オリキャラ†無双 第二話
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弦を離した。

矢は空に飛んで行き、落ちてくるときは鳥と一緒だった。

射落とした鳥から矢を抜き腰に吊るし、ほどなくして着いた川で血抜きを始める。

肉を捌く時に使う包丁を使って手慣れた手つきで捌いていく。

終わると、呂竺は服を脱いで水浴びを始めた。

水浴びをしている間も、呂竺は目に付いた魚に飛びついた。

素手で弾いて、魚を岸に飛ばすのだ。

二匹は焼いてその場で食った。

他は血抜きをして食料として持って帰るのだ。

 

呂竺の家は、山の中にあるほとんど小屋と言ってよい所だった。

隣にも小屋はあるが、そちらはまだ作りかけだった。

呂竺は外で火を熾して、食わない分の鳥や魚を燻し始めた。

燻している間に鍋を用意して、取ってきた獲物の調理を始める。

野草をすり潰して入れたり、鳥を解体して肉を取る。

鍋の汁に匂いがついて来てから肉を放り込む。

呂竺は鼻歌を歌い始めた。

 

「良い匂い」

 

「姉ちゃん」

 

姉の呂布が熊を背負って帰ってきた。

その後ろでは、縄を括り付けた猪を引きずっている。

 

「血抜きは、してきた」

 

「待っててよ。まだちょっと時間かかる」

 

「ん。じゃあ、小屋作ってる」

 

呂布は取ってきた獲物を降ろすと、小槌を取って小屋に向かった。

作りかけの小屋は、倉庫として利用するつもりだった。

二人が住んでいる小屋は、床下に空洞を開け、物を入れられるようにしてあるが、そこが入りきらなくなってきたのだ。

呂布が小槌の音を響かせる。

呂竺は鍋を煮込んでいる間に、熊や猪の解体を始めた。

熊の首を鉈で落とす。

これを山から下りた所にある村に持っていくと、見栄張りをしたい人たちが買ってくれるのだ。

猪からは牙を取り、後は二匹の肉を取り皮を剥ぐ。

骨なども、加工すれば便利な道具になったりする。

 

「出来たよ、姉ちゃん」

 

食事は、いつも鍋から自分で椀に取って食う。

本当は食いたいだけ食いたいが、そうするとすぐに食料が無くなってしまうので、とりあえず腹が満たされたら食事は終わる。

呂竺は小屋に目をやった。

すでに出来上がりつつあるが、打ち付けられた木の板の間が所々開いている。

ああいう作業は、自分も姉も苦手なのだ。

なので開いた隙間は毛皮などをあてがって誤魔化している。

しかし、村にいる職人に頼んだ所でやってくれる訳はないと言うのが呂竺はわかっていた。

村は、自分たちと距離を取りたがる。

村に降りてみても、自分と接触するのはごく一部の人間だけだった。

それも大抵は好意的ではない。

嫌悪的でもないが、その空気が呂竺は馴染めなくて自分からもなんとなく避けている。

 

何か嫌な感じがして、呂竺は弓に矢を番えて振り向いた。

呂布も、椀を置き戟を取っている。

 

「そう警戒しないでくれよ」

 

男の声がした。

村の人ではない。

 

「君たちと話がしたいと思っているだけだからさ」

 

見た瞬間、気持ちとは別に見惚れそうになった。

弦を離した。

男は、僅かに躰を逸らした。

矢が男をすり抜ける。

恐ろしい速度で呂竺の横を呂布が駆けた。

呂布が戟を突き出し、男は外套をはためかせる。

次の瞬間には男が戟を弾き飛ばしていた。

男が距離を取り、手に何かを持って呂布と呂竺の間に躍り出た。

 

「ホールドアップだ。と言っても、通じないだろうがね。待ってくれよ、撃ちたくないんだ」

 

何を言っているのだ、と呂竺は思った。

矢を番えようとして、男がこちらを見ているのに気付いた。

 

「どっちが呂布だ?」

 

男がまた口を開いた。

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賄賂は嫌いという訳ではない。

ただ、受け取るだけで働かぬ者が嫌いなのだ。

それは主に役人だが、軍人の中にもそういう輩は多くいる。

紀霊が将軍になってからは、苛烈なほどに軍内部のそれらを排除した。

腐った役人がいないだけでも、軍のありようと言ってよいものはだいぶ良くなった。

しかしそれは、袁術軍内部に限っての事だ。

手の届かない役人は、相変わらず無駄を繰り返している。

 

