魔法少女リリカルなのは終焉者と魔法少女達『時を駆ける列車/ライドインミットチルダ』 |
此処はデンライナーの車両…
俺は窓から外を見るとそこは一面が砂のいった光景があった。
…すこし現実から目を背けたが本当に信じられない話だった。
尚哉「つまり、魔石っていうロストロギア確定の代物を狙って何故か生きてたネガタロスと戦闘の末に魔石が2つに割れて時空の歪みに落ちて現在魔石の欠片がある時代に向かっていると…」
良太郎「うん、そうだよ」
しかも聞いてみればつい先程見つかった平行世界の路線だとかなんとか…ほんとにほんとに…
尚哉「いくらなんでも、ご都合主義過ぎるだろ!」
つい怒ってしまったり。
ハナ「なに、いきなり大声だしてるのよ!」
尚哉「あ、すいません」
つい大声を出してしまってハナさんに怒られてしまった。
ナオミ「はーい、ナオミ特製コーヒーでーす!尚哉くんどうぞ」
そういって乗組員のナオミさんから特製のコーヒーを前に出され取りあえず飲む
そして飲んだ感想を言っておこう…甘い!甘すぎる!コーヒーの苦味がディケイドが破壊した並みにぐらいに甘いのだ!甘ったるくて…でもまだこんなにある…
キンタロス「なあ、亀、あの坊主無理しとらんか?」
ウラタロス「いや、キンちゃんあれは無理してるんだよ」
少し離れた座席に座るウラタロスとキンタロスがコーヒーを我慢していることを見ている。
え?リュウタロス?リュウタロスなら…
リュウタロス「よーし…どうだ!」
オーナー「まだまだ」
あの伝説のチャーハン対決をしています。
尚哉「良太郎、要するにこちらの目的は第一に魔石の片割れをネガタロス達より早く手に入れること、もしくはネガタロスを倒して取られた魔石の片割れを取り戻す」
良太郎「うん、間違いなく戦うことにはなると思う」
ナオミ「まもなく目的地に到着いたします、御料者ありがとうございま〜す!」
遂に目的地に到着するのであった。
目的地に辿り着いた俺達は降りた場所が場所だったので唖然としていた。
尚哉「えっと…ここは…」
リュウタロス「わ〜大きな穴だ〜」
ウラタロス「というより、なにらかの爆発で…一面が瓦礫の山だね」
キンタロス「魔石はこの辺りらしいし…骨折れんで」
良太郎「うん、そうだね、それじゃあ二手に別れようか、僕とモモタロスとハナさんがあそこのクレーター辺りを探すから残りの尚哉達はあっちを探してきてくれる?」
尚哉「は、はい、わかりました」
俺は普通に承諾し瓦礫の山の中、魔石を捜索が始まった…………
………
恐らく30分は経過しただろう…そしていま思っていることを言わせてくれ…
尚哉「見つかるわけないだろぉぉぉぉ!」
俺の大声をあげて手近なところにあった石を蹴り飛ばした。
ウラタロス「まあまあ、そうかりかりせずに」
キンタロス「もうこれは地道にやってくしかないで…」
リュウタロス「ねえねえ、みんな!なにか此所にあるよ!」
ウラタロスとキンタロスが俺を宥めてる中、リュウタロスが何かを見つけたのかリュウタロスが指差す方向…それは俺の足元でどうやら先程蹴り飛ばした石が無くなったことで埋もれていたものが少しだが見えたのであろう。
キンタロス「魔石か?」
尚哉「いや…違う…スケッチブックだ」
回りの石をどかして出てきたのは何も普通なスケッチブックで表面は名前が書かれているのだが土で汚れてその上字が掠れて穴虫状態だ。
尚哉「えっと…ミッド語だな」
ウラタロス「読めるの?」
尚哉「ああ、ディエンドから教わったから大体は、えっと…シア……タロ…?なんだこれ…多分名前だと思うけど…殆ど穴虫状態だから読めん」
キンタロス「なかには何て書いてあんのや?」
尚哉「見てみるか…ちょっと失礼っと……」
俺はこの場にいない持ち主に勝手に見ることを謝っておき中身を拝見する。
どうやら子供が書いたようで絵は下手だが大好きなのかかなり書き込んでいる。
スケッチブックをペラペラと捲っていくなか俺は気になった絵があったのでそこで捲るのを止めてそれをじっくりとウラタロス達も後ろから見る。
ウラタロス「これ…家族の似顔絵かな?」
尚哉「多分そうだろう…でもこれは…」
キンタロス「真ん中の黒髪の女が母親で…両方にいる金髪の嬢ちゃんが双子の娘なんか?」
尚哉「ああ…多分そう…でもこれ…」
ウラタロス「なに?心当たりでもあるの?」
尚哉「俺の時代にいるフェイト・テスタロッサにそっくりなんだよ…でも、フェイトがこんな瓦礫の…恐らく研究施設に行くようなことは無いとは思うが…」
「ねえ…」
尚哉「ああ、リュウタロス、ちょっといま推理中なんだ…」
「ねえってば」
尚哉「リュウタロス!」
リュウタロス「ぼ、ぼく何もいってないよ!」
