魔法少女リリカルなのは Extreme |
Strikers編 第六十話 「調査開始」
岡本家、リビング・・・
零人「いつつつ・・・・」
レイ「大丈夫ですか、隊長。」
零人「この顔で大丈夫と思うか?」
レイ「・・・・全く。」
零人「だろうな。」
零人はそう言ってランからの手当てを受けていた。
顔にモロで右ストレートを受けた零人は、顔が少し歪み鼻血が出ていたのだ。
ランは取り合えずとしてガーゼなどを顔に貼り付け、鼻にティッシュを敷き詰めていたのだ。そして、その二人の前には未だに怒りの表情であるアリサと、苦笑しているすずかが居たのだった。
零人「ったくっ・・・・開けて直ぐに右ストはねーだろ・・・・・」
アリサ「ふん。アンタにはそれ位が丁度なのよ。」
すずか「ご・・・ごめんね、零人君。実は・・・・・」
イクス『解ってますよ。今まで帰って来なかったから・・ですよね?』
アリサ「・・・・・・・。」
ガルム『ご名答だ。』
セリム『アリサ、内心ケッコー心配してたもんね。』
アリサ「う・・・うるさいわね!」
ガルム達に本音を言われ、焦るアリサ。
それを聞き、少し安心したのか、零人も表情を和らげたのだ。
零人「・・・・・・すまんかったな。二人とも。」
アリサ「・・・・本当よ。今まで何処で何してたのよ・・・・・・」
すずか「・・・どうしても・・・誰にも言えなかったの?」
零人「言ったら言ったで、お前等絶対ついて来るからな。それだけは避けたかった。」
アリサ「っ・・・それって・・どういう事よ。」
零人の言葉を聞き、再び顔を変えるアリサ。
少し誤解が入ったと思い、零人は補足を付け足した。
零人「なのはのストッパーが居なくなるかも知れねぇからだ。唯でさえ、あん時のアイツは不安定だったのに、それを更に加速されるかもしれなかったからな。」
すずか「・・・・・・・。」
彼の言い分も解る。
けど、せめてこうなると、自分がそうするとは言えなかったのだろうか。
そんな感情が、今の二人にあったのだ。
アリサ「・・・そりゃ・・・・そうだけど・・・・・・」
零人「第一、お前等はなのはの一番の友達だ。お前等が、あいつにとっちゃ一番の特効薬だったから・・・・・」
セリム『けど・・・確かなのはのご両親には手紙で言ったんだって?』
霊太「何だそれ。俺達聞いてないぞ?」
ゼクス『セリム。その話しは何処で・・・』
ガルム『俺達・・・いや、アリサとすずかだけに・・・なのはの親父さんが話してくれたんだ。』
零人「・・・・・・士郎さんが・・・か。」
アリサ「やっぱもう一発。」
零人「やめんか。」
レイ「・・・で。話し戻して悪いですが、お二方は六課の協力を?」
レイはそう言って話を戻し、アリサ達が何の為に来たのかを聞いた。
当然、二人は六課の手伝いと言う事なのだが、それには賛成でもアリサ達は少し不満と不安が残っていたのだ。
アリサ「まぁね。今の状態で断ればどうなるか・・・・・思い出しただけで怖いわ・・・」
零人「・・・・・アイツ・・何しでかした。」
すずか「・・・・・実は・・・中学の時にちょっとした催しの準備の時に、生徒の一人がその日、準備に出られなかったんだ。その子は家の事情でって事だったんだけど・・・」
ソルナ「・・・・・・。」
アリサ「・・・・・その子が用事が終わった後日から・・・集中的にイジメあったらしくてね。しかも、友達だった子にもイジメられて・・・結果、その子は直ぐに転校したわ。」
イクス『・・・それなら、先生に言えばよかったのでは?』
アリサ「ええ。普通ならね。」
霊太「・・・・アレか。」
零人「アレ?」
アリサ「そう。実は、先生達もその事は知ってて、生徒達に注意はしてたんだけど、あの日を境にそれがピタリと止んでしまったの。」