「働きもせぬ無能が。酒と料理と女。遊び呆けるだけで金が入るだと? 貴様の様な者はいらぬ」

 

指示を送る。

文官の一人が処断された。

頭をなくした首が派手に血を撒いた。

見物している大衆が、それを悦ぶように喝采を送っている。

それを背に、紀霊は陣内に戻って行った。

国を動かす役人の腐敗は、もはやどうしようもならないほどになっている。

腐敗から紀霊が唯一守れたものが袁術軍だと言って良い。

特に旗下の部隊は軍の核のようなものだ。

大陸を見回しても、これほど精強にした部隊はそういないと自負できる。

紀霊は滑走湖(かっそうこ)をとばした。

主の袁術から賜った馬だった。

南蛮から仕入れた馬らしいのだが、詳しい所は覚えていない。

ただ、共に駆ける戦友だということがわかっていればいい。

 

後ろから、馬に乗った誰かが付いてきた。

慌てて付いてきた従者ではない。

しかし、身構えようとは紀霊は思わなかった。

ある者にはある、邪悪な気質が感じられなかったのだ。

 

「紀霊将軍!」

 

刀を佩いた青年だった。

馬の乗り方は粗いが、育てれば見込みがありそうだ。

なんとなくそう思ってしまうのは、軍人の月日が長すぎたか。

紀霊は剣を抜き、青年の馬の足元に投げつけた。

驚いた馬が棹立ちになったが、青年は落ちそうになりながらそれを抑えた。

 

「なかなか見事だ、青年」

 

青年が強張った顔で紀霊を見た。

端正な顔立ちをしていて、一目見れば好印象を与えるような顔だ。

それも、男から見ても嫌にならない。

 

「儂に、何か用か?」

 

「俺は、北郷一刀と言います」

 

「紀霊だ」

 

北郷は頭を下げた。

何か確信めいた直感が紀霊を貫いた。

 

「軍に入らぬか?」

 

「え?」

 

率直に紀霊は言った。

北郷は呆気にとられたような表情をして、紀霊は笑い声をあげた。

 

「唐突に誘う事を、悪いとは思わん。良い人材がいると、育てたくなってしまうのだ。お前には、見込がある」

 

「えっと、嬉しいのですが」

 

「ですが、とは否定の意味だ。焦らずに、考えてみると良い。決心が決まったら、軍門を叩け。紀霊の紹介だと伝えれば、話は通るようにしておく。食客として滞在するだけでも良い。待っている」

 

「なんというか、勢いのある人ですね、紀霊将軍は。話しかけたのは俺の方なのに」

 

「これで、よく人を驚かせることはある。話があるなら聞こう」

 

「それが、ないのですよ。馬に乗る紀霊将軍を見かけたから、こうして追いかけてしまったのです」

 

「良い選択をしたな、北郷。おかげで、お主は機会を掴んだ」

 

遠くから、従者が馬で追い着いてこようとする姿が見えた。

 

「また会おう、北郷」

 

