Element fairy第31話
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ここは魔界

「ふっふっふ、この計画が上手くいけば、雷幻と水夢無しでも

人間界を滅ぼすことができるふふふ、はー!はっはっはー!」

その声の主は、魔王の1人ベリアルである

彼の目の前には

闇の波動を体の血液と同じように含んだ闇の雷幻と水夢である

そう、ベリアルは、雷幻と水夢の闇のコンビを使い

本物と人類、そして、天人たちを滅ぼす予定である

「さぁ!行け!雷幻!水夢!」

「「ベリアル様のお望みとあらば」」

ベリアルの命令に闇の雷幻と水夢は答え

闇に消えた

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そして、人間界

「「「「ヒィーバー!」」」」

何時ものように雷幻、理子、水夢、絢匁の四人は仲良く街を歩いていた

だが、周りの人間は彼らをみて

距離をとった

その理由は雷幻が周りの波動を調べてすぐにわかった

「理子、絢匁、離れててくれ、水夢敵がくるぞ!」

理子と絢匁は頷いて2人から離れ水夢と雷幻は闇の波動と光の波動の武器をそれぞれ展開した

しかし、目の前の敵をみて2人は声を失う

「「裏切り者の雷幻、水夢を発見、これより始末に移る」」

その言葉に雷幻と水夢は構え

迫ってくる自分達をしっかりみた

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激しくぶつかり合う光と闇の波動

「「「「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」

雷幻、水夢はそれぞれの偽物と戦っている

周りの人間は同じ人間が2人もいることに驚きただ、見るのとしか出来なかった

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雷幻は冷静に分析しながら雷の精霊の力を足に借り、もう1人の自分をみながら攻撃を防いでいる

