チートな魔法使い
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第11話 天然ほど、恐ろしいものは無い!!

 

カルマ視点

 

やあ、みんな!カルマお兄さんだよ!今日も元気に、行ってみよう!

・・・・・・自分でやってて言うのもあれだが、気持ち悪いな

?「それを、渡してください!」

・・・さて、現実から目を逸らすのは、そろそろやめるとして・・・・・どうしてこうなった!

いやね、今の状況を説明したら。きっとみんなは自分の耳を疑うよ!

・・・・・・・あ、これ小説だから、正確には目か!

ま、まあ。それでだな!今の俺が置かれている状況なんだが・・・・

?「ジュエルシードを渡して!」

・・・・まあ、これだけじゃわからないだろうから、順を追って説明する

まず、俺がなのはに弁当を届けた帰り道でのことだ。少し、この辺りを探検したいと思った俺は

まず、近くにあった神社に向ったんだ。そこで、とんでもない物を見つけてしまった

ジュエルシード。あの時、俺と一緒に落ちて行ったのは知っていたが

まさか、この世界に落ちているとは思っていなかった。しかもだ、まだ問題は続いていた!

ジュエルシードにかかっていた、昔の人がかけた封印魔法が解けていたんだ

俺は慌てて、ジュエルシードを回収したんだが。魔力も無い。カトレアもいない

そんな状態の俺には、これを封印する手段が無かった

そして、途方に暮れていたんだが。突然、周りの雰囲気が変わったんだ

空の色もおかしくなったし、人の気配も消えた。すぐに理解した。これは結界魔法だと

俺は正直、この時は幸運に思っていた。自分じゃ封印は出来ないが、どうやら、他の魔導師が

この世界に居るみたいだと。これをさっさと封印してもらって

あわよくば、カトレア達と連絡を取ってもらおうと思っていた。そう、思っていたんだ

?「そのジュエルシードを、こちらに渡してください」

・・・・・・おっと、これは予想外。いや、だってな。まさか、なのはと同い年ぐらいの

女の子が来るとは思っていなかったんだよ。しかも、独特な格好をしている

まあ、何が言いたいかと言われたら。正直に言おう!この子、露出度が高すぎる!

子供が着ていい服じゃないだろこれ!いくらなんでも、さすがにこれは無い

なんか、普通のスクール水着に、マントを付けただけのような格好だし

露出狂だと思われても、仕方がない気がする

「えっと、とりあえず聞きたいんだが。・・・・恥ずかしくないのか?」

?「・・・・・・・?」

おっと、どうやらこの子。天然でこんな格好をしているようだ!それはそれでやばい気もするが

この子の親は、一体どんな趣味をしているんだ。これじゃあ、変態と思われても不思議じゃない

?「・・・・とにかく、ジュエルシードを渡してください」

・・・・この子、どうしてジュエルシードの事を知っているだ?まだ発掘してから

数日しか経っていない。それに、管理局とスクライアの一族以外は知らないはずだし

「・・・あ、まさか。スクライアの一族の人か?」

?「何を言っているの?私、そんな名前じゃないよ」

女の子が、少しムッとした顔になった

「いや、君の名前を言ったわけじゃないんだが。そうか、知らないのか」

だとしたら、どうやって知ったんだ?

「えっと、とりあえず、自己紹介をしようか。俺の名前はカルマだ」

フェイト「あ、あの。フェイトです」

そう言って、お辞儀をするフェイトちゃん

・・・なんだろう。すごく素直な子だ。将来詐欺に騙されそうだな

「えっと、どうしてこれの事を知っているんだ?」

フェイト「えっと、答えたら、ジュエルシードを渡してくれますか?」

「・・・ああ、いいぞ」

そう答えると、フェイトちゃんは花が咲いたかのように嬉しそうに笑った

どうやら、感情が表に出やすいタイプの人間のようだ

フェイト「えっと、母さんがそれを欲しがっているから。私はそれを集めているの」

「・・・・・・・」

フェイト「・・・・・・・・」

「・・・・・・それだけ?」

フェイト「それだけ」

・・・・・なんてこったい!!この子、むちゃくちゃいい子じゃないか!

母親の為だけに、危険をかえりみずにこんな所までお使いに来たのか!

「・・・・あれ?それじゃあ、どうやってその母親は、ジュエルシードについて知ったんだ?」

フェイト「えっと、白い翼の生えた女の人が、母さんに教えたんだよ」

「白い・・・・翼?」

なんだろ。最近、それに似たものを見たような気がするんだが?なんだったかな?