返事を聞かずに、紀霊は駆けた。

まだもう少し一人でいたい。

我侭をするように、従者から逃げ続けた。

滑走湖は、走れるのが嬉しいようだ。

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咳が出る。

それは生まれつきだった。

躰が弱い訳ではない、と自分では思っている。

ただ躰が悪いだけだ。

体力が無いわけではないが、無理をすると胸が辛くなってしまう。

趙頼は医師から貰った薬を噛んだ。

回復するわけでもないが、飲むように言われたからだ。

薬を飲むことはほとんど無意味なのではないかと思ってしまうが、心配してくれる人たちがいるので仕方なく、という感じだった。

街の人たちは親切にしてくれた。

躰が悪いということを知っているので、よく家に来ては手伝いをしてくれた。

隣の家のお婆さんは、自分を息子のように扱ってくれていた。

家族は妹が一人いるだけだった。

両親は死んだのではなく、いなくなった。

唐突に消えて、どこに向かったかさえ知る人はいない。

それも、今では思い出さない。

妹と二人で暮らしていたが、年頃になった妹は見聞を広めるといって旅に出た。

心配ではあったが「私より兄上が心配です」と言える妹を見て大物になると密かに思ったものだ。

それから最近では、天から落ちてきたという青年を拾って暮らしていたが、その青年もやがて旅に出た。

その後を追う訳でもないのだが、趙頼も旅を始めた。

妹が旅に出て、青年も旅に出て、自分だけ家で燻っているのか。

そんな思いに包まれてしまった。

乱世が訪れる、と青年は言った。

それも当たり前だろうと思ってしまう自分がいた。

それを黙って見過ごせない。

何ができるかはわからないが、何もしないのは嫌だ。

彼はそう言った。

その言葉が、自分を家から引っ張り出した。

そう言える青臭さが羨ましかったのかもしれない。

切っ掛けはそんなものだ。

しかし、家を出たのは青年がいなくなってからしばらくしてからだ。

それまでは、自分なりに悩んだのだ。

悩んで決めたから、こうして道を歩けている。

 

趙頼の息があがり始めた。

しばらく歩くとこうなってしまう。

道端の木を背に趙頼は座り込んだ。

槍を立て掛けて、目を閉じた。

なんだ、こんなもの。

苦しくはない。

苦しくはないが、これで無理をすると辛くなる。

辛くなってから薬を飲んでも意味は無いので、その前に休みを取るようにしている。

そのせいで、進み方は遅い。

 

「どうされました?」

 

鎧を着けた女性が前に屈んだ。

武人なのだろうか、二本の短い槍を脇に引っ提げている。

 

「気に、しないで。休んでいる、だけだから」

 

趙頼はそう言って目を閉じた。

女性は立ち上がりそうな気配を見せたが、水筒を差し出した。

 

「少しは良くなると良いのですが」

 

女性は趙頼の顔色を窺っている。

思わず微笑ましくなって、趙頼は笑みを見せた。

 

「うつり、はしないよ。生まれつきなんだ」

 

「そうですか。なら、無理をしてでもここを早く離れた方がいいですよ。聞いたところによると、賊がここに来ることがあるそうです」

 

聞いた情報と一緒だった。

しかし、趙頼が聞いた情報ではもう賊は討伐されていた。

水筒の礼に、趙頼はその情報を女性に伝えた。

今まで気を張っていたのか、女性は明らかに安心したような表情をした。

 

「なら安心ですね。私は先を急ぎますので、これで失礼します。水筒は差し上げます。ごゆっくり」

 

鎧の女性は立ち上がって歩いて行った。

礼の言葉をかけたが、女性は振り向かなかった。

しばらく休んでから、趙頼はまた歩き出した。

咳が出る。

こんなものがなんだ。

趙頼は少しだけ意地を出した。

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あとがきなるもの

オリ主は自分が最強じゃないと気が済まないんだよッ……!二郎刀です。まえがきに書いたようにこの話は続けばものすごくカオスになると思うのです。恐らく恋姫屈指(慢心)。本格的なネタバレは次回(多分)。お察しの方はむしろバラしてもいいんじゃないかな。

 

さて、

 

新オリキャラ

 

呂布の兄弟、呂竺。

誰かの兄、趙頼。

女性(鎧)

 

 

このあとがきを読んでくれる人は少しキャラ紹介を聞いてほしく思います。なお作者の心境が荒れている箇所があるため、少々言葉使いが乱暴になる場面があります。不快に思われる方は読み飛ばすなどの処置をおススメするとともにお詫びを申し上げます。ちなみに私は言葉使いが荒い人は苦手です。

 

 

まず呂竺について。

簡潔に言うとこういう事。俺の大事な何かがぷっちんして出来た。そういう事。

ええーっとですねぇ……呂布ものの恋姫外史見たんですよ。うん、恋かわいい。すっごいかわいい。それに呂布だからさ、最強なの。飛将軍だもの。最強なんだよ。三国志最強。でね?俺はオリ主もの結構好きだからさ。恋ルートのオリ主ものとかも見る訳わけですよ。それがですね。

 

二郎刀「お、オリ主もの発見」

 

二郎刀「ほう、恋√か」

 

二郎刀「クリック、クリック」

 

二郎刀「恋のお兄ちゃん…………」

 

二郎刀「ふうん…………」

 

流し読み中

 

二郎刀「……………………」

 

兄、兄、兄、兄、兄、兄、兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

なんでッッッ!! 恋のオリ主ものはッッッ!! お兄ちゃんばっかりなんだよッッッ!!

