私は提督の信頼を取れているのかな[ヴェールヌイ] |
今年も早くも2月、外は寒く雪景色なわけだが・・・
「わ〜い雪よ〜ほら電、暁〜早く来なさいよ〜」
「ま、待って欲しいのです〜」
「れ、レディの私がそんなことするわけ・・・へぷ」
暁の顔に雪玉が当たる
「はわわ、雷ちゃんやりすぎなのです」
「大丈夫、大丈夫そんなことないって・・・わぷ」
そんな雷の顔に雪玉が飛んでくる
「んもう!!レディに何するのよ!こうなったら徹底的にやってあげるわ!覚悟しなさい!!!!!」
わーきゃわーきゃ言いながら雪合戦を始めていた3人を見つめるヴェールヌイ
「ほんとみんな子供だな見てて微笑ましいよ」
そこに提督が近づいてヴェールヌイに話しかける
「ヴェールヌイは行かないのか?あいつらすごく楽しそうに遊んでるぞ?」
「私はいいよ、司令官、私はそんなにはしゃぐのが得意じゃないって知ってるよね?」
「知ってるさ、でも今日はこんなに雪が積もってるんだ、遊んでもバチは当たらないと思うぞ?」
「本当に司令官は鈍いんだから・・・」
「ん?何か言ったか?」
「な、なんでもないよ・・・」
急に焦るヴェールヌイに提督は首をかしげる、そしてヴェールヌイが話す
「司令官・・・」
「うん?どうした?」
「私は司令官の信頼をちゃんと得られているのかな・・・」
「何を当たり前なことを、お前を信頼してなかったら秘書官にしてないよ。それに・・・」
「それに・・・?」
提督が照れながら言う
「もしお前が信頼してくれなかったら、俺がお前に信頼されるように頑張るだけさ」
と微笑みながらヴェールヌイの頭を撫でる
「!?し、司令官それは反則だよ・・・」
ヴェールヌイは頬を赤く染めながら言う
「それだけお前を信頼してるんだよ、ヴェールヌイ」
それを聞いてヴェールヌイは一言
「司令官、Спасибо(スパスィーバ)」
と微笑んでヴェールヌイは提督に抱きついた
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pixivでも投稿しているものをあげています、短編読みきりです。 ※追記:時雨と同じ文章だったので修正しました、大変申し訳ない。 |
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