リリカル東方恋姫 第十二話 『怪獣には巨大ロボットで戦うのが定番』
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少女の助ける声に、カカカカカット!と駆けつけた伝説の種馬『北郷一刀』

影の移動魔法で、アンネの影からこんにちわ♪一刀に姫様抱っこで抱きかかえられたはやては、驚愕するも、すぐに安心して喜ぶが、突如の一刀の登場にあわてふとめく。

 

「か、一刀!私が持っていた本が!ページめくれたら、騎士っが現れて、それで、マネキンみたいな人たちが、襲ってきたてチャチャゼロが動いて!それでえ――」

「落ち着いて。なにがあったのか、この状況をみればわかるから…」

 

姫様抱っこされたはやては慌ててないがあったのか説明するが、一刀は今の状況を周りを見渡し現状を把握した。

バインドに縛られて、倒れている女性と幼女。

クレータの真ん中で横たわる半壊された相棒の姿。

ビルの上で自分を見ている、記憶では玩具であったはずの黒と白の少女。

 

(傷からして、チャチャゼロを倒したのはあのアールヴィンクに似た子か…)

 

一刀はビルの屋上でこまちとこまちに抱えられたかぐやに横目で覗く。

 

(ってか、人間サイズの武装神姫?まじホンモン?わぁ、すごい造形だな。オリ設定はすごい)

(あの人形がなんなのか私はしらないてけど、あなたの態度から見て良いもだってわかるわ…。あの娘たちは磨けば光る原石ね。でも今の実力じゃぁチャチャゼロを倒すことなんて出来そうにないのにチャチャゼロを倒せるのかしら?)

(…もしも、俺が知ってる玩具と同じなら、倒したのはあの子とあの子と戦ったマスターが倒した可能性があるな。もっとも、あの腕だと相打ちって所か…)

 

一刀は真紅と念波で会話し、倒したのはだれか推測した。

また、チャチャゼロが壊されたことに怒りと心配する様子を見せず、むしろ、相棒の状態を無視して、平気な顔で状況を整理していた。

と、そのとき、

 

 

 

ドッカーーーン!

 

 

 

「テメェェエエエエエッ!よくもアタシを蹴りやがったなぁぁあああ!」

 

瓦礫に埋もれていたアンネが、瓦礫を吹き飛ばして立ち上がった。横にはローズも立っていた。

 

「奇襲したアタシらがいえることがねーけど、いきなり現れて蹴り飛ばすってどういう神経してるんだぁおまえ!? 子供だかれって許さねーぞこらあぁっ!!」

「あなたのせいでと私までばっちりを受けました!おかげで無様な姿を晒してしまいました。この屈辱は、アンネ共々許しませんわよ!」

「うるさい。さっきのは事故だからアタシのせいじゃないわ!」

 

アンネは一刀に怒鳴り、ローズはアンネに逆切れしては一刀に

 

「許さない?それはこっちの台詞だ・・・・!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!

 

 

 

一刀の身体から膨大な闘気と魔力が放出された。

 

 

「はやてを、こんなかわいい女の子を怖い目に合わせた女の子はお仕置きしなくてはいけない…。少女型ロボッ娘でも、お前らは俺の大事な子もその友を傷つけた謝罪するがもう手遅れ。おまえら、ハイスコラで分解する」

 

少し切れた状態の一刀は、鋭い眼光でかぐやたちを睨んだ。

ちなみ、抱っこされた、はやては一刀にかわいい女の子とと言われ、一刀の気魄に気づかず、恥ずかしく顔を赤くしてテレていた。

対して、武装神姫組みは一刀の存在に警戒した。

 

(ぐっ、なんという殺気とオーラだっ!?それにヤツの魔力…闇の書の所有者の魔力を軽く超えているだと!?)

(魔力は測定してSランクオーバー…。それに、さっきの移転魔法…アレは確かを影を触媒にする上位魔法だったはず。ならあの子は上位クラスの魔導師なの!?なんで所有者と一緒に…?まさか、あの、お人形さんのマスターなの!?ヤバイ、壊した私が一番狙われちゃう!?)

(ちっ!不意打ちにしろ、アタシに感知されずに背後から蹴りいれてくるから、ただのガキじゃねーっと思ったけど、まさか所有者のソバに上位魔導師がいたとわ…。こりゃぁ、無傷で帰れそうにないぜ)

(ちょうどいいですわ。騎士を処分したけど、戦わずして勝つなんて、貴族として不満があったし…。戦いを逃げるのは貴族の恥。子供でも、上位クラスの相手に不足はあるませんわ!)

 

意外と戦闘狂のケがあったローズは、バーニアを吹かせ、こまちが「まって!」と止めるよう叫ぶが、ローズは聞かず大剣を構えて一気に距離を詰めた。

 

「私をバラせるならバラしてみなさい!そのまえに、あなたは八橋になってるころでしょうから!」

 

一刀の首筋を狙って、大剣を横に振るうが、一刀は瞬歩で、ローズの後ろへ刹那に移動した。

 

「八橋じゃなくて八つ裂きだぞ」

「!?このっ!」

 

単語を間違えてことに一刀はツッコミ、ローズは身体を回転させ、大剣を後ろに振り回した。

一刀はまた、瞬歩で回避し、ローズはさらに大剣を振り回すと同時に、リアパーツの副腕の鉄拳で攻撃する。しかし、ローズの攻撃は一刀にはあたらず、ただ風を起こすだけになる。

 

「っ!逃げてるだけでは私を倒せませんわよ…!」

「それなら、攻撃するか…結っ」

 

右手の人差し指と中指をローズに向けて一刀が叫ぶと、ローズの副腕の両腕に立方体が一個ずつ現れて、両腕の装甲に食い込んだ。

 

「なっ!?これはさきほどの!」

 

騎士を殺す瞬間、自分の一太刀を防いだ障壁と同じモノだと気づく。そして、立方体は副腕ごと空間に固定。ローズは副腕を動かそうにも、まるで、杭が刺さったのごとく動かなかった。

そして、動きをとめたローズに一刀は唱える。

 

「滅っ!」

 

ボンっ!×2

 

その言葉道理に結界は結界内の副腕の部分ごと爆発した。

結界が爆発し、煙が立つが、晴れると、副腕の装甲がすこい剥げた、無傷のローズが立っていた。

 

「…いがいと硬いな」

「伊達に、武装のモデルが装甲車両ではありません」

 

余裕の表情を見せるローズだが、一刀の結界が爆発することに内心おどろいていた。

 

(防御に拘束、そして爆発。万能な上、結界の強度と爆発力は厄介ですわね。なんども食らっては装甲がもたない)

 

「け――」

「っ!?」

 

一刀がまた結界を発動しようとした瞬間、ローズは自分の両足に、正方形の線が浮かび上がったことに気づき、一瞬でその場から離れると、太ももの部分があった空間に、立方体の結界が出現した。

 

(…見たところ、術は空間操作での認知設置型。結界発動までタイムがあるみたいわね。高速移動の相手では狙いにくいはず。ならば…)

 

ローズは一刀との距離を少し遠いくらいに離れる。

 

「トライク・モード!」

 

ローズが纏っていた武装が高機動型形態へと変形し四輪装甲車へと変わった(アーク型と違い、実際通常モードとあまり変わりない)。

 

