吐露
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          「吐露」

 

 

          知っていたよ、知っていたよ、知っていたよ、知っていた

          正に君が 僕の((厭|いと))う 最たる人種と知っていた

          知っていたよ、知っていたよ、知っていたよ、知っていた

 

          君が誰かを歪めて話し 僕も何処かで言われてたこと

          おんなじ顔でおんなじ口で逆境ヒロイン((囀|さえず))る様を

          知っていたよ、知っていたよ、知っていたよ、知っていた

 

          ――それでも見限ることもなく

          その背を少しは支えてたのは

          君に覚悟があるのだろうと

          微か 希望を持ったから けど

 

          結局君も 駄目だった。

 

          知っていたよ、知っていたよ、知っていたよ、知っていた

          それが手段で道具であると それが願いで望みでないと

          知っていたよ知っていたよ知っていたよ知ってたの。

 

          ――君も知っててごっこをしたろ

          恋人ごっこをしていたの

          けれど知らずに居たかも君は

          君を辞めたその時に

          たった((一抹|いちまつ))微かな((縁|えにし))

          最後の「興味」も失せたこと

          知っていたかな、知っていたかな、知っていたかな、知ってたら。

 

          

 

 

 

          ――それはなんて粗末な縁で、

 

          なんて、粗末な仲だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
昔のは中二って感じだけど最近のはポエムって感じ

設定ちょい変えました。多分こっちのがしっくり。
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創作 詩もどき 恋人 吐露 

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