真・恋姫無双「武人として、一人の男として?」4 |
拠点
闘いで変わる者と新たな名。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!!
夏侯惇「剣崎ぃぃぃーっ!!! 居ないのかぁ!!?剣崎ぃぃぃぃぃぃぃーーーーーっ!!! 」
夏侯淵「姉者・・・少し落ち着け。」
朝から夏侯惇が真の部屋のドアを何回も叩いている。・・・え?何を求めているかって?それはと言う・・・
夏侯惇「だが、これだけ叩いているのに返事もしないとは、まさかまだ寝ているんじゃないだろうなぁ?」
夏侯淵「・・・寝ているのだったら、中を見るといいんじゃないか?」
夏侯惇「おぉ、その手があった。・・・では、」
ばがぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーんっっ!!!!!!!
扉を手で開けず、そのまま蹴りをいれた。勿論扉はふっとばされてる。・・・丁寧に開けられないのか・・・・?
夏侯惇「むぅ?居ないなぁ。」
夏侯淵「私達より早い方なのかね。・・・ん?」
夏侯淵は真が居ないのを確認した後、壁にかけていた大剣が無いのに気付く。そして夏侯淵はある一つの答えを口にする。
夏侯淵「ふむ、どうやら真の得物が無いな。」
夏侯惇「何!?だったら即座に行かなくては!! 」
夏侯惇は脱兎のごとくのように真の部屋を後にし、何処かえ行った。それを夏侯淵も後をおう。
夏侯淵「全く、何処に行ったんだ姉者。」
夏侯淵は何処かえ走って行った夏侯惇を探している。どうやら見失った様子。
夏侯淵「・・・・あっ。見つけた。」
夏侯惇見つけた夏侯淵は近寄り声をかけるが、夏侯惇は反応せずただ目の前のそれを見ている。そして夏侯淵も左に視線を向かせる。
「・・・・・!」
夏侯淵はそれを見て少し驚く。その先には・・・
真「フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!」
フォンッ!! …フォンッ!! …フォンッ!! …フォンッ!! …フォンッ!! …フォンッ!! …フォンッ!! …フォンッ!! …フォンッ!!
中庭には両手で大剣を持ち、上半身裸で素振りをしている剣崎 真が居た。
夏侯惇「・・・鍛錬している所、見た事無いぞ。」
夏侯淵「それは私も同感だ。」
二人はそう話しながらも真の姿を見ている。
真「フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!…フッ!・・・・」
夏侯惇「・・・・・・・・・・・・////」
夏侯淵「・・・・・・・・・・・////」
そのたくましい姿に二人は思わず見惚れてしまったらしい。
真「ふぅ。・・・・誰かいるのか?」
二人「「・・・!!?」」
二人は驚き、姿を出す。隠れていたのか。
夏侯惇「五月蝿い////!!! 」
真「どうした?」
夏侯淵「何でもないさ。それより始めて見たな。」
夏侯惇「う、うむ!なかなかの筋肉だ!! 」
真「有難う・・・・見てたのか・・・」
夏侯淵「すまない。隠れて見るつもりは無かったのだが・・・」
真「いいさそんぐらい。」
夏侯淵「…そうか。」
夏侯惇「それより剣崎!私と試合しろ!」
真「・・・いきなり…何?」
夏侯惇「あの時の続きをしたくてな。」
真「・・・・それだけ?」
夏侯惇「それだけだ!」
真「・・・・・・・・」
早い返答に真は黙り込む。
真「・・・分かった。」
夏侯惇「よし!なら即やろう!」
真「・・・・はぁ・・・・・」
ーーーと、いうわけで。
試合が始まる。審判は夏侯淵がすることになった。
夏侯惇「準備はいいか剣崎!! 」
真「・・・・あぁ。」
夏侯惇「秋蘭、頼む。」
夏侯淵「やれやれ。」
真は武器を構える。が、夏侯惇は構えない。何故だろうと真は考え、問いかけた。
真「・・・・・・・どうした?」
夏侯惇「・・・なぁ、剣崎。」
真「・・・・・?」
夏侯惇「服・・・・着ないか?」
真「え?・・・・・・・・・・・」
真は自分の体を見る。…どうやら上半身裸でやるつもりだったらしい。そして真は夏侯淵の方を向く。そこには顔を少し赤くなっている夏侯淵の姿。
真は理解出来たらしく、中庭の脇にあった黒シャツを着る。
真「これでいいか?」
夏侯惇「う、うむ////!では始めようか!」
夏侯淵が手を上げると、夏侯惇と真は得物を構える。
夏侯淵「では・・・・始めっ!! 」
夏侯惇「でりゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!! 」
真「フッ!! 」
ガキィィィィィィィーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!
