真・恋姫†無双 異伝「空と命と夢の狭間に」第二十九話
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「これで頼まれていた書類は全てですね?」

 

「はい、確かに。ありがとうございます、これだけの物を揃えるのは大変では

 

 ありませんでしたか?」

 

「こんな程度、命の補佐で日々忙しくしている董卓さんに比べたら大した事は

 

 無いですよ」

 

 俺は董卓さんに頼まれ洛陽の治安に関する情報をまとめていて、提出し終え

 

 た所であった。

 

 実際の話、こんな程度の仕事など命を筆頭とした新たな漢の体制の中で中核

 

 を担う事になる董卓さんの仕事量などに比べれば楽な物だ。

 

 しかし、それよりも気になるのが、俺が『董卓さん』と言う度に彼女の顔が

 

 不満気になる事であった。そしてその後で大体何かを言いたげな顔をするの

 

 だが、結局何も言わないままなので、疑問に思いながらも何も聞けないまま

 

 此処まで来ていたのであった。

 

 そして今日もまた董卓さんは同じ顔をしている。さすがに此処で知らんぷり

 

 も出来ないよな…。

 

「あの〜…」

 

「は、はい!?どうしました?」

 

「俺、何か気に障る事しました?」

 

 俺がそう聞くと、董卓さんの眼が完全に泳ぎ始める。

 

 

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「い、いえ…何もありませんよ」

 

「何も無いなんて顔をしてないから聞くんじゃないですか。俺に何かしら落度

 

 があるのなら言ってください。直せる所は直していきますし」

 

 俺がそう言うと、董卓さんは消え入りそうな声で…。

 

「い、いえ…北郷さんは何も悪くないんです。ただ…私は、あなたに…」

 

 そこまで言った時、

 

「ちょっと!北郷、あんた月に何してんのよ!!」

 

 そこにやってきた賈駆さんの怒鳴り声で董卓さんの話は中断してしまい、結

 

 局何も聞けなかったのであった。

 

 ・・・・・・・

 

「まったく、油断も隙もあったもんじゃないわ。月もあれほど気を付けろって

 

 言ったでしょう!?」

 

「詠ちゃん…私は別にそれでも構わないって前にも言ったよね?」

 

「そ、それは聞いたけど…でもあいつの女関係は知ってるでしょう?あいつに

 

 近付いたら女は苦労するって分かってるのに…」

 

「それだって、皆自分から進んで北郷さんに近付いているだけだし…それを言

 

 っちゃったら、命様達の事も悪く言っちゃう事になると思うけど?」

 

 董卓にそう言われて、賈駆はぐうの音も出なかったのであった。

 

「ともかく、私は少しでも今より前進したいの。今のままじゃただの主従関係

 

 で終わっちゃうし」

 

 そう言って董卓は拳を握りしめていた。

 

 

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 そして次の日。

 

 俺は璃々と一緒に昼食を摂っていた。

 

「お兄ちゃん、あれって月お姉ちゃんじゃない?」

 

 璃々が指差した方を見ると…何だか、物陰からじっとこっちを見つめている

 

 董卓さんの姿が。本人は隠れているつもりなのかもしれないけど、完全に丸

 

 分かりである。

 

(ちなみに璃々は既に董卓さんからも真名を預かっている)

 

 そして俺がそっちの方を向くと慌てて隠れてしまう(俺が向いてから隠れる

 

 からそれも完全にバレバレだが)。

 

「月お姉ちゃん、どうしたのかな?」

 

「さあ…そうだ、璃々…」

 

 俺は璃々にそっと耳打ちする。

 

「分かった」

 

 璃々はそう言うと席を離れる。

 

 董卓さんはその様子をじっと眺めており、璃々がいなくなった瞬間に何やら

 

 気合を入れるようなポーズをするが…しばらく何かしら逡巡する様子を見せ

 

 て、結局そのままそこに留まっていた。

 

「ねえ、月お姉ちゃん何してるの?」

 

「へ、へぅ!?」

 

 

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 そこに後ろに回り込んだ璃々が声をかけると董卓さんは跳び上がらんばかり

 

 に驚いてその場に尻餅をつく。

 

 実は先程璃々に耳打ちしたのは、部屋の裏口から密かに出てもらって董卓さ

 

 んの後ろ側に回り込んで驚かしてもらうよう頼んだのである。おそらく普段

 

 の董卓さんならすぐに気付いたのだろうが、ずっとこっちの方にばかり注意

 

 を向けていたのでまったく気付かずに現在尻餅をついているのであった。

 

「で、董卓さんは何の用ですか?」

 

「い、いえ…その、特に用とかいうのでは」

 

