リリカルなのは〜翡翠の戦士と7つの才牙〜 |
「ただいま〜…ってどうしたの?」
剣也と聖兄弟の模擬戦が終わり、聖兄弟は放っておき、剣也は皆のところへ行くと女子全員がなんか泣いていた
「先程の大群が怖かったらしい…」
クロノがそう教えてくれた
「確かにアレはねぇ〜…」
同じ顔をした人達が笑いながら来るんだから誰でも恐怖する…ん?
「アイはともかく何で他の皆は泣くんだ?」
何度もアレを見たら馴れる筈では…
「あんなレアスキルを持っているのは初めて知ったのよ…」
「そうなんですか…ってシャマルさん!?顔色悪いですよ!?」
シャマルさんが教えてくれたのだが、何故か顔が真っ青になっていた
「あの大群のお蔭で吐き気を起こしたらしい…」
「…大丈夫ですか?」
そう言いながら剣也はポケットに手を突っ込んでエチケット袋を取り出した
「よかったらどうぞ」
「あ、ありがとう…でも大丈夫よ、収まったから」
「そうですか?でも口の中はゆすいだ方が良い(吐き気を起こすと口の中が変な感じになる人が時々いる為)ですからこれもどうぞ」
そう言いながらふたたびポケットに手を入れてジュースを取り出した
「…どうやってポケットに入れたの?」
シャマルは不思議そうに言いながら受け取った
「……気合いで?」
「気合いで出来るの!!!!!????」(剣也以外のクロノ、ユーノ含む大人全員)
いや、気合いで何とかなるよ、大概は……
「……ざけんなよ…」
「???」
なんか声がしたので振り替えると聖弟が立ち上がろうとしていた
「うそ!?殺す気で投げたバレットカノンを諸に受けたのに!?」
「身体能力を強化していた様なのでダメージが少なかったのでしょうか?」
剣也は驚き、ウィルは仮説を立てていた
「ふざけんなよ!!モブの分際で!!」
そう叫びながら魔力を放出し始めた
「オリ主の俺が負ける筈がねぇんだよ!!!」
放出された奴の魔力によって剣が一本、また一本と次々に複製されていき、空を埋め尽くす程になっていた
「……うわ〜、すげぇ…」
「凄い馬鹿魔力ですよ、どします?防ぐのも不可能でしょうし、避けるのも…」
「うん、無理だから…」
そう言いながら再びセットアップし、ウィルを構えた
「迎え撃つ!」
そう叫ぶと同時に剣が襲い掛かる!!
「"周"+"武装"」
ウィルにオーラを纏わせ固さを強化し、さらに覇気で強化し…
「そしてルフレットコンル(盾の氷)+"武装"」
周りにの人達に被害が出ないよう氷の盾を展開した
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ガガガズガァァン!ガガギン!ズガガギン!!(しばらく続く)
剣也はウィルを自在に操りながら剣を弾いた
…10分後…
「これで…ラスト!!」
カキィィィン!!
飛んで来た剣を打って、終わらせた
「てかどんだけ魔力あんだよ、あいつ……」
「魔力だけは化け物ですね(さすがは転生者…)」
剣也はぼやき、ウィルは感想を呟いていた
「な!?無限の剣製を耐えただと!?」
聖弟は驚いていた
耐えるとは思っていなかったのだろう
「諦めろ、あれだけの攻撃をしたんだ…もう魔力は底をついているだろ?(出来れば諦めて下さい、お願いします)」
先程の闘いで聖兄弟の腕前をある程度読めたのでマジで…つか本気で諦める事を心の奥底で願いながら剣也は言った
「偶々防いだからって良い気になるなよ!!おい、アーチャー、リミッター外せ!!」
「リミットリリース」
聖弟のデバイスがそう言うと同時に聖弟の魔力が急激に上がった
「!?不味い!?早く終わらせるぞ、ウィル!!」
「了海、ソードフォーム、モードダガー…固定確認」
ウィルは短剣になって腰に収まった
「喰らえやー!!!!!!!!!!!!」
再び剣を作り、投擲しようとしたが…
「……え?」(剣也以外全員)
全員が驚いていた
空を埋め尽くす程の剣が全て凍り付いていた為である
「天氷掌(アイスハンズ)…ハラキホク(レフトハズバンド)…シタウオセ(遠吠え)」
両腕に水色の手甲を装着した剣也は左手を大量の剣に向けながら言うと同時に凍り付いていた剣は砕け散った
「んな!?だったらこれでどうだ!」
聖弟は叫びながら魔力を収束し始めた
「………………」
それに対して剣也は無言、聖弟に向かって走り出した
「これが世界を切り裂いた!
天地乖離す開闢の星!!その名も!!!」
「シモンマタク(ライトワイフ)…」
「エヌマ・エリシュだぁぁぁぁぁぁ!!」
聖弟が砲撃を撃つ!!
