百万石の古都 |
説明 | ||
石川県金沢市。市街地に流れる二つの川と緑豊かな丘陵に囲まれた、 「加賀百万石(かがひゃくまんごく)」と謳われる城下町。 「加賀」とは、江戸時代に加賀、能登、越中の三国を領地とした加賀藩のこと。 「石」は「こく」と読み、その土地の生産性を量る言葉である。 1石がおおよそ「大人一人が一年間に食べる米の量」であるので、 「百万石」と謳われたのは、それだけ豊かな土地であったということだ。 「小京都」と称されることも多いが、京都や奈良とは趣きが違う。 活気や明るさが古さの中に同居し、また、太陽のような綺羅びやかがある。 豊かな水量を持つ犀川と浅野川が街を抱き、用水となって、町の中に流れ込んでいる。 轟々と音を立てて流れる用水の力強いこと。これが活気強くしている理由なのかもしれない。 別名、異名に"ゴールデン・サワー"というものがある。 写真は浅野川から主計町(かずえまち)茶屋街を見たところ。 ちなみに前々回、岩牡蠣を食べていたのは同じ金沢市にある「近江町市場」である。 |
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