Element fairy第25話 |
ケルベロスと八岐大蛇が現れた日の翌日
エレメンタルサーヴァントのメンバーはニュースを見ている
「昨日、聖光学園のグラウンドにフェンリル2体、八岐大蛇1体、ケルベロス1体が現れました。
今まではフェンリルだけの出現だったにも関わらず昨日突然八岐大蛇とケルベロスが現れました。
周りに被害は無く戦闘での被害は、軍人に死者多数、重症者10、擦り傷などの軽傷者30で重症者のうちの1人にしてエレメンタルサーヴァントの裏のリーダーに来ていただきました。
エレメンタルサーヴァントの裏のリーダー飛山雷幻さんです」
アナウンサーに名前を呼ばれて雷幻はスタジオの隅から入って来た
「先ほど紹介にお預かりました飛山雷幻です本日はお願いします」
雷幻が紹介をしアナウンサーは雷幻に質問を問いかけた
「早速ですがエレメンタルサーヴァントの方々は普段何をされているのですか?」
その質問を聞き雷幻は
「普段はそれぞれの仕事についております俺やその他3名の学生は昨日事件の起きた聖光学園に通っております。
学園の方は昨日の事件が合ったためしばらくは自宅学習と言う形になったとのことです。
そして、大人組は皆仕事についております。」
と、雷幻が答えたのを聞きアナウンサーは
「よろしければ、具体的な仕事内容を教えていただければ幸いです」
その言葉を聞き雷幻は
「わかりました、俺が把握している限りでは、大工、小中学校の教師、営業マン、病院勤務、陸海空軍、小説家ですかね」
と、返したそれを聞いてアナウンサーは
「ありがとうございます、では、ここに来ていただいた本題を話をしてもよろしいでしょうか?」
と、本題に入った
「わかりました、昨日の件ですが、フェンリルが大量に攻めてくるのは予想しておりましたがまさか、八岐大蛇とケルベロスが出て来るとは思いませんでした」
その言葉を聞いてアナウンサーは驚いていた
それをスルーして雷幻は話し続ける
「我々も最善の努力をいたします。ですが、我々は常に見回りはしていますが必ず取りこぼしがあります、ですので市民のみなさん、もし、自分たちの近くでフェンリルなどを見かけた場合は悲鳴を上げずこの番号にかけて来てくださいこの番号はエレメンタルサーヴァントの通信端末に繋がってますから必ず誰かが出ます。」
雷幻がいい終わった後画面に大きく電話番号が表示された
「以上で昨日のニュースを終わります」
そして、テレビにCMが流れた
その後雷幻はメンバーと合流しようとテレビ局を出た
が、近くで爆発音が響いたので何があったのかと駆けつけると
そこにいたのは
「グルルルルルルルルー!!!」
1体のケルベロスがいた
「おいおい、なんでこいつなんだよ」
雷幻は結界を張り自身とケルベロスを結界内に取り込んだ
「さぁてやりますかね」
そういって雷幻は人間離れした素早い動きをしてケルベロスの攻撃をかわしながら地味に攻撃を加えていった
そして、数時間が経過した時
雷幻はケルベロスを倒すことに成功していた
そして、雷幻は結界を解除して
みんなの元へ向かい本日あったことを話し魔族に気をつけろと念を押した
そして、家に帰宅した雷幻は
「ふひー、疲れた?、なんで俺だけよく遭遇するんだよ?」
と、気の抜けた独り言を呟いた
すると、理子が
「お疲れ様雷幻。」
と言って雷幻に飛び付いた
「うおっと、今はちょっと抱きつくのは辞めてくれ、ケルベロスの爪の切り傷に当たって痛む」
その言葉を聞いて理子は
「ご、ごめん」
と言って抱きつくのをやめた
その日は皆寝静まった
そして、次の日
雷幻、理子、氷牙、萌香
の四人は、見回りがてらに銀行に行った
雷幻と氷牙は隼人からの生活費をATMでおろしている
おろし終わって出口に向かおうとしたら
「「「「動くな!人間ども!俺たちの指示にしたがえ!」」」」
そう言って4体のスケルトンが入ってきた
いきなりのことに驚き
氷牙、雷幻、理子、萌香は対応が遅れ
従うしかなかった
すると1人の一般人が
「あ、あそこにいるのは昨日テレビに出てたエレメンタルサーヴァントの飛山雷幻だ!」
そう叫んだ
それを聴いてスケルトンの一体は
「こんなとこにエレメンタルサーヴァントかちょうどいいおい、お前たち力を解放するぞ!」
と、一体のスケルトンが叫ぶと周りのスケルトンは一斉に結界を発生さした
氷牙、萌香、雷幻、理子
をそれぞれの結界に引き込んだ
結界に取り込まれた氷牙達は
目の前のスケルトンの武器を見て驚いた
氷牙の目の前には
氷と水の二刀流の剣を持ったスケルトン
萌香の目の前には
炎の片手剣に謎の盾を持ったスケルトン
雷幻の目の前には
闇の波動剣を持ったスケルトン
理子の目の前には
2丁拳銃を持ったスケルトン
氷牙目線
「なぜお前がそれを使える」
俺は冷静になりスケルトンに問いただした
「簡単さ7人の魔王の1人
