遊☆戯☆王 Love†Princess ネタ予告編と注意事項
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《恋姫†無双》と《遊☆戯☆王》をオーバーレイ!

 

本作は、恋姫†無双のキャラにデュエルをさせてみるという作者の頭がぶっ飛びまくった作品です。

 

 今回は、以下の内容をお送りいたします。

 

・その場のノリで書いた予告編

・作品及びデュエルのルールに関する注意事項

 

 それでは、どうぞ。

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遊☆戯☆王 Love†Princess 予告編

 

 

 後漢末期。

 漢王朝は腐敗し、暴政や過度の徴税により力なき民衆は虐げられていた。

 首都・洛陽には民衆から巻き上げられたありとあらゆるレアカードが集められ、賄賂の道具として用いられていた。

 稀に行われるデュエルは、目上の者に媚びへつらうだけの接待デュエルばかりとなっていた。

 虐げられていた民衆も鮫トレ、反則行為を用いた賭けデュエルなどによって、より弱いデュエリストからカードを奪い取っていった。

 いつしか人々の心には、

 

 ――これが絶望だ、ターンエンド。

 

 この言葉が深く刻まれていた。

 

 

 

 そんな中、デュエル占い師・管輅の占いが噂となり、大陸中を駆け巡った。その内容とは――

 

『東方より飛来する《シューティング・スター・ドラゴン》、其と共に現れる決闘者は乱世を治める天の御遣いなり』

 

 民衆は歓喜した。

 

 ――『天の御遣い』ってデュエルで一度も負けたことが無いらしいよ!

 

 ――俺達には決して真似できない運命力を持っているに違いない! 《シューティング・スター・ドラゴン》の効果を使えば5回攻撃確定だ!

 

 ――私は、天の世界のデュエルは全てがシャイニングドローだって聞いたわ!

 

 ――御遣い様ならオイラの《モリンフェン》を強力なカードに書き換えてくれるはず!

 

 

 

 『天の御遣い』。それは大陸に生きる全ての人々の、たった1つの希望となっていく。

 

 

 

 

 

 デュエルアカデミア・聖フランチェスカ校に通う決闘者、北郷一刀は学園上位の実力を保持し、多くの友人に囲まれながら平穏な日々を過ごしていた。

 ある日、珍しく寝坊した一刀は学園へ続く道をDホイールで駆け抜けていた。

 このままでは間に合わない、そう考えた彼は己の限界を超えた先にある揺るぎなき境地『クリア・マインド』を実行する。

 しかし最高速度へと到達した瞬間、突如いつもとは違う光に包まれ、その意識を手放してしまう。

 目を覚ますと、そこは何もない荒野。手元にあるのは通学カバンとデッキ、Dホイールのみ。

 途方に暮れる一刀の前に、3人の見目麗しい少女達が現れる。

 

 劉備玄徳、関羽雲長、張飛翼徳。

 

 いずれも現代に名を残す決闘者と同じ名前であった。

 

 劉備達はこれまで各地で何人もの悪人をデュエルで成敗してきたが、所詮たった3人の義勇チーム。名声、風評、知名度……そういった実績が不足していた。

 そのため、《シューティング・スター・ドラゴン》と共に現れた一刀を御輿とすることで、その名を広めようと考えたのである。

 

 劉備が掲げる『誰もが笑顔でデュエルができる世の中にしたい』という信念に一刀は心を打たれた。彼女達の力になるため、一刀は乱世の中へと飛び込む決意を固める。

 

 

 

 『天の御遣い』を仲間に加え、勝利を積み重ねていく『チーム劉備』。劉備達の元に、彼女の信念に賛同した少女達が現れる。

 

 罠カードを巧みに操る【孔明の罠】の使い手、諸葛亮孔明。

 

「私は2枚の永続罠、《メタル・リフレクト・スライム》と《宮廷のしきたり》を発動します! 《宮廷のしきたり》がある限り、《メタル・リフレクト・スライム》を破壊することは不可能! さあ、この壁は簡単に突破できませんよ!」

 

「そいつはどうかな? 《No.50ブラック・コーン号》の効果発動! 《メタル・リフレクト・スライム》を((墓地に送る|・・・・・))!」

 

「はわわ!?」

 

 効果ダメージ主体のデッキ【連弾グスタフ】を扱う魔砲幼女、鳳統士元。

 

「《超弩級((鳳統|・・))列車グスタフ・マックス》の効果発動! オーバーレイユニットを1つ使うことで、2000ポイントのダメージをあなたに与えます!」

 

「甘いぜ! カウンター罠《地獄の扉越し銃》! 俺が受ける効果ダメージはお前が受ける!」

 

「あわわ!?」

 

 メンマをこよなく愛する【仮面魔獣】の使い手、趙雲子龍。

 

「2体の《メルキド四面獣》をリリース! 現れよ、《((仮面魔獣|かメンマじゅう))デス・ガーディウス》!」

 

 

 

 仲間とカードを増やしつつ『チーム黄巾党』を討伐し、ついに領地を与えられた劉備達。そんな彼女達の元へ、数ある諸侯の中でも最多のカードを所持する袁紹より反董卓連合の参加が呼びかけられる。

 

「おーっほっほっほ! 洛陽のレアカードを独占する董卓さん! 光り輝く【ゴールドレア】の使い手であるわたくしが引導を渡して差し上げますわ!」

 

