真・恋姫無双〜項羽伝〜 |
第二章1話 始動
あの時から五年の歳月がたった・・・・
鍛錬場で勇と一刀は仕合をしていた・・・・
ガキーーン
ギャギャギャギャーーーーー
キンキンキン
勇「そこーー」
一刀「ほーう、其処をついてくるかやるようになったな(ありがとうございます)しかしまだ甘い」
勇「え!」
ギャッン
一刀の横凪の一閃により吹き飛んでいく勇
勇「うわーーーーー」
そして転がって起きたときには一刀の戟『混沌』が突き付けられていた
勇「うーーー・・まいりました・一兄」
一刀「ふー、勇もなかなか強くなったな」
そう言いながら勇の頭をなでる一刀(ハニャーーーー)
勇「それにしても一兄の戟いったい何でできてるの?一撃一撃はすごく重いのに、なんかしなやかさがあるし・・」
一刀「これか?これはお前の方天画戟と一緒だぞ」
勇「え!そうなの・・でも僕のと全然違う気がしたよーー」
一刀「そりゃそうだろ。渡すとき言っただろ持ち主と一緒に成長するって。一応言っとくとなこれ、お前の戟と一緒に作ったからある意味姉妹戟かな・・・形全然違うけど」
勇「えーーそうなの!!そっか使う人によってこんなに変わるんだ・・・ぼくのは堅く鋭さが増したような気がするし・・・」
一刀「いい勉強になるだろ。武器の成長の仕方で主の特性がある程度把握できるしな」
勇「うん。そうだね・・(グウウウゥ)お腹すいたな〜〜〜〜早く戻って涼おねいちゃんのご飯食べよう一兄〜〜」
一刀「そうだな・・(ん?)俺はあとかたずけして行くから先に行ってろ」
勇「うんわかったーー」
一刀「(それにしてもっ育ったなーー最初あったときは140pぐらいだったのにもう165pぐらいあるぞ・・・まあその分俺も育ったんだけど今は元の世界と同じぐらいの歳なのに190pちょっとはあるしな・・・・)さてそこにいるのは誰だ!!」
??「私ですよ。おわすれですか?」
と言いながら出てきた人を見る
一刀「見たことがないな・・・でも声はどこかで・・・」
??「思いだしませんか?なら・・改めてわたしは管路です」
一刀「!!!どうしてお前がここに」
管路「あなたに伝えることがありましてここに来ました」
一刀「伝えること?」
管路「はい。それは虞美人のことです。」
一刀「なっ涼のことだと!!」
管路「落ち着いてください。正確にはあなたと虞美人のことです」
一刀「わ、わかった。続きを頼む」
管路「まずは、ここが外史ということは知っていますね(コク)そして外史は正史と少し違うところがあるとも(コク)、ならそこらへんの話は省略して、普通の外史ではある一人の人物が起点となって作られています。しかし、この外史では二つの起点が存在します。その一つの起点でこの時代のものが虞美人です。そしてそれに連動しているのがあなたです」
一刀「連動?どういうことだ」
管路「簡単に言うと虞美人が死ぬとあなたは強制的に次の時代に向かいます」
一刀「次の時代?」
管路「こちらに来るとき言いましたでしょ、秦朝末期と三国時代に行ってもらうと。なので次の時代三国時代に行きます」
一刀「ちょっと待て、確か起点は二つといったよな(ええ)じゃあもう一つの起点はその三国時代にいる誰かなのか?」
管路「はいそうです。そして起点同士も繋がっています。まあ、前世と来世と考えてもらって構いません。(来世だと・・それじゃあ涼の来世とは誰だ?)それは・・・・・です」
一刀「なに!!」
管路「話を元に戻しますがあなたがこの時代で役目を果たすか虞美人が死んだときあなたは次の時代に飛ばされます。なので気を付けてくださいあなたが守りたいもののために」
一刀「ああ、忠告ありがとう」
管路「最後に助言です。劉邦には気をつけなさい。見た目は正史どおりですが中身が下種です。まあ、これは個人的な意見ですけどね」
そう言って管路は消えていった。
食堂で
勇「一兄やっときたーー待ってたんだよーー」
一刀「悪いな待たせて、勇、涼さあ食べよう」
涼(旦那様いったいどうされたのでしょう・・・)
食後ゆっくりしていると・・・・
蓮乱「おーーーい一刀――やっと解放ができたぞーーすごいなあれはいくらでも敵が倒せそうだ!!!」
興奮しながら言いてきた
一刀「やったな蓮乱!!で、どん位もった?」
蓮乱「確か一時間程度だな。そのあと少しふらついて倒れそうになった」
一刀「倒れなかっただけでもすごいぞ。あとは、その状態をできるだけ長く保つことだな。そして、それを使う時を見計らうことだな。まあ〜これは大丈夫だろお前無駄に勘がいいからな〜〜」
