スタンド使いとデート!? |
「あー…………上坂丈太郎だ。よろしく」
俺は今、来禅高校に居る
なぜかって?
あの後、転生されられて気づくとマンションに居たんだ
そして、そこには置き手紙があってさ、『転生おめでとう!今回はサービスで波紋も使えるようにしたよ!あと、矢も送っといたからね』って書いてあったんだ
なんか無性にイラってきた
「時崎狂三と申しますわ」
隣にいる女、時崎狂三も転校生だ
なんつーか…………可愛い
「わたくし、精霊ですの」
………………………?
なんだ?今の自己紹介は?
「え…………ええと…………はい!とっても個性的な自己紹介でしたね!」
無理矢理締めくくった!?
「それじゃあ上坂さん、時崎さん、空いている席に座ってくれますか?」
「了解っと」
若干、俺の性格が変わってるような気がする
その後に時崎がなんやかんやしてたけど気にしなかった
「ホームルームが終わったか」
始めての場所だから探索してみようなね
いや、探索はエコーズに頼ったらいいか?
でも、事前に知っとけばいいな
よし、学校内を探索よう
その後、一人だけの学校探索は寂しいし虚しいという事を悟った
…………今、俺は帰り道にいる
「ん?あれは…………時崎?」
なんかガラの悪い男たちに絡まれていた
「……………ほってはおけんな」
俺はお節介焼きなんだと思う
俺が時崎達に歩み寄ろうとしたその時だった
「………………………!?」
い、今起こった事をありのまま説明するぜ!
『男たちが時崎から影が広がり、男たちを飲み込んだ』
何を言ってるのかわからねぇと思うが、俺にもわからねぇ!
最も恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…………
「……………あら?あなたは………上坂丈太郎さんではありませんか?」
「時崎…………一体お前は何をした!?」
「うふ、うふふ………それはあなたには言えませんわ。ですが、見られたからには生かしておけませんわね?」
突然、狂三がバッと両手を広げると、足元の影が狂三の体を這い上がり、ドレスを形成していった
「なっ……………!」
「残念ですが、さようなら」
狂三は何処からか短筒を取り出して俺に狙いを定めていた
ダァン、と一つの音が街に響いた
が
「………………………あら?」
銃弾が飛んでいく軌道に俺が居ない事に狂三が首を傾げた
「あ、危なかった…………」
「…………!?」
狂三はバッと後ろに振り返った
そこには『俺が居た』
「やれやれだぜ…………こんな事に巻き込まれるとは…………」
そう、これが俺の始まり
すべての事を知るための…………
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第二話です 前回の画像は気にしないでください |
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