真・恋姫無双〜項羽伝〜 |
第一章2話 項羽誕生
次の日の朝、布団の気持ちよさを感じながら一刀は二度寝をしようとしていた。その時
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
誰かが扉を蹴破ってきた。
??「起きろ!!!北郷。朝だぞ早く支度をしろ!!」
一刀「うん〜〜むにゃむにゃ。いったい誰だこんな朝から騒いでるのは・・・何だ項粱さんか。・・・(一刀君お着がえ中)・・・で、朝から何をするの?」
項粱「なにを言いている。昨日言っていただろうまだ確かめたいことがあると。だから死合をするぞ!!」
一刀「ん?・・・何か字が違った気がするけど、気のせいかな?」
項粱「なにを言いている北郷、気のせいなわけあるか!!(笑)」
一刀「だよね〜〜〜気のせいじゃないの!!!」
虞美人「成さま朝から何をしておられるのですか?」
項粱「あ〜涼か、昨日は北郷がどんな成りか確かめたから今日は武のほうを知ろうかな〜と」
虞美人「成程確かに気になりますね。しかし、成さまが直々にお相てしなくて・・・(一刀さんは私と同じくらいの武ではないの?・・・・キャ私たら一刀さんだなんて/////)」
項粱「(やっぱり涼は気づいておらぬか。一刀のあの時の言葉を)いや涼よ、私でないとだめだ。じゃないともしかしたら怪我人が出る」
虞美人「?どういうこと?わたしが相手するとあの人が怪我するていうこと?それとも・・・」
一刀「あの〜俺て武器どうすれば・・・・」
項粱「あ〜悪い悪い。どうするお前が持ってきたこの二本の刀にするかそれとも練習用の木剣にする?」
一刀「う〜ん・・・なら木剣にします二本貸してもらえますか。まだこの体に慣れていないのでいまいち感覚がわからなくて。もしその二本の刀を使うとお互い何が起きるかわからないので・・・」
項粱「わかった。そらよ。涼審判たのんでいいか?」
虞美人「はい、わかりました。・・・・・・お二人とも準備はよろしいですか?((コク))では、初め!?!」
項粱は刃挽きした大剣を肩に担ぐように構え振り下ろしながら一刀にせまってくる。
それに対して一刀は構えようとしないただ両の手をだらりと垂らしているだけだった。
これを見た項粱と虞美人は半ば後悔した。自分たちはあまりにも過大評価しすぎたのかと・・・
しかし、項粱の大剣が当たると思われたとき急に一刀が自分たちの視界から消えていた。
項粱は一刀を探すため周りを見回したら自分の後方数メートルにいるでわないか・・いったい何が起きたのかと涼を見ても涼も理解できていなかった。
一刀「やっぱり慣れた体の大きさじゃないから変なとこ行っちゃったよ////」
項粱「北・・・郷・・今のは・・何・じゃ」
一刀「え?あれは単なる瞬歩だよ。それがどうしたの?っあ、もしかしてこの時代になかった?」
項粱「ただの・・瞬歩・・じゃと、いや一応こちらでも存在はする。しかし、この様に一瞬であそこまで早く気づくことさえできなことは今までではありえなかった・・」
一刀「へ〜その言い方だと何度か見たことあるまたは使えるのかな?ま、いっか。今回は、使わないようにしよう体が慣れてないしね」
項粱「ん、その言い方気に入らないね。まるで私が・・・弱い・・みたいじゃないかッッッ!!!!!!!」
その言葉の後に周囲にすごく濃密な殺気と覇気が展開された
きゅうのことに驚く一刀で、いったい何が気に障ったのかわからないと考えていた。
