Element fairy第32話 |
ぽたぽたと、垂れる血滴
初めは、大量に出ていたものの
今では、雷幻の飛びながらの止血によって大量に出無くなったものの
またいつ、大量に噴き出してもおかしくない
「理子!頑張れ!すぐに病院に付く!」
雷幻が必死に理子に呼びかける
羽山病院につき
雷幻が、あらかじめ念話で伝えていたので
病院前にはベットを用意している隼人、聡子、他看護婦が数名
待っていた
「隼人兄、理子を頼む」
雷幻の言葉を聞き隼人は
「任せろ、お前の恋人は死なせたりなんかさせない」
その言葉と同時に
「理子!」
遠くから女性の声が
その声の主の名前を雷幻が呼ぶ
「すみません、燐香さん、俺が、不甲斐ないばかりに、理子を傷つけてしまって」
涙は流してないものの、雷幻は悲しみでいっぱいである
どうな言葉を言われてもいい
雷幻は覚悟を決めていた
しかし、燐香から聞こえてきた言葉は
「頭を上げてください、貴方は悪くない、この子はきっと貴方を守るために傷ついた、だから、自分を責めないで」
優しい言葉だった
その言葉を聞き雷幻は、声は出さないものの涙を流した
「ほらほら、泣かないの、かっこいい顔が台無しよ、泣くくらいなら私の後をつけてきたハデスの相手をお願いね」
ハデス、その名前を聞き雷幻の涙が収まり警戒をした
それと同時に燐香達は病院内に避難し
雷幻は、結界を張った
「久しぶりだな電光雷幻」
ハデスから放たれた一言は自分の名前だった
「久しいなハデス、なぜ、魔族七人衆のお前がここにいる!」
雷幻は波動の剣を構えて問いただす
するとハデスは不敵な笑みを浮かべて
「貴様を殺しに来た、覚悟しろ!雷幻!」
ハデスも闇の波動を発動させ
雷幻に斬りかかった
二つの波動が激しくぶつかる
2人共、本気を出しているようにみえる
つまり、ほぼ互角である
「あのときよりもつよくなってやがるな」
「当たり前だ、貴様らを殺すことだけを考えてきたからな」
お互い一歩もゆずらず
激しいぶつかり合いである
しかし
「左手がお留守だぜ!」
ハデスの右手の剣に雷幻の左手が斬り落とされる
「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!」
普通なら、ここで元素の力を使うはずだが
「麻痺毒か」
ハデスの剣には麻痺毒が塗られており斬られたとこの神経が麻痺し例え元素の力を使っても
まともに、左手が動かない
仕方なく雷幻は左手を雷の精霊の力で復元した
「貴様は、また、足を失う」
ハデスがそう言った瞬間
雷幻の二本の足が吹っ飛んでいた
が、雷幻はそれを予想しており足の神経を無くし痛みを抑え雷の精霊の力で足を作り出した
「これで終わりだ」
ハデスの剣が振り下ろされるが雷幻には、当たらない
何故なら
「遅いんだよ」
ハデスの剣が振り下ろされる前に雷幻は、ハデスの背中をとった
「なに!?」
ハデスは振り返ろうとするが
それよりも早く雷幻が
「まずは一つ」
ハデスの三つある心臓の一つを壊す
「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ハデスが悲鳴を上げるが雷幻は
「二つ目」
ハデスの二つ目の心臓を壊す
「貴様ぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ハデスが最後の抵抗をしようとしたが
それよりも早く雷幻は動き
「これで、終わりだ!」
ハデスの最後の心臓を壊した
それと同時にハデスは、闇となり消えた
後書き
更新遅れてすみませんでした
最近アイディアが浮かばない時が多かったので
遅れてしまいました
説明 | ||
今回、七人衆の一人が現れます | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
546 | 533 | 1 |
コメント | ||
ディーンさんハデスが倒れても、まだ、六人居ますそれに、この後ややこしい奴が出てくるかもです(雷光夢幻) 最新話が登校されていた、きずけなかった、ハデスを倒しましたね、でも、敵はまだまだやってくるぞ、みんな頑張れ。(ディーン) |
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