＜大阪さんと和歌山さん＞（制作中）

こんにちは、初めまして！和歌山です。

何だか、日本一名前と位置を覚えてもらえない県らしいです。

・・・・私って、地味なんでしょうか？

自分なりに色々頑張ってるんだけどなぁ・・・・。

そんな疑問を解決すべく！

私は大阪ちゃんの所に足を運ぶことにしたのです！

・・・が。

「・・・・あ、大阪ちゃん!久しぶりやね！」

「は？え・・・・誰やったっけ？？」

「え？あ・・・ははは！何かやたらなボケやなぁ！和歌山やよ！和歌山。」

「和歌山・・・？」

大阪ちゃんは、凄く難しい顔をして、頭を抱える。

「・・・・大阪ちゃん？」

「・・あ！！和歌山？和歌山かぁ！何かえらい久しぶりに会うたから、忘れてもうてたわ！」

あはは、と苦笑を浮かべて、大阪ちゃんは私を見た。

「あはは・・・嫌やわ、大阪ちゃん。・・・ボケてなかったん・・・？」

どうやら、私は親友にさえ忘れられてしまう存在のようです・・・。

「・・・んで？和歌山。今日はどうしたん？」

「あ、うん・・・。大阪ちゃんは、私のことどう思ってるん？」

「え・・・？どう思ってるって・・・？」

徐々に顔を赤らめる大阪ちゃん・・・・。

・・・・って！

「何考えてるんよ？！そう言う意味とちゃうよ！」

「え？違うん？・・・ビックリしたぁ！和歌山にそっちの趣味があるんかと・・・。」

「どっちの趣味なんよ？！」

「でも・・・和歌山やったら、良いかなとか思ったり・・・・。」

「大阪ちゃん・・・・。」

・・・・と、アホなやりとりはここまでにして。

「和歌山のこと、どう思ってるかって？」

大阪ちゃんは、きょとんとした顔で私をみます。

「うん・・。何か、私って地味じゃない？」

「へ？」

「いやいや、今更何言うてんの？こいつ、みたいな顔でこっち見んといてくれる？傷つくから・・・。」

「ごめんごめん。・・・・え？和歌山が地味？誰がそんなこと言うたん？」