蓮乱「そういえば冥生はどうなっている?」
一刀「冥生は確か3か月前ぐらいに発動したて言ってたな・・・今は、仕事をしているか嫁さんの所に行ってんじゃないか」
蓮乱「そうか・・・あいつもとうとう嫁もちか・・」
一刀「お前も早く身を固めろよ(ニヤニヤ)星龍なんか確か嫁がはらんだて慌てていたぞ」
蓮乱「クソーーーこの嫁もちどもめ!!俺もいつかはとてもきれいな嫁を手に入れてやるーーーーー」
一刀「まあがんばれよ(クイクイ)ん?どうした涼」
涼「旦那様私も赤子が欲しゅうございます」
一刀「そうだな。ほんとに頑張らないとな・・・(正史で項羽に子供ていたか?)」
その頃成は町の顔役のようなことをして人の相談に乗ったり酒を飲んだりしていた・・・(はやく孫できんかね〜〜)
それからまた3年の月日が流れた・・・・
三年たって周りもいろいろ変わってきた。やっと蓮乱にも嫁が来て日々を楽しくすごし、冥生は嫁に尻に引かれながらもすごし、星龍の所は無事カワイイ女の子を出産した。勇も立派な青年になり日々鍛錬にいそしんでる・・・・ただ涼は・・何度か妊娠の兆候はあったものの毎度流産してしまい何度も泣いていて慰め続けている。星龍の赤ちゃんが生まれてからは少し落ち着き星龍の奥さんと楽しく赤子の世話をしている。一番変わったことは成母さんがこの町の顔役になり町を仕切ってるところだ。・・・・・
そんなある日
一刀「(そろそろだな・・・そういえば俺の制服てどうなってんだろう)涼――」
涼「はーーい。どうしました旦那様?」
一刀「いやさー俺がここに来た時着ていて純白の服在っただろ。あれてどこあるかなーて」
涼「あれですね。少々お待ちください・・・・・ありました。これで間違いありませんか?」
一刀「ああ大丈夫だよ・・・(さて着てみるか・・・うわ、ちっさ)なあ涼これ仕立て直すことできるか?」
涼「んーー難しですね。似たような生地で作ったほうがよろしいかと」
一刀「そうか・・ならこれとほとんど同じなんだけど裾を長くして外套みたいにして背中に・・・をして欲しいんだけどできるか?」
涼「大丈夫ですよ、それくらい」
一刀「ほんとか!!よろしく頼む」
ある場所にて・・・・
??「項粱殿どうか私たちに力を貸してください」
???「我々はもう限界が近いのです。官僚たちの高額な税の徴収そして厳しすぎる法・・・」
??「そして占いでは『事業は成功するが、占いを成就させるには鬼神の力を借りるのが良い』とも言われました。なので・・・」
??・???「どうか私たちに力をお貸しください」
成「わかった・・・力になろう・・」
??「ほんとですか!!ありがと(だが!!)え?」
成「もう少しまて、せめて始皇帝が死ぬまでな・・・それを待てるなら協力しよう」
???「わかりました・・・待ちますその時はお願いします。こちらは、何時でもいけるように準備はしてます」
成「わかった」
何日かしたとき・・
蓮乱「一刀すごいぞ、この町に始皇帝が来るらしいぞ!!」
一刀「ほーそれはぜひとも見たいものだ・・・でいつ来るんだ?」
蓮乱「確か4日後だ」
四日後の町正門で人だかりができていた
一刀「どうだ涼見えそうか?」
涼「いえ人が多くてちょっと・・・・キャッ」
??「おっと大丈夫ですか、お嬢さん?(へーーこいつは上物だ ジュルリ)」
涼「ありがとうございます」
??「いえいえそれほどでもありませんよ。お怪我がなくて本当によかった。好かったらこの後お茶しませんか?」
涼「すみません、夫が待っていますので・・」
??「そうですか、ならまたあんなことが起きないように旦那さんのとこまで送りますよ」
一刀「おーーい涼こんな所にいたのか心配したぞ。でそちらの片は?」
??「失礼しました私は劉邦、字を李と申します。そちらは?」
一刀「(こいつが劉邦・・)項羽、字は北郷だ。妻がお世話になった」
ワーーーーーーーーーーーーーーーーー
始皇帝が登場した
一刀・劉邦(ほう、あれが王か)
一刀「あんなのが王なら俺がとってかわってやる(何て虚ろな目をしているんだ。もう死人の様でないか)」
劉邦「ああ、私もあんなに立派になりたい(偉くなってわが夢酒池肉林を成就してやる)」
この二か月後始皇帝死去
世界が動き出した・・・・
あとがき??
軽い補足を入れた話になりました
待て次回
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