真・リリカルなのは 第十二章 非道なる報復編 第五話 街中の激闘 |
リトナの仲間であるネオンと名乗る少年がティアナを急襲
しかし、フェイト参戦により形勢逆転へ
リトナに手を貸すと言う事は、彼も管理局を憎む者なのか?
ティアナ「フェイトさん、どうしてここに?」
フェイト「ティアナの帰りが遅いから気になったね。気付いたら知らない魔力とぶつかってるし、これは助けた方がいいかなと思って」
ティアナの質問に答える フェイト
ティアナ「フェイトさん、気を付けて下さい。あの少年、かなり出来ます」
フェイト「みたいだね」
ネオン「敵が増えたナウ!」
魔力弾を連射し、フェイトに攻撃する ネオン
フェイト「バルディッシュ!!」
バルディッシュ【ハーケンフォーム!】
バルディッシュを鎌に変形させる
フェイト「ハーケンセイバー!!!」
斬撃で、ネオンの射撃を切り裂いた
ネオン「マジかナウ!?」
ティアナ「これで終り!!」
クロスミラージュ【クロスファイア! シュート!!】
隙を突き、ネオンに攻撃する ティアナ
反応出来ずにティアナの攻撃が直撃する
ティアナ「やったか?」
煙が晴れると、バリアジャケットがボロボロのネオンが姿を見せる
ネオン「痛いナウ………」
倒せはしなかったが、ダメージは負わせたようだ
フェイト(けど、見た目とは違って、ダメージは大きくない)
ネオン「お前らぶっ殺すナウ!! シュヴェーレンモードVer1ナウ!!」
アリサと同じく、モードを幾つか持っているようだ
銃の姿は無くなり、右肩にマントの様なものが現れた
そのマントは右腕だけを隠せるほどの大きさで、緑一色で統一されている
また、肩の部分にはカメレオンの顔を模様した形が見える
ネオン「お前らの勝ち目0ナウ!!」
ティアナ「言ってなさい!!!」
見た目では能力が判断できない為、取り合えず攻撃する ティアナ
ネオン「僕の能力、披露ナウ!」
マントを靡かせ、1回転する ネオン
すると、ティアナが放った弾丸は軌道を変え、フェイトに向かう
ティアナ「なっ!?」
フェイト「っ!!!」
強く放った訳では無いので、バルディッシュで弾丸を切り裂けた フェイト
ティアナ「今のは………」
フェイト「間違いなく暴風だね」
ネオンの魔力変換資質「暴風」
マリッジデバイスの所持者は必ず何らかの魔力変換資質を所持しているのだ
フェイト「厄介だな」
フェイトは電気を所持している
そして、電気は暴風に弱い
フェイトはネオンに若干不利な状態である
ネオン「さっさと止め刺すナウ!!」
ネオンはマントを手で持って広げる
すると、彼の姿が徐々に見えなくなる
ティアナ「なるほどね」
別段驚きはしなかった
マリッジデバイスがカメレオンという時点で、迷彩能力は予期していた
フェイト「更に姿まで消すのか…………」
姿を消すと同時に、魔力反応も消えた
これでは完全に探す手立てがない
フェイト「さて、どうしようか」
フェイトとティアナは身動きが出来ないで居た
その頃、ネオンは近くの建物の屋上に上っていた
ネオン「絶景ナウ」
そして、フェイト達を見下ろして居た
ネオン「Ver2ナウ!」
マントを解除して、新たなる姿を見せるデバイス
カメレオンの姿をそのまま残した腕甲となる
尻尾はネオンの腕にかけて、肩まで巻きついている
右腕に装着されたクラスパイス(ヨーヨー)とヴェルデ(カメレオン)
ここからが彼の本領だった
ネオン「叩き潰すナウ!」
カメレオンの口が開き、舌と思わる物が飛び出す
どこまでも伸びる舌はフェイトの足下までに辿り着く
フェイト「何もしてこない?」
フェイトは少し動揺していた
まさか、逃げられたのではという考えが頭から離れない
そして、舌がフェイトの足に絡み付く
そこで漸く気が付いた
ネオンが建物の屋上に立っていることを
フェイト「しまっ!!!」
ネオン「ぺっちゃんこナウ!!!」
ネオンは腕を振るう
すると舌は縦横無尽に動き出す
引っ張られたフェイトはバンジージャンプ状態となり、身動きが取れなくなる
ネオン「死ねナウ」
そして、近くにあった高層マンションの壁に叩きつけられた
ガッシャァァンとガラスが砕け散る音が響く
恐らく20階ぐらいの所だろう
ガラスが地面に落下していく
ティアナ「フェイトさん!!!!」
ティアナは飛べない為、フェイトのは近づけないで居た
ネオンは再び舌を引っ張る
すると、全身血まみれのフェイトが空中でぶら下がる
動かない所をみると、どうやら意識を失ったようだ
全身を強く打ちつけたのだから、当然と言えば当然か
ティアナは焦ってしまう
舌を撃ち抜くべきかと考えたが、それではフェイトが落下してしまう
この高さから落ちれば、確実に死ぬだろう
しかし、助け出さないと再び壁に叩きつけられる可能性があった
それも命を落とす危険性がある
ティアナ「どうすれば……………」
ティアナに考える時間は無い
ネオン「しぶといナウ。これで死ねナウ」
舌には体温センサーが付いており、フェイトが死んだか生きているか、一目でわかるのだ
再び舌を振り回し、フェイトを建物にぶつけようする
ティアナ「不味い!!!」
そう思っても助ける手立てがない
フェイトは建物に叩きつけ……………………られなかった
フェイトの足に絡み付いている舌が切断されたのだ
そして、フェイトは落下していく
ティアナ「っ!!」
一体何故、舌が切断されたのかはわからないが、落ちて来るフェイトをどうするべきで頭が一杯だった
しかし、ティアナの考えは無駄に終わる
黒い何かがフェイトを掴み、落下を阻止したのだ
ティアナ「あれは…………影?」
そう、アマルが救援に駆け付けたのだ
舌を斬ったのもアマルだ
ネオン「また増えたナウ!!」
アマル「っ!!!」
アマルはネオンに切り掛かる
ネオン「っ!!」
アマルの斬撃を腕甲で受け止める ネオン
ネオン「邪魔ナウ!!」
アマルを蹴り飛ばす
ネオン(狙いはオレンジ髪ナウ)
ネオンは屋上から飛び降りて、ティアナに向かって行く
ティアナはフェイトの容体を気にしており、接近に気付いていない
ネオン「死ねナウ!」
再び舌が飛び出す
しかし、先ほどのように捕まえる為ではない
真っ直ぐティアナに向かって行く舌
槍のように突き刺すのが目的のようだ
ティアナ「っ!!!」
漸く気付いたが、遅すぎた
ネオン「任務完了ナウ!!」
ティアナを仕留めた
そう思った ネオン
それが隙だ
フェイト「ジェットザンバー!!!」
目を覚ましたフェイトが舌を切り落とす
ネオン「なっ!?」
更にアマルが影でネオンの四肢を縛る
ネオン「仕舞ったナウ!!!」
ティアナ「悪ガキが!!! 反省しろ!!!」
射撃魔法を連発し、ネオンを気絶させた ティアナ
取り合えずは勝利か
次回はリトナVSナカジマ姉妹
リトナは2人の正体に気づき、ある事を口ずさむ
その言葉を聞いた時、2人は……………
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フェイトとティアナのタッグは何気に初めてかな? | ||
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