真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第九十四話 確かな勝利 |
カイトがバルガミドレイセスを破壊していた頃、フォアード達は戦闘機人達と戦っていた
ティアナはセッテ&ノーヴェと
スバルはギンガと
レインはウェンディと
アマルはオットーとである
既に非難は終わっており、一般市民に被害はないが、それでも街中で戦うのは苦だった
人々が住む家やマンション
生活に必要だろう、ショップやコンビニが次々と破壊されてしまう
ノーヴェ「いい加減に潰れちまえ!!!」
ティアナに向けて、強烈な蹴りを繰り出す ノーヴェ
しかし、ティアナには当たらない
セッテ「退け! ノーヴェ!」
ノーヴェを退かせ、ティアナにブーメランを投げる セッテ
ティアナ「クロスファイア…………シュート!!!」
しかし、射撃魔法で弾かれてしまう
セッテ「チッ」
セッテとノーヴェは接近戦が得意なタイプである
それに対してティアナは遠距離タイプ
つまり、間合いにさえ入ればティアナに勝てる
セッテ達は何とかしてティアナに接近を試みるが、そう簡単に許すはずがない
ティアナ「やぁぁ!!!!!!!!!」
射撃魔法を駆使して、セッテ達から一定の距離を保つ ティアナ
まるで、この戦いを支配しているかのようだ
ティアナ(いける………このままいけば勝てる!)
ティアナには勝機が見えていた………………しかし
ノーヴェ「戦闘機人を舐めるんじゃねぇ!!!!」
エアライナーを発動し、上空を走り出す ノーヴェ
ティアナ「っ!!! 何所に!!!」
ティアナはノーヴェに意識を取られ過ぎた
セッテ「ブーメランブレード!!!」
その隙を逃さず、ブーメランを投げる
ティアナ「っ!!!」
気付くのが少し遅れてしまった
ティアナ「グッ!!」
何とか躱そうとするものの、右足首を切り裂かれてしまう
ノーヴェ「その傷じゃ、もう動けねぇだろ!!!!」
エアライナーから飛び降り、ティアナに蹴りかかる
ティアナ「っ!!!!!」
体を転がし、ノーヴェの蹴りを躱す
ノーヴェの足が地面にめり込んでいる
もし、食らっていたらティアナは死んでいただろう
ティアナ「ヴァリアブルシュート!!!」
転がりながら、セッテを狙う
セッテ「チッ」
ブーメランを剣のように振るい、ティアナの攻撃を弾く
ティアナ「痛っ!」
立ち上がろうとするも、斬られた足首が痛み、バランスを崩す
セッテ「勝負あったな」
ティアナに止めを指す為、接近し、ブーメランで首を狙う
セッテ「終りだ!!」
ティアナ「クロスミラージュ!」
クロスミラージュ【ダガーモード!】
魔力刃を構成し、セッテの攻撃を受け止める
セッテ「足掻くな!!!」
力技でクロスミラージュを弾き飛ばし、今度こそティアナを切り裂いた
ティアナ「うわぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
勝った………………セッテは勝利を確信した
しかし、それはまやかしだった
ティアナが地面に倒れた瞬間に消えてなくなる
セッテ「何!?」
ノーヴェ「まさかっ!!!!」
セッテは驚き、ノーヴェは幻影魔法だと感付いた
2人はティアナを探す……………すると
セッテ「そこか!」
セッテがブーメランを投げる
その先にはティアナが魔力を溜めていた
ティアナ「しまっ!!!!」
ブーメランに切り裂かれてしまう…………………しかし
セッテ「また幻影か!」
切り裂かれたと同時に消える
そして、ビルの屋上でセッテを狙う影
ティアナ(これで………決める!)
ノーヴェ「くたばれ!!」
しかし、いち早く気づいていたノーヴェが、ティアナを蹴り飛ばす
ティアナ「クッ」
しかし、蹴り飛ばされたティアナも消える
ノーヴェ「何だと!!!」
こいつも偽物?
