文章訓練108 |
あくまで私の思いつきと推測でしかないお話なのですが、男性は女性がきついタイプの美形であったり整っていれば整っているほど絶対にただ一人の男性だけがその女性を独占してはいけないと考えている節があると思うのです。
この辺の男性の心理を如実に物語っている作品をこの場を借りて紹介させてもらうなら魔木子先生の「QUEEN BEE ―女王蜂―」という作品がよくその実態を表していると思います。
とにかく綺麗で魅力的に見える人はたった一人の持ち主だけが独占してはいけない仕組みの世の中になっているのは、私の今までの経験や体験から言ってもまず間違いないと思います。また、この状況は美形のホモの男性の場合にもまったく同様のストラクチャが当てはまると思います。
でなければ、明らかに交際者やパートナーがいる相手が接客に走らないとならない状態に陥らせられる筋合いはまったくないと思うからです。
だいたい、頭が良ければ、一月にどれくらい稼げれば家族の人数分だけ養えて生活することができるか考えればすぐに分かることなので、そういう状態に陥っている人がいつもいつも美形だった場合は、そういう状況下に陥ってしまうこと事態が明らかにわざとだとしか考えられないからです。
つまり持ち主は極力気に入ったタイプを与えるけれど、絶対にその後、他の多くのその美形を好みのたくさんの人の相手をしないとならないように促したり脅しをかけ続けて行っているのは、今までの成り行きや経過を見ても明白だからです。
そんなことはない、頭が良ければ、美形であってもきちんと稼げて接客に行かなくても普通の仕事だけで人並みの給料がもらえると言うのは、何年か前のたくさんの大企業の大リストラを見ても絶対に嘘八百のような気がするからです。
トロイという映画に出てくる実在していた過去の世界三大美女と言われていたヘレナも、生まれつき美しすぎたために、ただ一人のものになってはならなかったから大戦争になってしまったらしいという筋書きにもその真実がよく見て取れると思います。―確かそのように書いてある文献をその映画が上映されている頃にネットか映画パンフレットで読んだのです―映画は私も見ましたね―男の世界で言えば、綺麗な人は全員ではないので抽選みたいなものだから、たった一人で独占してしまうと他の外れた男性陣からずるいと思われ、妬みや反感を買ってしまうので進んで他の大勢にも提供しなさいと言っているかのように思えるし、その際、もし拒んだなら、あらゆる多くの宣伝媒体で思いっきり恥を掻かせたり、勝手に作品や商品の代用品にして売り飛ばして良いと思っているとしか今の段階ではどうしても思えないのです。