「余計なことを言いますと、轢き殺しますわよ♪」

「誰に言ってんだおまえ?」

 

アンネが聞くが、ローズは無視して一刀に向かって特攻する。

スピードが速すぎて、ローズの身体に結界で拘束するのができないので、一刀はローズの前方に結界で作った障壁を地面や空中に多く設置しする。これでローズの動きが制限されるかと思いきや、ローズは持ち合えの高機動の性能で、多くの結界の障壁をたやすく避ける。

 

「その程度の障害物では、私をとめることはできなくてよ!」

 

あと数メートルで一刀の懐に入ると、思ったローズだったが…、

 

「別に、止めるために置いたんじゃないから」

 

そう言った瞬間、ローズの目の前ではやてを抱いた一刀の姿が消え、同時に上空の結界が複数爆発した音が聞こえた。ローズは後方上空に顔を向けるとそこに一刀と抱かれたはやてがビルより高く設置された結界の上に立っている姿があった。

 

「…結っ」

 

そう言った瞬間、ビルからビルの間の幅ほどの長方形の線が浮かびあがり、線から壁が伸び上がって、立方体を作ろうとする。

 

(しまった!?目の前の障壁は囮!上空の結界を気づかせないためのフェイクであの子の狙いは上空で設置した結界を足場にして上空に移動して私を地面に留めさせて大型の結界で囲んで爆破するのが本命!?)

 

ローズは、わずか0、3秒で一刀の考えに気づき、急いで線から出ようとするが、結界は天井の面をふさぐ直前であり、ローズの上空には一刀は瞬歩で壊れなかった複数の結界が残っており、ローズの高機動性能は地上限定なため、空中では発揮されないのだ。

 

(こうなれば防御しか――)

「ローズ捕まれ!」

「へっ?きゃっ!?」

 

いつのまにか結界内にいたアンネが武装をバイクに変形させた高速移動形態のトライク・モードで飛び出して来て、ローズの首根っこを掴み、一気に加速。そのまま、結界の壁にバイクの先端がぶつかるが、

 

 

「おぃっりゃぁああああああ!!」

 

 

パッリーン!

 

 

結界の壁を貫いて、脱出。大型の結界はガラスが割れたように、消滅した。

 

「間一髪だったぜ〜」

「助けてくれて感謝しますが、もう少しスマートな助け方はありませんでしたの?」

「相手の懐に、目的の子がソバにいるのに、勝手に突っ込んで攻撃する、イノシシお嬢様に言われる筋合いはねーよ」

「ヴッ…。目的を忘れていたいたのは否定しませんが、まっすぐしか進まない、イノシシの人にイノシシと言われるのは心外ですわ」

「そうかい。でも、これで貸し一つだからな。貴族なら、ちゃんと返せよな」

「あたりまえです。貴族は貸しを作らないのだ主義ですてよ…。目の前の敵を倒したた後にかならず返しますわ」

 

アンネとローズを上空にいる一刀に視線を置き立ち向かう体勢をとる。

一刀は上空からアンネたちを眺める。内心「仲間思いの良いチームだ」と賞賛していた。

もっとも、はやてを襲ったことに、まだ怒が納まってはいなかった。

 

「まだ、俺のターンは終わってないぞ」

 

笑顔で、片腕を上げてスペカを宣言する。

 

「氷山「氷神の戦鎚」」

 

掲げた腕の上空に氷山の一角を思わせる、氷塊が出現し浮かんでいた。

これは魔法の師である金髪吸血鬼幼女から教わった魔法である。

その氷塊を見た、アンネとローズはデコに汗が流れ、口元がピクピクと引きずる。

そして、

 

「ホイっ」

 

一刀は氷塊をアンネとローズの真上に落とした。

 

「逃げるぞ!」

「異議なし!」

 

トライク・モードで、落下地点から逃げた。

二人がいた地点に氷塊が落ち、落下時の衝撃で、氷塊が割れて、岩と思わせる氷の欠片が吹雪を思わせる突風と一緒に吹き荒れる。

 

「ぎゃあああああああ!!なんなんだよアレは!なんで詠唱なしで氷山まるまる一個落ちてくるんだ!?」

「そんなこと、私が知るわけないでしょうー!?って、きゃぁぁあああああ!岩みたいの氷の塊が雹みたいに落ちてきましたわ!?」

 

『氷山「氷神の戦鎚」』の二次災害に戦意が削がれたアンネとロール。だが、一刀は攻撃の手を緩めず、あらたにスペカを宣言した。

 

「雷角「ジオン・レイズ・ザケルガ」」

 

まるで、体中棘を生やした蛇のような電流を纏った竜『ジオン・レイズ・ザケルガ』が一刀の上空に召還されると、『ジオン・レイズ・ザケルガ』はうねり声をあげて、体中の棘から帯状の雷を発射し、逃げているアンネとローズに向けて飛ばした。

 

「氷の次は雷撃だとぉっ!?」

「高レベルの召還術までつかえるのですかーっ!!」

 

チートだと叫びながら、『ジオン・レイズ・ザケルガ』の雷撃を回避して逃げ回る。

 

《オイ!01!02!見てないで助けてくれよ!》

《むちゃを言うな!こっちは騎士と人形の戦闘で損傷が酷いんだ!参加も援護もできるほどの力が残っていないし返って足を引っ張るだけだ!それに、私には半壊して01がいるから、はなれるわけにはいかん。ミミックを連れてきてないのか?》

《おまえらのバックアップだったから、少数で来たんだけど、騎士の抹消の命令があったからなぁ…、全員、ロールに渡したんだが…》

《あの子達は、マスターの命令のために見事に散って行きましたわ…(涙)》

《なに、組織の備品を無駄に消費しているんだ!この馬鹿貴族主義者!》

 

アンネはビルの屋上で隠れているこまちに援護を要請するが、こまちに無理と断言し、さらにローズの態度からミミックを無駄に壊したことを察知しローズに怒鳴った。

そのとき、彼女たちに隊長から通信が入る。

 

《02!いきなり通信を切れたが、なにが起きたんだ!》

《た、隊長!?すいませんが、それについては詳しく説明する時間がありません!海岸沿いで囮役をしている部隊をこっちに回してください!援軍が必要なのです!》

《援軍を?いったいなにがあったんだ?それと、はや――闇の書の所有者はどうした…!》

《先ほどの三頭身の人形のマスターらしき子供に所有者を奪還されました!しかも、その子供と上位クラスの魔導師で殲滅系の魔法で03と04を攻撃しています!》

《上位クラスだと!?…監視役から聞いていた所有者と暮らし始めた子供か…。わかった!すぐに援軍を向かわせる!それまで耐えてくれ!》

 

そう言って、隊長は通信を切った。

 

《聞いたか03!04!援軍が来るまでそいつの相手をしてくれ!》

《むちゃっいうな!あたしらは地上戦用だぞ!空中戦は無理だ!》

《ただでさえ空中にいる相手なのに懐に所有者がいますので、射撃しにくいから、攻撃手段が少ないんですよ!》

 

打つ手なしの状態にこまちたちは困惑、その中で、かぐやはあることに気づいた。

 

《あれ?たしか地上には、縛られた騎士と壊れたお人形さんがいましたよね?なのにあの子、なんで地上に広域殲滅魔法を使っているんだろう?》

 

その疑問に、アンネとローズは同じく疑問して、こまちが「まさか…」と屋上から見下ろして、チャチャゼロ、シグナム、ヴィータが倒れていた場所を覗くと、そこには多くの氷塊な破片と大きなクレーターしかなかった。

 

「しまった!?」

 

 

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一刀は逃げ回るアンネとローズを結界の上から見下ろしていた。

 

「ワッアハハハハ!!逃げろ!おびえろ!そして苦しめ!二回も戦闘シーンカットされたうえ、チャチャゼロとお前たちの出番が多いせいで、俺の出番が減らされたこの事実。貴様らをくず鉄にしても、この怒りはおさまらない!俺が満足いくまで、苦しむ表情をみせるのだ!ファッハハハハハハハッ!」

 

もはや、八つ当たりで台詞と態度が魔法の師である金髪吸血鬼幼女のフィーバー状態と完全に一致していた。むしろ背後に一刀と一緒に高笑いをしている、金髪幼女の偶像があったのかなかったのか?

