英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 890 |
〜象の領域・最奥〜
「オラアッ!!」
戦闘開始早々ヴァルドは巨大な棍棒を振り下ろし
「させるかぁっ!!」
ヴァリマールは片腕に持つ光の刀で受け止めた!
「ハッ!この俺と力勝負ってか!?」
「クッ……!」
そしてヴァルドとヴァリマールは鍔迫り合いを始め
「……みんなに祝福を!フォルトゥナ!!」
「みんな、頑張って!!」
「エイドスよ……我らに戦いの祝福を!♪〜」
キーアとエリオット、リースはそれぞれアーツやクラフトを発動して仲間達にさまざまな能力を付与し
「アークス、駆動……!」
「……………………」
エマはオーブメントを駆動させ始め、エリゼは魔術の詠唱を開始し
「雷よ……私に力を!!」
サラはクラフト―――雷神功で自らの身体能力を上昇させ
「それっ!!」
「ハアッ!!」
「何っ!?」
そしてその場で高く跳躍し、ガイウスも続くように跳躍してそれぞれの武器をヴァルドの足元に叩きつけ
「これはオマケよっ!!」
「喰らえっ!!」
「チッ!?」
サラは後ろに跳躍しながら銃を連射し、ガイウスは地面から岩を発生させてダメージを与えた!
「今よっ!!」
「そこだっ!!」
「グッ!?」
するとその時サラとガイウスがダメージを与えた瞬間、二人と光の線で繋がれているアリサとエリオットは続くように矢や導力波による弾丸を放って追撃した!
「ハァァァァァァァ…………!それっ!!」
「せい、せい、せい…………とぉりゃあああっ!!」
「なあっ!?」
そしてサラ達に続くように今度はワジがクラフト―――セイクリッドラッシュで、エステルがクラフト―――百裂撃でそれぞれヴァルドの両足を攻撃し
「逃がさないわ……メルトレイン!!」
「光の力を喰らえっ!!」
アリサは矢の雨を降り注がせ、ケビンは光の魔力を込めた矢を解き放ち
「幻の死霊の叫びを聞け!ファントムフォビア!!」
「清浄の焔よ、邪悪なる者達を焼き尽くせ!槌の光焔!!」
「行けっ!アウエラの裁き!!」
「うおおおおおおおおおおおっ!?」
そしてエマ、リース、エリゼはそれぞれ高火力のアーツや魔術を発動してヴァルドにダメージを与え続け
「燃え尽きろ…………滅!!」
「ガッ!?」
ヴァリマールは剣に業火を宿らせて強烈な一撃を叩きつけた!
「調子に乗るんじゃね―――――――――!!」
「クッ……!?」
しかしその時ヴァルドは巨大な棍棒を凄まじいスピードで振り回し、ヴァリマールは剣で棍棒を防ぎ続けていたがいくつかは命中してダメージを受け
「うおらあああああああああああああああああっ!!」
「なっ…………うあっ!?」
ヴァルドは叫びながら棍棒を振り下ろした。すると剣で防御態勢を取っていたヴァリマールは吹っ飛ばされて岩にぶつかった!
「雑魚がチョロチョロしてんじゃねえ―――――――ッ!!」
Sクラフト―――ファイナルマッドクラッシュを放ち終えたヴァルドは棍棒を振るって自分の両足を攻撃しているエステルやサラ達を牽制し
「フンッ!!」
サラたちを牽制し終えた後跳躍して後衛で次々と魔術やアーツを撃ち続けているケビン達やアリサ達の目の前に着地すると共に衝撃波を発生させてダメージを与えると共に吹っ飛ばされた吹っ飛ばした!
「イーリュン!みんなを治して!癒しの風!!」
その時キーアは魔術で仲間達の傷を回復し始め
「みんな……今助けるわっ!!」
「今助けたるっ!そらっ!!」
「エイドスよ……我らに癒しの祝福を!♪〜」
キーアに続くようにアリサ、ケビン、リースもそれぞれ回復効果があるクラフトを発動させて仲間達の傷を回復し始め
「まだ……まだぁっ!!」
ヴァリマールは機体に内蔵されてある導力エネルギーを機体の回復に回すクラフト―――神気を発動してヴァルドによって受けたダメージを回復した!
「チッ…………雑魚がうぜぇんだよっ!!」
次々と回復して行くワジ達を見たヴァルドは舌打ちをした後、キーアに視線を向け
「回復しかできない偽善者は邪魔だあああああああああああああっ!!」
なんと棍棒をキーア向けて振り下ろした!
「……………………」
するとその時キーアは自分を中心としたドーム型の結界を展開してヴァルドの攻撃を防いだ!
「何ィっ!?フン、そんなモノ、すぐにぶっ壊してやらぁっ!ハハハハハハハッ!!」
攻撃を防がれたヴァルドは驚いた後、棍棒に力を入れこんでキーアが展開する結界を破壊しようとしていた!
「やれやれ…………真っ先に戦う手段も持たない彼女を狙うなんてね。君の舎弟たちが今の君の行動を見たら、失望する……よっ!!」
するとその時ワジがヴァルドの背後から強襲してクラフト―――スカイアッパーを放ってヴァルドに命中させた!