ラン「えっ・・・どうして?」
アリサ「・・・・・・・・「下克上」。」
ソルナ「・・・・・・真逆・・・・・」
アリサ「・・・・そうよ。
全てなのはの根回しの所為よ。」
零人「っ・・・・・・・。」
ソルナ「生徒だけではなく、教師にまで・・・・?」
零人達は余りに意外な事に言葉を失っていた。
これについて知っている霊太達は少し嫌そうな顔でその話しを聞いていたのだ。
そして、アリサは続けて静かに話しを続けたのだ。
アリサ「ええ。その時、生徒会になのはやアタシ達も入っていただけど、何かその時からなのはに嫌な噂が付き纏っていたの。「なのはに言い訳したら次の日には重傷で病院送りにされている。」とかね。」
零人「・・・・オイ。アイツ真逆・・・・・・」
アリサ「ご名答。魔法よ。その証拠にホラ。」
アリサはそう言ってデバイスから一つのデータを表示し、それを零人に渡した。
其処には今から七年ほど前の新聞の一覧が表示されており、その内容を見て零人は呆れつつも驚いていたのだ。
その内容は。
零人「「一般人の民家が突如半壊!?的確な崩壊に市民混乱」・・・・・」
レイ「何々・・・「昨日十月二十九日。海鳴町にて、突如民家の一角が半壊すると言う不可思議な事が発生。これにより、当時聖祥中一年の武田優太君が重傷。事件当時、他の一般市民が武田君の叫び声が聞こえたと証言するも、本人は「その時何があったか、全く覚えていない」と証言・・・・・」
ソルナ「なるほど・・・襲撃時に彼の記憶を消したのね。」
すずか「そう。それを知っていて、ちゃんと理由を言えばわかってくれるってその子は言ってたんだけど・・・」
零人「なのはが先生達に手回してそれをナシにしたと。」
レイ「つか、どうして教師が口出し出来なかったんスか?」
すずか「実は、先生達には一人ずつこの事が自分でやった事だってバラしていたらしいの。当然、先生達も信じられなかったけど・・・」
ソルナ「教師の一人か二人にそれをして証明させたと。」
アリサ「結果。学校は事実なのはが仕切っていたのよ。勿論、先輩達もなのはの言う事は逆らえなかったし。」
レイ「・・・正に独裁者の鏡というか、なんと言うか・・・」
すずか「そうね。けど、なのはちゃんはそれを止め様としなかった。「自分の言う事を正しく実行してくれなかったから。」って。」
ソルナ「・・・歳を食っても、自尊心が子供染みて、それが肥大化してって事・・・かしらね。」
マサキ「そうだな。結果、俺達でさえも高町には逆らえなかった。」
霊太「束になって掛かったら勝利はあったと思うが・・・それ以外にえげつない事をしそうだったからな。」
零人「・・・・・・・・・・。」
霊太やマサキたちの話しを聞き、零人は少し考え込んでいた。
そして、何かを考え付き、行動に移したのだ。
零人「・・・・仕方ねぇ。話し聞くか。」
アリサ「は!?」
すずか「真逆、なのはちゃんに!?」
零人「誰がんな危ない事をするかよ。」
イクス『では、どうやって?』
零人「無論、呼ぶ。」
ソルナ「誰を?」
零人「そりゃ・・・・・」
翠屋・・・
その頃、翠屋では、なのは達が久しぶりに親に顔を見せに来ていたので、なのはの家族は少しばかりではあるがなのは達と会話を交わしていた。そして、なのは達が再び遠征の拠点であるコテージに戻り、後片付けをしていた士郎の元に、ある物が落ちてきたのだった。
ふわっ・・・
士郎「ん?これは・・・・手紙?差出人はナシ・・・・・」
士郎は突然現れた手紙に不思議そうにしてみていた。すると、何処からか気配がし、士郎は誰も居ない店のウッドデッキで声を出したのだ。
士郎「・・・・誰か居るのだろ?」
「・・・・流石だな。」
すると、木の上から一機のロボットが士郎の前に現れたのだ。
