真・リリカルなのは 第十二章 非道なる報復編 第十二話 鮫狩り |
残虐非道な犯罪者バルニクス・シャーク
命の重さを軽んじ、殺戮を好む下種
その最低な男に挑む レイン
彼は犯罪者を止めれるか?
シャーク「汚ねぇ肉塊にしてやるぜ!!!!」
流水の魔力を逆噴射し、その水圧で高速移動を行う シャーク
体を回転させ、デバイスのサメの様な口を開く
すると、鋭い牙が剥き出し、レインを噛み砕こうとする
レイン「あれに噛まれたら死ぬな」
新型デバイス ウィンタムブレードを腕に装着する レイン
レイン(流石はウィンタムソードの後継機。シェリムが居なくてもシュヴェーレンモードの性能が発揮できるぜ)
右腕に装着されたウィンタムブレードの回りを氷結に変換させた魔力で凍らせる
右腕そのものが氷塊となる
レイン「シェリム…………絶対助けてやるからな」
相棒を救うという決意を胸に、シャークに向かって走る出す レイン
シャーク「自ら死にに来たか!!!!!」
自分に向かって来たレインを噛み殺すべく、回転力を強める
レイン「これでも食らってな!!! クラッシャードルベ!!!!」
本来、シュヴェーレンモードVer2で使う技である
巨大な氷塊を相手に叩きつける技
ウィンタムブレードはシェリムのサポート無しで、シュヴェーレンモードの性能を誇る
その為、シュヴェーレンモードで使える技もシェリム無しで発動可能なのだ
万が一、シェリムが居なくなった時を考慮して創られたウィンタムブレード
此処に来て大活躍である
シャーク「図に乗るな!!!」
サメの口目掛けて氷塊をぶつけるが、回転し、切断力を増した牙には無意味であった
氷塊は噛み砕かれてしまう
レイン「まだまだ!!!!!」
レインはウィンタムブレードに魔力を送り続ける
すると、噛み砕かれた氷塊は瞬時に再生する
シャーク「無駄な足掻きだ!!!」
しかし、サメの牙は留まる事を知らず
氷塊を簡単に噛み砕いていく
レイン「そんなもんで俺達を倒せるかよ!!!」
シャーク「貴様風情が俺様を止めれるものか!!!」
意地と意地の物かいり合いである
噛み砕かれていく氷塊
しかし、瞬時に再生する
それの繰り返しである
どちらかの魔力が切れるまで行われるかと思われたが、シャークの回転が止まる
シャーク「チッ まどろっこしい!!!」
一旦離れ、レインから距離を取る
レイン「へっ テメェのヘッポコな牙で俺の氷が砕けるもんか!」
勝ち誇ったように言う レイン
シャーク「死ねぇぇぇぇ!!!!!」
巨大な水の斬撃が撃ち出される
レイン「食らうか!!」
氷塊を薙ぎ、斬撃を打ち払う
シャーク「ぶっ殺す!!! シュヴェーレンモードVer2!!」
サメの顔は変化し、シャークの背中に布が覆われる
レイン「マントか?」
レインの言う通り、今度はマントとなった
真っ白のマントであり、先端が10に枝分かれしている
その内、2本が少し長い
恐らくイカの足をイメージしているのだろう
シャーク「くたばれ!!!」
少し長い2本が伸び、まるで本物のイカの足のようになり、レインを襲う
ウィンタムブレード【マスター、躱してください】
レイン「わかってる!!」
ウィンタムブレードを足に装着し、雪を噴射、上空に駆け上がる
シャーク「逃がすか!!」
シャークは飛んで、レインを追いかける
レイン「ゲェ!!! お前飛べるのかよ!?」
シャーク「飛べないと言った覚えはない!!!」
残りの8本も伸び、鞭のようにレインを叩く
レイン「グガッ!」
地面へと叩き落とされた レイン
シャーク「これで止めだ!!!」
長い2本でレインを串刺しにしようとする
片方はレインの腹を、もう片方はレインの左肩を貫いた
レイン「っ!?」
シャーク「ギャハハハハ!!!!!! 俺様に舐めた口を聞くからだ!!!!」
勝利を確信した シャーク
しかし、それは驕りだ
貫かれた レイン……………それは偽物だ
スノーフェアリーという魔法であり、雪で分身を創るものだ
貫かれた分身は雪と変わる
