星降る夜に 26
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岳「これが一夏の専用機・・・”白式”か・・・」

 

一夏「なんだか・・・手に馴染む感じだ・・・」

 

現在俺達は第三アリーナにいる。一週間の間一夏はISの勉強はしなかったものの、心得だけは覚えてきた

 

一夏「ていうか、箒!俺何もしてないんだけど!」

 

箒「・・・・・(フイ)」

 

一夏「顔を逸らすな!」

 

岳「はぁ、夫婦喧嘩はよそでやれ」

 

一夏・箒「夫婦じゃない!」

 

岳「はいはい」

 

山田『織斑君!アリーナに出てきてください!』

 

一夏「は、はい!じゃあ、行ってくるわ!」

 

岳「さくっと勝ってこい」

 

箒「負けるなよ、一夏」

 

一夏「ああ!!」

 

そう言い残して、出撃?をした

 

岳「さてと、お手並み拝見ですかね。セシリア・オルコットと織斑一夏の力を見ておかないと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セシリア「逃げ出さなかったことは褒めて差し上げますわ!ですが、勝つのは私ですわ!」

 

一夏「やってみなきゃわからないだろ!」

 

セシリア「最後のチャンスを上げるまでもありませんわね!」

 

警告!IS射撃!来ます!!

 

一夏「くっ!!でええい!!」

 

スターライトmkVで一夏を追い詰めていく!

 

一夏「くっ!コイツの反応に追いつけてない!」

 

ISを操ることが二回目なのだ、無理もないだろ・・・けど、理に適っていないわけでもない、避けれるものは避けられている

 

箒「・・・一夏」

 

岳「にしても、二回目だとは言い切れない動きをするな」

 

セシリア「良く踊りますわね!これならどうですか!!」

 

ブルーティアーズを展開する!オーツレンジ攻撃でさらに追い詰めていく・・・が、何かがおかしい

 

岳「(なんで、スターライトで攻撃しないんだ?・・・いや、できないのか)」

 

そのことに一夏も気づいた

 

一夏「分かったぜ!この兵器は毎回お前が命令を出さないと動かない!その間、お前はほかの攻撃ができない・・・意識を集中させているからだ!」

 

セシリア「くっ!」

 

ブルーティアーズの一つを破壊して笑う一夏に悔しい顔をするセシリア。さっきから一夏は左手を閉じたり開いたりしている。なんでだよ

 

箒「一夏・・・・・」

 

岳「・・・”負け”か・・・」

 

箒「え?・・・どういうことですか?」

 

岳「そのままの意味さ・・・」

 

はてさて、俺が戦う準備もしないと・・・

 

山田『はぁぁぁ、凄いですね織斑君、ISの起動が二回目だとは思えません』

 

千冬『あの馬鹿者、浮れてるな』

 

山田『え?なぜわかるんですか?』

 

千冬『さっきから左手を閉じたり開いたりしているだろう。あの癖が出るときは、たいてい簡単なミスをする』

 

山田『さ、流石ご兄弟ですね』

 

一夏「もう全部破壊したぞ!距離を詰めればこっちが有利!」

 

勝ちを確信したが・・・

 

セシリア「かかりましたわ」

 

一夏「え!?」

 

セシリア「4機だけではありませんわよ!!」

 

腰の部分に取り付けてあるミサイルを一夏に向けて放つ!

 

一夏「くそっ!!・・・くっ!・・・」

 

ドガァ!!と直撃を喰らった一夏

 

箒「一夏!!」

 

岳「・・・・・ホント、運のいい奴だよ、お前は」

 

山田『はっ!?」

 

千冬『ふん、機体に救われたな。馬鹿者めが』

 

だが、倒れてはいなかった

 

セシリア「なっ!!?」

 

箒「何が起こっているんだ・・・?」

 

岳「ファーストシフト・・・初期設定に決まってるだろうが」

 

始めっから装備していたわけじゃねぇんだ、初期設定だけに決まってんだろ

 

一夏「よくわかんないけど、これでやっと俺専用の機体になったらしいな」

 

今まで握っていた武器・・・近接特化ブレード・雪片弐型は姿をレイザー型に切り替えた

 

一夏「とりあえず、千冬姉の名を守るさ・・・行くぞ!!」

 

セシリア「くっ!!!」

 

もう一度ミサイルを撃つセシリアだが、今度は一夏がミサイルを切り裂いた

 

一夏「いける!!」

 

箒「勝てるぞ一夏!」

 

岳「はぁ・・・武器の”特性”も知らないで使うなよ」

 

一夏「え?」

 

セシリア「なっ!?」

 

見てみると、一夏のシールドエネルギーがゼロになっていた

 

『勝者・セシリア・オルコット』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岳「やっぱりこうなるのな・・・」

 

一夏「しょうがないだろ!バリア無効化攻撃なんて知らなかったんだよ!」

 

箒「武器の特性を見ていないからそうなるのだ!」

 

アリーナでの試合が終わり、寮に帰っている俺は愚痴をこぼしていた

 

岳「最初から期待はしていなかったが、負ける方法が自滅って話にならん」

 

グサッ

 

箒「あの時の岳の予想が当たっていたのが情けないな」

 

グサグサッ

 

一夏「・・・・・すいませんでした」

 

謝るしか方法がなかった

 

岳「やっちまったもんは仕方ない、俺は明日の試合に備えて準備するからここでな。篠ノ之、コイツを練習で絞ってやってくれ」

 

箒「言われなくともやってやる」

 

一夏「え?今日はもう・・・ぐはっ!」

 

気絶させられて引きずられる一夏だった・・・・・

 

岳「(青春謳歌、恋せよ乙女・・・か)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「セシリア対岳!見せろ!双鬼龍」

 

セシリア「織斑さんのように倒して差し上げますわ!」

 

岳「自滅だけどな」

 

 

 

説明
セシリア対一夏!
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IS 恋姫無双 主人公モテモテ 

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