つよきす ?面倒くさがり屋のゴン?
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私立の学園「((竜鳴館|りゅうめいかん))」

ここが僕たちの通う学校だ。

竜鳴館は変わった校風をしており、成績不良者や素行不良者は「烏賊島」と呼ばれる竜鳴館所有の無人島で更生させられる。

 

事例として…

 

「ハァ? 島流し?

ふざけんじゃねぇぞ!! モブ如きがっ!!

オリ主であるオレがそんなもんに行くわけないだろォがっ!!

オレは忙しんだよッ!! クズがっ!!

…ちっ!! 早くなごみや瀬麗武に接触して、オレのニコポで落としてやるぜっ!! 待ってろよっ!! 俺の嫁たちっ!!」

 

なんて言っていた同級生が…………

 

「私が間違っておりました。

このような能力に頼り、女性を惚れさせようなんて男の風上にも置けません。 このことを気付かせてくれた館長には感謝の気持ちでいっぱいです。

今後はこの竜鳴館に貢献するために、微力ではありますがこの能力が役に立てればと思います。」

 

…………とっても聞き分けのイイコになっていた。

てかこの事がきっかけで、他にも転生者っているのかがわかった。

 

……なんてめんどくさい………

まぁ、僕に被害がないならいいや。

 

キーンコーンカーンコーン……

 

ホームルームの時間になった。

ちなみに僕はレオっち達と同じ2ーCクラス。

チャイムが鳴ったのに担任が来ない。

 

「祈は寝坊して遅刻している。

我輩だけ先に来た。」

 

…オウムが入って来た。

 

「遅刻多いぞ祈ちゃん。」

 

とカニっち。

 

「騒ぐな騒ぐな。

我輩はピーピー騒ぐ奴は嫌いだ。

いい事を教えてやろう…瓶の蓋が開かない時はお湯につけると開けやすくなるぞ?。」

 

…どうでもいい。

あ?、なんかめんどくさい。

状況説明もめんどくさい。

…寝よ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…なんか放課後になっていた。

てか教室内僕しかいない。教室も赤く染まっている。

時間は…17時半ぐらいか?。

…帰ろ。

 

廊下に出ると見知った顔があった。

マッチョな身体で顔に傷があり、子供が見たら泣き出しそうな顔をしている。

 

「ナナシのぉ?、今帰るところか?」

 

館長だった。

 

彼は『橘 平蔵』

学園の館長。

米軍から「彼が戦争に出撃していたら勝敗は分からなかっただろう」と言われるほどの最強の肉体と精神を持つ。

拳法部の顧問で、超人的な技を披露することも多い。

「侠・義・漢」の3つ単語のうち、何か1つでも入っていたらどのような陳情でも認める豪快な人物で、学園の運営でも一風変わったテストやイベントを行っている。

「漢」について熱い持論や哲学を持ち、厳格なイメージがあるが生徒たちの学園生活においては自主性を重んじ、ほとんど束縛していない。

ちなみに学園から見える烏賊島は、自然を壊すことを嫌った館長が丸ごと買い取っらしい。

あだ名「生まれるのが遅すぎた竜」

 

「…今帰るところ。」

 

「ふむ、そうか。

あまり遅くならんうちに帰るんだぞ。」

 

実は結構気さくな人で話しやすい。

 

「…問題ない。」

 

これで話は終わりかと思ったら、なんか館長が珍しく言いずらそうに話した。

 

「…なあナナシの…

お主はいつやる気を出すのだ?」

 

「…いざって時。」

 

「ふむ…まあワシとしても((『紅き翼』|アラルブラ))の一員であるお主には何も心配してはおらんが…もう少し態度は直せんのか?」

 

((『紅き翼』|アラルブラ))

その単語が出た瞬間、僅かだがゴンの眉毛がピクッと動いた。

 

「…館長、今の僕は((『紅き翼』|アラルブラ))の一員じゃない。

ただの生徒。 やる気が出ないだけの。」

 

「まぁ、お主がいいならそれでよかろう。」

 

「…じゃ。」

 

 

ゴンは生徒玄関に向かった。

その後ろ姿を見ながら館長は呟いた。

 

「…お主がいつやる気を出すのか…

楽しみにしておるぞ『((白夜叉|・・・))』…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって… 『夜』

 

レオの部屋に対馬ファミリーが揃っていた。

もう何年になるのか…

特に約束もなく何と無く集まる。

やっていることといえば、駄弁ってるだけ。

 

「おい見ろよレオ?。

この女の子可愛いだろ??」

 

ギャルゲーを見せるふかひれ。

 

「ピザってさ?、チーズ乗せただけかと思っていたら、チーズの種類いっぱいあんだな?。」

 

とカニっち

 

「それって下ごしらえが大変なんだよな。」

 

とスバルっち

 

「………………Zzz」

 

と僕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、何しに来てんだよ? ゴン?」

 

とレオっち

 

「…春眠暁を覚えず。」

 

「???」

 

あっ、カニっちわかってないみたいだ。

 

「今は夏だぞ?」

 

「てかゴンてさ?、何に興味あるのか気にならない?」

 

…ふかひれがなんか言っている。

 

「あ?…そういえば…」

 

スバルん…同意しないで。

100%めんどくさい事になるから

 

「そうだぜ!!

