銃を抱えた女の子2話目続編1 |
ふう、、なんて事思い出してんだか、
俺は子供の事を思い出していた。あの名前を聞くといつもこうだった、
だからテレビで、しかもニュースは見ない様にしてたんだが、『バーサーカー”鬼人”』
全ては、、、俺から始まった名前、でも今じゃ偽者が現れて、この街を徘徊し、今殺人をしている
その方法は様々だったそうだ、撲殺から、刺殺、斬殺、溺殺、その他諸々。
ほんとに、俺の実際の殺しの違いがここにある、俺の場合は、、ナイフや罠の類の二択のみだったし、
俺は子供の頃をまた思い出してしまいそうになった
それをまたはっと首を横に激しく振り抜いて頭から消し去った。
そして俺の乗ってるバスは目的の場所に到着した、俺は前もって用意した金を握ってバスが止まる衝撃に備え足に力を込めていた、
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「、、まったく、なんで買出しに行って一週間経ってないのに買出しになんか、、」
俺は両手にトンデモない量食べ物、そしてそれが詰っているビニール袋を何個も腕に掛けながら信号が変わるのを待っていた
アイツが来てからはもう一ヶ月分の食料はアイツの腹の中、、ほんと異次元なんじゃないか?あの腹、、?あの分も運ぶのは時間がかかったのになぁ、、。俺は、とほほ下を向いて力を入れるのに集中した、力を抜いたら荷物がこの地面に散乱する、ソレは面倒そうだ。
俺はスーパーの袋をもう一度深く持とうと上に少し持ち上げると ブチッ ボトトト、、、
、、軽い何かが千切れる音と、落ちる音、俺のビニール袋は千切れてその中に入っていた食品が地面に散っていく。、、ああ、なんで俺は、、俺は、俺は軽く涙を目に溜めた時
「あ、、あの〜、、」「、、ん?」俺が横を見るとそこには20歳後半位のお兄さんが立っていた「手伝うよ、その荷物じゃ拾う事もできないでしょ?」「え、、で、でも」俺はしゃがもうとしたお兄さんに手を伸ばすと、、 ブチブチッッ ボトト、、、、
「、、、ぜひ手伝ってください」「、、ははっ、はいはい」=========================================================「ほ、、、とに!すいませんでした、」「ああ、いいよいいよ。顔を上げて」俺は男の人に頭を下げてお礼を言っていた、
俺は結局飛散した食品をこの人に手伝って貰いながら袋に詰め替えた、新しい袋を貰って置いてよかった、、常々思ってしまった、そして俺は近くの公園に寄りお礼を言っている真っ最中だった。
「あはは、、何かお礼をしてくれるのかい?」「あ、、はい!できる範囲なら!」俺はスーパーに寄るには不釣合いな財布をポッケの上から確認した。
「あ、、いやいや!違うんだ!物とかじゃなくて!」その人は両手をクロスしながら違う、違うと訴えた「え?じゃあなんですか?」「えっと、、ぜひ相談に乗って欲しいんだけど、、」
「え?相談、、ですか?」「うん、」そしてそのお兄さんは話始めた
「僕の名前は時誠也{とき、せいや}って言うんだ。君は?」
「え、、?え、えっと!俺は、坂上尚っていいます!」「えっとね、尚君には兄弟はいる?」「え?兄弟、、ですか?俺はいないですけど、、?」「そっか、うん、僕には妹がいてね、その妹が僕とは違って天才って言うのかな?兎に角僕とは別格の女の子なんだ」少し嬉しく、自慢している様に見える顔が誇らしそうだった。
「僕は、、『無能力者』なんだ。」無能力者、超能力を身に付けられなかった人達をそう言う。この人は僕にソレを伝えて話を続ける。「でもあの妹は違うんだ。あの子はSランク以上の能力者、大能力者なんだよ、」今の時代、超科学時代は超能力を使う、しかし実際超能力を使えるのはほんの一部だ。実際、この街も一般人は入れない有名な街だし。
そう言う施設の中では田舎だけど。そして能力はランク付けされる、E、D、C、B、A、S、SS この中で超能力者と言われるのはSSの人物だけだ、しかもSSの能力者は極端に量が少なく、この世界で30人未満と言われる、そしてBランク以上はエリート、そしてその妹さんはS、つまり『大能力者』と言われる存在だと言うのだ「へえ!すげえ!」「だろ、だろ!」時さんは胸を張った「それで今日がその妹の誕生日だったんだよそれで誕生日プレゼントは何がいいかなぁ、、て、ずっと考えてたんだ」時さんは頭を抱えて悩む動作をする「でもまだ考えが纏まらないんだ!そこで君にプレゼントを一緒に考えて貰おうかと思ったんだ!」「ふむふむ、なるほど、」話の内容が理解した、
「よし!わかりました!では今からいい物と思う物を探しに行きましょう!」「え!いいのかい!」「当ったり前です!じゃあ行きましょう!」俺は荷物を必死に抱えて少し遠い商店街に歩を進めた、
「ありがとう!これで妹にこれを渡せるよ!」時さんは嬉しそうに微笑んでそう言ったその顔には幸せと書いてある気がした「そうですか!がんばって妹さんに渡してくださいね!時さん!」「ああ!ありがとう!尚君!」そう言ってお兄さんは俺の帰り道を足早と、ってか全速力で走って行った、「、、ふふ。よっぽど嬉しいんだな」俺は嬉しくなり微笑んだ、あの兄弟、きっと仲がいいんだ。お兄さんは妹を誇っていた、こんなに素直な兄がいる妹さんもきっと幸せだな。っと俺は思いながら帰り道を歩いていった、
「、、ふう!ただいま〜」け、、結局三時間掛かってしまった!!俺は息を思い切り吐き出した、な、、なんでいきなりバスの時間が一時間もずれるわ通る道を間違えるわ、もうヘロヘロだ早くゲームをしたい!ボタンをポチポチしたい!「お帰りなさい、尚」レイゼンは俺に声を掛けるがこちらを向いていない、テレビのニュースを見ていた、しかも、、、
[また殺人鬼がでました!]、、最悪ない気分だ、なんてタイミングで、、俺は気分が悪くなってしまった。俺は聞く気はなかったが次の一言で聞かざるを得なくなった[被害者は”時”誠也”氏]
、、、、、へ?脳が真っ白になる、今テレビの向こう側の一言に激しく反応した、
なんていった!今なんて言った!!あいつ!今なんて言った?!!俺は必死にテレビに食い付いていた[場所は千野町です詳しくはキャスターに、、」俺はすぐに飛び出していた、「な、尚?!」
声が聞こえた気がした、でももうどうでも良かった、さっきまで俺はあの人と喋ったんだ!話したんだ!会話をしたんだ!つい3時間前だぞ!!ソレが、、なんで、、なんで!!!
俺は思い切り地面を蹴り出す、
目を”眼”に切り替える「鬼徹眼」に切り替えて体を思い切りかがめ、風の抵抗を少なくして走る、鬼徹眼の俺は戦闘の技術を何もかも理解しているその力を利用した、
ただただ今は前に出て行く、ただ、ただ真実を眼にするまでは、、!!
ただ、、祈るしか、、できなかった、、
説明 | ||
うむ、戦闘ネタができたのでさっそくだそうかと、結構シリアスに攻めるつもりなんで、ぜひぜひ感想をプリーズ!! | ||
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