 

 

きっと間が悪かったのだ!タイミングが悪かったのだ!恋√で兄に転生とかばっかりなのはきっとそうなのだ!次は、次は大丈夫!そう思ってもまた同じようなものががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががっがっがっが

 

ふう……発散したから少し落ち着いた。テンプレの過剰摂取は危険です。

呂布の兄という立場は、確かに非常に解りやすくおいしいポジションです。最強の兄ですから、さらに最強じゃんという気持ちはわかるんです。かく言う自分もこの外史に呂布の兄という無口無表情最強キャラを書こうとしてましたし。だがそれはあまりにもテンプレ過ぎたッ! もちろんそれが悪いと言うわけじゃない! それで面白い人もいるだろう! しかし! しかしだ! それはあまりにテンプレ過ぎた! あまりに繰り返され過ぎた! あまりに王道すぎたのだ! 私の心はそれを許さなかった! そして出来たのが呂竺という兄弟キャラだった! 見る者聞く者にはどちらにせよ兄弟ではないか! 同じ血筋じゃん! どうせ最強なんだろなどと言う者はいるだろう! その通りだ! 肯定しよう! だが私は少しでも違う可能性を探したかった! 見せたかった! 広げたかった! 外史というものの幅を持たせたかった! 私は恋姫が好きだ! 私は恋姫が好きなのだ! そのために私は肉を暴こう! 骨を晒そう! 心を折って魂を砕こう! 恋姫好きの為に! 恋姫好きの為に! ジーク恋姫!

 

 

悪いのはテンプレじゃあない。嫌なのは、あまりにも似通い過ぎた、目新しさのない展開なのです。王道は時に陳腐に見えるから困る。要は書き方。俺もやったやん。人の事言えねえ。ハッ!?今の私はまさしく自分の事を棚に上げてSEKKYOUかます地雷キャラではないか!いや、ENNZETHUってやつですかね。

 

さて、ここからは冷静になった二郎刀がお送りします。

 

オリキャラの呂竺(りょじく)ですね。架空のキャラです。こういう名前の人物は三国志には登場していないはずです。こういうありそうな名前を付けるのが私は好きです。実はこのキャラまだ弟か妹かを定めてません。何故出したし。急速に浮かび上がってきたんだもの。

呂竺に関しましては、ここまで読んでくれた読者様のご意見が欲しいなとか思ったりしたり。よかろう、手伝ってやるという方はコメントください。参考にします。まあ、見惚れそうになった、という文を書いてしまったので自分の中ですでにどことなく女よりになってしまってますが。でも恋姫で女キャラって聞くとどうせ一刀に喰われるんだろ?とか思う私は正常です。これで男キャラになると朱里や雛里が好きな展開が待っています(嘘)。

 

 

さて、

 

次は趙頼(ちょうらい)さんですね。

もう完全にお察しだろうとは思うんでバラします。趙雲さんの兄貴です。無駄に隠す事ねーよ。バレバレだもの。無駄は省きましょう。省エネって大事。

 

ってことで病弱設定です。普通に動けますが一定時間の稼働でオーバーヒート起こして動けなくなるよ。

 

最初は趙雷とかいう名前にしようかと思ったけど駄目でした。趙雲なんかドラゴンにクラウドだよ?さらに真名がスターなんだよ?兄がサンダーでも良いじゃない。だが俺の感性が許さなかった。

 

そしてそれに付随する謎の女性(鎧)!一体彼女は誰なんだ……!この子はまだ秘密。【鎧を着けた女性が前に屈んだ】この文を見てそういう事を妄想した下衆は誰だ?俺だァ!自分で書いといてなー。きっと疲れてるんだなー。いっそのこと上鎧で下スカートにしてしまおうか。

 

 

でもって、

 

北郷一刀が登場しました。原作主人公さんです。なんかあっさりと登場した。もうすでにいるとか、こういう登場の仕方が私は嫌いではありません。すんなりとする。

 

 

では今回はここまでとしましょう。少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

 

 

追伸.呂布の兄のオリ主って普通によく喋りますよね。恋の無口無表情設定が生かされている兄を見たいのですが、自分は恋姫を知ったのが遅いので、そういう作品を見逃しているのかもしれません。生意気なのですが、あったら教えてくれませんか?

説明
第二話が出来てしまった。
この話は続けばとてもカオスな事になると思います。
混沌ですよ! 混沌!
オリ主はこういう言葉が好きだ(独断と偏見。なお自分も含む)。

今回のあとがきには非常に居た堪れなくなる表現が使われております。
そんなん読む気分じゃない方はあとがきは読まない事をおススメします。
夜のテンションはヤバい。
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