項粱「始める前に言っただろう。これは死合だと・・・。人を殺す気持ちで来い!!!ではないとこちらがお前を殺すぞ!!」
一刀は改めて気づいた。ここが自分の生きてきた世界ではないこと・・・、そして目の前にいるのは、この時代にとって少し昔楚の大将軍であった項燕の娘である。親の姿や技を見ているはずであるし戦場に出ている可能性もあった。自分の考えの甘さに気づいた。
一刀「項粱さんすみませんでした。自分の考えがあまかったみたいです。」
そして一刀も意識を集中し始める。しかし一刀は殺気を受けるのは初めてといっても過言ではない。今までは祖父と仕合や鍛錬で少し殺気がどのようなものかと学んだだけで現代の日本ではほとんど触れることのないものだったからだ。
項粱「どうした・・少し震えてるみたいだが?」
一刀「ええ・・純粋な殺気というものを初めてかんじたので・・すこし怯えています。しかし、俺もただでは負けません・・・・覇っ」
そういった一刀から項粱がいままで見たことのない覇気と闘気があふれてきた。
項粱「ほう、これは素晴らしい・・・では改めて逝くぞ!!!!」
二人同時に駈け出し始めた。一刀は二刀に気を纏わせ速さで攻め項粱今までの経験と勘をくしして一刀の速さを防ぎながら力で抉るように攻撃をかけてきた。
ズッガンッッガガガガガガガ、キンキン、バシュン
項粱「なかなかやるな・・ここまでやれるとは思わなっかったぞッッッ!!!!」
一刀「項粱さんもすごいですね、俺の速さ特化の型についてこれるなんて思いもしませんでした。では・・少し攻め方を変えますかッッ」
そう言って一刀の攻撃は速さから技の型に変わっていった。
項粱「なっっ攻撃の重さが!速さはすこし遅くなったが・・・・今度は虚の攻撃や返し技など多彩な攻めが多くなっただと」
一刀「ハハハハハッどう項粱さん今度はこんなのはどう?」
今度は一刀の攻撃がだんだんと重くなっていき受けることができなくなっていった。
項粱「なんて馬鹿げた力だ!受けることができん・・・(なんなんだこの北郷の力はまだ底が見えない)ガンッ クッ 油断した!!」
一刀「考え事している暇はありませんよ!! ハアッッ」
ドガンッッッ
そして項粱の大剣が空に飛んでいき一刀の剣が項粱の喉元に突き付けられていた。
虞美人「・・・・ハッ、勝者北郷!!!」
一刀「フウ〜〜〜、何とか勝てたな・・・」
項粱「よく言うよ・・・まだ力の半分も出してないくせに」
虞美人「なっ、それは本当なんですか」
一刀「えっ、ええっと・・・うん。2〜3割ていどかな////」
項粱「は〜やっぱりか。それにしても全然底がみえないね〜」
一刀「うん。よく言われる、しかも爺ちゃん俺の武の師匠からお前はまだ成長を始めたばっかしだとも言われた・・・」
虞美人「まだ成長が始まったばっかし!!!???あなたどこまで強くなりたいの?」
一刀「わからない・・俺はなんのため強くなるのか如何したいのかも・・・」
項粱「お!それならちょうどよいな・・北郷、お主これからどうするか迷ってるなら儂のところに来ぬか」
一刀「え!!いいんですか?こんな身元もわからないのに・・」
項粱「ああ構わん。しかし、ひとつ条件がある。それは・・・・」
一刀「それは?」
項粱「それは儂の養子になれ!!!!!!!」
一刀・虞美人「!!!!養子ッッッ!!!!」
一刀「・・・・なぜ養子なんですか?」
項粱「うむそれはだな・・・まず一つに項家のあとを継ぐものがいないことと・・北いや一刀おまえの人柄そしてその武をみて私の息子にしたいと思ったからだ!!!!」ドヤ!!
