真・恋姫無双〜項羽伝〜 |
第一章5話 武器と仲間、そして・・
呉に着いた一刀たち一同は・・・・
蓮乱「やっと着いたか・・取りあえず俺は上に報告してくるよ。冥生お前は一刀たちに家と鍛冶屋教えといてくれ」
冥生「そうですね・・・では、一刀殿たちは私たちの家に住まわれ(ちょっと待ってくれ)はい、なんですか?」
一刀「いや、俺たちにそこまでしてもらわなくても・・」
冥生「いえ、ただ新しい家を買われて離れた場所に住まわれると正直言って会いに行くのがめんどくさいので私たちの屋敷に住まわせようというだけです」
一刀「・・・そうですか。ならわかったお前たちの家に住まわせてもらおう。家賃代わりに仕事の手伝いでもしてやるから」
冥生「ああ、それわありがたいですね。じゃあ、取りあえずついてきてください」
屋敷に着いたら荷物を降ろして冥生に町の案内をしてもらった。
一刀「・・・あんまりにぎわってないな(クイクイ)ん?」
涼「旦那様あそこに子供が倒れてます」
一刀「なに!?ちょっと行ってくる・・・・おい、坊主どした?」
こども「・・おな・か・・す・い・・た」
子供を抱えて戻ってきた一刀は
一刀「冥生悪いんだが先に飯屋にいこう・・」
冥生「わかりました。さすがに私も子供の行き倒れを見捨てるほどひどくありませんよ」
近くの飯屋・・・・
子供「ハグハグモグモグハグハグモグモグ・・・モキュモキュモキュモキュ」
みんな(なに!このかわいい子持って帰りたい!!!)
食事が終わり・・
一刀「さて坊主、お前何であんなところで倒れていたんだ?」
こども「家族・・死んだ・・一人ぼっち・・ご飯ない・・」
一刀「そうか・・・・・なあ、冥生、成母さん・・」
成「ああ、かまわんよ」
冥生「部屋はいくらでもありますよ」
一刀「二人ともありがとう。・・坊主もしよかったらだが俺たちのところに来ないか?」
こども「(コテ)いいの?僕なんかが行っても」
一刀「ああ大丈夫だ、みんなお前を歓迎するよ」
そういいながら、優しく頭をなでてやる。
こども「ありがとう・・あり・が・・と・ウ・・・ウウうウウエッェェェェ」
みんな子供が泣き止むのを待ち各々自己紹介をする
こども「僕の名前は姓が呂、名が馬童、真名が勇です」
一刀「(そうか、勇が)俺の名は項羽、字が北郷、真名を一刀という。よろしくな勇。」
勇「うん。よろしく一兄」
涼「私は一刀様、旦那様の妻の虞美人です。真名は涼です。よろしくね。(ニコ)」
勇「お願いします、涼おねいちゃん」
冥生「わたしは、周光、字が公越、真名を冥生です。」
勇「よろしく。冥生おねいちゃん???」
冥生「ゆ、勇君わたしはお兄ちゃんだからね・・・」
周り(クスクスクス)
成「最後に儂だ。一刀の義母で項粱、字を籍、真名が成だ。よろしくな勇坊」
勇「うん、成おばちゃん」
ピキ―――――
成「ゆ、勇坊儂はまだお・ね・い・ちゃ・んだからないいな(ニコーー)」
冥生「クスクスクス」
勇「うん!」
成「よしいい子だ。・・・ただ悪い子には・・仕置きをしないとな」
冥生「え!!・・・ひーー・・だーれーかーたすーけーてーーー」
少し時間がたちぼろぼろの冥生とすっきりした成がいました。
一刀「さて、そろそろ鍛冶屋に行きますか」
冥生「そうですね」
冥生「おーーい誰かおらぬか!!」
??「あいよーー何か用かい?」
一刀「すまんな急に呼んで。人から聞いてここが町一番の鍛冶屋で設備も整っていると聞いてな・・・頼みたいことがあるんだがいいか?」
??「内容次第だな・・」
一刀「ああ、実はここの設備を貸してもらえないだろうか。あるものを作りたくてな」
??「あああん!!何言ってんだ!ここは俺の仕事場だぞ何言ってだよ」
一刀「そこをどうか頼む。俺の大切な友のために武器を作りたいんだ」
そう言って一刀は土下座をしながら頼んだ。
??「クソ、わかったよ「それでは!!」ひとつ条件がある「それは?」俺と仕合して勝ったらここを使わしてやろう」
一刀「わかりました・・私の名は項羽北郷。あなたは?」
??「俺は、趙歇という。よろしく頼む項北郷殿」
