星降る夜に 22 |
久しぶりにこの小説を書きます。随分と長引かせてしまいましたが、ここからもう一度始めます
岳「今日は何を作ろうかな?」
今、俺は台所で朝食を作ろうとしている。戦い続きでまともなものを食べていなかったのだ。もちろん、宴の時はちゃんと食べたさ、おいしかったから
岳「朝は重くないものにしようかな・・・そうだ、食戟のソーマの料理にしよう」
知らない人もいると思いますが、食戟のソーマは現在ジャンプという漫画で連載中です。その中の料理である、朝食勝負の城一郎特製こってりラーメンを作ることにしたようです
岳「ううん♪いい匂いだな♪これで良しと」
にしても、全部が植物性の材料とは恐れ入るな
恋「(じぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜)」
岳「・・・・・・・・恋も食べる?」
恋「(こくこく!!)」
首が取れそうな勢いで振る。いつみても恋の食べる姿は癒される。リスみたいに頬を膨らせて、でも、珍しくねねがいないな。いつもなら「恋殿いるところにねねありですぞぉ〜〜!!」的な感じで出てくるのに
岳「恋、ねねは?」
恋「まだ・・・寝てる・・・」
寝坊か・・・珍しい。さしずめ張々と寝てるんだろう
岳「それにしても、この頃なんか桃香達の勢いがすごいな」
あれから、皇帝である香奈を援助するために復旧は二か月近くかかることになり、迷惑をかけたと袁紹達が復旧を手伝っている。俺達は仕事がるのでできないが、桃香達もいるので何とかなっている
岳「でも、なんでみんな俺に近づこうとするんだろう?」
お前に来てほしいからだよ!!なんで気づかないの!?
岳「恋、俺は市にでも行ってくるわ」
恋「ん・・・・・」
恋に一言伝え市に行く、いつもの日課だ
恋「・・・・・行った」
そう言うと台所から次々と董卓軍の将と軍師が出てきた
霞「みたいやな、それじゃやろか。”状況確認”からやな」
詠「そうね、とにかく劉備達の行動はかなり激しいわ。前だって曹操に連れて行かれそうなのを恋に止めてもらったから良かったけど・・・」
月「孫策さんは大胆すぎて大変ですし、劉備さんも同じですけど」
嵐「岳様は優しすぎるから。でも、そこが好き!!」
鈴「はいはい、落ち着いてねぇ〜。他将や軍師も岳を認めているみたいだし、中々切り離せないよねぇ」
雫「しかも、本人は気づいていないですしね。私たちがしっかりするしかないです」
華雄「しかし、どうする?あちらも中々の精鋭だぞ。ちょっとやそっとじゃ引いてはくれないだろう」
ねね「そうですね。しかし、あきらめるわけにもいかないですぞ」
悩みの種を抱えている董卓軍であった。
詠「兎に角、恋と嵐は岳から目を離さないでちょうだい。私達は作戦を練るわよ」
全員「了解!!」
岳「へっくしゅん!!・・・ズズ〜〜〜。風邪かな?なわけないか。」
女将「御使い様!!桃まんがあるけど食べるかい?」
岳「おお!!一つ頂戴」
お金を払い桃まんにかぶりつく。岳が食べている時は恋と同じくらい癒される。もちろん本人は気づいていない。店を出している女の人はできるだけ岳に食べ物を渡す。
岳「おいしかったよ。今度はたくさん買うね」
女将「お待ちしております」
やっぱり仕事より散歩だよな。サボってるわけじゃないぞ
岳「ん?あそこに居るのは・・・桃香か」
桃香「ん?あ!!ご主人様だ〜!!」
こちらに気付いた桃香はブンブンと手を振った
岳「何してるんだ?」
桃香「可愛い服があるって聞いたから服屋に来たの。似合いそうなのがなかなかなくて」
岳「(俺が教えたのがもうできたのか・・・)桃香はやっぱり桃色はいいんじゃないか?」
桃香「そうかな・・・えへへ♪ありがとうご主人様♪さっそく探してみるよ」
そう言うと行ってしまった。うれしそうだな
岳「で?なんで隠れてるのかな?」
雪蓮「あれ?ばれてた?うまくいくと思ってたのに」
服屋の角に隠れていた雪蓮が出てきた。何を考えているんだよ
岳「雪蓮にそんな趣味があったとは」
雪蓮「ち、違うわよ!!そんなんじゃないわよ!!」
岳「そんなに声を上げなくても・・・どうしたんだ?」
雪蓮「ん?遊びに来たにきまってるでしょ♪」
そう言って俺の腕をとる。て言うか、当たってるな
岳「雪蓮・・・」
雪蓮「当ててるのよ♪」
ため息しかでねぇよ。この頃雪蓮はいつもこうだな
雪蓮「さぁ、行くわよ」
連れて行かれるのがオチ
岳「もう無理だよ。飲めない」
雪蓮「ええ〜〜。まだまだこれからなのに」
朝から酒なんて飲んでたら体がもたないよ
雪蓮「もっと飲め〜〜〜!!!」
岳「ギャーーーーーーース!!」
い、意識が・・・・・朦朧と・・・・・
岳「ぐぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
雪蓮「やっと寝たわね。もういいわよ」
雪蓮は岳連れて近くの森に来ていた、そこまで来て後ろに声をかける
蓮華「・・・やめた方がいいのでは?」
雪蓮「とか言いつつ、ここまで来たのね」
蓮華「う///////いいでわないですか!」
思春「私は蓮華様の護衛です」
冥琳「もっと他の方法があったと思うのだが?」
水蓮「そう言うでない。これも戦術の一つだ」
穏「そうですねぇ〜いいではないですか」
祭「そういう問題か?」
兎に角ピンチな岳である。もう猛獣とか言っていられるレベルではない、しかし、猛獣なら董卓軍にもいるのであった
恋「渡さない・・・・・」
岳を一瞬で取り戻した恋がいた。
雪蓮「あ〜〜〜!!!いつの間に!!どうやって見つけたのよ!!」
恋「・・・・・岳の匂い・・・分かる」
水蓮「あちらの方が一枚上手だったか・・・ここで取り合っても負けるのが見えておる」
雪蓮以外は諦めて森を抜けて行った。最後に蓮華が「すまなかった」と言って、去って行った
嵐「恋さん速いですよ。まあ、岳様は無事なのでよかったです」
恋「ん・・・岳まだ起きない・・・」
岳「ううん・・・むにゃむにゃ・・・」
恋「・・・恋も・・・寝る・・・」
岳が寝ている膝に頭を置き寝てしまった
嵐「ううん!!どうしたら・・・岳様の膝に寝るなんておこがましいし、でも寝たい!!」
悶えている嵐である。欲望に身を任せろ
嵐「・・・・・・失礼します」
負けてしまいました
次回「岳の命日になるかも?董卓軍VS連合軍」
全員「待てーーーーーーー!!!」
岳「なんでだーーーー!!」
説明 | ||
岳を巡る争奪戦が今始まっている。どうしても岳がほしい彼女たちはどのような行動をとるのかな? | ||
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