そんな彼にはやては顔を引きずって苦笑して、八つ当たりされているアンネとローズに内心、「ご愁傷様…」と手を合わせていた。

魔法の効果が切れ『ジオン・レイズ・ザケルガ』が消えると、一刀はさらに魔法を放そうとした。

 

「まだまだいくぞ!終焉「おわr――」

 

ボッカン!

 

「俺マデ、カキ氷ニスルキカ。コノ暴走御主人ッ」

 

スペカを宣言終わる寸前、一刀の後ろから半壊状態で腹に風穴が開いたチャチャゼロが両手に持ったハンマーで一刀の頭を殴った。

 

「痛った〜。別に、お前をカキ氷りする気はないぞ。やっても血と木と鉄の味しかなさそうだいし」

「失礼ナ。昔、東京ニ住ンデタグールニ、処女の血ヲシロップ代わりにしたカキ氷ヲオゴッタラ、結構好評ダッタゾ」

「血の味のカキ氷って、不味そう以前に、食う気がなくなりそうなだなぁ」

「ご無事ですか主!」

 

チャチャゼロが一刀の頭に乗ると、後ろから一刀とチャチャゼロの会話を聞いて顔を青くするヴィータと、はやてを心配するシグナムが現れた。

 

「チャチャゼロにそれにみんなまで!無事やったんやな!」

「俺ハアノ玩具ニ壊サレルホド、ヤワジャナイゼ」

「そこの少年が結界術で人形どもの注意をそらしてれたおかげで、気づかれずにバインドから抜け出すことにできまして」

「まぁ、チャチャゼロがいなかったら、でっけー氷の雨の下敷きになっていたけどな」

 

数分前、一刀が闘気と一緒に魔力を放出したのは、機能停止していたチャチャゼロを起こすためにワザと大量に魔力を外部に放出したのだ。

実はチャチャゼロが機能停止したのはかぐやの攻撃によるダメージではなく、防御力をあげるため魔力を数十倍使ったためにおきた、魔力不足、つまり、ガス欠であった。

放出された魔力は停止したチャチャゼロの動力炉を反応し、再起動させたのだ。

魔力が回復したチャチャゼロは起き上がると、ローズを自分の地点から離れさそうとしている一刀と目が合い、一刀は安心した表情で微笑し、チャチャゼロは主人がなにをやるのか理解し、いそいでその場から離れた。同時に、バインドから抜け出したシグナムとヴィータがいたので、『刃操「ハロー・ブラックネス」』で、オーラの手で二人の首根っこをつかんで、こまちに気づかれずに上空へと離脱。

その直後、一刀は『氷山「氷神の戦鎚」』の氷山を落とし、さらに遠慮なく広域殲滅魔法を放ったのであった。

 

「もうしわけありません主。あなたの騎士であるはずなに、あなたを守れず、さらに怖い目を合わせてしまって…。この失態、いかなる罰をうけます」

 

シグナムは頭をさげて、はやてにあやまた。

 

「そんなのことせーへん。私は二人が無事ならそれでええんやし」

「しかし…」

「あなたがは私を必死に守ろうとしてはわかってるし、そんな子にお仕置きなんて私には出来ひん。もしも、罰を受けたいなら名前を聞かせてくれへん?自己紹介まだやし」

「主…烈火の将シグナムです。どうぞなまえでいってください」

「あたいはヴィータだ。ちゃんずけはしなくていいぞ」

「シグナムにヴィータ、はじめまして、あんらの主の八神はやてや♪これからよろしゅうに♪あっ、あと私を抱っこしてるのが一刀で一刀の頭に乗ってんのがチャチャゼロや」

 

はやてはにっこりと笑いシグナムとヴィータに自己紹介し、はやてを抱っこしている一刀は「どうも北郷一刀といいます♪」ほほ笑んで返事し、チャチャゼロは「改メマシテ、ヨ」と手を上げる。

シグナムは「あのとき、私たちを水色の人形の剣を守ってくれたばかり、主をたすけてくれたこと、深く感謝する」と一刀に頭を下げた。

それに対し一刀は「いえいえ、シグナムさんたちがいてくれたおかげで、はやてを誘拐されずに合流するこができたので、感謝したいのはこっちです」と言うが、彼の目線の先には、

 

ぷっるん♪

 

服が破けて大幅に露出されたシグナムの巨乳を凝視していた。

 

スッパーーーン!

 

額に青筋をつけたはやてが抱っこされた状態で、一刀の顎めがけて鋭いアッパーを放った。

 

「こんなかわいい女の子をゼロ距離で抱っこしているのに、なに他人の女の乳見てるんかなぁ一刀〜…?」

「す、すいませ〜ん」

 

青筋をぴくぴくするはやてに、一刀はふらつきなら耐えて謝る。

シグナムは顔を赤くして両腕で胸を抑えて隠し、ヴィータは目を細めて一刀を見つめ、チャチャゼロはヤレヤレと手と首を振っていた。

 

 

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(今のうちに…)

 

こまちは半壊してかぐやを担いで、一刀たちに見つからないよう屋上から屋上へ飛び移って遠ざかろうとする。

その下の地上では、アンネとローズがビルの壁沿いにそってこまちと一緒にこっそりと走っていた。

だが、

 

「またんかい。そこの玩具」

 

はやてに睨まれている一刀の声に、ギック!と動きととめてしまい、一刀が指をぱっちんと鳴らすと、こまちとかぐやは屋上で、アンネとローズは壁ごと、正方形の立方体の結界、それも十重と強固な結界に捕らわれてしまった。

一刀たちは結界の壁越しでこまちとかぐやの前に立つ。

 

「おまえたちに聞きたいことが山ほどあるんだ。簡単には逃がしはしないぞ」

「くっ!お前たちに屈するほど、ヤワではないぞ!」

「そうです!たとえ乱暴されても何も話しません!エロ同人誌みたいな展開でも、私はマスターのことを叫び続けて、快楽に堕ちる覚悟は出来ています!」

「いや、ないから。エロ同人誌みたいなことしないから。だから、はやてさま、目を細めて俺を睨むのはやめてください。あと、チャチャゼロも対抗意識燃やして、鞭に砥石で研ぐのやめろ。騎士たちに誤解されるから。俺は少女をいたぶる趣味はないから。純愛主義だから」

 

