小説18
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澄がコスプレを山のように所持していたのには立派な理由があった。実は澄は、京都に来てから間もなく同じ京都エリヤの中にある某コスプレ撮影モデルの事務所の寮に入って半分以上アダルト撮影ありのモデルの仕事をしていたり、実際の自分の同じく京都エリヤ内の自分と同行している友人の住まいである古びた団地のような所で24時間盗撮のアルバイトをしており、つまりその住まいは、事実上盗撮会社の寮であった。古びた団地風の場所の玄関には侵入者を監視するためのカメラが外から見てハッキリと分かるような上部の所定位置に備え付けられてあった。そして当然のことながら部屋の中にも玄関と同様にハッキリと分かる形で室内盗撮専用の大きなカメラが天井にデカデカと飾り付けられていた。

 

なので澄は、京都では、定められた時間帯に住まいでは盗撮を、仕事の予定が入っている日はAVの仕事を、またある期間は夜は祇園の高級クラブのコンパニオンとして働いて収入を得ていたのだった。

 

さらに、南座近くの住まいであるコーポの部屋で一緒に暮らす友人と一緒にパソコンのウェブカメラでコスプレ姿で出演したことさえあった。とにかくいつも変化や刺激に富んだ状態が大好きで一時でもじっとしているのが大嫌いな性質の女性だった。そして接客慣れしていて仕事をしている時も常に上位のナンバー3から落ちたことがないという優秀な成績の持ち主で、19歳の時は100人以上コンパニオンが所属するキャバクラで2位にまでのし上がったこともある。澄は、そのようなキャリアの持ち主なので、いつも一緒にいる相手を退屈させることは、なかった。所謂ある意味常に上手の女性だったと思う。

 

また、元来澄は、派手好きで目立ったことや自己主張を行かせる仕事が大好きで、だから過去にタレントのオーディションを受けたこともあった。場所は成城学園だったけれど、ちょっと背が高いからという理由でオーディションを落とされた残念な経験の持ち主でもあった。また、当時有名な劇団ひまわりにも通っていたことがある。

 

劇団ひまわりに通っていた頃は、それほどものすごい金持ちばかり相手をしている様子はなかったように思う、ただ、東京新宿の12社通りのマンションに住んでいた時は、同じ都内に暮らす年配の顔の薄い面長の男性と出会い系か伝言ダイヤルで知り合ってその男性からまず最初に引越しを考えているのだけれどマンションの頭金の資金がが足りないからと30万円を欲しいと請求してそれはOKだったのだが、その後、その金額をもらう直前になってから急に欲が出て、一ヶ月週一のデートで愛人契約をするからとプラス30万円を上乗せしてもらって60万円をもらっていたことがあった。

 

結局その時はもらい逃げになってしまって、引越しもしなかったし、デートの直前に生理になったからと言ってしらばっくれてそのままだったのだ。その状態は実際、詐欺そのものだった。

 

そしてその後、澄とその男性はその後二度と会うこともなかったし、お人好しにもその相手は文句や苦情を言ってくることも何処かに訴えることもなく跡形もなく存在を引っ込めていたのだった。実際それは非常に不思議だったし、また不気味でもあった。何故ならものすごい大金だったからだ。また、その出来事は本当に昔の話で、かれこれもう20年も前の話だと思う。でも本当にそんな酷い目に遭えば、遭った方は多分一生忘れることはないのだと思う。

 

説明
過去の体験談を面白おかしく自己流にアレンジして小説にしてみました。小説勉強中です。><
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オリジナル小説 ドキュメントに近い 思い出 多少アレンジあり 小説練習 

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