【私的研究】アク
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説明
アクリジョンのホワイト(N1)の隠蔽力が低いので、隠蔽力を無理やり引き上げる方法を遊びで実験してみました。
この実験結果はまだ私もキットの本塗装で試していませんので、あくまで参考程度としてお考えください。
(※2014/03/08 3枚目の写真と補足説明を追加しました。)

※この実験はメーカーさんが完全に想定していないことをやっていますので、試される場合は自己責任でお願いいたします。

※同じ方法を試されて塗装が失敗した場合も当方では責任を取りかねますので、そこのところはよろしくお願いいたします。

■塗装環境
 グンゼ産業(現GSIクレオス) Mr.プロコンボーイ 口径0.3mm シングルアクション
 タミヤ スプレーワーク コンパクトコンプレッサー(連続空気圧力0.07Mpa)
 ※エアブラシはコンプレッサーに直結で使用

■用意するもの
 ・アクリジョン ホワイト(N1)
 ・タミヤアクリル ホワイト(X-1)
 ・アクリジョン専用うすめ液
 ・ガイアノーツ製 水性アクリル塗料用うすめ液(T-02)

 ■手順
 ・アクリジョンに対して専用うすめ液を5?10%混ぜる。
 ・専用うすめ液を除いた「アクリジョンのみ」の分量を 1 として、タミヤアクリル ホワイト(X-1)を 0.8?1 の比率で混ぜ合わせる。
 ・「混ぜあわせた塗料」に対して50%の分量の水性アクリル塗料用うすめ液(ガイアノーツ製)を混ぜる。

 ■メリット
 ・隠蔽率が格段に上がります。
  サンプル画像にあるように成形色が濃いグリーンのものに直に吹いても、重ね塗りで下地を隠蔽することが可能です。
 ・塗装面の凹凸に対して塗料の定着性が上がる。
  (アクリジョンのみだと複雑なディテールの部品に塗ると塗料が流れて凹部に溜まってしまう。)
 ・さらに上からアクリジョンを塗った場合も、収縮率によるひび割れなどは確認されないようです。

 ■デメリット
 ・ノズルが詰まりやすくなる。
 ・完全乾燥時間がやや長くなる。(数日?1週間は様子を見た方がよい?)
 ・塗膜がやや厚くなる。
 ・塗膜強度が落ちる可能性あり?(軽く引っ掻いた程度は大丈夫?)
 ・混ぜ合わせるタミヤアクリルと色調が同じでないと使えない。

 ■留意点
 ・当然、メーカーさんが推奨しないやり方なので、試される場合は自己責任でお願いします。
 ・吹く前に濃度が適切かどうか、不要なプラ板やジャンクパーツ等に試し吹きをすることをおすすめします。
 ・この手法は2月の寒い時期に検証していますので、夏になった場合は希釈の割合が多少変わる可能性があります。
 ・メーカーさんの方で塗料の特性や性能を改善していく可能性がありますので、この手法がいずれ使えなくなるかもしれません


 ■補足(2014/03/08 3枚目の写真を追加)
 ・恐竜の白目の部分をこのやり方で塗装してからマスキングゾルでマスキングし、上からアクリジョンのマホガニーを塗装してみたところ、ホワイトをかけた箇所だけ細かいひび割れが発生しているのに気がつきました。
  塗装表面の形状によってひび割れる場合もあるかもしれません。
  (※ちなみに2枚目の写真の塗装サンプルは現在もひび割れておりません。)
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コメント
コメントありがとうございます。拙い検証ですが参考にしていただければ幸いです。(FatDog)
こういった技術検証の投稿はとても興味深く刺激を受けます!ためになる投稿ありがとうございます!(セバ@強くてニューゲーム)
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アクリジョン

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