ノーヴェ「本物は一体?」
ノーヴェはティアナを探すが、一向に見当たらない
セッテ「貰った!!」
すると突然、セッテのブーメランが飛んでくる
ノーヴェ「危ねぇ!!!」
しゃがんで躱す ノーヴェ
セッテ「チッ 意外とすばしっこい」
どうやらたまたまではなく、狙っていたようだ
ノーヴェ「何で私を狙うんだよ!!!!」
攻撃を仕掛けてきたセッテにキレる ノーヴェ
セッテ「はぁぁぁ!!!!!!!!」
ノーヴェの発言を無視し、攻撃を仕掛ける セッテ
ノーヴェ(どうなってやがる…………何で私を)
セッテの攻撃を防ぎ続ける ノーヴェ
その時、彼女の視界にティアナが映る
ノーヴェ(そうか!!! そういうことか!!!)
ノーヴェは理解した
そう、ティアナの魔法により、セッテにはノーヴェの姿がティアナに見えるのだ
ノーヴェ「仕方ねぇ!!!」
ノーヴェはセッテの腹を蹴る
セッテ「グッ」
あまりの激痛に耐えきれず、倒れてしまう セッテ
そして、ティアナに突っ込む ノーヴェ
ノーヴェ「舐めた真似しやがって!!!」
ティアナの顔を蹴り飛ばす ノーヴェ
しかし、これも幻影だった
ノーヴェ「クソが!!! いい加減に出てきやがれ!!!」
ティアナ「そこまで言うなら出て来てやるわよ」
声が聞こえた方を見ると、自分が先ほどまで居た場所に立っているティアナを見つける
ノーヴェ「野郎!!!」
再びティアナに突っ込んで行く ノーヴェ
彼女は頭に血が上り、冷静で居られなくなった
その為に忘れていたのだ
そこはさっきセッテを蹴り飛ばした場所なのだ
つまり、今立っているティアナはというと……………
セッテ「ノーヴェ?」
ティアナの姿がセッテに変わる
ノーヴェ「仕舞った!!」
気付くのが遅すぎだ
セッテの姿をティアナだと思わされていたのだ
もう止まる事は出来ず、セッテとノーヴェは激突する
セッテ「グッ!」
ノーヴェ「ゲェ!!」
セッテに覆いかぶさる状態になる ノーヴェ
セッテ「何を…………しているのだ!!!!」
ノーヴェを投げ捨てる セッテ
ノーヴェ「痛ってぇな!!! 大体あんたが幻影に騙されるからだろうが!!!」
此処に来て口論となってしまう2人
その間に、ティアナは砲撃の準備をしていた
ティアナ「これがクロスミラージュの最強の姿…………ブレイズモード」
銃身が少し長くなり、遠距離専用の形となる
砲撃を放つ為に開発されたモードであり、幻影で翻弄している間に、砲撃の準備をしていたのだ
ティアナ「傷が痛い……………」
セッテに切り裂かれた胸が痛む
最初にクロスミラージュを弾かれ、切り裂かれたティアナは幻影ではなかった
幻影魔法で、自分の存在を幻影だと思わせたのだった
その後、姿を消す魔法を使っていたのだ
クロスミラージュ【準備完了! 何時でもいけます!】
ティアナ「これで仕舞いよ……………ファントムブレイカー!!!!!」
オレンジ色の閃光がセッテ達を飲み込む
セッテ「バカな!!!!」
ノーヴェ「チクショォォォ!!!!!!!!!」
気付くのが遅れた2人は、躱すことが出来なかった
光が消えると、気を失った2人が倒れていた
ティアナはセッテ達にバインドを仕掛ける
ティアナ「やりました……………やりましたよ! なのはさん!!」
私の………勝ちだ
その場で寝転ぶ ティアナ
ティアナ「少しだけ………………少しだけ……休む……」
そう言って気絶したように眠ってしまう
己の能力を最大限に生かし、敵を翻弄し、勝つ
ティアナだからこそ出来る戦い方だった
彼女はもう立派な魔導師だ
掴み取った勝利!!!!
次回はスバルVSギンガ
姉を取り戻す事が出来るのだろうか?
お楽しみに〜
説明 | ||
ティアナ視点です 1対2という状況不利の中、ティアナは秘策を用いる |
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