シグナムに姫様抱っこされたはやてが、シグナムとヴィータと一緒に目を細めてじ〜と睨んで、その横ではチャチャゼロが鼻歌を歌いながら必要性がないのに、鞭を研いでかぐやたちに脅迫して、頭の中では、かぐやたちをどうやって攻めようか考えていた。

 

「君たちには感情がある。俺はそんやつにあまり手荒らなことをしたくないんだ。君たちの口から情報を教えてほしい。駄目かな?」

「貴様なんぞに話すことなんてない!」

「そう、でも、君たちの頭のメモリーからバックにいる者や組織なんか情報を抜くこともできるけど…。それでも教えない?」

「一刀!?」

 

一刀の脅しにはやてが声を上げるが、一刀は念波で「しずかにしてて」と言われ、はやては黙った。

けれど、こまちとかぐやは屈しずに一刀に怒鳴った。

 

「そんな脅し、本当でも教えるものか!」

「私とマスターの思い出を奪われるくらいなら、あなたと一緒に自爆します!」

 

強情な態度に一刀はむしろ関心し、かぐやとこまちと見つめる。

 

(強い目だ。マスターとつよい絆で結ばれている証だな。そんな彼女たちが隊長とか言われているマスターって一体何者なんだ?一度会ってみたいな…)

 

もし、女の子なら是非にと内心思うが、乙女の勘なのか、はやてはさらに目を鋭くして睨んだ。

そのとき、ビルの屋上を超えて、上空からなにか大きな物が三つ落ちてきてた。

 

「フン。ようやくきたか」

 

こまちが鼻で笑い、一瞬微笑した。顔からみて、どうやら彼女たちの援軍であるらしい。

恐竜の足をした人口筋肉の両足に赤と黒の装甲をもつ二足歩行の兵器メタルギアシリーズの一つ『RAY』が三体一緒に奇鳴で咆哮する。

 

「…ハハハハ、魔法とかロボット娘とかバトルとか目の前で見たし、もう驚くことないって思ったけど、さすがに巨大ロボが登場するやんて、考られへんかったわー…」

「あれは、この世界の兵器なのか?」

「デケー〜。管理局なら一発で検挙されそうだな」

「一度に三体も導入するなんて気前がいいな」

「ケケケケケ♪ヤッコサン、ヤル気満々ダナ」

 

眼前の光景にはやては苦笑するしかなく、シグナムとヴィータはこの世界の技術に唖然し、一刀は こまちたちのバックの者たちに関心し、チャチャゼロはわくわくと楽しそに武器を構える。

二体のRAYは口を開き、オレンジ色に赤く光るプラズマをチャージする。

 

「あっ、なんや、やばそうな予感…」

 

はやてがつぶやくと同時に、 RAYは三体同時に轟音とともに、三本のプラズマ砲を放射した。

シグナムとヴィータは空に、一刀ははやてを抱っこしてまま、空虚で空中を蹴ってチャチャゼロと一緒に回避した。RAYから放たれた熱線は一刀たちに当たらず、後ろにビルに貫通し、ビルは風穴をあけて崩壊した。

 

「なんていう威力だ…!?」

「あんなの食らったら、ただじゃーすまねーぞっオイ!?」

 

ブラズマ砲の威力に驚くが、とうもろこしの形をした両腕から多目的追尾弾が発射され、さらに各部分に取り付けられた機関銃が同時に発砲する。

 

「伏せて」

「あわわわ!?」

 

はやては慌てて一刀に身体に身を寄せて伏せると、一刀は連続での瞬歩で機関銃の弾を回避すると、左手で懐から取り出した黒龍を発砲でミサイルを打ち落とし、一刀とはやてに当たりそうな機関銃の弾丸を剣で払うチャチャゼロと一緒に逃げる。

すると、三体のRAYの内二体が一刀を追いかけて走ってくる。

 

「目的のはやてすら撃ってくるってことは標的は俺か…。シグナムさん!はやてをそっちに渡しますから、はやてを連れて逃げてくれませんか!」

「すまいなが無理だ。こいつらの弾幕が厚くて、そっちらに行くこどができん!」

「しかも、なんでか知らねーが障壁とか転移のしにくいんだよ!」

 

RAYの一体がシグナムとヴィータの行く手を阻む。RAYの硬い装甲がシグナムの剣をはじき、大量に飛んでくるミサイルと弾丸にヴィータは魔法障壁を張ってガードしたが障壁の硬度がなぜかもろくなっていて、弾幕の衝撃で障壁にヒビが入る。また、転移魔法を使って一刀の元に行こうとしてが、発動しない。

 

「どうやら、あの鶏モドキにAMFの発生装置が取り付けられてるみたいね。魔法が無効化されているわ」

「え!?いまの声だれや…!?もしかしって、そのペンダント!?」

 

はやては、一刀の首にぶら下がっていた真紅に驚く。

 

「真紅。なんかめちゃくっちゃひさしぶりな感じがするな」

「ただせさえ出番が少ないデバイス役なのに、あなたと一緒にいたせいでここんとこ出番が無かったらよ。…はじめましてね、闇の書の主様。私は真紅。一刀の相棒ヨ♪」

「はぁ、どうも…」

「挨拶シテル暇ハネーゾ」

 

背後かから追いかける、RAYは雄たけびを上げて、一刀の頭上をジャンプして、一刀の目の間に着地した。

 

「「シャッォオオオオオオオ!!!」」

 

二体のRAYが雄たけびをあげると、そのうち一体が、腕の収納された巨大なブレードを展開させて、一刀に向かって振り下ろす。

 

「チャチャゼロ!」

「アイサー!」

 

チャチャゼロは双剣をクロスして、巨大ブレードを受け止めた。

 

「ギッヤオオオオオオオ!」

 

もう一体のRAYは口からプラズマ砲を放そうとする。

 

「撃たせるかよ。マグネットワールド!アンチ・RAY!」

 

左手をRAYの前に突き出すと、RAYは磁石同士の反発したかのように空中に吹っ飛んだ。溜めていたプラズマ砲は、狙いがズレて一刀の横の地面から正面のビルに線を描くように当たり、RAYは吹っ飛んだ方向にあるビルに仰向けに激突し、瓦礫に埋もれて動かなくなった。

 

(錬金術も同様だけど、起こった現象には無効化できないのか。あんがい無効化能力もあまり無敵なスキルじゃないなー)

 

錬金術でフラグメントの一つ特殊磁界を再現して、斥力でRAYを吹き飛ばした一刀。魔力を構成あるいは用いて現象を引き起こす魔法を無効化するAMFでも、魔力を使わず直接現象を起こす錬金術には聞かなかった。

ちなみに、手を触れずにRAYが吹き飛んだ現象にはやては「サイコキネシスや!」と念動力と勘違いして、キラキラと目を輝かせて一刀を見ていた。

その傍ら、もう一体の RAYはチャチャゼロにターゲットにして、排除しようとする。

 

「ギャォオオオオオオ!」

 

巨大ブレードを受け止められたRAYは、巨大ブレードを腕(むしろトウモロコシ)に収納して、チャチャゼロを踏み潰そうと片足を上げて足裏を地面に叩きつける。

 

「コノ足邪魔ダナー」

 

チャチャゼロは難無く回避し、RAYの足の装甲に切りかかる。

 

「鉄製大根ノミジンギリダァァアア!」

 

