真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第八十七話 集う戦闘機人達 |
なのは達がゆりかごへ侵入していた頃、ルナ率いるフォアード達はミッドに侵攻していくるガジェットを破壊していた
ルナ「まだこれほどの戦力を残していたなんてね………」
ガジェットを真っ二つにし、フォアード達の様子を覗う
ティアナ「スバル! エリオ! 正面は任せるわよ!! レインは後方のガジェットをやっちゃいなさい!!! キャロはレインにブーストを!! アマルは空をお願いね!!」
的確に指示を出す ティアナ
そして、ティアナの言う通りに動く仲間達
ルナ(そうよ、それでいいのよ ティアナ。あなたの足りない個所は仲間が埋めてくれる。あなたは他のメンバーの力を生かしきるのよ)
ティアナは見事なまでに成長していた
フォアード達を指揮するだけでなく、自身もガジェットを撃ち落としている
キャロ「ルナ副隊長! 戦闘機人が接近中です! その数6!!」
ルナ「出てきたわね……………迎え撃つわよ!!!」
そして、キャロの言う通り、6体の戦闘機人が現れた
しかし、その中には信じられない顔が居た
キャロ「え?」
ティアナ「どういう事!?」
エリオ「そんな!!」
スバル「どうして、そっちの味方なの!!!! ギン姉!!!!」
そう、連れ攫われたはずのギンガが敵としてスバルの前に現れたのだ
ルナ「クッ 恐らく改造されたわね」
ルナはギンガの隣りに居るオットーに切り掛かる
オットー「プリズナーボックス」
ルナ「っ!!!!」
しかし、ルナは結界に閉じ込められてしまった
ルナ「クッ まさか……………結界魔法を使えるなんて」
レイン「ルナの姐さん!!!」
ティアナ「仕方ないわ! 私達だけで迎え撃つわよ。エリオ! キャロ! アンタ達はガジェットをお願い」
エリオ「わかりました」
キャロはフリードを召喚し、エリオを乗せ、上空に飛ぶ
ノーヴェ「随分舐めてくれるじゃねぇか。6対6を捨てるつう事は、4人で楽勝って言うつもりか?」
ティアナ「アンタ達の考えなんてお見通しよ。時間稼ぎでしょう?」
セッテ「フン………さっさと貴様らを片づける」
セッテはブーメランをティアナに投げつける
ティアナ「はぁ!!!!!」
しかし、ティアナはダガーモードのクロスミラージュでブーメランを弾く
セッテ「何!?」
ティアナ「アンタ達こそ舐めるんじゃないわよ…………全員とっ捕まえてやるわ」
ノーヴェ「生意気な奴だ、本来なら私がブッ飛ばす所だが、それよりも先に……」
ノーヴェの瞳はスバルを捕える
ノーヴェ「チンク姉の仇を取らせてもらうぜ!!!!!!」
そして、スバルの元へと駆けだすが、
ティアナ「行かせないわよ!!!!」
射撃魔法で、ノーヴェを阻む
ノーヴェ「チッ」
ティアナ「スバルには大事な仕事があるの………私がアンタ達2人を相手してあげるわ」
ノーヴェ「舐めやがって!!!」
2対1に持ち込もうとするティアナにキレる ノーヴェ
セッテ「落ち付け、ノーヴェ。冷静さを欠いては勝てる戦いも勝てん」
ティアナ(スバル…………ギンガさんを取り戻せるのはアンタしか居ない。任せるからね)
一方、他のメンバーというと、
レイン「お前! 俺と武器が被りやがって!!! ふざけんじゃねぇぞ!!!!」
ウェンディ「それはこっちの台詞っス! けど私のライディングボードの方が性能はいいっス!」
レインとウェンディが戦うようだ
レイン「俺のウィンタムソードが劣ってるって言いたいのか!! 癇に障る野郎だぜ!! ぶっ倒す!!!」
レインのスケボーとウェンディのボード
確かに似ているが、それだけで喧嘩してしまう2人はきっとシリアスという言葉を知らないのだろう
アマル「………………………」
オットー「……………………」
アマルとオットーはお互いに何も語らず、ただ睨みあうだけ
アマル「っ!!!!」
先に動いたのはアマルだ
アマルは剣でオットーに切り掛かる
オットー「っ!!!!」
