管理者からの御遣い 拠点 |
一刀「・・・・・いないな」
一刀は、ある人物を探して場内を歩き回る。
一刀「此処もハズレか・・・・・・一体何処へ行ったんだ」
桂花「げ・・・・・・」
一刀「失礼だぞ」
桂花「・・・・・・・」
一刀「まぁ、いい。それよりも華琳を知らないか?」
桂花「知らないわ」
一刀「そうか、そいつは悪かった」
桂花「もっとなんか言いなさいよ!」
一刀「逆ギレすんな」
一刀と桂花が口論をしていると後ろから秋蘭が来る。
秋蘭「どうした、一刀」
一刀「秋蘭か。ちょうどいい、華琳を見てないか?部屋の方に行ってみたがいなくってな」
桂花「なんで、秋蘭に聞くのよ!」
一刀「言うつもりはないのだろう。だったら、別の人物に聞いたほうがいい」
秋蘭「華琳様なら、今日は一日お休みだぞ」
一刀「ふむ、そうか・・・・・・頼まれた、案件が出来上がったから見てもらおうと思うなだが」
秋蘭「聞いてないのか?・・・・・はぁ、いつもの悪い癖か・・・・・まぁ、今日の休みも私と、姉者が無理やりに作ったのだが」
一刀「普段から、休み無しでやっているからな」
秋蘭「急ぎでないのなら、明日の朝にしてくれるか?何か言われたなら、私の名を出してくれ」
一刀「そうしておくよ。じゃあな」
秋蘭「・・・・・街に言うというなら、向こうの庭から行け」
一刀「向こう?」
秋蘭「・・・・・・近道だ」
一刀「そうか」
桂花「ちょっと、秋蘭!」
桂花が何か叫んではいたが、一刀は耳を傾けることなく秋蘭の言っていた近道へと足を運んでいく。
一刀「秋蘭の言っていた、近道はこの辺りだが・・・・・」
一刀は疑問に感じながらも、奥に進んでいく。
一刀「・・・・・・・ん?」
奥に進んでいくと、広々とした空間に出た。
其処にいたのは、木陰でハンモックのような物で眠っている華琳の姿。
一刀「・・・・・・・覇王の仮面を被っていても人の子に変わりない・・・・・ということか」
一刀は華琳を起こさぬように、そっと近づく。
一刀「・・・・・・あまり、心配させてくれるな。君が倒れると色々と面倒だ」
華琳「・・・・・・・・」
一刀「・・・・・・・・」
華琳「すぅ・・・・・・・・すぅ・・・・・・・」
一刀「・・・・・・・・もう少し位は、休みをとっても罰は当たらないさ。君は、十二分にやっている」
華琳「・・・・・・うぅ・・・・・・・・・すぅ・・・・・・・」
一刀「・・・・・・・少し、煩いか。・・・・・・・・ゆっくり眠らせよう。とはいえまだ陽が高い、少し涼しむものを持ってこよう。待っていろ」
そういって、華琳から離れていく一刀。
華琳「・・・・・・・・・ぷはぁ!・・・・・一刀があんなことを思っていたなんて・・・・・・・・・・戻ってきた」
華琳は、一刀の足音を聞き、また眠りにつく。
華琳「(狸寝入りの必要なんてあるのかしら・・・・・・)」
一刀「・・・・・・まだ、眠ったままのようだな」
一刀は、手にした扇をゆっくりゆっくりとそよ風の様に緩やかに仰いでいく。
華琳「(・・・・・ありがとう、一刀)」
一刀「・・・・・・・いつか、俺達の前でもそのような"華琳"でいて欲しいものだ」
華琳「・・・すぅ・・・・・・・」
一刀「・・・・・・・華琳・・・・・・いや、今やめておこう。・・・・・・・お休み、華琳・・・・・・・んっ」
華琳「・・・・・・・(なっ、何すんのよ。莫迦//////)」
一刀「・・・・・・・・」
華琳「・・・・・・・・」
暫くの間、一刀は一言もしゃべらず、ただ扇で華琳に向けて風を送っていく。
時折、髪を優しく撫でていく。
そしてまた、風を送っていく。
華琳「すぅ・・・・・・・・すぅ・・・・・」
一刀「・・・・・・本当に、眠ったようだな・・・・・・・・・・・・・君を、好きになってよかったよ。華琳」
華琳と一刀の休暇のひと時は、こうして終わりを告げた。
一刀「・・・・・・・・すぅ」
一刀は、休息のため暫しの間、木陰に背を預け眠っていた。
氷華「一刀様・・・・起きて下さい・・・・・資料を持ってきてくれと言うから持ってきたのに・・・・・こんなところで眠っている」
氷華は小さくため息をついて一刀の身体を自分の方へと寄せいき膝枕をする。
氷華「私からというのも、いいですよね・・・・・一刀様・・・・・・チュ」
一刀「・・・・・・・」
氷華「きゃっ・・・・・・見ていらしたのですね」
一刀「・・・・・・・退かさなくてもいい、暫くこのままで」
氷華「・・・・はい」
それ以降、二人は一言も喋らずに休んでいた。
説明 | ||
段々と拠点を書くのが面倒になってきた。 メインだけでも書こうかと・・・・・ |
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総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
2505 | 2091 | 9 |
コメント | ||
甘ああああああああああ愛!!!!!!!…華琳にもやりやがったなこのヤ郎!!ニヤニヤニヤニヤ(´∀`)(デューク) こんちくしょう!(最後の部分に関して)(劉邦柾棟) |
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