魔法少女リリカルなのは-転生者が(強制的に)往く強すぎてニューゲーム- |
――――――――――めっ!駄目っ!まって!
***が泣いている。
そうだ・・・やったと思って気を抜いた瞬間にデカいの撃ってきて…庇ったんだっけ?
まぁ間に合ったようだし?止めは完全に刺せたから…うん。いいか。
しかし死亡フラグって考えるだけでも立つんだな…これは知らなかった。
とりあえずこいつの事安心させなきゃ…無理かな?真っ二つだし。
まぁ・・・やるだけやろう。なるたけいつも通りに、作ったような口調で。
――――――――――心配するな・・・俺は死なない・・・いや…死ねない…かな・・・?
――――――――――っ!喋っちゃだめ!すぐに治すから!
***が回復魔法をかける。当たり前だ。俺が死ぬ事になるような戦闘の後だ。
自分だってすっからかんだろうに無茶をする・・・***の悪い癖だ。
死ぬ前に直してやりたかったが無理だったか。
――――――――――お前にはさ、話したろ?俺はっゴホッ!何回でも転生するんだぜ?
――――――――――でもっ!またそうなるか分かんないでしょ!?それに私はもう会えなくなるっ!こんなところでさよならなんて嫌だよ!
――――――――――大丈夫さ…俺は寿命以外じゃ死ねないんだ…それにさよならじゃあない…。
お前が会いに来れないんならこっちから方法見つけて会いに行くだけだ・・・。
だから今言うべきなのは
いつか必ず、また会える。
その時が来る、それまでの間。
いつになるかは、わからないけれど。
再会の約束、気持ちを乗せて。
――――――――――またな、***
――――――――――” ”!?” ”!!?いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!?
意識がまどろむ。視界は既にない。体の感覚も消えていく。
そんな中で思うのは一緒に戦った仲間、思い出。
何度も命の奪い合いをしたライバル、強敵、宿敵。
そして最期に思う・・・
――――――――――あぁ、今回もまっとうには死ねなかった。――――――――――と
・・・・・・・・・と、これが大体3日と15時間ほど前の記憶。
ん?何で生きてるかって?生きてないよ、死んでるよ!
「って俺は誰に話してんだホント。まぁいいか、独り言だって立派な暇つぶしだ」
まずは居るかも知らん誰かに自己紹介だ。
俺の名前は黒夢 嘉皇≪くろゆめ かがみ≫だ。かおうじゃないぞ。パブは売ってない。
歳は忘れたが生年月日は1990年代の10月19日だったはず。一応前回の享年は34だ。
年が曖昧だって?お前らは何億年かも判らん程前の事なんぞ思い出せないだろ?
むしろ年代と月日を覚えてる事を褒めて欲しいくらいだ。
趣味はサブカル全般、というか楽しい事なら何でもおkの享楽主義だ。
口調が安定しない所為でよくいつもふざけてるとか言われるがこっちは真面目な時は大まじめである。勘違いすんなと。
はいそこ!何で死んだとか言いながらこんなに落ち着いてんだとか思ってるだろ?
それには理由があるんだが、実は死んだのはこれが最初じゃない・・・というか2、3どころじゃあない。
序でに言うとその度に転生しているからこの空間にもなれたものなのだ。相変わらず目に悪いとは思うがな。
そんな何回も転生する事になった原因さんはもうすぐ来るとは思うんだが……
最初のころは死に次第お迎えしてくれてたのになぁ…。
前にあった時は最近忙しいとか言ってたし仕方ないズダダダダダダダダダ!!!のかねって来たようだね。
なら今は話はここまでだ。
キキーッ!!
「嘉皇さぁぁぁぁん!すいませぇぇぇん!おまたせしましたぁぁぁぁぁ!」
さて、今回はどこに送ってくれるのかな?俺の旅の元凶さん?
説明 | ||
暇つぶしで始めました。処女作です。 整合性やもろもろをブン投げた物になる事が予想されますので生温かい目で見守ってやってください。 何度も転生を繰り返した主人公は魔法少女の世界でどのように生き、何を思い、何を成すのか。 「目標は幸せに生き残る事」 技や能力のみいろんな作品から登場します。 |
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