、下で店長が呼んでます。』

 

 

とプラカードで話し始めたのでそれに対して全員ずっこけたのだった。

 

岡部「お・・お前携帯はどうした!?」

 

萌郁『いやー実は家で充電中でwww』

 

紅莉栖「さりげに草入れてるし・・・」

 

Blaz「エリザベス並みの速さじゃねーか・・・」

 

萌郁『し・・師匠を知っているのか!?』ガガーン!

 

Blaz「師匠って何の師匠だよ!?プラカードの師匠かよ!?」

 

鈴羽「えっと・・・取り合えず下に行って見よっか・・・これじゃ色々とラチ開かないと思うし・・・」

 

まゆり「それはそれで同意なのです・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ラボの代表として岡部と紅莉栖が。それに同行としてBlazと鈴羽とニューの三人が一緒に下のテレビ店に下りてきたのだ。其処にはミスターブラウンこと天王寺が立っていたのだ。

 

岡部「で。何か用か、ミスターブラウン。」

 

ブラウン「用って理由じゃねーがな・・・用件は二つ。まず一つは五月蝿い。」

 

岡部「善処します。」

 

Blaz(即答じゃねーか・・・)

 

鈴羽(そりゃ怖いよね・・・・)

 

紅莉栖「で・・もう一つは?」

 

ブラウン「・・・俺がお前に「頼む」のもあれなんだが・・・」

 

岡部「頼み?」

 

ブラウン「ああ。お前、アルバイト色々としてたんだってな。」

 

岡部「ああ。確かにそうだが。」

 

紅莉栖「え・・岡部ってバイトしてたの?」

 

ダル「あれ、言ってなかったっけ?」

 

すると、其処に更にダルが入り、紅莉栖にその事について教えていたのだ。

 

ダル「実はラボの運営費って全額オカリンの自己負担なんだお。」

 

紅莉栖「そうなんだ・・・」

 

ダル「そそ。んで、大学の夏休みに入るまでにしなくてもいい額を蓄えていたって理由。」

 

岡部「まぁソレまでに色々なバイトを渡っていたからな。」

 

鈴羽「もしかしてそれの事じゃないのかな?」

 

ブラウン「ああ。だからよ、何か俺に出来そうなバイトってあったら教えてくれねぇか?」

 

岡部「それは構わないが・・・・店と娘はいいのか?」

 

ブラウン「ああ、その事か。それは大丈夫だ。バイト「二人」雇っているし。」

 

その時、「二人」と言った言葉にその場に居た岡部たちは声を合わせて驚きの声を出していたのだ。すると・・・

 

「てんちょー倉庫の整理終わりましたよー」

 

ブラウン「おう。ご苦労さーん!」

 

Blaz「・・・・・・・え?今の声ってまさか・・・・・・」

 

そして、その店から出てきたのは何と・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FALKEN「お、Blazじゃん。」

 

FALKENだったのだ。

 

Blaz「何でお前が居るんじゃあああああああああああああああああああ!?!??!?!」

 

 

 

 

説明
OP「フェノグラム」 シュタインズゲート -線形拘束のフェノグラム- より
ED「Super Sonic Speed Star」 東方シリーズ ボーカルBGM 
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コメント
竜神丸:ギャグオンリーではありませんよ?(Blaz)
Blazさんの小説がギャグなら、私の小説はシリアス路線で貫きましょうか(ニヤリ(竜神丸)
恐るべしギャグ時空・・・(okaka)
俺かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??!?!?!?(ガルム)
あと、アン姉さん。そんなの加湿器じゃないから!!(Blaz)
大丈夫。そうとは思ってない。これはギャグタイムだからだ。(Blaz)
加湿器か… つADDICT(コジマ粒子を大量に放出し、PAを一気に回復させる。旧アクアビットのコジマ技術の枠:通称加湿器)(Unknown)
大丈夫だ、言うほど崩壊してないから(キリヤ)
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OTAKU旅団 BLAZBLUE 魔法少女リリカルなのはシリーズ 

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