尚哉「それじゃあだれが…」
「ここだよ!上!」
尚哉「上?」
そう言われたので上に振り向くと…
「うらめしや〜」
宙を浮いている金髪の少女の…フェイトに似た女の子がいた。
………
尚哉「……ディエンド」
ディエンド「セットアップ」
俺はバリアジャケットを装着しそしてディエンドの銃口をフェイト似の女の子に…
女の子「ちょっ!ごめんごめん!だから撃たないで〜」
銃口を向けられたことで直ぐに謝ってきた。
尚哉「…はぁ…っで君はもしかしてこれの持ち主か?」
そういいながらディエンドを下ろしスケッチブックを彼女に見せる。
女の子「あ!それは私の!」
そういってスケッチブックを手に取ろうとするも手に取ることが出来ずに通り抜けてしまう。
女の子「…怖くないの?」
尚哉「…怖くはないが…可笑しいな…幽霊とはな」
女の子「うん、でもみんな私の姿見えてるみたいだから、声かけてみたんだよ…でも」
尚哉「驚かれて逃げたと」
女の子「…うん」
尚哉「そういえば名前聞いてなかったな、俺は浅倉尚哉だ」
女の子「アリシア…アリシア・テスタロッサだよ」
尚哉「アリシアな…よろしく」
やっぱりアリシアだったかなら幽霊なのも頷ける…けどどうして?
リュウタロス「ねえねえ、魔石知らない?」
アリシア「魔石?」
尚哉「ああ、実はだな…」
俺は魔石について形状を話す。
尚哉「まあ、形はそんなもんだ何か心当たりとかあるか?」
アリシア「ん〜…あっ!それなら私持ってたよ!」
ウラタロス「…マジで?」
キンタロス「…マジか?」
尚哉「…マジだ」
ショウタイム〜
アリシア「うん、そういえば変な怪物もここら辺探してたけど声かけたら逃げちゃった」
尚哉「…イマジンだな」
ウラタロス「イマジンだね」
キンタロス「イマジンやな」
というか、怪物が怯えて逃げるっておい
アリシア「それでね、その魔石なんだけど私こうなる前に持ってたの」
キンタロス「ほんまか!それ!」
アリシア「うん、そうだよ、そういえば私がこうなる前に光ったような…」
尚哉「まさか…アリシアがなんでそうなったかわかったかも」
アリシア「ほんと!?」
尚哉「ああ、たぶんアリシアがそうなったのは魔石のせいだと思う、推測だけど、アリシアの危機に反応して守ったが対価としてアリシアは魂だけの存在になってしまった」
ウラタロス「なるほど、そういうことか」
アリシア「すごい!頭いいね」
伊達に二十歳は越えてないからな
キンタロス「ところで、それはどこら辺に落ちたんや?」
アリシア「えっと、ここら辺に私の部屋があったから…そこら辺を探せば見つかるよ?」
尚哉「よし!さっさと見つけるぞ!」
そうしてアリシアの助けもあってアリシア部屋の跡のところを重点的に探すこと30分…
リュウタロス「あ、あった!」
尚哉「マジ!」
リュウタロス「ほら」
リュウタロスの右手には間違いない魔石だ!
キンタロス「でかしたで!リュウタ!」
ウラタロス「これで、ネガタロス達は揃えることができないね」
尚哉「それじゃあ良太郎達と合流しよう、アリシアありがとうそれじゃあ俺達急ぐから」
アリシア「ま、待って!その私も連れてってくれない?」
尚哉「え?あ…それは…なあ、ウラタロス…オーナー…アリシア連れていって大丈夫かな?」
ウラタロス「いや、流石に…」
尚哉「でも、アリシア今回の騒動の被害者でもあるし…」
ウラタロス「確かにそうだけど…」
正直俺の推測が正しければ俺の時代のアリシアは…
ディエンド「マスター」
尚哉「っ!全員伏せろ!」
その瞬間俺達のいる近くに光弾が当たり爆発した。
尚哉「くっ…大丈夫か?」
ウラタロス「なんとか…」
キンタロス「助かったで」
どうやらみんな無事みたいだ。
リュウタロス「あっ!魔石!」
俺達から少し離れた瓦礫の上にリュウタロスが持っていた魔石がさっきの爆発で手を離したのだろう…
それは俺達ではない…いや、あの格好は見覚えがある。
???「ふふふ、わざわざ、探してくれてありがとう、見つけたところで横取りする、これぞ、勝てる悪の組織だ」
尚哉「ネガ…タロス…」
遂に俺達の前に敵の首領が現れた。
説明 | ||
イマジンを良太郎達と共に追いかける尚哉…一体この先で何が待つのか… | ||
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コメント | ||
光弾があたり爆発した→当たりの方がわかりやすいと思います(ohatiyo) 幽霊に逃げてどうするよ、イマジン……(ohatiyo) |
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