フェイト「えっと、もう話せる事が無いんだけど・・・・・」

「おっとそうか・・・・・なあ、お前の母親ってのに合わせてくれないか?」

フェイト「えっ!」

いきなり過ぎたのか、フェイトちゃんが驚いた顔をしている

まあ、ちゃんと理由はある。その母親がなぜジュエルシードを狙っているのかわからないが

その母親に情報を売った人物がいる。もしかしたら、あのレンって男の仲間の可能性もある

そうじゃないとしても、ジュエルシードを狙っている可能性がある以上、見過ごす事は出来ない

とりあえず、母親に会う必要があるのは確かだ

「実は、俺はこの世界に流れ着いた魔導師なんだ。元の世界に帰りたいんだが

魔力が空でな。帰ろうにも、帰れない状態だったんだ」

フェイト「えっ!」

嘘は言っていない。だが、それにプラス母親とお話がしたいだけだしな

フェイト「大変!えっと、私は転移魔法はあまり得意じゃないから。アルフを呼ばないと!」

・・・・えっと、ここまで必死になられると。ものすごく罪悪感があるんだが

俺が罪悪感に、襲われている間。フェイトは仲間のアルフって名前の人物と連絡を取った

アルフ「フェイト!大丈夫かい!!」

数分もせずに、かなりグラマーな女の人が飛んできた。フェイトをかなり心配しているようだ

だが、普通の人間じゃなさそうだ。犬みたいな耳と、しっぽが生えている人間はいない

だとすれば、使い魔か!初めて見たな

フェイト「アルフ!母さんの所に、この人を送ってほしいの!」

アルフ「・・・え?フェ、フェイト?」

おいおい、いきなり過ぎて困惑しているぞ

「えっと、実は・・・・」

とりあえず俺が事情を説明した

アルフ「それは、大変だ!わかったよ。けど、あの女が親切にそんな事をしてくれるとは思わないし

私が、転移で直接送って行こうか?」

「いや、ちょっとその人と話してみたい事もあるんだ」

アルフ「ふ〜ん。変な物好きもいたものだね」

フェイト「アルフ。母さんのことを悪く言っちゃだめだよ」

それにしても、ペットは飼い主に似るというが。このアルフって女性も、相当にお人好しのようだ

俺の事情を聞いた途端、警戒を薄めたんだからな。まあ、まだ少し警戒しているところは

飼い主よりは、しっかりしていると言う事か

アルフ「それじゃあ、行くよ」

「ああ、たのむ」

アルフ「転移!」

アルフの足元に魔方陣が展開され、魔法が発動する

そして、風景が一瞬で変わり、何処かの城に転移した

アルフ「ここが、あの女の家だよ」

フェイト「母さんは、多分奥の部屋だと思う」

フェイトの案内で、俺はその母親のもとに向った

しかし、一体どんな母親なんだろうか。フェイトちゃんが9歳ぐらいだとして

大体、20歳か、30歳ぐらいだろうか?

そんな事を考えているうちに、奥の部屋に到着した

そういえば、ジュエルシードをまだ封印していなかったな。まあ、いいか。母親の人に頼むとしよう

フェイト「母さん、ただいま。お客さんだよ」

フェイトが扉を開ける。その奥に居たのは

?「・・・フェイト、これは一体どう言う事かしら?」

顔がしわだらけで、髪も白髪が目立つ。見るからに、お婆ちゃんな人がいた

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はい、今回はここまでにします。すごく短くなりましたが、ここでオチにしといたほうが

きりが良いと思ったので

さて、第二の原作主人公。フェイトが出てきましたね

原作でも思ったんだけど、フェイトの服装って、アウトな気がするんだ

しかも、大人になってもそのままって。羞恥心を持たずに成長しちゃったんだね

しかも天然。一番厄介な種族だよ。天然は。

作者のリアルの知り合いにも、天然がいるんですが。この子、恐ろしい天然なんですよね

なぜかって?実は、天然毒舌家なんですよ。いや、思った事をそのまま言っちゃう子なんですけど

それが心にグサッ!!っとくるんですよね。しかも、本人としては、無自覚だし

天然は恐ろしいです。敵に回したら、最も厄介な存在になります(経験済み)

まあ、こんなリアルな話は置いといて。今回、次回予告をやってみたいと思います!

まあ、あれです。作者の気まぐれです。深い意味なんてないんだ!

それじゃあ、始めましょう!!

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矛盾する真実

 

プレシア「私は、プレシア・テスタロッサよ」

 

再会する者たち

 

カトレア「マスター!!」

 

「カトレア!どうしてここに!?」

 

ユーノ「それどころじゃないんだ!カルマ!大変なんだよ!!」

 

動き出す物語

 

リンディ「現在。ジュエルシードが海鳴市で同時に発動しているわ。全てね」

 

立ち向かう戦士たち

 

なのは「ディバイン・バスター!」

 

恭也「父さん!」

 

士郎「行くぞ、恭也!」

 

語られる真実

 

「こんな所で、死ぬきになるな!!」

 

次回、チートな魔法使い 第12話 J・S事件 始動!そして、終焉!?

 

プレシア「私は、自分の娘を愛しています」

 

注意。この次回予告と同じ内容になるとは限りません。作者の気まぐれが、物語を変えます!

 

説明
第11話目!正直、ここまで続くとは思っていなかった
というか、この作品を読んでくれる人がまだいることに
びっくりしています!
ここまで読んでいただいた皆様!もしよろしければ、これからも
この作品を読んで。彼らの物語の最後を見届けてあげてください!
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