しかし、偽りの勝利に酔いしれているシャークは気づかない
雪になった分身は貫いた2本を凍らせていく
そして、その2本は砕け散る
シャーク「何っ!?」
ここで漸く、勝負はまだ着いていない事に気づく
シャーク「どう言うことだ!?」
レイン「テメェの負けって事だ!!!!!」
振り向くと、氷塊を振りかざしているレインが居た
彼は飛べない為、分身と入れ替わった後、近くの建物に上り、そこから飛び降りて来ていたのだ
気付くのが遅く、シャークに躱す術は無い
レイン「ぶっ飛べ!!!」
頭上に氷塊を叩きつけられたシャークは、地面に叩き落とされた
シャーク「グゥゥゥ」
幾ら非殺傷とはいえ、これはかなり効いただろう
シャーク「クソが…………」
頭から吹き出て来る血で、視界が悪くなる
シャーク「俺が………あんなガキに」
レインは彼を捕まえる為、こちらに向かってきている
シャーク「シュヴェーレンモードVer3」
マントは盾に変わった
そのまま大きめのイカが右腕にくっ付いているような形だ
シャーク「覚えてろ!!!! 貴様の面は忘れねぇ!!!」
そう叫ぶと、盾からは黒い煙幕のようなものが噴射される
レイン「なっ!? 墨を吐きやがった!!!」
真っ黒な煙幕は、まるで体内に悪影響を及ぼしそうな雰囲気であり、レインは近付けないでいた
レイン「逃がすかよ!!」
雪を噴射し、更に上空まで飛び上がる
シャーク「っ!?」
すると、シャークは簡単に見つかる
どうやら地下へと続く通路へと向かう所だったようだ
レイン「ぶっ飛べ!」
雪の噴射をシャークに浴びせる
シャーク「グワァ!!!」
彼は吹き飛び、近くの建物に激突
意識を手放した
レイン「どうだ! この野郎!」
新しい相棒のお陰で勝利することが出来た
〜フェイトVS謎の女性〜
レインとシャークの戦いに決着が着いていた頃、フェイトは未だに女性に勝てないでいた
謎の女性の体術が凄まじく、接近戦では圧倒的に劣っていた
フェイト「はぁぁぁぁ!!!!!」
巨大な魔力刃で女性を切り裂こうとする フェイト
しかし、スピードでは勝っているにも関わらず、中々一撃を入れれないでいた
いや、原因ならわかっている
真・ソニックフォームで彼女の攻撃を受けたのだ
フェイトの体はズタズタだった
その為、フェイト自信が気付かぬ間にスピードが低下していたのだ
最早、真・ソニックフォームは意味を為していなかった
フェイトの斬撃を受け止め、彼女の腹を殴りつける 女性
フェイト「グハッ!!」
あまりの威力に吐血してしまう フェイト
そして、足を掴まれ、建物に向かって投げられる
ギンガ「はぁぁぁ!!!!!」
建物に激突しかけたが、ギンガが彼女を受け止める
フェイト「ギンガ…………」
ギンガ「お待たせしました」
ギンガは平然を保っているが、内心は驚いていた
あのフェイトがここまで一方的に押される
一体、どれほどの敵なのか?
その疑問の答えを知る為、ギンガは敵に目線を合わせる
ギンガ「え?」
先ほどまでの考えは全て消されてしまう
冷静な彼女も動揺せざるをえなかった
目の前に居る敵………………それは
ギンガ「母……さん?」
……彼女の母親であるクイントなのだから
謎の女性の正体はクイントでした!
リトナは彼女を利用しているようですね
次回は混迷する戦場にリトナが乱入
そして、彼は知る………………探し物の在り処を
お楽しみに!!
説明 | ||
レインVSシャーク決着! | ||
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コメント | ||
以外にもバレてましたか。そういうことです(ohatiyo) 探しは物ってやっぱり左近のことですよね?(サイガ) |
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 内容はオリジナル | ||
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