双剣の乱舞が、RAYの足の装甲を解体し、装甲の下の人口筋肉がさらけ出された。

RAYは悲鳴を上げてジャンプして後ろに下がるが、もう片方の足にチャチャゼロがへばり付いていた。

 

「コッチモ」

 

白と黒の夫婦剣をの刃を走らせ、もう片方の足の装甲を切り刻んで剥がした。

RAYはまた奇鳴をあげると、チャチャゼロから離れて機関銃で先制するが、チャチャゼロは高速移動懐を入り、すべての機関銃は切断し壊した。

 

「ギャッォオオオオオ!」

 

RAYは狂ったように見境なくミサイルを乱射し、ビルや道路を破壊した。

 

「ぎゃっぁああああ!!こっちまで飛んできたー!?」

「さすがにこれだけの弾を払えないぞ!?」

「もう、めちゃくちゃや!?」

「チャチャゼロ、さっさと片付けろ」

 

二次災害による巻き添えに、一刀たちが叫ぶ。

機関銃を破壊したチャチャゼロはそのまま RAYの背中上空に上昇して、両手の双剣の刀身に魔力を注ぎ、刃に滑らすように高速に回転させて、鎖鋸の刃を形成する。

魔力製の鎖鋸は高密度で高速回転し、重低音と怨嗟の悲鳴が聞こえてくる。

 

「荒鋸「テキサスチェーンソー」」

 

鎖鋸となった双剣を急降下と同時に振り下ろし、RAYの両腕を一刀両断した。

両腕を失ったRAYはバランスを崩して、地面に倒れ動かなくなる。

 

「すっげーー」

「私すら、斬れなかったあの装甲をあんなたやすく…!?」

 

横目で、一刀とチャチャゼロの活躍にヴィータとシグナム。

余所見をしている隙にRAYがくちばし攻撃のように、頭部の口角で突いて二人に襲い掛かる。

 

「ぐっ!?」

「ショボそうな攻撃なのに、意外と攻撃力たかいなぁ!」

 

シグナムとヴィータは回避するとRAYの連続の突きで地面にクレータができる攻撃力におどろく。

と、そのとき、

 

「うっぉおおおおおお!!」

 

上空から男性の大声が響くと、上空から何かが落下してRAYの頭部を殴り、そのままRAYの頭部を地面に叩き付けた。

 

「遅れてすまい」

 

RAYを殴ったのは、ローズの策略で、爆発に巻き込まれたはずのザフィーラであった。

 

「ザフィーラ!?」

「無事だったんだな!」

「私もいるわよ♪」

 

ヴィータとシグナムが驚くと、まだ動くRAYの後ろにジャンプして着地するザフィーラの後ろからシャマルが現れた。

 

「シャマル!貴様もか!」

「我ら闇の書を守りし騎士は、あれしきの爆発では死なん」

「ほんと、あの時はひやひやしたわ〜」

「それにしても…ぷぷぷ」

 

ヴィータは笑いをこらえようと口元を押さえる。なにせ、ザフィーラとシャマルの頭が、完璧にアフロヘヤーとなっていたからだ。横でシグナムも笑いを堪えていた。

 

「二人とも笑わないでよ〜!こっちは、こんな髪型になって、はずかしくてがまんしてるんだから!」

「死なかったが、大怪我を負った者が仲間のために駆けつけて助けてやった仕打ちがこれか…」

「ククク…す、すまない。けれど、その髪型意外と似合っているぞ。プっ」

「アッハハハハ!もう無理だ〜!ハハハハハ!!」

 

ザフィーラとシャマルのアフロヘヤーに爆笑するヴィータとその横で、目を背けて必死に笑い堪えるシグナム。

ザフィーラは両手を組んで青すぎをたてて、シャマルは手でアフロヘヤーの髪をとかす。

 

「二人とも無事でほんまよかったわ〜」

 

シャマルとザフィーラが無事なことにはやては安心した。

だが、真紅の言葉で感動の空気が一変した。

 

「喜んでいるところ悪いけど、あと5秒ほどで、厄介なもんがくるわよ」

「ふっへ?それどういうことや…?」

「っ!?そこの人!すぐに離れ!」

 

一刀がシャマルとザフィーラに大声で叫ぶと、騎士たちがいる場所の横の高層ビルから、白くて大きなモノが壁を壊して登場した。

 

「「「ガッォオオオオオオオオオ!!」」」

 

それは三体のオウガティルであった。

オウガティルは何かを探すように、猪のように前方にシャマルとザフィーラに気づかずに走る。

よって、

 

「へっ?きゃあああああああ!!」

「ぐああああああああああ!」

 

シグナムとヴィータの目の前で、シャマルとザフィーラを轢き飛ばされた。

 

「「「シャマルぅぅぅううううううう!ザフィィイイイラァァァアアアア!」」」

「アノ影薄、何シニ来タンダカ?」

「デ落ちキャラはモブかクズ転生者だけでいいのになぁ」

 

はやてとシグナムとヴィータが叫び、チャチャゼロは疑問し、一刀は飛んでいった方角へ見送る。

オウガティルはあたりを見渡すと、一刀を見つけると、見つけた!とばかり、一刀に吼えて、襲い掛かろうと構えた。

 

「オイ御主人。ナンダアレ?俺ガ知ッテルヤツヨリ十倍デカイゾ。シカモ血眼ニナッテコッチヲ睨ンデ来テクルシヨ。アイツラニ何カヤッタカ?」

「俺もいきなり襲われて詳しいことは知らないけど、外史特有のオリ設定になった神だと思う。戦ってわかったことは、性質はオリジナル(原作)と同じだが、でかい分、捕食量と捕食スピードは桁違いに高くて、大技三発でようやく倒れてくれることくらいかな」

「それで残りの三体を片付けてるときにはやてか念波の留守電があったから、残りは凍らせて置いてきて駆けつけてきたんだけど、やっぱり、全身口の身体じゃぁ拘束は無理だったみたいわね」

「むしろ氷食って堕天しなくってよかったよ」

「トリアエズ、御主人ガ面倒ゴトヲサラニ増ヤシタコトガワカッタヨ」

 

状況が悪くなった原因に納得するチャチャゼロ。

この状況下の中、オウガティルが現れてことに、はやては、怖がらないどころか、驚いた表情でつぶやいた。

 

「あれって…オウガティル・・・?」

「!?アレを名前を知ってるのかはやて?」

「ふっぇ?う〜んと一刀に読ませてあげた本の登場する神の特徴と同じやねん。挿絵に乗っていた絵と似てるし…」

「…はやての証言により、あのトカゲが本の神様と決定的に該当した。これによって、この世界はどういうものなのかあるていど把握。あの本がこの世界の鍵になるのは決定的あきらかになった。帰ったら、あの本の物語もっとくわしく【教えて下さい】」

「いっしょにベットで寝ってくれるんなら読んであげるでぇ?」(チラッ

「汚い、狸汚い。そうやって、俺をロリ道へと落とす算段だろう。けれど、俺には邪はなかったので、そんなみえみえの計画なんて従わなかった。パジャマ着て、寝るだけならいいですよ(真面目)」

「やったー!」

「オモイッキリ、煩悩ニ従ッテルゾ御主人」

「しかも、遊び感覚でさりげなく死亡フラグを立たせないのお二人さん。これ先輩としての助言です(経験者)」

 

オウガティルの前で、アホな会話をする一刀たち。

三体のオウガティルは心があるのか分からないが、まるで無視されて怒ったように、咆哮して、シグナムとヴィータ、そしてRAYを無視して、一刀たちに襲い掛かる。

 

「主の元には行かせん!」

「あたしらを無視すんな!」

 

シグナムとヴィータがオウガティルの前に立ちはだかり、「オリヤッァアア!」ヴィータがアイゼンでオウガティルを胴体を殴るが、

 

シュウウウウウウウウウ〜!

