真・恋姫無双 龍神の名を持つ者 第1章 第一話
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おぎゃーーーーーーーーーおぎゃーーーーーーーーーー

 

 

双子の赤ん坊の声が聞こえてくる 

 

 

兄の姓は呂 名は龍 字は翼先 真名は悳(トク)

妹の姓は呂 名は布 字は奉先 真名は恋

 

 

の二人であった

 

そう今ここに三国時代最強の兄妹の二人が誕生した瞬間だった

 

そしてこの二人が生まれて4年の月日が流れた

 

Side 悳

 

今日の鍛錬もたいへんだった。僕たちは最近なってからお父さんに鍛えてもらうことになった。なんでも漢王朝?とかいうすごいところがダメになってきてるみたいで盗賊とかがこの邑に時々襲いに来るようになった。

けど、お父さんとか大人の人たちが全員追い払ってる。

お父さんが言うには僕たちには武の才があるらしいので自分たちの身を守れるように鍛えている。といっても基礎訓練だけなんだけどね。走ったりとか・・・。

 

 

「ふぅ〜今日の鍛錬も終わったね どこか遊びに行こ! 恋」

 

 

「....うん。行こ。悳兄」

 

こうやって最近は恋と二人で森や川で遊んでる

 

 

「今日はどこで遊ぶ?」

 

 

「..悳兄の行きたいところがいい」

 

 

「うーん うんじゃ川で遊ぼ!」

 

 

邑は僕と恋以外にも子供がいるのだが恋があまり遊びたがらないため、いつもは2人で遊んでる

 

 

Side 恋

 

悳兄はすごく優しい。だから友達と遊ぶときもみんなが楽しめるようにやってる。それに、悳兄はいつも自分を2番目に考える。それじゃ悳兄が楽しめないから、二人で遊ぶほうがいい。二人だったら悳兄がしたいことができる。

 

「....悳兄。」

 

 

「どうした?」

 

 

「...川で何する?」

 

 

「そーだなぁ 「悳、恋。川に行くなら魚つってきてくれない?」わかったよ。母さん行ってくるね。」

 

 

「うんじゃ 恋。魚釣りしに行こうか。」

 

 

魚釣り....魚はおいしい。頑張って捕まえよう。

 

 

 

Side 悳

 

釣り道具を持って恋と家を出た。川は家からすぐ近くにあるから行くのは楽だ。

この前魚釣りをしたのってお父さんといっしょだったなぁ。そういえば

けど、魚釣りってヒマなんだよなぁ。僕も恋もつれないし・・・。

あ、そういやお父さんが言ってたなぁ、気配を消せば魚に近づき素手で捕まえることも可能だって。

 

 

「なぁ、恋 お父さんが気配を消せば魚に近づき素手で捕まえることもできるって言ってたけど・・どうやったら気配って消せるんだろ?」

 

 

「...確か自然といっしょの気持ちになるって言って気がする。」

 

 

なぬ!?お父さんがそんなことを恋に言ってたなんて僕にも言ってくれたっていいじゃないか。

 

「...悳兄 何か怒ってる?」

 

 

「いや、怒ってないよ。ただなんで言ってくれなかったんだろうって思ってて」

 

 

「そりゃ〜おめ〜まだ早いからだよ。」

 

 

「うわぁ!!お父さんびっくりさせないでよ!」

 

いつの間に・・全く気付かなかった。恋もどうやらそうみたいだ。

 

 

「ガハハ 手本を見せてやったんだよ。手本を。」

 

 

手本?どういう・・・あ、そういうことか

 

 

「見てわかるんだったら、もうやってるよ。どうやってやるのさ?」

 

 

「見せてほしいか?だが手本は一日一回までだ!」

 

 

「....もう一回見せて。」

 

 

 

「前言撤回だ。こうやるんだよ。」

 

 

お父さん!恋に甘すぎだろ!

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うーん 気?みたいなのが薄れていってる。そこまでしかわからないなぁ。

 

 

「...どこ?お父さん?」

 

 

ん?恋はわからないのか?あんなに目の前にいるのに?