だいたいボク、ゴンの家知らないんだけどっ!!」

 

「そういえば…ゴンの好物って何なんだろう?」

 

あぁ?、レオっちが興味示し始めた?。

 

「よぉしっ!! ここは代表して俺から質問するぜ!!」

 

ふかひれのやる気が上がった。

ごんのやる気が下がった。

 

「ゴン…俺は前から聞きたいことがあったんだ。」

 

「……………」

 

どうでもいいから早く終わらせて…

 

「ゴンっ!!

お前の好きな女性のタイプは何だっ!!」

 

……………………………………

……………………

…………

 

 

 

 

 

…帰ろう。 なんかめんどい。

 

「マズイぞッ!! ゴンが帰りたがっている!!」

 

なんでわかったスバルんよ……。

 

「…ハッ!! ここまで来て帰らせる訳ねぇだろー!!」

 

カニっち帰して…なんかめんどいんだよ…

 

「ゴン…ここは答えた方が早く終わるよ?」

 

レオっち…このタイミングでそれを言うのか……

………仕方がない。

 

「…おっ? 帰るのは諦めたみたいだな。」

 

だから、なんで分かるんだスバルん。

 

「というわけでゴン?

好きな女性のタイプは?」

 

「…………………………っ??」

 

…なんかカニっちがそわそわしている。

トイレ?

 

「違うわボケーーーーーーーッ!!」

 

僕喋ってないのに……

まぁいいや。

さっさっと話して帰ろう。

 

「なぁ?、別にいいだろう?

だってゴンこんな話しないし。」

 

仕方ない。

 

「……このゴンは現在電源が入っていない為、お答えできません。」

 

「ふざけんなテメーーーーーーーーーーッ!!」

 

カニっちがキレタ。

 

「…カニっち…うるさい。」

 

「誰のせいだ誰のっ??」

 

「…カニっち」

 

「うがーーーーーーーーーーっ!!」

 

飛びかかってきそうなカニっちをスバルんが抑えた。

 

「落ち着けカニ。

そうやって誤魔化されるのは何時もの手だろ?」

 

…ちっ、気付かれていたかスバルん。

 

「そういえば、毎回こんな話をゴンにしたらゴンがカニを暴走させていたっけ?」

 

レオっちまで…

もうこの手は使えないな?、新しいの考えないと…

…本当にめんどい。

 

「ふっふっふ、これでゴンを守るカードは無くなったわけだ。

さぁ、ゴン!! 今こそ真実を話すんだ!!」

 

ふかひれうるさい。

…やれやれ

 

「…僕の好みの女性は…」

 

「「「「…おっ?」」」」

 

「…身長140から190で、髪型はベリーショートからロング、メガネは掛けてても掛けてなくてもいい。 胸はAカップからJカップまでの16歳から40歳の女性が好み。」

 

「って不特定多数過ぎないソレッ!!」

 

ふかひれほどじゃない。

 

「…まさか、そんな返しがくるとは…」

 

僕に勝とうなんて10年早いよスバルん。

 

「レ、レオ聞いたかっ??

ゴンの好みって髪型がショートでオッパイ小さい子だってさっ!!

そ、それってボクのことかなっ??」

 

「落ち着けカニ。

そのあと巨乳でロングとも言っていただろうが。」

 

「えへ、えへへへへ……

そうか?、なんだよゴンの奴?。」///

 

「…ダメだ、人の話を聞いていない。」

 

…?

なんかカニが幸せな顔をしているがどうかしたんかね?

 

「じ、じゃあさ!!

ゴンは何処に住んでいるんだ?」

 

「…地球」

 

「いや、それはそうだろう!!」

 

うるさいよふかひれ。

 

「…そうじゃなくてな…

あ?、じゃあ周りに何があるんだ?」

 

スバルん援護射撃。

 

「…空気」

 

「「「……………………………」」」

 

レオっち、ふかひれ、スバルん撃沈。

 

「えへへへへ………」///

 

 

これが僕らの日常

 

鉄ちゃん襲撃まであと 2日

 

 

説明
つよきすのSSって少なくね?
ってことで書きました。
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面倒くさがり つよきす 

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