もしも10 |
?帝都洛陽?
「報告!!華雄、張遼の両将軍が敵と交戦。」
「ちょっ!ボクはそんな指示出してないよ?!」
「え?そうなのですか?」
「そうよ!そんなの基本方針と全ッ然違うじゃない!」
董卓軍の基本方針…それは、こちらからは手を出さずただただ篭城することだった。
「あぁ、もう!すぐに氾水関に伝令を――「報告!北郷殿の策略により連合軍が混乱!我が軍が優勢の模様!」――…へ?」
恐らく、その場に居た全員が驚いたであろう。
なんせ、見た目は一般人。中身も一般人…まぁ、要は一般人が考えた策が敵に通用したことが以外だったのだ。
「…わかった。氾水関の部隊には引き続きかず…北郷の指示に従うよう伝えておいて。」
「御意!」
タッタッタッ…
「すごいね、一刀さん。詠ちゃんもそう思うよね?」
嬉々とした月に対して、
「…そうだね、月」
詠はどこか不安げだった。
詠の不安の原因。それは、北郷の存在。
彼の天の知識は、政を行ううえでとても役立っている。
よもや、彼の知識がなければここまでの繁栄はなかったであろう。
しかし、それは同時に恐怖の対象でもある。
『もしも、彼が裏切ったら?』
これまで一緒に居た仲間として、そんなことある訳無いと思う。しかし、軍師として、その一抹の不安が拭い切れなかった。
そして、
「詠ちゃん……」
そんな親友の苦しみに気付くも、なにもしてやれない自分に苛立つ月が居た。
続く。
説明 | ||
はいは?い、端末の事情で遅れましたが久々の投稿です。 舞台は洛陽。一刀の策の事を聞いた月達の話です。…すみません、ネタが思いつきませんでした。 稚文・乱文で申し訳ありませんが、読んで頂ければ幸いです。 |
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コメント | ||
続きが早く読みたい〜!(aianaian) 短い 続きが読みたいよ(ファンネル) これは伏線ですね・・・・だぶん 続き期待してます。(ブックマン) 続きが読みたい。(いずむ) 短い!! (atuantui) 軍師は疑うことが仕事だからね〜〜〜 続きを期待しています(零壱式軽対選手誘導弾) 遂に「もしも」も10番台突入ですね!呂布さんお疲れ様です!!この後の一刀や詠達の行動がめちゃくちゃ気になる(><;)続き期待してますw(混沌) 続き期待して待ってます!頑張ってーーーーー!!(だめぱんだ♪) 短編乙です!! この区切りもまたヨキカナww 次も期待ww(YUJI) 詠は特に月のことを思ってますもんね。続編頑張ってください。(komanari) 軍師は仕方ないよね・・・(。。; でも、いいんだ!彼は主人公なんだから!(笑(toto) 閲覧までも一番とか初めてwwwwww やったwww っと、感想感想と。 軍師としては最悪の状況を想定しないといけないから 間違ってないが、詠は腹黒い事しちゃだめ(マテコラw) 続きが愉しみです^^w (Poussiere) |
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