呉√ ifアフターEND |
呉√ ifアフターEND
〜終わりは『あか』の色と共に〜
一刀side
――――アレ?
何で、床が目の前にあるんだ?
何で、床が真っ赤になっているんだ?
俺の視界に広がる『あか』という名の色・・・・・・・。
あか
あか
あか
あかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかあかアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカアカ
赤であり、
紅であり、
真紅であり、
深紅である色。
その『あか』という色が俺の視界に広がっていた。
分からない。
何でだ?
何で俺の目の前にある床が『あか』色になっているんだ?
この床の色は、「黒」だった筈だ。
それがどうして……こんな『あか』色になってしまったんだ?
俺が「どうして自分の目の前にある床が「黒」から『あか』に変わってしまったのか?」という事を考えていると・・・・・
――――――――ッ!
不意に、誰かの声が聞こえた。
? 誰の声だろう? 何だか、凄く安心出来る声だな。
――――誰だっけ? この声は? 確か・・・・・・
俺は聞こえた声が誰の物なのかを考えながら、耳を澄ませると・・・・・・
今度はハッキリと聞こえた。
蓮華「……一刀! 一刀! しっかりして!?」
思春「蓮華様! 落ち着いて下さい! 無理に動かしては北郷の体に触ります!?」
穏「一刀さん! 今、兵士の人に華佗さんを呼びに行って貰いましたから直ぐに来ますからね!?」
祭「北郷! 儂の声が聞こえるか? おい!」
明命「一刀様! 起きて下さい!? 一刀様!?」
亞莎「一刀様〜!(´;ω;`)」
小蓮「かずと〜! 死んじゃヤダよ〜!?(´;ω;`)」
孫登「父様!(´;ω;`)」
甘述「父上!(´;ω;`)」
陸延「お父たま〜!(´;ω;`)」
黄柄「親父殿!(´;ω;`)」
周戟uちちうえ!(´;ω;`)」
呂j「おとしゃん!(´;ω;`)」
俺の耳に蓮華を初めとする妻達や娘達の俺を心配する声が聞こえて来た。
――――あ、そっか。
其処で漸く俺は自分が倒れた事を思い出した。
それと同時に、もう一つの事も思い出した。
――――そうだ・・・・・。
皆で、今後の「呉」で行って行く政策と同盟国である「蜀」との交友に関する大事な会議中じゃないか!
こんな風にいつまでも床に倒れていたら思春に怒られちまう!?っと、思いながら体に力を入れようとするが……全く、体に力が入らなかった。
おかしい?
『何か』が、おかしい。
何でだ?
何で、床の色が『あか』色になっているんだ?
何で、俺は倒れて体に力が入らないんだ?
俺は訳が判らなくなりながらも、焦る気持ちを出来る限り落ち着かせながら冷静に状況を整理し……一つ、一つ思い出して行く。
其処で、漸く俺は悟った。
というより、思い出した。
ああ・・・・・そっか。
俺は・・・・・・
「冥琳」と『同じ病』になっていたんだけ。
続く。
説明 | ||
どうも、今晩は皆さん。 劉邦柾棟です。 今回の話は、タイトルにもあります通り「呉√」のその後の……『ifEND』から始まります。 一刀に起きた『異変』 それは、余りにも・・・・残酷な物だった。 |
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コメント | ||
小説で顔文字を使うのはどうかと思います。(拾参拾伍拾) 飛鷲さん<コメント、ありがとうございます。 確かに、『想像』出来過ぎて笑えますね。 でも、現実は・・・・・・・・・・。(劉邦柾棟) nakuさん<連投コメント、ありがとうございます。 『ストレス性胃炎』なら、どれ程良かった事か・・・・・。(劉邦柾棟) 黒鉄 刃さん<コメント、ありがとうございます。 そのお気持ちには感謝致しますが、華佗は・・・・・・ね。(劉邦柾棟) 頭翅(トーマ)さん<コメント、ありがとうございます。 ですから、華佗は・・・・・・(劉邦柾棟) 渡部一刀さん<コメント、ありがとうございます。 華佗は・・・・・・ね。(劉邦柾棟) mokitiさん<コメント、ありがとうございます。 すいません、華佗は・・・・・・(劉邦柾棟) ↓想像できすぎてワロタ(飛鷲) 卑弥呼、貂蝉、俺を生贄に捧げる喰われてやる、だから華陀連れて来いマジで来い(T^T)。(黒鉄 刃) 医者王!!早く来てくれ!!(頭翅(トーマ)) ドモn違った華ださん何とかしてー(渡部一刀) 何とこれは大変だ!医者王〜、医者王〜〜!!(mokiti1976-2010) |
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