一刀「(いや・・ドヤ顔されても)はあ〜〜少し考えてもいいですか?」
項粱「うむ。なら明日までに考えておけ。ではいくぞ涼」
虞美人「はい(あのときの・・・このことを考えられていたのか。出来れば・・ここに残ってほしいなここら辺同世代の子がいなくて寂しいし・・)」
部屋に戻った一刀はあることを考えていた・・・・
一刀(それにしても俺が項粱さんの養子とは・・ほんとはあの清楚の覇王と呼ばれた項羽が養子になっているはずだし・・そして虞美人か・・俺はどうしたら、明日まず項羽という人物がいるか確認して決めよう)
その頃、項粱と虞美人は・・・
項粱「はっはっはっはっはーーー!!!!今日はとても気分がいいぞ!!あんな逸材を見つけることができるとわ。これかが楽しみでとても酒がうまい。涼よつまみをジャンジャンもってこい今日は飲み明かすぞ!?!?!?」
虞美人「は〜い、少し待ってくださいもうできますから。あと、飲みすぎて明日の仕事に支障を出さないでくださいね!?」
そして夜が明けて一刀の部屋で項粱たちが集まり・・・・・・・
項粱が吐いていました(笑)
項粱「オロオロロ〜〜〜〜〜・・気持ち悪い・・・頭痛い・・」
虞美人「だから言ったじゃないですか。飲みすぎるなと」
項粱「ごめんなさい・・・・ウルウル」
一刀(何やってんだこの人・・でもなんだろう涙目かわいい)
少し時間がたち・・・
項粱「改めて考えはまとまったか?」
一刀「(さっきの見た後だと全然威厳てないな)はい。しかしその前に聞きたいことがあるのですがよろしいですか?」
項粱「ああ、なんだ?」
一刀「えっと、この世界にというか項家に項羽という人はいないのですか?」
項粱「!!!なぜその名を・・いや未来から来たといっておったし知っていたのか?(コク)そうか・・・項羽とは私の姉夫婦のこどもっだったものの名前だ」
一刀「こどもだった??」
項粱「ああ。姉夫婦ともども流行病で死んでしまった・・・」
一刀「そうですか。すみません知らぬとしてもこの様な事を聞いてしまって」
項粱「いやよい。それでどうするのだ?」
一刀「はい・・俺は項粱さんの息子になろうと思います」
項粱「!!そうか、ありがとう。私もこの年になって子がいなくて・・・とてもうれしく思うよ。そういえば一刀の名をどうするかな?」
一刀「名をですか?」
項粱「ああ。今の時代二姓で字、そのうえ真名がないとな・・・・」
一刀「それならせっかく項粱・・母さん・・の息子になったから姓は項で名を羽、字を北郷、そして真名を一刀てするのは・・・」
項粱「母さん////////////////////////////////////////////////////////////////////////」
一刀「どうしたの?やっぱりだめっだた?・・・・(´・ω・`)」
項粱「そっそんなことはないぞ一刀!!!!ちょっと母さんて言われたのがうれしくて呆けていただけで・・・て、何を言わせるーーーー!!」
虞美人「(落ち込んでる一刀さんカワイイ〜〜〜〜)成さま落ち着いてください!!」
項粱「あ、ああ。それにしても項羽北郷か、いい名だな。それじゃ改めて名を名乗ろう!!姓は項、名は粱、字は籍そして真名は成!!これからよろしく頼むぞ息子よ」
虞美人「では、私も名は虞美人、真名を涼と言います。これからよろしくお願いします。一刀様ニコッ」
一刀「ああ、これからよろしく成母さん、涼」
そして、これから一刀のとって楽しく、つらく、悲しい生活が始まった・・・・・・
あとがき??
はいーーやっと項羽という名をだせました
これからの展開ある程度決まっていますがどうしましょう、ちゃっちゃ進めるか日常的なのを入れるか何か希望あるかた意見お願いしますm(_ _)m
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やっと項羽です | ||
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コメント | ||
どらさんの指摘にあるとおり「わ」と「は」の使い方がおかしいのと、漢字表記すべき単語がひらがなになってたり、以前指摘されてた本郷表記もあり、読み辛い部分が目立ってる印象です。(まひろ) 「でわないか」は普通「ではないか」ですよ こだわりで「では」ではなく「でわ」を使っているのならすいません(どら) 項羽って「項籍」が姓名で、「羽」は字だったような気がしますけど……通常は項羽で通ってますし、諱は家族とか限定された者にしか呼べないものだからおかしいというわけではないですよ?しかしまあ、この時代に一刀が行くのは中々珍しいのでは?この時代に一刀の祖父が行ってたとかなら見たことがありますが。(Jack Tlam) |
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