スタンド使いとデート!?
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「ゴールドエクスペリエンス…………」

 

 

「スタンド…………とやらを出しましたわね」

 

 

何故知ってるかは聞かない。何と無く分かっている。こいつ自身が既に知ってる可能性があることを

 

 

「それに、前回は上坂さんの後ろから出た蝶を撃ったら私が…………ふふっ、つまりここにいる生物には触れたらいけませんわね」

 

 

「そう、それが聞きたかったんだ。なんで死んだはずなのに生きてるんだ?」

 

 

そう聞いたら、狂三は少しキョトンとし、少し笑った

 

 

「ふふっ、それはまた後で分かりますよ。さぁ、始めましょう?」

 

 

「チッ!厄介だな」

 

 

と言った途端

 

 

ダンッ!ダンッ!

 

 

「おおおお!?ゴールドエクスペリエンス!」

 

 

ちょっ、いきなり銃弾を撃ち込んでくるか!

 

 

「あら?その人形さんに弾かれましたわ?厄介なことです」

 

 

「うるさい!」

 

 

前回の戦闘でゴールドエクスペリエンスの能力はばれてるはずだ。なら、別の方法で行くしか無いか?

 

 

「そうそう、さっき飲み物を買うついでにこれを買ってたんだよな」

 

 

「これ?」

 

 

それで、俺がポケットから取り出した物は!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「爪楊枝?」

 

 

THE.爪楊枝の束!

 

 

「ゴールドエクスペリエンス!爪楊枝に生命を与える!」

 

 

その途端、爪楊枝の束が蝶の群れに変わる

 

 

「くっ、触れたらいけないと分かってますが…………」

 

 

「蝶の結界、とでも名付けておこう」

 

 

当然、蝶に攻撃を与えるとそのダメージがフィードバックする

 

 

「結界にしては薄手だけどな!」

 

 

ジリジリと、俺は狂三に近づいていく

 

 

その間、銃声が聞こえるが全て外れる。結界に当たらないようにしているのであろう

 

 

「射程距離内に入ったぜ!」

 

 

「しまっ…………」

 

 

そう言った時にはもう遅かった。俺のゴールドエクスペリエンスは既に拳を構えている!

 

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」

 

 

「ぐっぶはぁ!?」

 

 

俺のラッシュをもろにくらい狂三は吹き飛んだ

 

 

「ぐふっ…………さすがは上坂さんですわ…………」

 

 

「俺に戦いを挑むことが間違いだったか?」

 

 

「いえ…………わたくしにとっては楽しかったですわよ」

 

 

狂三は今にも命の灯火が消えそうな感じだった

 

 

「それに………デートも……楽しかっ………たです……わ………」

 

 

そして、そのまま狂三は動かなくなった

 

 

念のため、首筋に指を当てたが、もう脈はなかった

 

 

「………………………………こうやっていに続けるのがこいつの運命なのか?」

 

 

もし、本当にそんな運命だったら…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺はこいつをどうしてやれるのか…………?」

 

 

そのまま、狂三の遺体を置き去りにして(後であのメカメカしい軍団がどうにかすると思ったから)胸に引っかかりを感じながら俺は立ち去った

説明
投稿を放置してて誠にすみませんでした!

ぼちぼちですけど頑張っていきます
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