「じゃ何でずっとお兄ちゃんの事を見てたの?」

 

 俺の質問に董卓さんは何やら言いよどんでいたが、璃々にツッコまれて言葉

 

 に詰まっていたのであった。

 

「へぇ…俺の事をですか?董卓さんに好いてもらえているなんて、光栄だなぁ」

 

 俺はそう冗談めかして言ったのだが…。

 

「へぅ…そんな、私の方こそ北郷さんにそう言ってもらえるなんて////でした

 

 ら私の事は月と呼んでください…へぅ、言っちゃった」

 

 董卓さんは完全に顔を赤くしたままそう消え入るように呟く。

 

 えっ…今のって?まさか…?マジで?

 

 

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 それから半刻後。

 

 俺は何故か月(預かったのでここからは真名で)と二人でしかも俺の自室に

 

 いた。(璃々は何時の間にか侍女さん達と何処かへ遊びに行ってしまってい

 

 たりする…気を使ってくれたという事か?)

 

「あ、あの…一刀さん?ご迷惑…でしたか?」

 

「い、いや、そんな事は…むしろそう想っていてくれてありがとう、でいいの

 

 かな?」

 

 月がおずおずと聞いてくるので、俺はそう答えるが…それ以上話が続かない。

 

 どうしよう…こういうのはさすがに経験が無いから対応の仕方が分からない

 

 のだが。これ以上このままじゃさすがに月も退屈じゃないのかと思い彼女の

 

 方を見ると、顔を赤くしたままだったが何だか楽しそうに笑みを浮かべてい

 

 た…改めてこう見ると、やっぱり月って可愛いなぁと認識したりする。

 

「どうしました?私の顔に何か?」

 

「いや、その…退屈じゃないかなぁと思っただけで」

 

「退屈なんて…こうやって一刀さんと一緒にいられるだけで幸せなんですから」

 

 月はそう言ってますます顔を赤らめる。

 

「でも…何時から俺の事を?」

 

「何時からかは私にも分かりません。気が付けばもう…」

 

「俺なんかでいいのか?月が望めばもっと条件の良い男なんて幾らでも『一刀

 

 さんが良いんです!』…あ、ありがt『だから…』…えっ?」

 

 俺の言葉を遮るように月は顔を近付けてきて…ちゅっ。

 

 月の唇は俺の唇と重なっていた…といってもどちらかというと体ごとぶつか

 

 ってきた感じで、柔らかい感触よりぶつかった衝撃と痛みの方が強かったり

 

 するのだが。そして、

 

「あ、あの…今日はこれで!続きはまた今度に!」

 

 月はそう言ってそそくさと部屋を出て行った。でも、続きって…あるのか?

 

 俺はそう思いながら呆然と見送っていた。

 

 

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 次の日の朝。

 

 俺が朝議の場に姿を見せると同時に、

 

「おはようございます、一刀さん♪」

 

 月がそうご機嫌な口調で挨拶してくる。

 

「お、おはよう…月」

 

 俺はしどろもどろに返事をしながら何とか落ち着いた様子を見せようとする

 

 のだが…。

 

「ほぅ…一刀、何時の間に月と真名を…」

 

「遂に月ともですか…」

 

 命と夢が、それだけで刺し殺せるのではないかと思う位の視線を突き刺して

 

 くる。

 

「い、いや、その…何と言えば良いやら」

 

「私も一刀さんの事が好きだとはっきり言っただけですけど?」

 

 俺が言いよどんでいる横で月ははっきりそう宣言する。

 

それを聞いた瞬間、命と夢の顔がみるみる夜叉と見間違う程に恐ろしい形相

 

になっていく.

 

「そうだ、急ぎの用事を思い出したのでこれで…」

 

「「逃がすか!!」」

 

 逃げようとする俺を二人が追いかけてくる。そして俺は朝っぱらから必死に

 

 走り回る事になったのであった…ガクッ。

 

 ・・・・・・・

 

「ははは、やっと月も素直になったか。しかしドンドン一刀の周りは女が増え

 

 ていくな…そろそろ私も本腰を入れるかな?」

 

 それを遠くで見ていた空はそう一人ごちていた。

 

 

                                  続く。

 

 

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 あとがき的なもの。

 

 mokiti1976-2010です。

 

 今回は…月が素直になった話でした。

 

 ちなみに詠は後でこれを知り、怒りと呆れとで脱力した

 

 という話です。

 

 そして…そろそろ拠点を終わりにして、反董卓連合編へと

 

 入ろうと思っています。この状況で連合なんてあるのかと

 

 疑問に思いますが…。

 

 

 それでは次回、第三十話にてお会いいたしましょう。

 

 

 追伸 そろそろ親子の再会もある予定…。

 

 

 

 

 

 

説明

 お待たせしました!