激しい闘いが幕を上げた。お互い相手を押し続けるように得物が舞う。
だがその時、徐々に真が押されることとなる。
夏侯惇「どうした!!?押されているではないか!!! 私の力に圧倒されたな!!?」
真「ぐぅ…!くっ!…きぃっ!! 」
夏侯惇の圧倒的な力に真は後退するしかなくなっていた。
それから三十分くらい掛かっただろう。三人の人影が近づいて来る。
???「あら。何をしているのかと思えば。」
夏侯淵「華琳様。いらしたのですか。」
華琳達が来たようだ。
華琳「へぇ・・・。春蘭と真が試合しているの。」
季衣「なんか・・・兄ちゃんが押されているように見えるんですけど・・・・」
荀ケ「そのまま春蘭に殺されればいいのに。」
夏侯惇「そりゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっっ!!!!!! 」
キィィィィィィィーーーーーーーンッッ!!!!
真「ぐぁっ・・・・・!!?」
夏侯惇の攻撃で真は飛ばされた。
夏侯惇「つまらん・・・つまらんぞ!あの時の威勢はどうした!?真!!! 」
真「フーーーーーー・・・フーーーーーー・・・」
獣のように上げる真。やはりあの時の闘いはまぐれだったのか・・・
夏侯惇「・・・終わらせよう。」
夏侯惇は飽きたのか、その一言と共に攻撃を仕掛ける。そして得物が振り落とされたその時!
夏侯惇「!!?」
夏侯惇は何かを感じたのか、得物を振り落とすのを止め、後方に下がる。
季衣「?・・・どうしたんだろ春蘭様。」
荀ケ「何で下がったのよ?」
夏侯淵「姉者?」
華琳「・・・・・・・・」
夏侯惇「・・・・・・・・」
真「・・・・・・・・・・・・」
お互い沈黙が走る。
真「・・・・・・・・・・(ユラァ) 」
夏侯惇「!」
ガキィィィィィィィーーーーーーーンッッ!!!!!!!!
夏侯惇「うぐぅっ!!!??」
真が揺れた瞬間、あまりにも見えない速さで夏侯惇を襲った。だが、夏侯惇はギリギリ斬られる寸前でなんとか防げた。
華琳「!?」
荀ケ「なっ・・・!! 」
夏侯淵「何とっ!?」
季衣「今、全然見えなかった!! 」
ガキィィィィィィィーーーーーーーンッッ!!!!!! キィィィィィィィィィィィィーーーーーーーンッッ!!!!!!! カァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーンッッ!!!!!!
夏侯惇「うぐっ!!! くっ!!! ぐはぁっ!!!! 」
真「・・・・・・・・・・」
さっきまでの真とは何かが違う。そう夏侯惇は思った。
夏侯惇「・・・くそぉっ!!!!! 」
夏侯惇は攻撃をかけるが、すぐにかわされた。
夏侯惇「ハァ・・・・・ハァ・・・・・」
真「・・・・・・・・・・・(ユラァ…ユラァ…) 」
いつもの構えもやたらフラフラとしている。まるで何かに取り憑かれたかのように…
夏侯惇「・・・くっ!! うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーっっ!!!! 」
真「・・・・・・・」
夏侯惇の攻撃が真を狙う。が、
夏侯惇「!?」
わずかな一瞬にして得物が手から離れていて、夏侯惇は飛ばされていた。
そのまま地面に落ち、立ち上がろうとしたが、真の得物に突きつられて動けない状態である。
真「・・・・・・・・・」
夏侯惇「・・・・・・・・」
夏侯淵「・・・・・・」
華琳「・・・・・・・」
荀ケ「・・・・・」
季衣「・・・・・」
夏侯惇「私の・・・負け・・・か・・・・」
真「・・・・・・・・」
夏侯惇が負けと言った後、真は大剣を突きつけるのを辞めた。
夏侯淵「しっ・・・勝者、剣崎!」
シィィィィィィィィーーーーーーーーン・・・・
静まりかえる中、夏侯淵が手を上げ、勝利者の名を言う。その時も沈黙だった。
真「・・・・・ふぅー・・・」
