ノーゲーム・ノーライフ異世界奮闘記第6話
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‐その日の夜

龍太「アスカさんは寝たのかい?」

エイミ「はい、泣き疲れて寝たみたいです。」

あれから、俺たちはエイミが作った飯を食べた。

アスカさんは泣き疲れたのか、食べた後、リビングで寝ていたので、エイミと協力してアスカさんの部屋に運んだ。途中で起きてしまったが、無事寝たようだ。

龍太「さて、明日のことだけと、正直勝てる見込みがない。」

エイミ「!!じゃあどうするんですか?」

アスカ「そこで、する場所を森にしたんだ。走って負けるのなら、隠ればいい。それに向こうは3人で行くとは思ってもいないだろう。」

エイミ「そこまで計算していたんですか?」

龍太「もちろん。」

エイミ「すごいです。これなら100パーセント勝てますね。」

龍太「必ず勝ってみせる。そして、アスカさんを傷つけたことを詫びさせよう。」

エイミ「そうですね。それじゃあ、明日に向けてそろそろ寝ましょうか。」

龍太「ああ、おやすみ」

龍太とエイミはそれぞれ部屋に戻った。

龍太(明日は絶対勝とう。そしてアスカさんに笑ってもらおう。)

そう心に近い、龍太は目をつぶった。

 

 

 

 

 

 

‐次の日

決戦の時間が来たので、森の近くに行った3人。

アスカ「昨日はすまなかった。取り乱してもうて。」

アスカは真剣な顔をして言う。

龍太「今日のゲーム勝ちましょうね。」

アスカ「もちろんじゃ!!」

アスカは満面の笑みで言う。

龍太(やっぱりアスカさんは笑っている顔が一番だな」

アスカ「……それは告白していると取っていいのか?」

龍太「……もしかして、声に出ていました。」

アスカ「出ておったぞ。…」

龍太「うわぁぁ!!?恥ずかしすぎるだろう!!」

龍太は急に焦り始めた。

アスカ「お主がこの勝負に勝ったら褒美をやろう。」

龍太「恥ずかしいので先に行ってますね。」

龍太は走り出し、先に行った。

エイミ「…………」

アスカ「ふふふ、エイミよ。私は告白されたぞ?あやつもかっこいい男だからのう、私がとってしまおうかのう?」

エイミ「……お姉ちゃん、負けませんよ。」

グラムと勝負する前に、この2人が勝負しそうな雰囲気だった。

 

 

 

 

グラムが来て、龍太はルール説明をした。

龍太「ゲーム内容は昨日言ったとうり。ルールは、10分間逃げ切れば俺たちの勝ち。それまでに捕まえたら俺たちの負けだ。フィールドは、この森だけ。俺たちが森に入ってから、1分後に入ってこい。お前が入ってから、スタートだ。」

グラム「わかりましたでは…」

龍太・グラム「アッシェンテ」

龍太「それじゃあ、行こうか。アスカさん、エイミ。」

そういって3人は森に入った。

 

 

 

3人が森に入って、1分が過ぎたので、グラムが動き出した。

どうやら、グラムは歩きながら、探しているようだ。

グラム「まぁゆっくりいきましょうかね。」

アスカとエイミとは別のところに移動したので、無事かどうかはわからないがたぶん無事だろう

 

 

 

あれから9分が過ぎた。

突然グラムが動き出した。

エイミ「あと少しで…私たちの」

グラム「見つけたよ♪」

エイミ「!!いつのまに」

エイミが捕まった。

アスカ「!!エイミが捕まりおったか。だがまだ2対1。私たちの」

グラム「勝ちだっていいたいのですか?」

アスカ「!!いつの間に、いたのじゃ!!」

グラム「そして2人め♪」

グラムは短時間で、2人を捕まえた。

龍太(やばい。2人が捕まった。)

グラム「そこにいるのはわかっているんだよ。さてゲームも終わりだ。」

龍太(!!)

龍太の視線にグラムが見えた。

龍太(あと30秒。…くっ。どうする。それよりなぜあいつはここにいることがわかるんだ?)

グラムとの距離が100メートルきった。

龍太(情報を整理するんだ。やつは獣人種。獣といえば、何だ。どこかが優れているはずだ。視覚は絶対にないな。木々に隠れているのでわからないはずだ。なら、鼻か?…もしかして、奴はにおいだけでここにきているというのか!!?)

グラム「あと10秒ですか。かたをつけましょうか」

龍太(どうすればいい、何か手はないのか)

龍太は周りを見渡した。

龍太(!!これだ。)

龍太が見つけたのは、この森に来た時に、刺激を与えて激臭を出した木の実をだった。

龍太「グラム、これでお前の負けだ!!」

グラム「ならゲームを終わらせよう。」

残り5秒。

グラムとの距離が30メートルになった。

龍太(いまだ!!)

そして、龍太はその実を地面にぶつけた。

その瞬間、激臭がはしった。

グラム「!!?なんだこの匂いは!!?鼻がもげる!!?」

グラムがひるんだので、龍太は走った。

残り1秒。

龍太「俺たちの勝ちだ!!」

そして0秒。

龍太の勝ち誇った笑みと同時に、ゲームが終わった。

 

説明
第6話です。

次回もお楽しみ。
…決して説明するのがめんどくさいわけではないですよ
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