 

「アーーーーーーーッ!アイゼンの面が溶けちまったぁぁああああああああ!!」

 

オウガティルと接していた部分がまるで溶けたようにボロボロに無くなっていた。

オウガティルはヴィータに襲い掛かるが、その前に一刀が「目をつぶって!」と叫び、はやてとシグナムとヴィータは目を閉じて、一刀は懐からグレネードの安全ピンをはずして、オウガティルに投げるつけると、グレネードが爆発して、白い閃光が溢れた。

 

「がっぉぉおおおおおおお!!」

 

真っ白い閃光を直視してオウガティルが悲鳴を上げて、その場に防いだ。

 

「真紅!ジャミング最大級!」

「アイアイサー!」

 

さらにジャミングをかけるとまだ動いているRAYが一時的に機能停止しその場で伏せいだ。

その隙に一刀は「走って」って叫びオウガティルから離れ、シグナムとヴィータが一刀の後を追い駆た。

数秒後、背後から、オウガティルとRAYの叫び声が聞こえてきた。

 

 

-4ページ-

 

 

オウガティルから逃げた、一向は結界から出ようと、一刀が救急時のために作った脱出用の転移魔法陣がある場所に向かっていた。

当初、ヴィータが逃げるを渋っていたが、シグナムが「くやしいが、この状況では致し方ない」とはやての身を案じて逃げることを賛成した。そのことにヴィータも舌打ちするが逃げることに認めた。ちなみに、飛ばされたシャマルとザフィーラはチャチャゼロが回収に向かった。

そのためこの場には一刀とはやて、シグナムとヴィータしかいない。

 

「大丈夫かアイゼン…?」

『な、なんとか…』

「それにしてもなぜ、触っただけどヴィータのアイゼンが溶かされたのだ?」

「溶けたんじゃくって、食われたんだ」

「一刀それ、どういうこや?」

「あいつの身体は簡単に言えば胃袋と同じで、触ったら強力な胃酸で消化されるんだ。魔力とか物質とか何でも消化して捕食される。もはや捕食者の頂点にたつ生物といってかごんじゃないだ」

「それでは私の剣で斬れるどころか、逆に捕食されるということか!?」

「触れば即食われるなら、どうやって倒せばいいだよ!?」

「二人とも落ち着いて、ちゃんと倒す手段はあるから。魔法で倒するなら捕食量を超えるほどの質量の攻撃かエネルギー攻撃、捕食される前に超スピードで攻撃するか、もしくは奴の体内にある核を取り除くしてかないんだ」

 

原作の方法もあるのだが、生体的にやばい技術なので言わないでおいた。

 

「うちらに砲撃系の魔法使えるやつはいねーぞ。第一、そんな捕食される前にダメージを与えるやつなんてそんなにいねーし。みろよこれ。一瞬当てただけで、あたしのアイゼンがこんな姿になっちまった」

「私の剣でも捕食されるまえに切断する速度はない。それに最後の方法はシャマルなら可能なのだか…」

 

シグナムはお空に飛んでいった仲間を空を見上げて見つめる。空の星に「私の出番が〜」と影薄女が涙を流しているのがあったとか。

一方、はやてはオウガティルがあの本の道理の神ならば、倒せるのは本に出てた騎士か機械の戦士しかいないと考えていたが、そんな都合よく現れないと理解し、別の方法を考える。

 

「なら、一刀なら倒せるよなぁ。私を助けに行く間、オウガティルを減らしていたんやろ?」

「そうりゃ、できるけど、はやてたちがいるから、大技が使えないんだ。使えば、回りに被害がでるし。ただでさえRAYのせいで転移魔法が使えないから非難することも――…ちょっとまてよ…」

 

一刀はオウガティルがシグナムたちを無視したときのことを思い出した。

オウガティルは怒りのあまり、シグナムたちが見えていなかったこともあるかもしれないが、目の前に自分と同様の大きさがあるRAYがいたはずなのに、食べるどころか襲い掛からず無視するのはおかしすぎた。

 

(もしかして。ここのRAYには、アノ装甲版が…)

 

ドッスン!

 

「「「ギャッォオオオオオオ!」」」

 

突如といして、眼前にRAYが投下してきた。それも飛ばされ、両腕を切断され、オウガティルの傍にいたはずの三体が。

 

「一体どころか、壊れたはずのやつまで…」

「機械の癖に狸寝入りなんてしやがって〜!汚ねーぞ!」

「しぶとい鋼鉄トカゲだ!」

 

シグナムとヴィータは武器を構え、一刀は左手に核鉄を取り出す。

すると、そこへ、

 

「「「ガッォオオオオオオオ!!」」」

 

一刀の背後から三体のオウガティルが追っかけてきた。

オウガティルは一刀たちの傍で立ち止まり、吼えた。

 

 

「ぐっ、もう追いかけてきたか!」

「このままじゃー挟み撃ちなっちまう!?」

「前門の虎、後門の狼どころか、前門の巨大鶏、後門の巨大鬼ってところね」

「おっ、うまいな」

「そんなこと、言ってる暇あらへんって!?」

 

余裕のある一刀と真紅にはやてがツッコム。RAYは今にも襲い掛かろうと姿勢を低くする。

そして、

 

「「「ギャッォオオオオオオオ!」」」

 

ジャンプして、敵を踏み潰そうとした。

しかし、RAYが踏み潰そうとしたのは一刀たちではなく・・・。

 

「「「ガッォオオオオオオ」」」

 

オウガティルであった。オウガティルは散開してよけると、RAYは地面に着地して、地面が陥没した。

攻撃されたオウガティルはRAYを敵だと認識して、鬼の顔に似た羽板な尻尾から白い棘を飛ばしたり、胴体に噛み付いたりとRAYに攻撃した。

しかし、RAYはものともせずにミサイルや機関銃、嘴攻撃で襲いかかるなど、RAYとオウガティルは持ち合えの高機動能力でお互い対等に戦った。

そのことにはやてとシグナムとヴィータが驚愕した。

 

「なんやこれ?あの鉄の鶏、私らをたすてくれてんのか?」

「それはわかりません。しかし、あの機械兵器の武装。触るもの即捕食するはずの生物の身体にダメージを与えているな。なぜだ?」

「アイゼンが部分が食われたのに、なんで噛まれたはずの鶏のとうもろこしの腕が無傷なんだよ。あっちのほうがめちゃくちゃ食い物に見えるのに…!」

 

シグナムとヴィータの言葉道理、何度も接触したのに、RAYの装甲には突撃などのくぼみと傷しかなく、若干であるが、オウガティルはRAYの攻撃で押されていた。

 

「やっぱり、あのRAYの装甲には偏食因子が組み混まれている…」

「「変態医者?」」

「偏食因子です。主はやて、ヴィータ…。その偏食因子とはなんだ?」

「偏食因子はオウガティルたち…アラガミが持っている、偏食の因子のこと。彼らはなんでも捕食する能力をもってるけど、実は食べ物には好みがあるんだ」

「それまたずいぶんとグルメなやつだな〜」

「好き嫌いとかあるん?」

「あるよ。その中の一つが同族。つまり、共食いはしないんだ」

「それでは、同じ因子を持つ同士では、お互いを捕食することできないということか…」

「ある条件をのぞけばそうなる。だから、偏食因子をもつRAYの装甲と弾頭なら、偏食因子…オラクル細胞が誤認識して、チートな捕食能力は使用できないんだ。まぁ、それでも…」

 

 

 

バッキ!バッキ!バッキ!グッシャリ!