町のはずれの広場に行き一刀と趙歇は向かい合っていた。
趙歇「項北郷殿はお強そうですな」
一刀「そちらもまぎれもなくすごい武をお持ちのようだ」
「「では、始めますか(いきますか)」」
一刀「はあああああああああああ!!!!」
趙歇「そーーーーい、そいそいそいそいそい」
ギャンッキンキンキンキンキンキンキンキン
一刀「まだまだーーーー!!」
一刀はだんだんと剣速上げていく
ヒュンヒュンシュンシュンシュンフォンフォンフォンフォン
趙歇「クッ・・なんて速さだ・・しかし・・そこーーっ!!」
趙歇は斬撃の嵐の隙間を縫って攻撃をしてきた
一刀「チッ」
一刀はその攻撃をよけながら後ろに下がった。
一刀「今のは結構危なかったよ・・・フフ楽しいな久しぶりにちゃんと動けるよ・・鍛錬じゃ限界があるからね・・」
趙歇「それはよかった。こっちも楽しいよ。自分より武が高いものを見るのは初めてですからね」
一刀「でもそろそろ決めさせてもらいます。」
そう言って一刀は刀を二本とも収めて中腰になり抜刀の構えをとる。
趙歇「??終わらせるのではなかったのですかな」
一刀「ああ、大丈夫だよこれは一撃必殺でもあるからね」
趙歇「そうですか。では、はああーーーーーー」
チン
スパッ
趙歇「なに!!!!俺の槍が」
いつの間にか超越の槍の先端が切り落とされていた
趙歇「いったい何が?」
一刀「超高速で刀を抜いて切っただけだよ」
趙歇「まったく見えなかったぞ」
一刀「でしょうね、そういう技ですから」
趙歇「ハーーなんだよそれ・・・まあ仕方ない鍛冶場使わしてやるよ。約束だしな」
一刀「ありがとうございます。(だが、その武器を作るときは俺にも手伝わせろ)はい、いいですよ」
四人+1「おーーい、やっと終わったか」
一刀「ん、蓮乱も来てたのか」
蓮乱「ああ、さっきな。しかし、一刀お前結構強いな今度は俺とやろうぜ〜〜〜」
一刀「え〜〜やだよ。今日はもう疲れたし」
蓮乱「えーーなら今度鍛錬に付き合えその時にやろう」
一刀「それなら、いいけど」
趙歇「それおれも参加していいだろうか?」
一刀「いいよ。趙歇みたいに強いやつがいるなら楽しいし(キラキラキラキラキラ)ん?」
勇「あの・・・一兄・・「どうした?」ぼ、僕に武術教えてくれない?」
一刀「勇、何で武を学びたいんだ?」
勇「それは、一兄みたいに強くなりたいし僕もみんな守りたいんだ」
一刀「わかった。勇これから頑張ろうな」
一刀「そうだ、趙歇「なんだ?」お前に俺の真名を預ける」
趙歇「いいのか?」
一刀「ああ、さっきの仕合でお前がどういう人物かわかった。お前は、信じられる奴だ」
趙歇「わかった。ありがたく預かろう。」
一刀「では、改めて姓は項、名は羽、字は北郷、そして真名は一刀だ」
趙歇「それでは俺も姓は趙、名は歇、真名を星龍だ。よろしく頼む」
この後みんなと真名交換しました・・・・・・書くのめんどいので省略します
鍛冶屋に戻り中の様子を見せてもらい足りない機材をどう作るかなど星龍と話屋敷に戻った
一刀「さて機材などができるまで1〜2か月かかるらしいからな・・・・(あと数年したら陳勝・呉広の乱がおきるだろそれまでにできることはしないとな)」
機材がそろう二か月の間に必要になる材料集めに鍛錬に明け暮れた・・・・
二か月後
星龍「一刀言われていたものは作ったぞーー」
一刀「ありがとう。これで心置きなく作れる」
星龍「そういえば勇はどうだ?」
一刀「あの子は逸材だよ。才能の宝庫だ武器では暗記と戟を使わしたらそうそう敵になるやつはいない。いまは隠密の仕方など教えてる」
星龍「それはすごいな・・今度手合せをしてもらおう」
一刀「楽しみにしとけ・・手を抜いたらあっという間に負けるぞ」
星龍「ああ、それより今は武器だな」
一刀「そうだな・・ああ、言い忘れていたけどお前の武器も作るからな」
星龍「なにそれはほんとか!!」
一刀「ああ、まえにお前の武器を壊してしまったしな。そして、まえも言っただろ俺の大切な友の武器を作ると」
星龍「一刀・・・ほんとお前て憎めないやつだな」