 今回は拠点第四回目という事で、登場するのは

 月です。

 彼女の心の中で日に日に大きくなっていく一刀

 の存在。しかし、それを言い出せぬまま過ぎて

 いく毎日に彼女も遂に一大決心を…。

 それではご覧ください。
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コメント
空様動きますか…俺得期待です(七詩名)
M.N.F様、ありがとうございます。でも空様を止める事など誰も出来ないのであった…(エ。(mokiti1976-2010)
とりあえず空御大は動かなくていいです。状況ややこしくなるから(M.N.F.)
アーバックス様、ありがとうございます。そう、ただでさえ嵐なのにそこにまた新たなる…どうなる事やら。(mokiti1976-2010)
色々な方が本腰を入れてきた中、親子の再開もあるのですかー。・・・嵐が来ますねw(アーバックス)
陸奥守様、ありがとうございます。…しかしそれは空様によって阻止されるのであった(エ。(mokiti1976-2010)
きまお様、ありがとうございます。その危険性は大きいですね…ただでさえ相手が多いというのに。そして、璃々は…確かに環境としては最高ですね。実はもの凄く色々な物を吸収してたりして…。(mokiti1976-2010)
詠、俺が手引きする。一刀のアレをもぐんだ。(陸奥守)
ふーん、本「腰」をいれるね・・・。種馬さんの腰が破壊されそうだ(え しかしここのりりちゃんって回り優秀な教師(武でも知でも)多いからすごい環境よくね?(きまお)
M.N.F様、ありがとうございます。確かにそれは血の雨しか思い浮かばないですが…ある意味それは破k(ピーーーーー)。(mokiti1976-2010)
観珪様、ありがとうございます。月も参戦でますます広がる一刀争奪戦の輪です。そして、紫苑の出番&参戦もきっと近いかと。(mokiti1976-2010)
Jack Tlam様、再びありがとうございます。ああいう方々にそういう話題は確かに危険ですね。(mokiti1976-2010)
牛乳魔人様、ありがとうございます。フルボッコは間違いなく起きますので。そしてイチャラブもね。それと確かに瑠菜さんには時間g(自主規制)。(mokiti1976-2010)
神木ヒカリ様、ありがとうございます。はい、空様始動です。そして…確かにその響きはダメ人間な気がしますね。(mokiti1976-2010)
いた様、ありがとうございます。朱里に重なってますか…やはりまだ私の心の中に朱里が居座り続けているという事か?(mokiti1976-2010)
h995様、ありがとうございます。恋する乙女は常に一直線、全ての障害を全力で排除します。へぅ未来イベントは…ありそうで怖いですね。(mokiti1976-2010)
D8様、ありがとうございます。こちらは完全に皇帝の下での勢力ですからね。本来なら連合などあり得ないのですが…。それと劉備軍は実はまだ曹操軍の庇護下にあるという噂もちらほらと。(mokiti1976-2010)
naku様、ありがとうございます。しかし幾ら魔王にジョブチェンジしても最終兵器たる空様が降臨すると状況は一変。(mokiti1976-2010)
じゅんwithジュン様、ありがとうございます。はい、季節と共に月にも春が(エ。此処は積極的に行かないと何時まで経っても進展無さそうでしたし。(mokiti1976-2010)
summon様、ありがとうございます。確かに単なる連合だったら麗羽が皆にフルボッコにされるだけですけどね。さてさて?(mokiti1976-2010)
カノン様、ありがとうございます。さらに恋や霞や三羽烏まで加わりますしね…武将の質はとんでもなく高い事間違いなし。しかしそれだけではさすがに終わりませんので。(mokiti1976-2010)
Jack Tlam様、ありがとうございます。少しばかり彼女にも積極的になってもらいました。それと、普通に進めば単なる一方的な粛清となるだけですが…果たして?後、一刀の地位は考え中です。桃香さんは…どうしよう?(オイ(mokiti1976-2010)
一丸様、ありがとうございます。積極的に行かないと置いて行かれそうな位に濃い面々ばかりですのでね。後は何時一刀がやられるか…。(mokiti1976-2010)
レヴィアタン様、ありがとうございます。喜んでいただき恐悦至極です。そして、確かに麗羽中心にただ連合作ってもすぐ崩壊するでしょうが…そこは色々と。(mokiti1976-2010)
