Element fairy第28話
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幽魔が現れてから1日がたった

雷幻は組織のメンバーを集め

緊急会議を開いていた

「昨日幽魔という人間が現れた

そいつを含め複数の子供達が魔族に囚われ人殺しの道具として利用されてる、それの主犯は魔王ベリアル奴は特殊な能力がある子がいればそいつをさらうその際その子供の家族を殺す酷い時はその子供の近所の住人を殺し街一つを壊滅させる」

雷幻の言葉を聞き氷牙は

「なんで兄貴はそんなに詳しいんだ?」

氷牙の言葉を聞き雷幻は

「それは俺が7歳の時に奴らに囚われ人殺しの道具として扱われてきたからだ」

その言葉に氷牙を含めるみんなが驚いている。

それもそのはず、裏のリーダーの雷幻がまさか、組織の出来る1年前に人殺しをさせられていたからである

「驚くのも無理は無い中にはなぜと思う人もいると思うそして、理子には辛いと思うがみんな聞いてくれ、俺は生まれた時から波動の力を持っていたその能力がベリアルの耳に入り俺の家族、近所の住人が殺されたそして、俺は魔界に囚われ闇の波動を体の中に入れられたそして、感情を無くさせられ人殺しの道具として利用されたさらに、俺は囚われた子供達の中でも多く人を殺させられて気付けば人狩りの雷幻と呼ばれていた

そう呼ばれるようになってから更に人を殺すようになっていた

この国だけじゃなく世界各国の人間を俺は殺してきたその数は千を超えている償っても償いきれない数の人を殺した。

8歳になる前に俺はその力を抑えることが出来るようになり魔界を逃げ出した、そして、この国に帰ってきたと同時に警察に捉えられ監獄行きになるのを覚悟していた、だが、そこに1人の人間が来て俺を引き取った

その人の名前は「飛山氷炎俺の親父か」そうだ氷牙、俺は飛山雷幻と名乗っているが本当の名前は、電光雷幻だ両親の名前は忘れてしまった俺は飛山家にいるのが楽しかったそのせいでつい最近まで忘れてしまっていた

馬鹿な話だよあんなに人を殺しておいてのうのうと生きてるのだからな」

その言葉を聞いた皆は一斉に

「「「「馬鹿野郎!」」」」

と、叫んだ皆を代表して理子が口を開いた

「確かに、雷幻は沢山の人を殺してしまてる、でも、雷幻は、今、自分を利用してた魔族を滅ぼそうとしてる、それだけで償いになるよ、だから、あまり自分を責めないで、雷幻のしたことは、確かに行けないことだけど雷幻は、殺してしまった人の分まで生きてそして、魔族を完全に滅ぼさないといけない義務もあるでも、そのためには私たちエレメントサーヴァントを頼ってよ私達は何があっても貴方の味方なんだよ、だから、私達を頼ってね」

理子の優しい言葉を聞き雷幻は昔から溜め込んでいた悲しみを全て涙にして大声で泣いたプライドなんて関係なしに泣いた

拒絶されるかもしれないと思っていた仲間と愛する恋人からの言葉が嬉しいのと今までの自分の苦労が無駄では無かったことに救われて今まで溜め込んでいた沢山の涙を全て流した

涙を流す雷幻を理子は優しく抱いた、周りの大人はよく頑張った、よく耐えたなどの声をかけている。

そう、この組織はただの組織なんかでは無い固い絆で結ばれたいわば家族同然の組織なのだ

家族の1人の過去がなんであれそれを受け止めともに分かち合っていくのがこのエレメントサーヴァントである。

少しして泣き止んだ雷幻

その目にはもう迷いも何も無い

ただ魔族を殲滅し世界に平和をもたらすという使命だけが彼の心には残った

そして、雷幻は立ち上がって言葉を発した

「皆、ありがとう、そして、すまなかったな、これからは、皆を頼るだけど、まだ、皆にはフェンリルやケルベロスや八岐大蛇は任せられない任せられるようになるまでは、俺と理子と氷牙と萌香に任せてください

必ず攻略法を見つけ

皆に安全に倒せるように頑張るからそれまで待っててくれないか」

雷幻の言葉を聞き皆は、約束破るなよ、お前達なら大丈夫だ

などの応援の言葉をかけた

そして、この日の会議は終わり皆それぞれの家に帰った

説明
ようやく、雷幻の心の傷が全て無くなります
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コメント
ベリアルは必ず雷幻が打ちのめします他の皆は人間界で人間を守り雷幻だけが魔界に飛び込みます(雷光夢幻)
ベリアル許すさない、みんな、奴をボコボコにしてやって下さいね、奴には死すら生ぬるい完膚なきまでに倒してください。(ディーン)
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