「おらおら!どした!」

闇の雷幻が雷幻に高速で斬りかかる

「っち!」

ベリアルの時のように雷幻が怒り狂う

それを見て闇の雷幻は

「ふ、隙だらけだ!」

闇の波動の剣を振り下ろした

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

雷幻の左手を斬り落とした

「ふっ、それだとお得意の二刀流は出来ないなはぁ!」

闇雷幻が雷幻に斬りかかろうとした瞬間

「させない!」

理子が闇雷幻に斬りかかった

「ぐぉ、小娘風情が!」

そう言って闇雷幻が理子に斬りかかろうとした

「理子はやらせない!」

雷幻が左手のあった場所を火の精霊で焼いて止血していた

そして、闇雷幻の攻撃を片手で防いだ

「やるな、だが、俺にはまだ片手があるんだよ!」

闇雷幻は残ってる左手で雷幻に斬りかかったが雷幻はそれを見透かしたかのように

雷の精霊で出来た右足で蹴飛ばした

「貴様!何故だ!何故!冷静さを取り戻せた!」

闇雷幻が雷幻に問いかけたそれに対する雷幻の答えは

「そんなことは簡単だ、ここにいる理子の存在が俺を元に戻してくれた。

多分、俺は理子がいなかったら1人、怒り狂って死んでたさ、だけど理子が居てくれるそれだけで、俺はもう、怒り狂わない

さて、左手を修復しますかな」

雷幻の言葉を聞き闇雷幻は

「は!?何言ってんだ?一度切れた腕は修復不可能だろ?が」

普通なら、一度切れた腕は修復不可能。

そう、普通ならだけどね

「この世界に元素がある限り俺たちエレメントサーヴァントは

元素の力を借りて戦うことが出来るんだ!元素たちよ!我の手となり足となり我を助け共に戦いたまえ!」

雷幻がそう叫ぶと元素が集まりなくなった雷幻の手と足が元に戻る

「なんだと!そんなのありかよ!」

闇雷幻はそれを否定するが現に雷幻の左手と両足は復活していた

「理子、下がっててくれ、ここは俺が片付ける」

雷幻の言葉を聞き理子は

「わかった、無理しないでね」

と言い残し市民の避難の誘導に向かった

「何故だ!何故だ何故だ何故だー!」

闇雷幻は目の前手間起きたことがわからず怒りに身を任せ雷幻に斬りかかる

「お前にはわかるわけないさ人の命を経とうとするお前にはな」

雷幻は攻撃をかわし闇雷幻を斬る

「っく!、まだだ!まだ、終わってないぞ!」

斬れたはずの闇雷幻の傷が癒えていく

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一方水夢と闇水夢は

「「はぁぁぁぁぁ!!!」」

闇の波動を持つ者同士で斬り合っていた

「これじゃあ拉致があかねぇあれを使うか」

水夢の一言に闇水夢は警戒をする

「俺たちゴーストは、人のマイナスの感情を吸収し、力にしていく

この世に悩みがある限り俺たちゴーストは滅びることはない」

その言葉を聞き闇水夢は

「ばっかじゃねーの?そんな力に何の意味がある?」

何もわかってない闇水夢は警戒を緩める、それが命取りとは知らずに

「甘い!不滅斬撃波!」

水夢の叫びと同時に闇の波動とは違う別の力が斬撃となって闇水夢に飛んでいく

「ぐはっ!やるな!だが!」

闇水夢と闇雷幻が1箇所に集まったそして、ある構えをとった

「「なんだと!」」

雷幻と水夢は2人の行動をみて言葉が出なかった

何故なら、その構えは

雷幻と水夢の2人がベリアルのとこで操られていた時

人間殺しをする時に使っていた構えである

「驚いたか、お前たちが操られて人殺しをしていた時の構えさ。

もちろん、俺たちはあの時のお前らよりも強い!」

ゴースト、エレメントサーヴァントのリーダーが元は魔族に操られ人殺しだった事実をきいた一般市民は刃物を手に持ち、雷幻、水夢に向けて投げた

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が、その刃物は2人に当たることはなかった

「皆!どうして!今まで守ってきてくれた2人に刃物を向けるの!」

光の波動で作ったライフルを持った理子が刃物を全て撃ち落とし市民に叫んだ、それを聞いた1人の男性が

「うるせぇ!俺達もいつ殺されるかわからない!俺たちを守ってきた組織のリーダーが元は人殺しだったと聞いて黙ってられるか!俺の家族は奴らに殺されたんだ!」

その男性の声を聞き周りの市民も、そうだ!そうだ!と叫んでいた

その言葉を聞いた絢匁は

「なら!あんたらは!自分の身は自分で守れるの!?いつも守ってもらってばかりで、2人の過去がわかっただけで!手のひらを返して2人を攻撃した!私はあんたらを許さない!今ここであんたらを殺す!」

絢匁の言葉を聞き市民は怯えるが絢匁の前に理子が立ち

バチン!

絢匁の頬をぶった

「絢匁、あなたがしようとしてることは奴らと一緒よ皆は怖いのよまた、雷幻と水夢が人殺しをして自分たちを襲わないかが、だから、皆は2人に刃物を投げたそれくらいわか、」

理子が話してる途中彼女の声が途絶えその場に倒れこんだ背中を見るとナイフが刺さっている

それを投げ本人は

「俺はお前らエレメントサーヴァントが憎いんだよ!お前らの組織の1人赤城隼人のせいでな!夢は台無しなんだよ!億万長者になると言う夢がな!」

氷牙が入院してる時羽山病院の病院長に務め、赤城隼人によりその職を辞めさせられた

里山摂政(さとやませっしょう)

だった

「貴様ぁ!」怒り狂った絢匁が里山に斬りかかろうとした

「やめろ!絢匁!」

絢匁の闇の波動で作った剣が里山に当たる寸前雷幻が絢匁の腕を掴んだ

「離して雷幻!、あなたの恋人がナイフで刺されたんだよ!」

その言葉を聞き雷幻は

「確かにこいつは理子にナイフを投げた、だが、急所は外れてる今から病院に連れて行けばまだ助かる、俺が連れていく、お前は水夢と協力して俺の偽物と水夢の偽物を倒してくれ」

そう言って雷幻は背中にナイフが刺さった理子を抱え雷の翼を背中からだし空を飛んで行った

「ふふふ、はー!はっはっはー!倒す必要はないさそこの2人、この私を魔界に連れてってくれないか?俺はエレメントサーヴァントに憎しみがあるお前らの手助けがしたい」

里山が闇雷幻と闇水夢に問いかけた

それを聞きベリアルが出てきて

「仲間は歓迎する、闇雷幻!闇水夢!先に魔界に戻れそこの里山とか言う人間も連れてな」

ベリアルの指示を聞き闇雷幻と闇水夢は里山を連れ魔界に戻った

ベリアルはと言うと

「よぉ?水夢、今回は戦い目当てじゃない、お前に問いかけに来た、俺の元に戻る気は無いか?」

ベリアルの言葉を聞き水夢は

「断る!誰が好き好んで人殺しをするか!」

水夢の言葉を聞きベリアルは

「残念だよ、なら、ここにいるガキ共にするかな」

ベリアルが闇の波動で作った泡の中に近くにいた子供達を取り込んだ

「待て!ベリアル!何が目的だ!」

水夢がベリアルに叫びながら問いかけた

「簡単さ、このガキどもを俺様の人殺し軍団の一員にするのさ」

それを聞いた水夢は

「はぁぁぁぁぁぁ!!!」

ベリアルに斬りかかった、が

「甘いんだよ、お前はな」

ベリアルにより弾き飛ばされ

絢匁の近くに落ちる

ベリアルは魔界へと消えた

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お待たせしました僕の小説をみてくださる読者のために頑張って書きました

 

理子が里山によって背中にナイフを刺されてしまいました

次回は、雷幻、理子がメインです

そして、あの人も

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物事は時として残酷です
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コメント
ディーンさん、頑張らさせていただきます(雷光夢幻)
久しぶりに最新の話が来ましたね、新たな敵の出現で物語の針はどんどん進んでいく、次回も楽しみにしています。(ディーン)
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