 

 

「なにしてるの?お父さん?」

 

 

「ん、悳 俺の姿が見えるのか!おおすげぇな!」

 

 

ん?ということは今まで気配を消してたのか・・でも、見えたぞ?

 

 

「お父さん 僕普通に見えたんだけど?」

 

 

「本当かよ。こう見えても昔は優秀な細作だったんだぞ? もう一回やるから、目を瞑ってくれ。」

 

目を開けた。ん〜どこだ?

 

「....あそこ。」

 

 

ふり見てみれば、後ろの木の枝の上で逆立ちしているお父さんが見えた。

って、あれ?恋は見えたのか・・・?

 

 

「本当だ。」

 

 

「悳、恋。今の俺の体制は?」

 

 

なんでそんなこと聞くんだ?

 

「「・・・逆立ち?」」

 

 

「本当の本当みたいだな、こりゃ ふぅーしかたねぇ。あまり教えたくなかったがしかたなぇ教えるか。」

 

 

「なんでいやなの?」

 

 

「お前ら絶対ご飯つまみ食いするだろ。てか、昨夜もしてただろ。」

 

 

な!ばれていたのか。恋の方を見ると・・恋はあまり驚いてないなぁ。

 

 

「それじゃ気について教えてやるよ。しっかりついてこいよ!」

 

 

「わかった」

「...ん」

 

 

Side 恋

 

気の存在は気づいてたから、結構楽しみ♪

悳兄と一緒に頑張ろう。

 

そうこうしてるうちに河原についた。

 

 

「おい、二人とも。この岩の上に座れ。」

 

 

「よっこいしょ」

「..ふぅ」

 

 

「こればかりは人の感覚によって違うから何とも言えん。自分の気を感じろ!」

 

自分の気....恋の体から何か出るのが見える

悳兄からもお父さんからも出てる

 

「早いな・・・悳も恋も力を込める感覚を。」

 

 

ん!出てくる気が強くなった。悳兄は・・・・すごい。

とんでもない大きさの気が見える。

 

 

「おい、悳力の入れ過ぎだ。もう少し下げろ。」

 

 

「うん。こうかな」

 

あ、同じくらいになった

 

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「よし、今日はその状態で限界まで待機だ。」

 

 

「わかった」

「...ん」

 

 

10分後

 

...限界。

ふぅ....疲れた。

 

 

「初回でそんだけもつってのは、とんでもないぞ?」

 

 

悳兄はまだ全然揺らぐ様子がない.....すごいなぁ。

....眠くなってきた

 

20分後

 

 

「ああ、限界!」

 

ん〜悳兄の声で起きた

 

 

「一刻も持つとはな・・・隠れて修行とかしてないか?」

 

 

「してないよ、ひどいなぁ」

 

 

「わりぃわりぃ。ちょっと休憩だ」

 

5分後

 

「そろそろ歩けるか?」

 

 

「大丈夫」

「....歩ける」

 

 

「よし、うんじゃー川の近くまで行くぞ。」

 

....本当に悳兄はすごい

 

 

「俺をよーく見とけよ!」

 

 

Side 悳

 

お父さんが川に入っていく。音はほとんど聞こえない。

 

「本当にお父さんはすごいなぁ」

 

 

お父さんが口に手を当ててにらんできた。

 

お父さんがどんどん魚のいる場所に近づいていく・・・

 

魚たちは気づいていない・・・

 

 

 

取る

 

 

 

と思った瞬間にかろうじて見える速さでお父さんの手が動く

 

 

「どうだ?見えたか?」

 

 

 

「なんとか」

「.....ぎりぎり」

 

 

 

「こうやって気をかぎリなくなくすこともできるってことだ。今からやろうとするなよ!お前らの気は今は空っぽだからな」

 

 

世の中まだまだ見たこともないようなものがいっぱいあるんだろうなぁ・・。

 

よし、明日からも鍛錬頑張って早く家族を守れるようになろう!

 

 

説明
幼少期の日常です。 アンチ一刀およびオリキャラ出る予定です。ご注意を

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コメント
悳の認識で話を書いております。(電脳旅行者)
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