「私は今まで詠ちゃん達に守られてばかりでした。でもこれからは私も戦う! あなた達連合軍から、洛陽を守るために! 力を貸して、《月読命》さん!」

 

 

 

 そして舞台は群雄割拠の時代へ――

 

 

 

「ふぅん、慄くがいい! 白龍長子の力を見せてやる! アドバンス召喚、《青眼の白龍》!」

 

「グリモにゲーテにヒュグロ……ふふふ、本がいっぱいで私とっても幸せです〜」

 

「諸葛亮さん、鳳統さん。あなた達のデュエルは素晴らしかったです。コンビネーションも、戦略も。ですが、しかし、まるで全然。風の【ギミック・パペット】を倒すには程遠いんですよねー」

 

「我が名は周泰! 【お猫様】の力、思い知らせてあげます!」

 

「魂に秘めた炎を拳に宿せ!《BK 拘束蛮兵リードブロー》! 喰らえ、猛虎蹴撃!」

 

「オイオイこれじゃ……」

 

《サイレント・ウォビー》

《光神化》

《裁きの代行者サターン》

《地獄の暴走召喚》

《天空の聖域》

 

「美以の勝ちじゃニャいか!」

 

 

「カオスエクシーズチェンジ! 活目せよ、これが覇王の力! 《CNo.80 ((曹操|・・))覇王レクイエム・イン・バーサーク》!」

 

 

 

「曹操に勝つためにはアレしか無い! 桃香!」

「うん! いつでも大丈夫だよ、ご主人さま!」

「俺と!」

「私で!」

「「オーバーレイ!!」」

 

 

 

 乱世を生き残り、最強の決闘者の称号を手にするのは誰か。それはまだ、誰にもわからない。

 

 

 

 

 

 『遊☆戯☆王 Love†Princess』 始動!

 

 

 

于吉「当然正位置ィ!」

左慈「もうやだこの外史」

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Q.世界観が色々おかしいんだが。

A.あえて突き抜けてみた。

 

Q.なぜ書いた。

A.美以ちゃんにあのセリフを言わせようとしたのがきっかけ。

 

Q.全ての戦いがデュエルなら、原作よりも遥かに平和な戦いなんでしょ?

A.それはどうかな?

 

Q.リードブローの攻撃が蹴りになってるみたいだけど?

A.蹴撃という名のパンチ。

 

Q.一刀と桃香がオーバーレイしてるけど、色々とおかしくない?

A. 紅蓮の悪魔の仕業でございます。

 

Q.相方の頭がおかしくなった。どうすればいい?(管理者Aさん)

A.諦めましょう。

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・本作を読む上での注意事項

 

 

 本作は、『真・恋姫†無双』蜀ルートを基準として、戦いや拠点フェイズをデュエルに置き換えたり、オリジナルエピソードを挟んだりしていきます。

 蜀ルートにした理由は、単に華琳様をライバルにしてみたかったからという単純なものです。

 シリアスという名のギャグをコンセプトにしているので、軽い気持ちでお楽しみください。ハンパな気持ちでも大丈夫です。

 

 

 恋姫†無双のキャラにデュエルをさせるという都合上、各キャラは当然のように横文字を使います。

 ただし、デュエル関連の単語でない場合は、地の文以外では横文字を使わせないようにします。今さら何を言っているんだ、と思いますが。

 

 

 原作のはじめから執筆するのではなく、作者が「この場面を使ってデュエルをさせてみよう」と考えて書いていくため、書き溜めていたモノを投稿し終えたら、その後の時系列はバラバラになります。

 実際、次に投稿するエピソードは水関の戦いです。

 その後も赤壁の戦いを書いてから黄巾党との戦いを書くということも有り得ます。

 読みづらいかと思いますが、あくまで1話完結の形式でやっていくため、わざわざ時系列順に読み直さなくても大丈夫なようにします。

 

 

 次はデュエルの描写に関しての説明です。

 恋姫†無双は好きだけど、遊戯王はわからないという人はけっこういるかと思います。

 そのため、「魔轟神」や「インフェルニティ」のように、動きが複雑でソリティアしまくるデッキは出てきません。というか作者が使ったこと無いので書けない……。

 

 

 また、2014年3月21日からルールが「マスタールール3」へと変更され、以下のようになりました。

 

1.ペンデュラム召喚が導入され、フィールドにペンデュラムゾーンが追加される

2.先攻の最初のターン、ドローフェイズに通常のドローができない

3.フィールド魔法はお互いが発動できる(黒庭黒庭ドレッドルート怖いです)

 

 しかし本作の執筆途中にこのような変更が行われたため、「マスタールール3」をそのまま適用すると、「マスタールール3」のデュエルの次の回が「マスタールール2」になっているというおかしな展開になってしまいます。

 そのため、本作では蜀ルート第7章で紫苑が初登場する辺りからルール変更がされたという設定にして、それ以前の話を投稿する場合は、「マスタールール2」のままです。

 とりあえずタグにもどちらのルールを適用しているかを記載します。

 

 

 注意点は以上です。話の構成に関して質問がある場合は、応えられる範囲でお答えいたします。

 

説明
恋姫†無双と遊戯王を組み合わせた短編集。

Q.こんな意味不明なモノを作るなんて、作者はバカなの?
A.ああ!

ハーメルン様とのマルチ投稿です。
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タグ
恋姫†無双 恋姫 遊戯王 デュエル脳 

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