 

 

 

「ギャッォオオオオ!」

「ガッォオオオオオ!」

 

 

 

「身体の細胞の結合が強靭で回復が早く、大きさがでかいから、捕食能力がなくっても、十分怪物だから、侮れないんだよな〜…」

 

一体のオウガティルは足でRAYの胴体を抑えると、RAYの頭を噛み付いて引っ張っり、鈍い音を立てて食いちぢった。

RAYの頭をペッ!と捨てると、うねり声を上げて一刀たちに飛び掛ろうとする。

 

(こうなれば、武装錬金でいっきに…――)

 

飛び掛ろうとするオウガティルとその後ろでオウガティルとRAYがやり合っている四体共々、武装錬金で片付けようとしたとき突如として、なぞの声が聞こえてきた、

 

『離れていろ』

 

一刀たちの背後から突風が吹き、同時に巨大な白い人型なモノが飛んでくると、人型はそのまま飛び掛ろうとしたオウガティルを蹴り飛ばした。

蹴り飛ばされたオウガティルはビルに激突、蹴った巨大な人型はビルの屋上に上に着地した。

まだ戦っていた四体は戦いをやめてビルの屋上にいる巨大な巨人を睨むだ。

 

「なんだあれは!?」

「あれも巨大ロボなのか〜!?」

 

シグナムとヴィータが突如現れたなのぞの二十メートほどの巨大なロボットに唖然し、一刀はあれがなぜここにあるのか驚いていた。

ナイトを連想するフォルムの白い装甲に右手に突撃ライフルに左腕に装着したレーザーブレード発生装置に、背中の砲身が折りたたんだキャノン砲。

そして、飛行したときかすかに見えた緑の粒子。

まちがいない!一刀は内心確信し、巨大ロボットの名を言うとしたとき、なぜか代わりにはやてがアレの名称を呟いた。

 

「ホワイト・グリント…」

「っ!?アレの存在を知っているのですか主はやて!」

「うん。まちがいない。オウガティルと一緒にあの本に乗ってた。騎士といっしょに神様と戦った機械仕掛けの戦士。その一体、ホワイト・グリント!まさか、オウガティルだけじゃなく機械仕掛けの戦士もほんとうにいたなんて〜夢みたいや〜!あっ、それならこのあと騎士とかでてくるんか!」

 

まるでおとぎの国にいるかの如く目を輝かせる十歳に満たないはやては、本に出てくる騎士を探して首を振るう。

対して、そんな少女を抱っこしている一刀は、ホワイト・グリントの正体に疑問に思うと同時に先ほどの声、ホワイト・グリントの声でなにか引っかかっていた。

マイクを使っていたのか声質はわからなかった、過去で自分とあった、操縦者の声と違い、発音にごく最近に聞き覚えのある声に似ていた。

その傍ら、シグナムとヴィータが突如現れたホワイト・グリントを警戒すると、ホワイト・グリントは首を曲げて、見下ろす形で一刀たちに向いて、言葉を発した。

 

『すぐにこの場から離脱しろ。じきに上空からやつらの…組織の兵器でこの結界は破壊される』

「なっ!どういうことだそれは!」

『言葉道理だ。あと、五分すれば、この結界はやつらの衛星兵器によって除去される』

「正体不明なロボット野郎の話なんて、いきなり信じられっかよ!」

 

ホワイト・グリントの話にシグナムとヴィータと半信半疑で疑うが、

 

「その話ほんとみたいよ」

「え?そうなん真紅?」

「ほんとぉなのか!」

「ほんとよ。衛星軌道上になぞの物体がこの真上に漂ってるわ。ステルス機能で隠しているつもりだろうけど、高エネルギーは隠し切れないし。あと五分後にはこの場所に高エネルギーレーザーが落ちてくるわ。…このエネルギー量だと一刀の結界でも防ぎきれないわね」

「真紅は普段ずぼらだけど、これでも高性能のデバイスだ。俺が褒章する」

「ズボラは余計よ。…否定しないけど」

『時間がない。俺がこいつらをひき止めておくから、おまえらは結界から離脱しろ』

 

そういってホワイト・グリントはビルから降りて、低空飛行でオウガティルとRAYを斬りかかった。

 

「今はやつの言葉を信じるしかないか。北郷!移転魔法がある場所まで案内してくれ」

 

シグナムは三体のオウガティルと二体のRAYと戦うホワイト・グリントを見つめる一刀に叫んだ。

一刀の懐にいるはやては、「一刀…?」顎の下から彼の顔を覗き込み。

すると一刀は、

 

「ごめんはやて…」

「え?きゃっあ!?」

 

はやてをシグナムに投げ渡し、次に首掛けていた真紅をヴィータに投げ渡した。

 

「道と移転魔法の起動方法は真紅が知っています。あとで追いかけるますから先に行っててください」

 

そう言って、巨大戦の場所へと向かう。

 

「おい!」

「北郷!?」

「一刀まって!?私をおいていかないで!」

 

はやてが一刀に向かって手を伸ばす。

 

「大丈夫、すぐに追いかけるから!約束する!」

 

一刀は大声で言うと、そのまま振り返らずに激戦地へと走り去った。

シグナムに姫様抱っこされたはやては「一刀…」と涙目で一刀を心配した。

それに、ヴィータの手にいる真紅がはやてを慰める。

 

「大丈夫。あの子はそんなやわじゃないわ」

「でも…」

「一刀のこと好意に思っているなら彼を信じてあげなさい。彼、言ったでしょう。かならず追いかけるって」

「……わかった。いこう、シグナム。ヴィータ」

「よろしいのですか?」

「うん。だって、約束するって言ってくたから…。それに一刀は約束をやぶらないし♪」

 

涙を拭いて、笑顔に答えるはやてに、シグナムは主の命令に従い、ヴィータは頷いて承知した。

 

「…わかりました。真紅、道を教えてくれ」

「了解。ちょうど、仲間二人を回収したチャチャゼロから目的の場所にいるって連絡があったから、チャチャゼロと合流したからすぐに結界から出るわよ」

「あっ、そういえばあの二人のことすっかり忘れた・・・」

「シャマルたちが泣くぞヴィータ…まぁ実際、私も忘れていたがな…」

「ハハハハハハハ。かわいそうなシャマルとザフィーラ…」

 

ほんわかとなった空気、笑い声を漏れる、そして、一向は非常口の移転魔法陣がある場所に飛んで向かった。

はやてはシグナムに抱かれたまま、後ろのドンパチ轟音と破壊音が鳴る場所を覗き込み

 

(一刀…無事でいてや…)

 

少女は少年の安否を祈るのであった。

 

 

 

-5ページ-

 

 

 

