ソードアート・オンライン『明星の勇者』第四十六話 |
精霊捜索開始から月日が経ちだがギルド総動員でその情報を調べるも手掛かりはいっこうにつかめていなかった。
カイン「はぁ…まさか手掛かり1つも見つからないとはな」
シリカ「もしかしたらまだ行けていない上の層にいるのかも」
一刻も早く精霊達を見つけ出し深淵の闇を倒さなければならないという思いに苦しみながら他に探していない場所はと頭を抱える。
アイリス「団長!少しいいですか!?」
カイン「ん?あ、アイリス?どうしたそんなに慌てて」
アイリス「ユウナが!23層に行ったきり戻ってこないんです!」
カイン「なんだって!?」
シリカ「ユウナちゃんはどこにいったんですか!?」
アイリス「わかりません、ただ一緒に付いていっていたギルドメンバーの話だと突然呼ばれているって言って何処かへ言ってしまったって追跡も恐らくダンジョンにいるから足取りが掴めなくて」
カイン「わかった!俺とシリカも23層に行こう!」
アイリス「私もいきます、ユウナは私にとって妹みたいな存在ですから」
ユリアン「話は聞かせてもらったぜ」
カイン「ユリアン!キキ!」
キキ「私達も協力する」
カイン「恩に着る」
シリカ「とにかく急ぎましょう!」
そういって俺達は精霊捜索を一時中断しユウナの捜索に乗り出した。
23層 イセリア
アイリス「此所でユウナを見失ったって言ってました」
ユリアン「かなり田舎な村だな…」
シリカ「それにしてもユウナちゃんを呼んでいたいうことも気になります」
ユリアン「何か他に手掛かりになりそうなものがあればな」
カイン「…おいおい、此処ってイセリアじゃないか!」
シリカ「カインくん!?いきなり大声出してどうしたの」
カイン「この村前世でやってたゲームの村だ」
ユリアン「ほんとか!?」
カイン「ああ、だったらユウナがどこいったか少しわかった気がする、こっちだ!」
此所があのイセリアだと知ったら直ぐにあそこがある方角にむき俺が先頭にあの場所イセリア聖堂へと急いだ
マーテル大聖堂 入り口前
カイン「此処だ!」
アイリス「こんなフロアの端に聖堂があったなんて…」
ユリアン「感心してる場合じゃないだろ?団長、もしかしてどこにいるのかも…」
カイン「多分って思ってるところがある行こう!」
マーテル大聖堂 封印の間
聖堂に入ったあとソーサラーリングを所持していた為に通路を塞いでいた物は直ぐに解除されてワープ装置にのって直ぐに目的の場所に着くと目に入ってきたのは行方がわからなくなっていたユウナとティポそして大きな狐が弱々しくなっていた。
アイリス「ユウナ!ティポ!」
ユウナ「アイリスお姉ちゃん!」
ティポ「カイン達もいる!」
ユリアン「心配させやがって探したんだぞ」
ユウナ「ごめんなさい、でもヴェリウスに呼ばれたからどうしても」
シリカ「ヴェリウス?」
カイン「っ!ヴェリウスだと!?」
俺はヴェリウスという名前とあの狐を見てあのヴェリウスだと確信した。
ティポ「深淵の闇にやられたんだ」
アイリス「深淵の闇がここにいたの!?」
ユウナ「撃退したんですけど、あまりダメージでこのままだと」
カイン「…ヴェリウス…心の精霊…ヴェリウスだな?」
遂に精霊の単語が出てきたことによりシリカ達は驚いた顔をする。
ユリアン「精霊なのか!」
ヴェリウス「かの明星の勇者ですね」
シリカ「しゃ、喋りました!」
カイン「精霊はしゃべるぞ…まあ、特定で違うやつもいるがな」
ヴェリウス「あなた達が四大精霊を探していると彼女からお聞きしました」
カイン「話が早いな…」
ヴェリウス「ですが、どこで深淵の闇が聞いているかわかりません、特定の場所は言うことができませんがお話します」
カイン「手がかりさえつかめればそれでいい」
ヴェリウス「わかりました、火の精霊イフリートは不死鳥が済む火山の火口最深部…水の精霊ウンディーネ…水の都のある海底に沈んだ神殿…風の精霊シルフ…惑わされる森の奥の神殿…地の精霊ノーム、始まりの地の嘆く谷にある神殿」
カイン「なるほど、不死鳥が住む火山…まさかガバルト火山!?」
シリカ「そんなところにいるなんて」
ユリアン「なら直ぐに…」
ヴェリウス「それはできません、イフリートのところに行くにはウンディーネの力が必要不可欠です、そしてウンディーネのところも恐らくノームの力が必要になるでしょう」
カイン「ということはイフリートは最後になるな」
ヴェリウス「そうなります…うぅ!」
ユウナ「ヴェリウス!」
ヴェリウスは小さい悲鳴をすると次第に体が透けているのに気づく。
ヴェリウス「ここまでですか…嘆かないでユウナ、私は長い眠りにつくだけ死ぬわけではありません」
ヴェリウス「それでは明星の勇者…そしてその仲間達よ世界をアインクラッドの未来を頼みます」
そしてヴェリウスの体は完全に消滅した。
マーテル大聖堂入口
カイン「戻ろう、色々と整理しないといけない」
ユウナ「うん」
シリカ「ヴェリウスさんに託されたんですから絶対に深淵の闇を倒しましょう!」
アイリス「そうね」
ティポ「ユウナ、その子ぐっすり寝てるね」
ユウナの両腕抱えているのはヴェリウスに似た小さな子狐でヴェリウスの生まれ変わり?ということで置いていっては殺されるかもしれないのでユウナがつれていくといって俺達は承諾した。
ユウナ「それじょあ行こ…コリン」
そして新たな仲間と手がかりを加えて俺達は深淵の闇を倒すことを新たにした。
あとがき
どうも、ウイングゼロです
ついに新たな精霊に関する情報を得たカイン達次回からは精霊集めが本格化します
それでは次回もお会いしましょうさいなら〜
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『手がかり』 | ||
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1516 | 1482 | 2 |
コメント | ||
本郷 刃へ…直ぐに編集します!(ウィングゼロ) 22層→コラル→キリアスユイの家→消滅・・・Nooooo〜〜〜!?(本郷 刃) ヴェリウスと聞く手やっぱりシンフォニアでしたか、精霊の場所を特定が出来たし、次回から精霊と出会い始めるのですか、みんな頑張れ。(ディーン) |
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