撃つのだが……
「ルプシカテク(凍る手)」
剣也はその砲撃を…
凍らせていた(・・・・・・)
「……………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!??」(剣也以外全員)
それを見て全員が驚いていた
「ど……どうなってやがる!?」
聖弟はそう叫びながら剣を投擲したが弾かれながら接近され
「シューシュワッキ(風が唸る)」
剣也が呟くと同時に冷気が左手に収束され……
「カムイランケオプリケニ(神から授かりし拳)」
ドッコォォォォォォォォン!!!!!!!!!
拳を叩き付けると同時に聖弟が大きな氷の中で凍り付いていた
「先頭不能」
剣也……………殺りすぎだろ…………
〜アリサ視点〜
「……(なんか変な気分がするわね……)」
柊がなんか天撃ってのを使った時から……
「(何でかしら……?)」
〜アリサ視点終了〜
「ただいま……ん?」
聖弟を全力で殴り、再び戻ってきた剣也だが、ふとアリサを見た
「?何?」
「バニングス…手の内を上に向けて」
「?こう?」
アリサは言われた通りの動きをした
「上げた手の内の少し上の大気が渦を巻くイメージをして」
「良いけど…ん?(何か力がみなぎる感じが…?)」
「その渦が燃え上がり、火の玉が出来るイメージ」
「…ふっ!!!」ボォウ!!!
アリサの手に火の玉が出来上がった
「えっっっ!!?」(剣也以外全員)
「…やっぱりか」
「天撃の素質がありますね」
剣也とウィルは感想を呟いていた
〜アリサ視点〜
「(え、ちょっ…何?、これ…え?)」
私は混乱した
柊の言う通りにイメージしたらいきなり火の玉が出たのだから
「…やっぱりか」
柊がそう言うが何が何なのか全くわからない
「天撃の素質がありますね」
え?嘘!?
「天撃って誰でも出来るの?」
なのはが聞いた
「素質があればね」
聞くと天撃が使える様になるには二つのパターンがあるらしい
1、誰かの天撃を受ける、又は見る場合
2、強い思いによって自分の中に天力を感じる様になった場合
私は前者のパターン…"後天型"らしく、このパターンは上達するのがとても早いらしい
「あのさ…」
私は柊に天撃を教えて貰おうと思いながら今は疑問を聞く
「???」
「火の玉(コレ)…どうしよう?」
今持っている火の玉をどうするか…よね
〜アリサ視点終了〜
「火の玉(コレ)…どうしよう?」
アリサが火の玉を見ながら言う
「ん〜…俺が消すか?」
「しかし、威力が気になりますよ?下手したら此方が燃やされますし」
「…ざけんなよ」
剣也とウィルが悩んでいると今度は聖兄が立ち上がろうとしている
「ざけんなよ!!モ「おりゃぁぁぁ!!」ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!?」
何か叫ぼうとしていたが突然火の玉が襲いかかって燃やした
「アリサ(ちゃん)!!?」
魔導師組の女の子がアリサを見た
アリサはアリサで投げた姿勢でいた
「ちょうど良い的があったから……つい」てへっ☆
舌を少し出しながら言うその姿は可愛らしいが、今の皆にとっては恐怖でしかなかったのであった……
その後、聖兄弟を放置したまま翠屋へ戻り、手伝いをしてから明日から始まる学校の為に解散したのだった
☆お知らせ
アリサの才牙大募集!!
才牙の名前、形状、効果を書いて下のコメント欄、又は応援メッセージに書いてくれると嬉しいです
例; 名前 天氷掌(アイスハンズ) 形状 水色の手甲 効果冷気の操作及び氷属性の付与
みたいな感じに書いてくれると嬉しいです
締切は31日までとします
以上作者からでした
説明 | ||
第十四話模擬戦後 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
4049 | 3777 | 5 |
コメント | ||
ヒートシザーソード 形状:二刀一対の剣(見た目はガンダムビルドファイターズのバトルウェポンズに入ってるシザーソード) 効果:それぞれの刀身に炎の力を収束させて切断するが、一つに組み合わせて大型のハサミとしても使用可能。閉じた状態で相手に突き刺し其処から開く事で切断すると言う方法も可能。(俊) フレイムバスター 形状:変形する事でバルカン砲にもなる大剣(見た目はガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドLのタクティカルアームズを赤くした物) 効果:大剣の時は刀身に炎の力を収束して斬った対象を溶解させる。バルカン砲の時は炎を弾丸として発射出来る。(俊) 大丈夫ですよ〜、因みに一人一つとは限りませんのでどんどん応募してください(肉豆腐太郎) こんなので良いですかね? アリサに天撃の才能があるって言うのは驚きましたが、面白いですね。本編で本格的に使用する時が楽しみです。(俊) バーニングセイバー 形状:刀身が赤く鍔と柄が白銀の刀(見た目は仮面ライダーアギトのフレイムフォームの専用武器のフレイムセイバー) 効果:名前の通り炎を司る能力を備えている(俊) |
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