ユグドミレニアの転生者とIS 1−1 イツキ・H・プレストーン・ユグドミレニア
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人生何が起こるか解らない。俺はそれを身を持って体感していた。

 

 

「前世の記憶が蘇った頃にはサーヴァント、なってるとは……。しかも、ハイサーヴァント以上のステータスで家族は家族でパラレルワールドヤベェだもんな」

 

 

俺、イツキ・H(葉桜)・プレストーン・ユグドミレニアは転生者だ。前世はごく普通の大学生だったが、ある日事故で死に、気づいたら(と言うか記憶が戻った時に分かった)平行世界のユグドミレニア一族の長であるダーニック・プレストーン・ユグドミレニアと血の繋がりのある孫に転生していた。これはこの体(転生した俺自身)の記憶だ。

この世界のお爺様は冬木市の第三次聖杯戦争に参加し、当時のアインツベルン、遠坂、の当主とそのサーヴァントと共に聖杯のバグである混沌の獣(お爺様いわく、大抵の魔術師は見ただけで発狂するほど悍ましい姿)と戦い、その時に人である事をやめて人の姿をした化物になったの事。お婆様が作った特殊な魔法薬で父さんや俺はその力は受け継がれていない。

あと、この世界のユグドミレニア一族は((貴族|ロード))で、開祖がアインツベルンと遠い親戚の関係である(魔術系統及び刻印は原作と同じだった。ただ、違うのは衰退及び代を重ねていく内に他の一族から託された子供を引き取っていた)。

 

 

「って誰に説明してんだ俺?」

 

「さあね。イツキの頭のネジが少し緩いのはここ最近だったからその影響じゃないの?」

 

「何気に酷くね? ロシェ。そりゃあ、転生したら前世ではお気に入りだった本の世界で俺がサーヴァントかつお爺様の孫なのと、元々体が貧弱だったのは驚いてたけどさ」

 

 

ベッドに座った状態で何気に辛辣な言葉を言った人物―ロシェ・フレイン・ユグドミレニアを見る。彼の後ろには機能は優れている無骨なゴーレムが器用に林檎を切っていた。

何故俺がベッドに乗っているというと、俺が半分サーヴァントになったこととそのやり方が原因だ。元々サーヴァントの召喚は媒体となる聖遺物(別になくてもいいが、目当てのサーヴァントを召喚するのに必要)と聖杯の存在が絶対だが、記憶が戻る前の俺は禁忌と称される魔術を使って平行世界俺自身を召喚して融合させた。当然、その事はバレ、一族全員からこってり絞られた挙句肉体的な疲労と魔力不足による精神的な疲労で倒れた。今は療養中でロシェは(多分)気紛れで来たと思う。

 

 

「まあ、説教だけですんだのは幸いじゃないの? 一部は体罰を与えてもおかしくないのもいたしさ」

 

「だよなぁ」

 

「そうそう。長が回復したら書斎に来るようにって」

 

「………マジか」

 

 

お爺様、静かに怒るタイプだから怒らすと恐いんだっけ。ヤバい、死ぬかも?

 

 

「……ご愁傷様」

 

「その心からの憐みは止めてほしかった」

 

 

どうなるかな、俺の人生。

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後書き 作者と主人公のトーク

 

 

真庭銀孤「どうも、真庭銀孤です。作品内でのイメージは胸と両手首に鎖を巻き、銀色の狐を模した真庭忍軍を着ている黒髪金目の成人男性と思ってください」

 

イツキ「この作品の主人公、イツキ・H・プレストーン・ユグドミレニアだ。つうか、いきなりロクな目にあわない未来が決まってんだ?」

 

真庭銀孤「いやー、元々は別のサイトで投稿してたんだけど、パソコンのがあるし、こっちに移し替えたのさ。ついでに色々と改定した結果、こうなったわけ」

 

イツキ「サラッとメタい発現を…。これって一応ISとFateのクロスだよな?」

 

真庭銀孤「うん。Fateの方はApocrypha限定のキャラは原作と違うし、第三次聖杯戦争にルーラーも出ていない。他にも色々と設定が違うキャラが複数いるさ。それはIS側も同じだけど」

 

イツキ「ふうん」

 

真庭銀孤「とりあえず、今回はここまで。というか尺がやばい」

 

イツキ「オイ。一種の次回予告かよ」

 

真庭銀孤「そんなもんさ。では、次の後書きでお会いしましょう」

 

イツキ「こんな作者だが、一応よろしく頼む」

説明
ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアと血の繋がりのある孫に転生したイツキ・H・プレストーン・ユグドミレニア。

彼はISとFateの要素が混じった世界でなにを見るか?
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タグ
IS インフィニット・ストラトス Fate Fate/Apocrypha 転生 ユグドミレニア一族 オリジナル展開あり クロス 

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