黒いボディに長めの羽。まるでカラスの様な姿のロボットに士郎は警戒をしていた。しかし、ロボットの方はそうは考えておらず、一応の言葉を言ったのだ。
「安心しろ。俺は敵ではない。ある男の使いで来た。」
士郎「ある男・・・?」
「ああ。その中に書かれている場所に今夜中に来てくれ。」
士郎「・・・・・・。」
「確かに伝えたぞ。」
そう言ってロボットは姿を消し、其処には士郎だけが残った。
士郎は怪しみつつも手紙の内容を読み上げた。其処には彼にとって以外な事が書かれており、士郎自身驚きを隠せなかったのだ。
士郎「っ・・・・!?」
そして。士郎は直ぐに店を後にし、急いで手紙に書かれた場所に向かったのだった。
その場所は海鳴公園である。
海鳴公園・・・
誰も居ない夜の海鳴公園。
月明かりだけが満ちてその場を照らしていた。
息を切らしつつ士郎がやって来た。
しかし、其処には誰も居なかった。のだが・・・
「時間通りっすね。」
士郎の前に一人の男が姿を現した。
その男を見て、士郎は軽く息を吐いて言い返したのだ。
士郎「・・・・そうだね。もう十年にもなるか。零人君。」
零人「ええ。お久しぶりです、士郎さん。」
士郎「あの使いのロボット。君のだね。」
零人「ええ。ストレイバード。アイツならここら一帯の監視を抜ける事が出来るし、速いので。」
気づけば、二人の回りには五機ほどのロボットが周囲を警戒していたのだ。
一機はストレイバード。残る四機はASの「アーバレスト」、「M9ガーンズ」が二機と「ファルケ」である。
士郎「・・・・で。話しとは?」
零人「・・・・・・・・・・・すんませんでした。」
士郎が話しを切り出すと、零人はイキナリ謝罪し、頭を下げた。
突然の謝罪に驚く士郎だったが、直ぐにその理由を理解し、話しを続けたのだ。
士郎「・・・・・なのはの事・・・だね。」
零人「守るって約束したのに・・・・守れなくって・・・本当に・・・ごめんなさい・・・」
士郎「・・・・・それは当然、僕も怒っているさ。けどね、それは今するべきではない行動だ。」
零人「っ・・・・・・・・。」
士郎「君との約束は彼女を守ること。それが出来なくなったのなら・・・出来るように努力すればいい。」
零人「・・・・・・・・・。」
士郎「確かに、僕もさっきなのはと直に会って解った。彼女は今は迷っているんだ。自分がどの道に進むのが正しいのか。」
零人「・・・・・・・。」
士郎「そうして、今は混乱を誤魔化すのに必死で、気づけば自分が思っても居なかったことになっている。」
士郎はそう言い、ベンチに腰を掛けて話しを続ける。
零人も座りはしなかったが、近くの木に背を預けたのだ。
二人の目には月が見える。
月を見ていると、自然に何を話すべきかと心が開いたのだ。
士郎「言わば一種の暴走状態・・・・それを止められるのは・・・多分、君だけだ。」
零人「・・・・・・出来ますかね。逃げた俺に・・・」
士郎「・・・出来る出来ないじゃない。やるんだ。それが、君の責任だ。彼女を、なのはをああしてしまった償いとしてね。」
零人「・・・・・・。」
士郎「正直、十年前に君から貰った手紙を見て、僕は驚いたよ。」
話は十年前。零人が異世界に旅立ったと同時の時間の頃である。
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なのはの精神がボロボロの状態で、必死に手助けをしていた高町家。
そんな中、その日の夜に少し散歩にと士郎がなのはと恭也と共に外に出ていたのだ。
なのは「っ・・・・・すー・・・・すー・・・・」
士郎の背中で疲れたのか眠るなのは。
それを見て、二人は少しほっとしていた。
だが、一つ気がかりとして零人が最近何処にも姿を見せなかった。
一体、彼は今何処に?