華琳「なかなかのものね。」
夏侯惇「かっ、華琳様!!?」
夏侯淵「残念だったな、姉者。」
夏侯惇「負けてしまった・・・しかも華琳様が見ている前で・・・・」
華琳「春蘭。負けることはけして恥ではないわ。その悔しさをバネにもっと強くなりなさい。」
夏侯惇「華琳様・・・」
華琳「そして、忠実な家臣として私の覇道を支えてみなさい。期待しているわ。」
夏侯惇「はいっ!! 華琳様!!! 」
華琳「さて、真・・・・真?」
華琳は真の方を向くが、既にいなかったのだ。
季衣「兄ちゃんならさっき部屋に戻っていきましたよ。」
華琳「そう・・・・・・」
夏侯惇「人の話を聞かない奴だ。」
荀ケ「それはあんたもでしょう?」
夏侯惇「なんだとぅ!! 」
華琳「はいはい話はこれ位にして、早く仕事に戻るわよ。」
一同「はっ!」
その頃、真の部屋。
真「ふぅ???・・・・危なかった。」
大剣を壁にかけ、椅子に座る真。
真「抑えるのに力が・・・いるから疲れた・・・・それにしても、夏侯惇の力・・・凄く強かったなぁ。」
一度経験はしているが、まともにやったのは初めての真。すると後ろから。
???「それはそうでしょう。私の可愛い子なんだから。」
真「・・・強いと可愛いは多いに違う・・・・・あと、人の部屋を勝手に入るな。華琳。」
華琳「後の言葉は謝るわ。でも強くて可愛いのは違わないでしょう?」
真「・・・・・・・・で、何用?」
華琳「貴方の武器、名前がないのでしょう?」
真「・・・何故それを・・・・」
大剣に名前が無いのを知っている華琳に驚く真。
華琳「夏侯淵から聞いたのよ。」
真「・・・・・・・・」
前にもこんな事があったような・・・・そう思う真であった。
華琳「そこで、私と秋蘭で、貴方の武器の名前を考えてきたの。」
真「何?」
華琳「その武器の名は・・・・・」
真「・・・・・・・・・」
華琳「黒殲刀よ。」
真「・・・黒殲刀・・・・」
華琳「そう。そして名前の由来はね、色が黒く、殲滅する程の力を持つ剣。・・・どう?」
華琳から由来を聞いて、真は壁にかけている大剣を見る。
真「・・・・成る程なぁ・・・しかし、何故殲滅なんだ?」
華琳「前の戦で見させてもらったから。・・・私は思ったのよ。我が軍は手出しをせず、貴方があれだけの団体を一人で壊滅出来るのじゃないか、てね。」
真「・・・話が見えないんだが・・・・・」
華琳「つまり、貴方が敵を殲滅する程の力を持つということ。そこから取って黒殲刀。・・・どうかしら?」
真「成る程な・・・ふむ・・・・」
真は頷き考える。なんせ華琳と夏侯淵が真の武器の名前を考えていたなんて。
真「・・・良い名前だ。気に入った。・・・有難う華琳。」
華琳「よろしい。じゃあ私は仕事に戻るわ。貴方も警邏の仕事あるのでしょう?」
真「・・・あぁ。」
華琳「それじゃあね真。」
真「・・・(コクッ)」
真は華琳が仕事に戻るのを見送る。華琳が見えなくなると同時に、真は部屋に戻る。そして壁にかけている大剣。『黒殲刀』を見て、ちょっと微笑んでいたと・・・
???「・・・ふーーん。あぁいう奴が魏国に居るのかぁ・・・楽しみだ。(ニヤァ)」
その影から真を見る者が居た。
何奴・・・・・?
あとがき
はいどうも今日はぁー。
猫に囲まれて生活している。ガリ眼鏡でーす♪(初めて聞いた人。ごめんなさい。)
さて、いかがでしたでしょうか?ここで初めて大剣の名前が出て来ました。
そしてもう一つ、真のことですが、題名にもあったように、変わっていたのですが、分かりましたか?分からなかった方、すみません。
さて、次回も拠点をいかせていたたきます。
ではまた、何処かで会いましょう。
説明 | ||
今回は拠点でーす。 新たな名が出て来ます。ではごゆっくりどうぞ。 |
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