孫縁様、ありがとうございます。ある意味、賽の河原より怖いですね、それ…。(mokiti1976-2010)
平野水様、ありがとうございます。でも、一刀のアレがたたなくなったらそれはそれで恋姫という物語が成立しないような気も…。(mokiti1976-2010)
nao様、ありがとうございます。可愛さ倍増でお送りしました。親子の再会もお楽しみに。(mokiti1976-2010)
ジン様、ありがとうございます。まあ、普通に考えればただの反逆者という事で片付くのですが…ふっふっふ。そして、一刀の地位については考え中ですので。(mokiti1976-2010)
>>naku氏 確実に血の雨が降りますね。 誰に?いや察しろとしか(;^_^)(M.N.F.)
月ちゃんも本格参戦か……それに、もうそろそろしたら紫苑さんも参戦予定とかね、もう爆発するしかないなww(神余 雛)
↓無茶しやがって…(遠い目)(Jack Tlam)
連合フルボッコ(精神的にも)が見たいなぁ〜(チラッチラッ で乱世をさっさと終わらせて皆とのイチャラブをもっと!瑠菜様には時間が無いんだ!主に年齢の(グシャ(牛乳魔人)
いよいよ空様も参戦ですか。面白くなってきた。 ところで、そろそろ本腰を入れるかを明日から本気を出すに言い換えると、とたんにダメ人間な感じしますね。(神木ヒカリ)
月様 告白おめでとうございます!!  なんとなく性格が朱里に重なるイメージが………。 何にしてもめでたいですね!!! (いた)
けど、それ故に曹操に逆らえなくなって出場なんてこともありえますねー。曹操普通に取り込もうとしそうだし。あと月ちゃん可愛いよ月ちゃん。(D8)
いつの世も、最強たるは恋する乙女ということですか。……尤も、これでまた新しい女が一刀の元に来たら「へぅ来来」イベントが起こりそうですが。(h995)
連合できても命様が直々に出ていけば一発で収まる気が。出ていかなくても一刀ハーレムの皆さまがフルボッコにするだろうだし。むしろ決起を呼びかける駄名家がフルボッコされる図しか見えない。特に劉備軍は曹操軍に押し付けたとはいえ援助の便宜を図ってもらった恩義があるわけですし。(D8)
いやあ、月にも春が来たか。喜ばしいことだ。積極的な月なんてめったに見れるもんじゃなし、良かったです。(じゅんwithジュン)
積極的な月もいいですね!しかし、この状況で反董卓連合なんてしたらせっかくのイチャイチャする時間が!とキレたみなさんにボコられる未来しか…(summon)
この状況で反董卓連合を組まれたところで『破壊神』空様、『夜叉』姉妹、『夜叉』と渡り合えるへぅ達に比べれば、どうという事は無い様な気が。というか極端な話、勝つだけなら主力を数名連合に放り込んだだけで兵力差があろうとも勝てるんじゃ?(作品として良し悪しは別として)(カノン)
月は一気にキスまでいきましたか…。そして反董卓連合には堂々と反撃が、というか粛清が可能では?一刀はまだ月の部下だけど、月が相国になるなら一刀が大将軍などの官職につくことに特に矛盾は無いですし…さて、洛陽の状況を知っている桃香がどういう反応をするのか。場合によっては先生降臨。(Jack Tlam)
おおう、以外にも積極的ですね。月さんww・・・そして、一刀君はそのままやられて御臨終してください・・・ではでは、続きを楽しみに待ってます。(一丸)
月来たぁぁぁぁ!(゜∀゜)こういうのを待っていたんだ!・・・ていうか、みんな言ってるように連合出来るんか?この状況で。なんか作った!潰された!で、終わりそうな予感w(レヴィアタン)
月かわいいよぅ〜隠れて見てるのに全然隠れられてないとことかw親子再開楽しみだ!(nao)
つうか連合軍ってさすぐに反乱軍扱いされるよね?だって張譲がもういないから命も夢も大手を振るって自分の直属の禁軍を出せるしこれを機に一刀を大将軍もしくは衛将軍(北軍(禁軍)の総司令官)にすればいい気がするんですけどね?(ジン)
黒哲 刃様、ありがとうございます。へぅは間違いなく大魔王ですね。そして…まあ、親子の再会の後にはそういうのはもれなく付いてくるかと。(mokiti1976-2010)
↓※大魔王へぅ言い得て妙な名前ですが、事実だしな…そして紫苑と璃々親子の再会……うん何となくモゲロ。(黒鉄 刃)
たっつー様、ありがとうございます。空様はもはや女豹というより魔王みたいな…動き出したらもはや有無も言わせないという。それと…その場での他の皆との動向もお楽しみに。(mokiti1976-2010)
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