そう思っていた時である。
士郎「ん?こんな時間に・・・手紙?」
士郎が自宅のポストに一枚の手紙が入っているのに気が付いたのだ。
誰から送られてきたのか解らないその手紙には、唯裏に「高町士郎様へ」と書かれていたのだ。
恭也「・・どうしたの、父さん?」
士郎「・・いや。どうやら僕宛だな・・・と。」
恭也「ふーん・・・」
士郎「すまない。なのはを部屋に寝かせてくれないか?」
恭也「オッケー。」
士郎はそう言うと手紙をズボンのポケットにしまい、なのはを恭也に預けたのだ。
そして、自宅に戻った士郎はそのまま一直線に自室に入り、手紙を開封したのだ。
其処には、綺麗な字で書かれた文があり、誰が書いたかと思いつつもその文章を読み上げていた。
士郎「っ・・・・・・」
一度読み終えた士郎は、その書いた人物に驚いた。
書いた人物は零人だったのだ。
子供の男の子がこれだけ綺麗な字を書くのに驚いたのか。否。
問題はその内容だった。
『士郎さん。これを読んでる頃には、俺は地球には居ません。異世界を旅していると思います。こうなった原因。正直に言えば、俺が守ってやれなかったからです。逃げだと言っても構いません。けど、アイツを守ってやれなかった。だから、俺は其処に居るべきではない。そう思ったのです。守れない約束をしたから、守れると思った約束をしてしまったから。その咎を受けるべきだと思いました。けど、こればっかりは・・・どうしても士郎さんに言いたかったので、ココに書き記しておこうと思います。
本当にごめんなさい。 岡本零人』
士郎「・・・・・・・・・。」
いい加減な理由と共に謝罪を記した手紙。
それを見て、士郎の顔は少し歪んでいた。
怒りとも、哀れみとも、他ともいえない感情を表して。
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士郎「確かに、言いたい事も解る。けど、逃げては・・・・・駄目だった筈だ。」
零人「・・・・・・・・。」
士郎「それに、君もなのは程ではないが、自分を責め過ぎだ。」
零人「・・・・それでも、俺が原因なのは変わりません。だから・・・俺はあの場に残る権利は・・・意味は無かった。」
士郎「・・・・・彼女が傷つくのが・・・怖かったんだね。」
零人「・・・・・・・・・・。」
すると、士郎は顔を零人の方に向けた。
一方の零人は未だに顔を月に向けていた。
だが、それでも士郎は話を続けたのだ。
士郎「人はいっぱい傷つくさ。傷ついて、その分前に進む。それでも前に。それが、あの時のなのはが導いた「答え」だったんだ。」
零人「・・・・・・想いだけじゃ・・・力だけじゃ・・・・・何もつかめない。だから、自分が傷ついても・・・・か。」
士郎「傷ついた分だけ、勝ち取ったものの大きなは大きい。そうだろ。」
零人「・・・・・・・そうっすね。逃げてばっかりじゃ・・・・何も解決しませんし・・・・いっちょ・・・博打を打ってみますよ。」
士郎「・・・・・ああ。」
零人はそう言って笑い、士郎を顔をにやけさせていた。
すると、其処にM9のクルツから通信が入ったのだ。
M9(クルツ)『此方ウルズ6。零人、六課の皆さんが動いたぜ。後、リョウから電文。「タコが顔を出した」だとさ。』
零人[・・・了解した。直ぐに戻るから、フォワードを動かしてくれって伝えてくれ。]
クルツ『いいのか?街中に監視サーチャー張られてんだぜ?』
マオ『だったら、何の為のアタシよ。』
零人[そう言うこった。マオはクルーゾーとソースケと共にサーチャーを無力化。以後はSRTチームで任務の支援に回ってくれ。そっちに追加でソルナも送るから。]
クルーゾー『ウルズ1了解。各機、用意はいいな?』
マオ『ウルズ2了解。』
クルツ『ウルズ6、何時でも。』
宗介『ウルズ7了解。後は頼むぞ、零人。』
そう言ってクルーゾー達AS小隊はECSを掛けて出発。サーチャーの無力化に動いたのだ。
一方、零人もそろそろかと思い、用意をし、ストレイバードが自分の役割を尋ねたのでそりも言い渡したのだ。
悠「零人、俺は。」
零人「ストレイバードは上空から対象を追え。万が一ってあるから増援出すから。」
悠「了解した。」
士郎「仕事だね。」
零人「ええ。」
士郎「・・・・・頼むよ。」
零人「・・・・今は・・・・まだその時じゃありません。時が来たら・・・いっちょやってやりますよ。」
零人はそう言って顔を知ろうの方に向けて笑みを浮かべた。
そして、士郎に軽く礼をすると、その場から走って去っていったのだ。
士郎「・・・・・・・・。」
それを、士郎は唯黙って見送り、その後再び月を見つめるのだった。
そして。零人は走りつつ霊太達と念話で状況を聞き指揮を行っていた。
零人[リョウ、アリサ達は?]