アマルの斬撃を受け止め、そのままアマルを投げ捨てる オットー
しかし、アマルは空中で何とか留まり、激突を防いだ
オットー「IS発動」
オットーの回りに緑色に輝く光が出現する
オットー「((光渦の嵐|レイストーム))」
そして、一斉にアマルに襲い掛かる
アマル「っ!!!!!!!」
全ての光りが直撃する
しかし、煙が晴れると、そこには無傷のアマルが居た
影がアマルを覆うようにして、彼女を守っている
レアスキル ((蠢く影|シャドーウィーク))によるものである
アマル「行け」
アマルがそう言うと、影はアマルと全く同じ姿となり、オットーに切り掛かって行く
オットー「っ!!!!!」
影の斬撃を受け止める オットー
しかし、彼女は自身の体の異変に気づく
オットー「………力が入りにくい」
そう言い、オットーは自分の体を見てみる
すると、自分の影が人の手の様な形となり、自分の体を抱きしめているのだ
三人称視点から見ると、ただ影が映っているようにしか見えないのだが、オットーには触られている感覚があるのだ
アマル「これで……………終り」
その手の形をした影は、オットーの首を締め始めた
オットー「〜〜〜〜〜〜」
流石のオットーも顔を顰めてしまう
本物の手で首を絞められている様な感覚
今すぐにでも振り払いたいだろうが、そうすればアマルの形をした影に切られてしまう
ましてや本物のアマルも居る
この状況では隙を見せる訳にはいかなかった
オットー「レ、((光渦の嵐|レイストーム))」
ISを自身に向けて発動
アマルの形をした影は消し飛び、オットーの首を絞める影は緩くなる
アマル「………………………」
オットー「まだ、終わらない」
その頃、スバルは戸惑っていた
何故、姉は自分の前に立ちはだかるのか?
それがわからないでいた
スバル「ギン姉………どうして?」
何度声を掛けようとも、帰ってくるのは沈黙のみ
スバル「…………戦うしかないんだね?」
スバルがそう問うと、ギンガは構えだす
スバル「ギン姉………私は何時も甘えてた。何時も助けられてばかりだった。だから、今度は………私が救う番」
スバルも構える……………大切な姉を救う為に
〜エリオ&キャロ視点〜
上空に飛び回るガジェットをフリードヒリが破壊していく
エリオ「大分数を減らしたね」
キャロ「そうだね………ん?」
エリオ「どうかした?」
キャロ「この魔力は…………間違いない! あの子だ!!」
キャロがそう言うと、地面にベルカの魔法陣が展開し、そこから地雷王が召喚される
キャロ「やっぱり………」
キャロは地雷王に接近する
すると、魔法陣の上に立ち、空を浮いているルーテシアの姿もあった
ルーテシア「………ガリュー」
キャロの接近に気付くと、ガリューを召喚する
ガリュー「っ!!!!!!!」
召喚されたと同時に、フリードリヒに飛びかかる
そして、フリードリヒに体当たりをする
フリードリヒ「キュクッ!?」
キャロ「フリード!」
ガリューにより、バランスを崩してしまい、空中で回転してしまうフリードリヒ
その遠心力で、エリオが投げ出されてしまう
エリオ「うわっ!!」
キャロ「エリオ君!!!」
何とかエリオに手を伸ばすが、
エリオ「僕は大丈夫。それよりも、あの巨大な昆虫を任せるね」
そう言って、自ら落下していく エリオ
どうやら着地は上手くいったみたいだ
キャロ「………行くよ、フリード。今度こそ彼女を止める!!」
フリードリヒ「キュックルゥゥゥ!!!!!!!!!!」
彼女の強い意思に答えるかのように、雄叫びをあげるフリードリヒ
その雄叫びに反応した地雷王
ルーテシア「…………………」
そして、キャロを見つめる ルーテシア
その目には闘争心が籠っていた
ミッドを襲う戦闘機人
果たして、この戦いの結末は?
次回はフェイト視点になります
果たして、スカリエッティを捕まえる事ができるのか?
次回もお楽しみに〜
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