一刀「あとな星龍これから見せる技術絶対に他人に見せないでくれ。もし教えるとしても一子相伝としてくれ」
星龍「なぜだ?技術が発展することはいいことではないのか?」
一刀「ああ、その通りだがあまりに逸脱した技術は害にしかならない」
星龍「わかった。その約必ず守ろう」
一刀「では始めよう。我が友たちの矛となり盾となる新たな力の制作を・・・・」
武器を作り始めて六か月後・・・・・
一刀「皆集待ってくれたかな」
蓮乱「待ちに待っていたぞ!!!一刀」
冥生「楽しみにしてましたよ」
勇「何が始まるんですか?涼姉様」
涼「フフ、楽しみにしてなさい勇」
星龍「俺のところだけ最終段階見せてもらってないか俺も楽しみだ」
一刀「まず蓮乱から「おお」これを受け取って「これは?」この剣は『南海覇王』ある仕掛けがされていてある一定量の氣を流し込むと本当の姿と力を見せてくれるよ」
蓮乱「それは今見れないのか?「見せることはできるけど・・・」なら!!「いや、やめておこう。これは蓮乱自分自身で切り開いてほしい。それに、蓮乱はその域に達するしね」わかった。ならやってやろうじゃないか。これからも鍛錬付き合えよ。」
一刀「次に冥生受け取って「ありがとう」この鞭の名は『白虎九尾』これは氣を通しやすい素材で作っていて氣で自分の手足みたいに操れるよ。そしてこれも南海覇王ほどの量じゃないけど一定量氣を流すと少し変化が起きるよ。これは教えとこうかな耳を貸して・・・「へーそのようになるのですか」」
一刀「次は星龍「ああ」この『龍牙』を受け取って。これは、ただただ速さを追及した槍だよ。これには変化というものはほとんどない氣を通すと軽く鋭く堅くしなやかになる。あと使う人の技術次第だよ」
星龍「ああ、わかった。これからも並々ならぬ努力をしよう。友の信頼を損なわぬためにな」
一刀「最後に勇「え!!ぼくですか!?」ああ、こっちに来い。おまえはすごい才能の持ち主だ「ありがとうございます//////」そこでお前の得意とする武器を送るよ、まずこの『人解』
これは暗器で大元、つまりこれだねこれに氣を流すと一定量の暗器が増殖する。次にこの戟『方天画戟』これにはほとんど何もしていないよ。ただ堅く鋭く重くしたんだ。あえて言うなら、武器が持ち主を選び持ち主と成長する。」
勇「一兄ありがとうございます。ぼくもっと頑張って強くなるよ」
一刀「ああ頑張れ。勇お前にはおれの教えれることはすべて教えるつもりでいる。くじけずついてこい」
一刀「あと友であり一番の信頼を置いているお前たちに伝えたいことがあるんだ」
四人「「「「伝えること??」」」」
一刀「ああ俺のことについてだ。俺は・・・」
・
・
・
蓮乱「そんなことが」
星龍「まあいいのではないか、一刀は一刀だし」
勇「だよね。ぼくは一兄のこと大好きだよ」
冥生「ですね。信頼はおける人物ですし」
一刀「ありがとうみな・・・これからもよろしく頼む。そして、俺の予想だと後十年以内に大きい戦が始まると思う。俺はそれに参加して無駄な死人を出さないようにしたいと思う。だからみな俺に力を貸してくれないか?」
蓮乱・冥生「「もとより一刀に我らが一族永遠の忠誠を」」
星龍「お前を見ていると飽きることがないそしてわが無二の友である。この趙歇我が矛をお前に預ける」
勇「ぼくはいつも一緒だよ。一兄」
・・・・三国時代のある一部地域に伝わる伝説にこう伝わっている「覇王項羽はここからはじまり悲しくとも激しく短い人生が始まった。・・・・そして、この時まだ覇王の忠臣は一人足りない、その一人が加わるとき項羽は飛翔する。一人の大切な人とひきかえに」・・・・
あとがき??
次回は周りの成長、戦乱に向かってをかきたいな〜と思います
皆様応援よろしくお願いします
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伏線がたっぷり来たな〜(笑)(劉邦柾棟) | ||
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