ハデス様がフェンリル計画に邪魔なエレメンタルサーヴァントどもを蹴散らすために過去の貴様の戦闘データで武器を作りだしたそして俺達も、それに遅れをとらぬよう練習もした。」
そう言ってスケルトンは俺に斬り掛かった
萌香目線
「なぜ、スケルトンがその力を!」
その言葉を聞いたスケルトンは
「簡単さ7人の魔王の1人ハデス様が貴様の闘い方を分析し
武器なども復元し、俺は貴様を倒すために特訓したのさ」
そう言ってスケルトンは私めがけて剣を振りかざしながら走り出した
雷幻目線
「闇の波動だと!あれは、禁断の力じゃないか!なぜ貴様らがそれを!」
そう、闇の波動は俺が使う光の波動とは対立し生身の人間が使えば死をもたらす恐ろしい力だ、魔族が使えば魔族の力が上がりスケルトンであろうとも、フェンリルに匹敵する力を得る
「この力はな!魔王ハデス様がくださった貴様を倒すためにさぁ、死ねー!エレメンタルサーヴァント!」
そう言って俺とスケルトンはお互い斬り掛かった
理子目線
「まさか、魔族が闇の波動を使えるなんてね」
私は雷幻に波動の種類について聞いており、目の前のドス黒いオーラを放つ波動を見て闇の波動であると確信した
「へ、女のくせに物知りだなさては雷幻とか言う裏のリーダーに聞いたな」
「そうだけど何か?」
「へっ、なら、容赦しねぇぞ!」
そう言って私とスケルトンは光と闇で作りだした
2丁拳銃を構えた
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
今氷牙と、スケルトンの剣のぶつかり合いが始まっている
「やるなー人間だが!」
スケルトンがそれを言うと力をため始めた、それを見た氷牙は
「まさか!あの技まで!」
「今頃気がついたかだがもう遅い!喰らえー!ダークブラスト」
スケルトンがそれを唱えると
二刀流の刀から闇のレーザーが放たれた
「エレメンタルブラスター!」
闇のレーザーに対して氷牙は光のレーザーを放った
2つのレーザーがぶつかり合い少しでも気を抜いたら押し負けてしまう勝負になっている
「「終わりだーーーー!!!」」
2つのレーザーがぶつかり合い一つの光が輝きその光が収まるとそこに立っていたのは
「な、なんとか勝てた」
立っていたのは氷牙であった
氷牙を包む結界が消え周りの一般市民が歓声を上げた残るは萌香、雷幻、理子になった
「負けない!魔族なんかに負けてたまもんかー!」
すでに萌香とスケルトンはかなり力を消費していた
2人がとどめの一撃を放つかのように距離をとった
「「喰らえ!シューティングスラッシュ!」」
2人の剣からそれぞれ真空波が放たれた
2つの力がぶつかり合い
勝ったのは
「私の方が強かったみたいね」
ギリギリ萌香が勝っていた
スケルトンは盾で防ごうとするものの盾が壊れスケルトン自身も真っ二つに切れて消えた
そして萌香を囲っていた結界が消えようやく萌香は結界の外に出た
「萌香!」
氷牙が叫んだ瞬間
「氷牙!」
と、萌香も叫んで氷牙に抱きついた
「早い、これが本当にスケルトンなの!?」
理子とスケルトンがお互い波動で作りだした弾丸を打ち合っていたお互い一歩も引かず力を出しまくっていた、このままでは決着が付かないと感じ取った2人は2丁拳銃を一つにし一つのライフルを作りだした
「「喰らえ!チャージショット!」」
2人のライフルから放たれた弾丸がぶつかり合いお互い互角
だが、ついに決着がついた
「グァァァァァ!!」
その声の主はスケルトンであったその声を聞き理子は勝利を確信し結界が消えるのを待った
そして、理子を囲っていた結界が消えそこには氷牙と萌香が抱きついているのが目に入った
「えっと、雷幻は?」
理子の言葉を聞き氷牙と萌香は
抱き合ったまま
「「まだ、結界の中みたい」」
そう言って残り一つの結界を指差した
「「はぁぁぁぁぁぁ!!!」」
2人の力がぶつかり合う
力は互角、決着はどちらかが油断した時である
1度距離を取り
「「はぁぁぁぁぁぁ!!!」」
そうして、2人は駆け出しながら斬り掛かった
そして、そこに立っていたのは
「くっ、闇の波動の剣に斬られるとただじゃすまねーな」
雷幻が傷だらけで立っていた
結界が消えると同時に雷幻はその場に倒れた
4人が合流出来たと思ったら
雷幻の傷が深くすぐさま羽山病院に向かい雷幻は入院というかたちになった
説明 | ||
今回は長くなります | ||
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コメント | ||
医療班が一応いますがまぁ、雷幻の場合は普通の人間とは違い傷の回復量が違うのである程度の傷ならすぐに治ります(雷光夢幻) 雷幻がまた怪我をした、そろそろ、治療ができるエレメントサーヴァントとかいないのかな、雷光夢幻さん、そういうキャラっているのですか。(ディーン) |
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