ノーゲーム・ノーライフ異世界奮闘記第7話
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龍太「約束どうり、この家を返してもらうぞ。」

グラム「…1つ聞いてもいいですか?」

龍太「…なんだ?」

グラム「どうして、関係のないあなたがこの方たちに協力したんですか?」

龍太「…この二人は、僕がこの世界にきて、路頭に迷っていたところを、助けてくれたから。その優しさがうれしかったから。ただそれだけのこと。」

グラム「…やさしさですか…。私はやり直すことができるでしょうか?」

龍太「…それを決めるのは、僕じゃない。これからの道は、自分で切り開くもんだ。運命は自分で決めるもの。時間はたっぷりある。ゆっくりと決めていけばいいものだよ。」

グラム「…ここに来てくださいませんか?」

そういって、グラムは自分のポケットから、一枚の紙を龍太に渡した。

そこには、住所が書いてあったが、龍太はまだこの世界の言葉を知らないので、何が書いてあるかわからなかった。

龍太「…?まぁサンキュな。」

グラム「それでは、ごきげんよう。」

そう言い張ると、グラムはものすごいスピードで、走り去った。

龍太「…相変わらず、獣人種はすごいもんだな…」

そういって、龍太はエイミとアスカの家に戻った。

 

 

 

 

エイミの家に戻ると、龍太たちは昼飯を食べた。

エイミ「すごいです、人類種の龍太さんが勝つなんて…。感激です!!」

エイミはとても喜んでいた。

アスカ「お主のおかげでこの家を取り返せた。ありがとうなのじゃ。」

アスカは満面の笑みを見せる。

龍太(笑ってもらえて、こっちもやりがいがあった。よかったよかった。)

龍太は微笑みながらそう思った。

アスカ「そうじゃった、褒美をやる約束をしていたのう。褒美の内容は一つ何でも言うことを聞いてやろう。ほれ、もうしてみぃ。」

龍太「何でも…ですか」

アスカ「そうじゃ、何でもじゃ!」

龍太「……………」

龍太は考え始めた。

龍太(まだこの世界のこと何にも知らないしな。どうしよう…。うーん。…そうだ!!)

龍太は何かが浮かんだようだ

龍太「なら、僕の友人を見つけることに協力してくれませんか?」

アスカ「わかったのじゃ!!」

龍太「なら、さっそくで悪いんですが、東部連合のところに連れて行ってくれませんか?」

アスカ「明日でいいなら構わんぞ?」

龍太「ありがとうございます。」

エイミ「それじゃあこの後どうします?」

龍太「僕はすこし外を散歩していますね。」

アスカ「なら、この後は自由行動なのじゃ!」

昼飯を食べた3人は、それぞれ別の行動を開始した。

 

 

 

 

龍太は先ほどグラムと戦った森に来ていた。

その森は、涼しくて居心地が良かった。

龍太「ここ昼寝にしたら、とても気持ちよさそうだし、さっそく寝よう。」

龍太は近くにあった、大きな木にもたれて、目をつぶった。

龍太(…僕がいた世界は今どうなっているんだろうか。家族のみんなは心配しているかな。)

龍太はそんなことを思いながら、寝た。

そのころエイミは、庭で花を植えていた。

アスカは、本を読んでいた。

それぞれはがゆったりと過ごしていた。

 

 

 

 

 

龍太「…うん…もう…夕方?」

龍太目を覚まし、周りを見た。

景色はすっかり夕暮れを迎えていた。

龍太「もう戻るか…。」

???「うわぁぁぁぁぁぁ!?そこどいて〜!!!!」

龍太「んあ?何の声だ…ってええええええ!!!?」

龍太が上を振り向くと、白い羽をはやした、女の子が落ちてきた。

???「このままじゃぶつかる〜!!!?」

ドーン!!

夕暮れ時の森でものすごい音が響いた。

 

説明
遅くなってしまい申し訳ございません。
第7話です。4連休の間に3話ぐらい出していきたいと思います


追記:ゴールデンウィーク中は1話から2話ぐらいになります。
申し訳ありません
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