「ガッ!?ワジィィィッ!!」
攻撃を受けたヴァルドはワジに振り向いて攻撃目標をワジに変えてワジに攻撃しようとした。するとその時!
「白き刃よ……貫けっ!!」
「燃え尽きなさい…………ファイアッ!!」
エマは魔導杖を振るって数本の銀の短剣を発生させてヴァルドの顔目掛けて放ち、エマに続くようにアリサは業炎を宿した炎の矢をヴァルドの顔目掛けて放った!すると銀の短剣はヴァルドの顔に刺さり、矢はヴァルドの目に命中した!
「グアアアアアアアアアアアアアアアアア――――――――――ッ!?テメェ―――――――――――ッ!!よくもやりやがったなああああああああああっ!!」
矢が目に刺さって悲鳴を上げたヴァルドは矢を抜いた後アリサを睨んだ後跳躍してアリサの目の前に現れた!
「マズ―――――」
一瞬で目の前に現れたヴァルドを見たアリサは目を見開き
「死ね―――――――――――ッ!!」
ヴァルドは棍棒をアリサ目掛けて振り下ろしたが
「ハアッ!!」
「チィッ!?またテメェか…………!」
ヴァリマールがヴァルドの攻撃を受け止めた!
「そこっ!!」
「グアッ!?」
その時サラは跳躍してヴァルドの顔目掛けて銃で雷の弾丸を連射するクラフト―――鳴神を放ち
「アークス、駆動!クリスタルフラッド!!」
「今此処に降臨せよ、純粋なる真理!ヴァーチュアスレイ!!」
「闇に呑まれろやっ!ティルワンの闇界!!」
「降り注げ、冷気の刃!氷垢螺の氷雨!!」
「グアアアアアッ!?この野郎―――――――――――ッ!!」
そこにエリオット、リース、ケビン、エリゼが放った魔術やアーツが命中し、次々と遠距離攻撃を受け続けたヴァルドは激昂した!
「ハァァァァァ…………せいっ!!」
その時棒に闘気を流し込んだエステルは背中に光の翼を顕した後跳躍してヴァルド目掛けて強襲して棒を振り下ろし
「オラアッ!!」
対するヴァルドは棍棒を振るって対抗した。
「フェミリンス!こんな悪趣味な木刀、ぶっ壊してやるわよっ!!」
(ええっ!欲望の果てに手に入れた邪悪なる力等女神の前では無意味!!)
攻撃を受け止められたエステルはフェミリンスに呼びかけ
「どぉりゃあああああああああああああ―――――――――――――ッ!!」
そして棒に魔力や闘気を流し込み、棒の中にいるフェミリンスも棒に自らの神力や魔力を流し込んだ!するとエステルの攻撃を受け止めているヴァルドの棍棒は罅が入り始め
「なあっ!?ふざけんじゃ……ねえええええええっ!俺の”象徴”がこんな小娘の棒っきれに壊されてたまるかああああああああああああっ!!」
罅が入り始めた棍棒を見たヴァルドは驚いた後自らに気合いを入れたが
「ハアッ!もう一撃!!」
「グアッ!?」
そこにヴァリマールが光のエネルギーの刀でクラフト―――閃光斬で側面から攻撃し
「竜巻よ……薙ぎ払えっ!!」
「見切れるかしら!?ハァァァァァァァッ!!
「邪を退ける光よ!我が剣に宿れ!ヤァァァァッ!!」
「行くよ……せいっ!!」
ガイウスはヴァルドの足元で槍を振り回して竜巻を発生させ、サラはヴァルドの片足に強化ブレードと銃による連携攻撃を放ち続け、エリゼはもう片方の足に光の力を纏わせた連接剣で乱舞攻撃を放ち、ワジはヴァルドの足元で自らの足を斧のように振り下ろして衝撃波を発生させ
「行け…………ホーリースパロー!!」
リースは法剣の刃を飛び回らせてヴァルドの全身を襲わせ
「空の力よ!みんなに力を貸して!フォルトゥナ!!」
キーアはアーツをオーブメント無しで発動させて仲間達の魔法能力を上昇させ
「アークス駆動!ジャッジメントボルト!!」
「アークス駆動!エクスクルセイド!!」
「アークス駆動!イグナプロジオン!!」
「そらっ!シャドーアポカリフ!!」
キーアのアーツで魔法能力が上昇した事によって魔法攻撃の威力が上がったエマ、エリオット、アリサ、ケビンは次々とアーツを放った!
「グッ!?テ、テメェら…………!」
さまざまな方面から攻撃を受け続けているヴァルドが表情を歪めたその時!
「とぉりゃああああっ!!」
「なあっ!?ガアアアアアアアアアアアアッ!?」
なんとエステルの棒がヴァルドの棍棒を真っ二つに破壊してヴァルドの顔に強烈な一撃を与えて怯ませた…………!
説明 | ||
第890話 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1164 | 1117 | 2 |
コメント | ||
感想ありがとうございます 本郷 刃様&Kyogo2012様 まあ、神だろうと世界だろうと今まで容赦ない攻撃を叩き込みましたからねww(sorano) うむ。エステルだな。エステルらしいな。容赦無い攻撃が・・・・・。(Kyogo2012) さすがはエステル、相手がなんだろうが問答無用で攻撃を叩き込みますねww(本郷 刃) |
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