ホワイト・グリントは右手の突撃ライフルでRAYとオウガティルを一体ずつ撃つが、それでも怯まず、白い棘、ミサイル、弾丸を撃つ。それでもホワイト・グリントは回避して、左腕のレーザーブレードでオウガティルに斬りかかろうとするが、危険を察知したのか、すぐに逃げた。

その隙に一体のRAYがプラズマ砲を放そうとしたとき…、

 

「武装錬金!来い、バスターバロン!」

 

走ってくる一刀の手に銅色の核金が銅色に輝いて、五十メートルの巨大ロボが現れて、プラズマ砲を放そうとするRAYに、アッパーで顎を打ち抜き、RAYを上空に舞い上がらせた。

巨大ロボの頭の上に一刀が立っており、その下の銅のような甲冑の巨大ロボは全身甲冑の武装錬金『バスターバロン(破壊の男爵)』である(形は同じで色は銅色)。

バスターバロンは頭に一刀を載せたまま両腕を組んで、ホワイト・グリントの横に立ち。

 

『…なんで、ここにいるんだ。にげろと言っただろう』

「残念がならあんたに従う道理がないし、人がせっかく丹精込めて張った結界をすきほうだいされるのはほっとけないから。特に、鉄の鶏がいたんじゃー非常口用の移転魔法になんか支障に浸すから、鉄即斬で、鶏共を捌いたほうが都合がいいしな♪」

『あと、四分で死ぬことにとになるぞ』

「それはお互い様…。だけど、俺は自分で張った結界を墓標にして死ぬ気はないし、トカゲとロボトカゲと心中するきはない。死ぬなら、はやての膝枕か、シグナムさんかシャマルさんの胸とか、女性の肉体の上で死にたい。これこそ男の本望である」

『…エロ餓飢だなおまえって…』

「あたりまえだ。エッチは男の生命力って、中国拳法の達人の名言をしらないのかサル。まぁ、もっともな理由として結界が破壊されても巻き添えで、町にも二次被害がでるから、ここで被害を止めないといけないしさぁ」

『…止めれるのか空からの攻撃を?』

「尽力はつくすよ。嫌、全力全壊の完・全・防・御の完・全・封・殺で止めてみせる」

『…なんで、そこまでしてやるんだ?嬢ちゃんたちだけ守ればいいだけだろう。守っても町のやつらはお前を感謝しないぞ』

「別に感謝されたいから守るんだじゃないん。ただ、やりたいからやったで、結果的に守ることになってんだ。それに、家の近くで災害地になるは嫌だろう」

『…フン。そうだな』

 

ホワイト・グリントのパイロットが微笑すると、バスターバロンの登場で警戒していた三体オウガティルと一体のRAY、そして、吹き飛ばされて起き上がったRAYが、バスターバロンを標的として、釜を取った。

 

『長話で一分を切ったな。あと三分で軌道レーザーが来る。それまでに、こいつらを片付けるぞ!』

「了解!…ところで、あんたのことなんて呼んだらいいんだ?」

『お前の好きなように呼べばいい』

「そう、だったからこれからもよろしくたのむよ。…白竜♪」

『フン。こちらこそだ。夜天の賢者殿』

 

竜と賢者が交じり合い、白き騎士と銅の男爵は神と鉄竜に挑む。

長い夜の終わりはすぐであった。

 

 

 

-6ページ-

 

 

 

・結界術

元ネタ 結界師

一刀の結界はとある裏の組織の一角の棟梁が使っていた狭間流をまねてつかったもの。

万能で使い勝手よく、ふんだんからこの結界を使っている。最初、術を使ったら棟梁の実家の本家から呼び出されてしまい、棟梁の祖父から無断使用と著作権とかなんたらで説教を食らったことがあった。ちなみに、棟梁の弟たちとは仲がよかったが、弟がケーキを持ってきてトラウマモードになったことは余談である。

 

 

影の移転魔法

元ネタ ネギま

魔法の師匠が使っていた高位移転魔法。影を触媒とし、影があるところ、どこでも移動できるという魔法。移転はもっぱらこれを使っている。

 

 

・氷山「氷神の戦槌」

元ネタ ネギま

ご存知、ネギまの金髪吸血鬼幼女が使っていた魔法のひとつ。氷片を集結させて瞬時に巨大な氷塊を作り出し、対象に向け叩きつける。ちなみにサイズは自由自在で最小で雹一粒から最大で山一個分など可能。また、作る際に周囲の温度を下げるという効果もあるので、氷塊が大きいほど周囲の温度をより下げることができる。

一刀は氷結系は得意であったため、師匠であるエヴァが操作系が苦手な一刀にとくにススメた魔法でもある。

 

 

・雷角「ジオン・レイズ・ザケルガ」

元ネタ 金色のガッシュベル

魔界の王を決める戦いが終わり、人が魔界へいけるように、親友と一緒に独自に研究して、戦友たちと一緒に魔界へ行き、その後、研究として五年ほど魔界の学校に留年して、おぼえた呪文の一つ。ちなみに一刀が持っていた知識と技術を魔界の復興へと魔界の学会に伝授したら後に魔科学とい技術を生み出したことは余談である。

 

 

・特殊磁界(マグネット・ワールド)

元ネタ ニードレス

とある二重人格者の能力。半径100メートルのものを磁石のように吸い寄せたり、反発させたりする。反発するなら「アンチ○○○」と言って発動させる。原理は磁石と同一だが、磁力に適用されない物質でも適用される。

一刀は錬金術の応用でこの能力を再現することができた。ちなみに、本家から著作権料として、百万円ほど要求されたことは余談である(もちまえの無意識フラグ建設能力で話をはぐらかした)。

 

 

・バスターバロン(破壊の男爵)

元ネタ 武装錬金

全身甲冑(フルプレートアーマー)の武装錬金なのだが、実際は身長57メートル、体重550トンという巨大な体躯を誇るロボットである。また、原作のと違い、色は銅色で、特性は、一刀の影響なのか一部変化していた。しかし、その巨大さゆえに破壊力は抜群で、巨大戦にはもってこい。光の巨人の世界では怪獣と戦った経歴がある。しかし、狭い空間では使用しづらく(ボディパーツの一部だけを発動することもできるが、それでも大きすぎるほど)気軽に錬金できない。バスターバロン自体の能力として、背中のガンザックからの噴出による突進・短時間の飛行も可能。

 

・真名開放

チャチャゼロが持っている宝具の力を解放する。ただし、開放すると膨大な魔力と解放後の負担が伴うので、連続で真名の開放ができず、一日一回しか使用できない。それも宝具一個だけ。使用後は負担によって、一時的に身体が停止する(意識だけは停止しない)。

 

 

・出現「三流マジシャンの悪意ある刀剣串刺しマジック」

敵に身体に刀剣を生やすスペカだが、実際はチャチャゼロがいたずらに作ったスペカで、皮膚の表面に魔力で作った刀剣をくっつけただけなので殺傷能力は無い。注意をそらすのに役立つ。

 

荒鋸「テキサスチェーンソー」

刃に流した魔力を鎖鋸の刃にして、剣をチェーンソーに変える強化スペカ。攻撃力が高く、鋼鉄でも破壊し切断する。

 

 

説明
もうすぐ夏休み。
そのため、課題もいっぱい。
なので、当分は課題レポートを終わらすために投稿は秋くらいになるかもしれまえせん。
ご幼少ください。by作者
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