霊太[先に戻った!今頃はなのは達と行動してるだろうぜ!]
零人[解った。で、位置は?]
ナル[方角は西南西。旧工業地帯です。]
イクス『なるほど・・・・六課は。』
ナル[位置がほぼ間逆なので大丈夫かと・・・]
零人[解った。ウルズ2は広域でジャミングを開始。六課にこっちの行動を悟られない様にしてくれ。]
マオ『ウルズ2了解。全員、アンチジャミング用意してなさいよ!』
クルツ『へーへー!』
レイ[言われなくても!]
マオ『んじゃ行くわよ!』
(BGM”疾走”)
マオの合図で海鳴全域に魔法に対してのジャマーが発生した。
これにより、街中にあるサーチャーが全て機能不全を起こした。
しかし、六課は既に動いているのでこれに気づいているのは今の所誰も居ない。
その結果、七課のメンバーは容易に出撃が出来たのだ。
レイ「んじゃ、隊長。あたし等は先に行きますぜ!」
レイがそう言ってフォワードのメンバーとランと共に出撃する。
そして、それに付いて行くマサキと零人の家で支援をする霊太。
ソルナも後方支援の為にそれぞれ動いたのだ。
ソルナ「私はウルズ2達と合流するわ。後よろしくね。」
霊太「はいよ。気つけろよ。」
ソルナ「解ってるわ。零人、マサキがレイ達と出たから、岬で一旦落ち合って。」
零人[解った!]
マオ「ジャミング出力良好。範囲も問題なし。」
クルーゾー「よし。六課は誰か気づいているか?」
クルツ「ロングアーチって言う司令隊が居るそうだが、そっちはまだ気づいてないらしいぜ。盗聴器で丸聞こえだ。」
宗介「となると、六課が気づくのは・・・恐らく任務の終了後か。」
クルツ「ま。そん時はこっちが仕事終えてる筈だけどな。」
マオ「クルツ。それってある意味フラグって言うのよ。」
そう言ってとある場所ではAS小隊がジャミングの為に待機していた。
当然、敵の事も想定してある程度ばらけてはいるが、それでも、彼等にとっては少し余裕だったらしい。
宗介「さて・・・鬼が出るか蛇が出るか・・・だな。」
クルツ「お。よくそんな言葉知ってんなお前。」
宗介「自然と戦場で耳にしていたのでな。よく聞く言葉で最近覚えた。」
クルツ「ま。鬼や蛇よりも悪魔が出そうだけどな。」
クルーゾー「私語は慎め、二人とも。」
クルツ「へいへい・・・。」
六課と七課は動き出した。果たして、零人達は事無く任務を達成できるのか。
それとも・・・・・
次回予告ッ!!
(BGM”戦うM9”)
クルツ「うっしゃあ!いよいよ、おっ始まるぜ!!」
宗介「うむ。この臭い、まさしく戦場だな。」
マオ「って言うかあたし等ASだから鼻無いでしょうが!」
クルーゾー「全く・・・次回「重力戦線」だ。以上、ウルズ1次回予告を終了する。」
零人「さて。大地で戦うお前等の出番だ!」
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なのはの怖さ・・・そして・・・? Strikers編 イメージソング OP「Break Out」 スーパーロボット大戦OG ディバインウォーズより ED「Reincarnation Blue」 BLAZBLUE Alter Memory より |
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コメント | ||
なのはの扱いが哀れ過ぎて草不避(匿名希望) まさかは実は正しい言い方だったり。ま。次には変わると思うんで。(Blaz) へぇ…独裁者かぁ… (気温が下がり出す) コロシテイイカナ?(ガルム) それにしても、なのははどうなってしまうのか……(ohatiyo) 真逆はどうしても「まぎゃく」と読んでしまう。ひらがなで「まさか」の方が良いのでは?(ohatiyo) |
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