星降る夜に 30 |
岳「おいおい、めちゃくちゃだな・・・」
アリーナの惨状はまさに地獄絵図だった。あらゆるところから煙が上がっていた
一夏「あ!!岳!お前どうやってここに!?」
岳「そんなことはどうでもいいだろ!二機侵入したって言ったがもう一機は!?」
一夏「あっちで鈴が相手してる!」
岳「分かった!お前はもう少し持たしてくれ!」
凰の所に行き交戦している所に参上する
鈴「あ、あんた!」
岳「事情は後だ!凰は一夏の援護に回ってくれ!こいつは俺がやる!」
鈴「わ、分かったわ!死ぬんじゃないわよ!」
とは言ったものの・・・さっきのレイゲンとの戦いの所為で体力が完全までには回復してない・・・早めに決めるのが最良だな
岳「おい、引くなら今のうちだぞ」
無名IS「・・・・・」
岳「???なんだ?人の気配がしない?・・・まさかとは思うけど・・・」
けど、確証がないな・・・確かめるか!
岳「悪いが引く気がないなら攻めさせてもらうぞ!」
出来るだけ大きい一撃を浴びせる。セシリアと同じオールレンジ攻撃が可能な兵器・・・”グレイセス”を使用する
岳「悪いが、セシリアのブルーティアーズとは数と質が違うぞ、俺のは合計10基ある攻撃範囲も結構広い」
その分操るのが大変だがな・・・訓練しといてよかったよ。双鬼龍は二機を変更だけでなく、スペックが高い分操る兵器も高難易度だからな
岳「さぁ!正体を教えてもらうぞ!」
左、右、上、下から攻めていく、腕にセットしてある銃を撃つ!
無名IS「!!!・・・・・」
岳「驚いているようだが、人が乗っているはずなら、少しは声がするはず・・・やっぱり、無人機だったか」
可能性としてはあったが少なかったが、ありえなくはなかった
岳「まぁ一つでけ安心できることは・・・・・殺しても問題ないことだな!!」
ISを一度解除してもう一度纏う
岳「双鬼龍・鬼神モード・・・早めに決めるならこれだな!雷光双剣!・・・さぁ、雷鳴の一撃、くらえ!」
無人機に一気に詰め寄る!こちらの意図が分かったのか、後退するが間に合わない・・・
岳「片腕貰うぞ!」
相手の右腕を切り落とし、距離を取る・・・やっぱり無人機だな、悲鳴もなければ血も出ない
岳「悲しい奴だな・・・お前が人間だったら良かったのにな」
無人機『ギィィィィィ!!』
怒り狂っているように見える。しかし、右腕の損傷がひどいため、うまく俺に攻撃が当てられないらしい・・・・・すると
一夏「セシリア決めろ!!」
セシリア「了解ですわ!!」
あっちもそろそろ終わるな・・・俺も終わらせよう
岳「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
無人機「ギィィィィィィ!!」
此方にレーザーを撃ちこんでくる無人機・・・俺はそれをギリギリでかわし、剣を体に突き立てた
岳「終わったな」
千冬『ご苦労だったな藤代。戻ってこい』
岳「了解です」
岳「で、なんでお前は怪我をしてるわけ?」
一夏「えっと、無人機に攻撃されそうだったから、突っ込んでいった」
岳「・・・・・俺は今ほどお前を馬鹿だと思ったことはない」
一夏「うっ!・・・・・」
セシリアの攻撃で決まったと思い、油断したのがいけなかったのだろう
一夏「でも、あのISはなんだったんだろう?」
岳「さぁな、今となっちゃ関係ない感じだな」
実をいうと・・・あのISはコアが登録されていないものでできていると言っていた。フェアレーターと協力関係にある組織の者だと俺は思っている
岳「ともかく、お前は怪我直すが先決やろ?大事にな」
一夏「おう」
そい言い残して帰ろうとしたとき?????
鈴「ひゃい!!?」
岳「・・・・・何やってんの?」
鈴「な、なんでもないわよ!////」
岳「・・・まぁ、頑張ってな」
何か文句を言う凰を無視して即座に保健室から去って行った
次回「転校生は男の子?秘密は心の中に」
シャルル「これからよろしくね」
岳「新しい男の子か・・・世も末だね」
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マッチリーグに侵入した無人機ISと戦っていた | ||
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