リリカルなのは〜翡翠の戦士と七つの才牙〜
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「くらいなさぁい!!マァグナァム!!」

 

名乗りが終わるのを律儀に待ってくれたマッスルが股間…ではなく、へその下辺りから衝撃波を放つ

 

「葵!!」

 

「ほいきた!!」

 

剣也が呼ぶと同時に葵は薫をテレポートさせ、剣也は…

 

「ふっ!!」

 

サイガ式の防御魔法、"エレメントシールド"で防いだ

 

これが剣也が"エレメントガーディアン"と呼ばれる所以である

 

剣也は防御魔法と属性攻撃魔法が得意であり、防御魔法に関してはなのは、フェイト、はやての"トリプルブレイカー"を一枚で防ぎきる程である(此を見たクロノは驚きのあまり気絶した)

 

バベルの任務の時は皆を守りながら属性攻撃魔法で戦う為についたコードネームなのである

 

「行くぞ、シャル!!」

 

「はい、"メテオクラッシュ"」

 

薫は鉄球をマッスルに向けて放つ

 

「ロング」

 

シャルがそう言った途端に持ち手に繋がっていた鎖が外れ、その端と持ち手をチェーンバインドで繋げて間合いを長くした

 

「甘いわよーん」

 

しかしマッスルは体をくねくねさせながら回避した

 

しかしそこには…

 

「チェックメイトや♪」

 

葵がテレポートで先回りしてディメンジョンムーン(以下ディム)を構えていた

 

「"イリュージョンアロー"!!」

 

葵が叫びながら一本の矢を放つ

 

「たかが一本…へ?」

 

マッスルは言葉を続けようとしたが目を点にした

 

何故なら…

 

一本の矢がいつの間にか物凄い量の矢になっていたからだ

 

実はこれ、葵のテレポートを連続でやって残像を起こしているだけである

 

「なら…いくわよぉ〜!新必殺の…ビィィーック…ショットガァァン!!」

 

マッスルの股間…ではなくへその付近から飛び出た衝撃波は、小さな波動に別れ、文字通りショッ トガンのように散弾し、残像ごと矢を打ち消した

 

「…あの能力でよく放送止められなかったわね…」ぼそっ

 

アイは移動しながらそう呟くのだった…

 

「隙有り!!サイキック〜…」

 

薫はサイコキネシスで"あるもの"を動かそうとしていた

 

その"あるもの"とは…

 

「メテオ!!」

 

マッスルに避けられたシャルである

 

「んなっ!?」

 

マッスルは驚きながらもギリギリで避ける…

 

直前に

 

「甘い♪」

 

紫穂が"バインドショット"を当て、動きを止めた

 

ーゴチーン!!!

 

動きを止められたマッスルの股間に鉄球のトゲの部分がぶつかった

 

「◇◎¢◇▲◆☆@△£@*@◇▽◎¢◎▽◎@▽▼▼●▲◆%▽£●¢≦$¥●♀%%@°£§@′§£″§¢°§°☆◆@!!!!???」

 

マッスルは余りの痛みの余りに言葉にならない叫びをあげ、そのまま意識を失った

 

「大丈夫…だよな…?」

 

剣也は同じ男として本気で心配した

 

「大丈夫ですよ、皆本さんしか非殺傷解除出来ませんし」

 

ウィルがそう言って安心させた

 

「ならもう少し……」

 

「痛みつけても……」

 

「良いわけね♪」

 

葵、薫、紫穂の三人が黒い笑みで言う

 

「やめなさい」

 

アイ、ナオミの二人がそう突っ込むのだった

 

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マッスルは、応援に駆け付けたバベルの隊員に引き渡された(男の隊員は薫を見て顔を青くしていたが……)

 

「さて、後は帰るだけだな」

 

「今日は午前授業だし、一度帰って化童子の記憶をもらわないt「こんな汚れ仕事はしたくないんだがっ…!」!?」

 

「封絶!!」

 

ーズガァァァァン!!!!

 

突如として今いた場所が碎け散り、銀行が崩壊した

 

間一髪で剣也が封絶結界を展開したので破損は大丈夫だが……

 

「何だ!!?」

 

「あれ!!」

 

封絶結界の中では、飛んでいる剣也と愛華の二人と愛華が指差した先に三人の人影がいた

 

「……流石は救世主だな」

 

その三人の内の一人がそう言いながら感心していた

 

「あ、真木さん久しぶり」

 

「クリスマス以来ですね」

 

剣也と愛華の二人は誰かがわかるやフレンドリーに話し掛けた

 

真木司郎……マッスルと同じくパンドラに属するエスパーで合成能力者。

炭素を構成して操ることが出来る

 

「で、どうしたの?なんか用?」

 

「軽!?」

 

剣也の発言に真木の近くにいた金髪の女の子が突っ込む

 

「あ、澪」

 

「久しぶり……あ、お前のデバイス出来てるから今夜取りに来い」

 

「マジで!?やった!!ってそうじゃなくて!!」

 

澪は喜びながら突っ込み、本題にいかせた

 

「まぁ慌てるな」

 

「「慌ててないけど?」」

 

「……お前達を攻撃したのには理由がある」

 

「あれ、攻撃したのはg「しっ!!」……」

 

真木さんに更に突っ込みをいれようとしたアイを剣也は止めた

 

「僕が呼び出したんだよ」

 

三人目の人影の詰め襟の学生服を着た若々しそうな男性がそう言った

 

「兵部少佐?」

 

「珍しいな、こんなことするとは……なんかあったの?」

 

「だから軽いって!?何でそんな落ち着いているの!!?」

 

二人の言葉に澪は律儀に突っ込む

 

「「慣れてるから」」

 

「「「………………。」」」

 

ーどんな生活をしてるんだろ?

 

そう思った三人だった

 

一方で……

 

「「(三人とも前に比べると隙が無くなってるな…これは教えがイがあるね♪)」」

 

教導官魂に火をつけていた

 

この二人…根っからの教導官らしい……

 

その後、此処で話をするのはあかんと思い、夜に剣也達の家で話をする事になった

 

 

 

……というのも…

 

「本日挽き肉50円!!!!」

 

「牛乳一パック90円!!!!」

 

タイムセールにさんかするためだが…

 

因みに今夜はハンバーグだそうだ

説明
第三十三話戦闘、襲撃、またあとで
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コメント
次回で兵部が何を話すのか、楽しみです。(俊)
・・・やっぱりパンドラのメンバーとも仲が良いんですね、剣也。澪のデバイスも作ってるし、剣也が橋渡しすればバベルとパンドラって仲良くなれるんじゃないだろうか?(俊)
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